夢追いランナー笑石人の部屋

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'06 つくばマラソン


[結果]
大会名 第26回つくばマラソン
距離 42.195km
タイム 3時間00分10秒(2時間59分37秒(ネット))
種目順 162位/6269人中
総合順 433位/7181人中


[天候]
天気 曇一時雨
気温 最低1.0度/最高13.0度


[ウェア]
気温は、予想よりも低く、最低気温は1度台。とてもランパン&ランシャツで走る気はしない。
先週のハーフを走ったときと同じく、ハーフタイツ&ハーフジップTシャツ(+X-FITノースリーブ)+アームウォーマーで走ることにした。


[体調]
病気はなし。健康そのもの!

足は、右は足底に違和感があるものの痛みはなし。48時間走の後に親指の付け根に痛みが出てその名残が少しあるくらい。
左は、4日前に仕事中スネに120~130kgの石が当たりスネと足首を痛めたが、順調に回復し、軽い筋肉痛程度。

今までも100%な状態なんてなかったし、前の週のハーフでは自己ベストを更新できたから、プラスマイナス0といった状態か。その疲労が残っていたかもしれないが…。


[目標・ペース]
自己ベスト更新。ってことで、2時間58分前後を狙う。
5kmごとにキロ表示があるので、5kmを21分前後で走ることにする。


[スタート前]
なんと、受付でclub MY☆STARのS藤さんと遭遇。
今年の24時間走ジャパンカップで2位だった人だ。7年ぶりのフルでフルの走り方を忘れちゃったよ!なんて笑っていた。

受付を済ませると、今度はMY☆STARのI田さんに遭遇。
48時間走で一緒だった人で、自己ベスト更新を狙っているとのこと。さらに、MY☆STARは大勢参加しているという情報を戴く。

MY☆STARと言えば、代表のI本さんを筆頭に「世界」を目標にしている人が揃うチームだ。
いろいろな大会で応援も受け刺激を受けている。

さらに、スタート地点(2時間台の場所)に行ったら、チームへろへろのY田先生といおりんを発見!
Y田先生は前の週に風邪を引いて万全ではないらしいが、常にベストを狙って走るツワモノで、話をしていると気合が伝わってくる。
いおりんはウルトラはまだ開花していないが、参加するフルのほとんどをサブ3で走るスピードランナーだ。そのうち、100kmならサブ9は確実だろう。

まったく刺激が多すぎだ!!

ハーフで1分も更新したのだから、普通に走れば自己ベストは数十秒~1~2分は更新できるだろう、と安易に考えていたが「半端な走りは出来ない」と闘志に火がついてしまった。


[スタート~5km]
いつもよりも緊張しつつ、スタート。
渋滞スタートは当たり前だけど、前に並んでいる登録の部の遅い人を抜き終わるまで走りづらいのでちょっと早目に走り、全体のペースが落ち着くのを待つ。

前の週のハーフ以来走っていなかったし足の怪我もあったので、全く走っていなかったが、走り出してすぐに怪我をした左足首が上手く回っていないイヤな感じがする。なるべくキックしないように走ることにした。

大学周回のコースを約7割ほど走った辺りだろうか、ある程度ペースが落ち着いてきたので私も自分のペースに戻す。
すると、それまで私の後ろを走っていたいおりんが前にいった。追いかけたい気持ちはあったが、走力の違いもあるし足の状態も考え抑えた。

あと少しで1周だけど、1シーズンぶりのフルでどうもペースがつかめない。
最初の渋滞&追い抜きのハイペースは帳尻が合ったのだろうか?今のペースはどれくらいだろう。

なんて考えていたら、私の名前を呼んで応援してくれる人が!
慌てて振り向くと、萩往還などウルトラではよくお世話してもらっているHORIさんだ。

ん~!HORIさんに応援され(見張られ?)たら手は抜けない。
再度、気合を入れなおす。

==LAP21分06秒==


[5~10km]
5kmのラップは自己ベストの時ととほぼ同じだ。この一周の中ではペースはメチャクチャだったけど帳尻は合っていた。(笑)
しかし、大学構内周回コースを1周しスタート地点に戻ると、club MY☆STARのI本さんとK藤さんがサンタの格好で大応援してくれていた。

これは、マジで走らなきゃイカン!少しペースアップ!

最初の給水所の手前で幼稚園生たちが「つくば!!!マラソン!!!がんばれ!!!」と応援してくれていた。
ありがと~!と手を振る!

今日は寒いので給水は一口飲むだけ。それでもしばらくは十分だろう。
もったいないけど、後は後ろのランナーに掛からないよう前方に捨て空のコップをゴミ箱へポイ!

どうやら周囲は、ほとんどサブ3狙いのランナーらしい。
GPSを腕につけているランナーがいたが時々上限アラームが鳴っている。
一体目標タイムは何分なんだろう?イーブンペースなら2時間58分だけど…。気になる。

しばらく付いて行くことにしたが、アラームが頻繁に鳴っている。やっぱり早いんだ!一体上限は何分に設定しているんだ???

==LAP20分23秒(SPLIT41分28秒)==


[10~15km]
どひゃ~!予定より40秒も早すぎていた。案の定、付いていたランナーもペースを落とした。

やっぱりね~。でも、その後、しばらくすると、またアラームが!
走りながら計算してみたら、2時間55分を切るくらいを目標にしている感じだ。

潰れちゃうから付いていくのはヤメようか…。でも、更新するならドンといこうか?
欲が出てきました。付いていければいいんだ!楽かも!?

なんて考えていたら、24時間走でサブ10狙いで爆走していたTEAM走り屋のY田さんが前を走っている。
背中にゼッケンをつけているので陸連登録ランナーだ。

顔がとても広く時々沿道からも応援が掛かる。
追いつき、いいペースですね!と声を掛けると、2時間40分を狙っているとジョークを飛ばしてきた。
が、ガハハッ、最初だけですよ~!というので、まだまだサブ3余裕のラップですよ!ガンバ!と言って追い抜き分かれた。

追い抜いた人に後で抜かれるのは精神的にかなりキツイ。
抜かれないようにしなければ!話をしていてちょっと離れてしまったが、私のペースランナーを追いかける。

==LAP20分48秒(SPLIT1時間02分17秒)==


[15~20km]
ペースランナーから離れた分ペースが落ちたが、まだ、当初のペースよりは早い。
何処まで持つのかわからないけど、行っちゃえぇ~!後半失速は慣れたパターンじゃん!

と、前向きに(?)考え、突き進む。
すると給水所の一番手前でメガホンを持って小さな子が「頑張ってくださ~い!」って応援してくれている。
とても嬉しいので「ありがと~!」と両手で手を振って応える。

給水所を過ぎしばらく走ると、再びHORIさんが名前を呼んで応援を!!
気合入りました。ありがとうございます!

しかし、気分とは裏腹に怪我をした足首が重く感じるようになり、右足の足底にも鈍い痛みが…。

==LAP20分50秒(SPLIT1時間23分06秒)==


[20~25km]
中間地点では1時間28分を切っていた。このペースを維持するのが難しくなってきたが、貯金ができた!と考える。

トップ集団が折り返してきた。招待選手が引っ張る形で凄いスピード!
いわゆるTVの世界です。まるで別世界です。

次は、実業団クラスの集団がポツポツ来たかと思ったら、だんだん人数が増えてきて誰が誰だか追えなくなってきた。

club MY☆STARは誰が来るかなぁ?過ぎちゃったかなぁ~なんて思いながら焦点が定まらず走っていると、誰かがすれ違いざまに声を掛けてくれた。
えっ誰?と振り向くが早過ぎて分からず~。

折り返しは22kmを越えたあたりだろうか?遠くに交差点が見えるのでそこだろう。
と思っていたらMY☆STARのマックさんが通過。すれ違うときに気付いたので声は掛けることが出来なかったがいいペースだ。

次は、チームへろへろのいおりんだ。いい走りをしている。快調のようだ。
追いつければサブ3は確実なのだが、どんどん距離は離れる一方だ。もう500~600mは離れた感じだ。

ようやく折り返し地点の大きなカラーコーンが見た。
足首に負担が掛からないようゆっくりと大きく回り、加速!

ほどなくTEAM走り屋のY田さん、MY☆STARのS藤さんとすれ違う。距離にして1kmくらい離れているだろうか。
Y田さんは結構汗をかき、かなり頑張っている様子だったが、S藤さんは余裕の走りだ。さすが24時間走で2位の実力者だ。

お~っ、今度はMY☆STARのI崎さん。マジ顔で声を掛けれませんでした。ウソです。気付くのが遅かっただけ。
次は、ライム・グリーンさん、まだまだ余裕たっぷりの感じ。目標の自己ベスト更新は確実でしょう!


==LAP20分16秒(SPLIT1時間43分22秒)==


[25~30km]
いろいろな人とすれ違い刺激を受けたことでペースが上がってしまったようだ。
また、足首をかばって走ってきたせいか、ハムストリングが張ってきてた。

ちょっと早いなぁ~。35kmくらいまではもって欲しかったんだけど…。
ペースを少し落とそうか?と考えていると、再びHORIさんの元気な応援が!
(HORI)足は大丈夫なの?(私)ちょっと痛いですぅ~。(苦笑)

ウルトラなら立ち止まってお喋りするところだが、フルではそうもいかない。
応援には、結果で応えよう!

すぐに、MY☆STARのI田さん、24時間走チームジャパンのT田さんとすれ違う。
I田さんは、3時間半を切るといっていたが順調のようだ。T田さんは超ウルトラがメインなので流して走っているのだろう。余裕の走りだ。

MY☆STARのRINAさんともすれ違ったが一瞬の出来事だったので声をかけることが出来なかった。
やはり、女性は男性よりも小柄なので男性の影に隠れてしまいがちで発見が遅れてしまうのです。

すると意外にも宮古島のライバル!?のA野さんが登場!出掛ける前にメールを頂いていたので、どこですれ違うかと思っていたら、私の後ろを走っていたとは!
また誰かのペースメーカーをしている感じ。ウルトラ感覚で余裕たっぷり!

==LAP21分21秒(SPLIT2時間04分43秒)==


[30~35km]
見事にペースが落ちてきた。でも、まだサブ3圏内!
ここからの粘りが勝負なのだ。

しかし、気持ちとは裏腹にハムストリングがカチカチになっていてかなりヤバイ状態だ。
給水のタイミングでマッサージしてみようか。

走れなくなってはどうしようもないのでさらにペースを落とす。
感覚的にはキロ4分半くらいだと思うのだが、実際にはキロ5分をギリギリ切っているくらいだろうか。

周囲のランナーに抜かれだす。
寒さのせいか給水のとりすぎのせいか、それともペースを落としたせいか、急にトイレに行きたくなってきた。

でもゴールまで我慢できそうにないし…。給水所脇にあったトイレで体重を減らし、屈伸をしっかりしてコースへ復帰。
しかし、ロスタイムを挽回しようとペースを上げたとたん両足のハムストリングがピクピク~。

コケそうになりつつもなんとか耐えることができ、マッサージとストレッチを施す。
様子を見ながら走り出すが、キロ4分半くらいで走るのがギリギリの線みたいだ。

応援を受けたりしてさらにペースアップしようとするとピクピクしてくる。イテテッ!

==LAP23分27秒(SPLIT2時間28分10秒)==


[35~40km]
サブ3にイエローランプが点滅。ここでペースを戻さなければアウトだ。
かばってきた足首にも頑張ってもらおう!

100kmを走るとき並のピッチで走る。が、急にピッチを変えたことでペース感が狂い、オーバーペース気味に。
再びハムストリングが痙攣し、動けなくなる。

歩道に逸れて入念にマッサージとストレッチをし、コースへ復帰。
もう、絶対に止まらないぞ。とにかく立ち止まらず前に進むのだ。

ハムストリングの状態に集中し、痙攣が起きそうになる寸前にペースを落としだましだまし走る。
足首や足底の痛みは思ったほど酷くないが、無意識にかばっているのだろうか、指の付け根付近が痛くなってきた。

とにかくもう耐えるしかない。
口の堀陸橋を越え下り坂の勢いでペースを上げる。下りならハムストリングには負担は掛からないから。
最後の給水所で残り3キロ!と言われ、取らずに突っ走る。

周りはサブ3を諦め、ゾンビ状態のランナーばかり。
唯一、私の前を走っていたランナーが応援者からのまだサブ3狙えるぞ!の声に奮起し、しばらく頑張っていたが、構内周回道路手前で撃沈。

1kmが倍くらいに長く感じる。

==LAP23分02秒(SPLIT2時間51分12秒)==


[40km~ゴール]
残りあと2キロちょっと。ここからキロ4分で走らなければサブ3は無理。誰もが諦めるハズだ。
それにハムストリングに負荷を掛けないよう前傾でバタバタと倒れるように走ったので膝も痛い。

すると遠くに、前半私が勝手にペースメーカーとして追走したランナーがいるではないか!
やはり失速したのか!?

とにかく、周囲は当てにならない。全力でいこう。
もう、呼吸のリズムも走法もメチャクチャだ。大きく腕を振ってがむしゃらに走る。

途中、大声で応援してくれた女性がいたが、視線は一番遠くに見えるランナーに向いていたので誰だかわからなかった。

あと1km~!!沿道から叫び声が聞こえた。でも、その傍らで、3時間は無理だな、という声も。
勘弁してよ!まだ望みは捨ててないんだから!!

この頃からだろうか、足首より先が痺れて感覚がつかめなくなってしまった。
バタバタ走ったので衝撃で神経が悲鳴を上げたのだろう。
萩往還でも経験した感覚だったので同じリズムでいけばコケないことは実証済み。

まずい、3時間までもうすぐ2分だ。入り口はまだ!?あったぁ!!
過去にサブ3を出した競技場の入り口で3分残っていて59分2秒だったので、どんなにスパートしても2分以上は掛かる計算だ。

やっぱりダメだったかぁ~、悔しい…。
でも、スタート地点まで30秒以上掛かったからネットタイムならサブ3は狙える!?
モチベーションを維持し、競技場になだれ込む。

トラックに入ったらすぐ脇でMY☆STARのI本さんとK藤さんが大応援してくれた。
く~っ、颯爽と戻ってくるつもりがバタバタかよ~っ、しかもサブ3は無理なのはバレバレ。
格好悪いところ見られたなぁ~。

苦笑いで応え、本当に最後のスパート!
もちろん、時計など見る余裕はなく息絶え絶えでランナーを抜きまくる。
サブ3圏内とそうでないのでは周囲のペースが全然違う。こんなところで抜かれるか!とバトルを始める人など誰もいない。

最終コーナーを終え直線コースに入り時計が見えた2時間XX分XX秒。まだゴールは遠いが時間のところだけは確認できた。
あ~、3時間になっちゃった!トラック内から誰かが言った。その瞬間、無情にも2から3に変った。

力が抜けていくのが分かったが惰性でゴール。


[ゴール後]
足が攣ったようで、まともに歩けない。足先も痺れたままだ。
先にゴールしていた、いおりんが声を掛けてくれ、しばし、私は反省タイム。

いおりんは、自己ベストは更新できなかったものの57分台で余裕のサブ3!
私と違い安定してサブ3を維持しているのには脱帽だ。
私は、11年走ってまだ2回だけ(両方とも59分台)だもんね。

談笑はほどほどに体が冷えてきたのでいおりんと別れ、着替えることに。
着替えるのに何分掛かっただろうか!
冷却スプレーで足首、膝、太腿などを急速に冷やした後、座り込んでスローモーションで着替えた。

MY☆STARの応援隊にお礼を言いにゆっくり歩きだす。
すると、今年のスパルタスロン完走者のH山さんに遭遇。超ウルトラの話題でしばし談笑。
彼は着替えを済ませていないので、寒そうだったので長話せず?別れた。

MY☆STARの応援場所へ行くと、もう、メンバー全員がゴールした後で撤収が始まっていた。
とりあえず、応援のお礼とサブ3崩れの報告をして別れ、ライム・グリーンさんに確認メールを送信しようとしたら、着信が先に!
なんか食べる?ということで、テントコーナーに行くと、うどんやそばは大行列が…。

寒いからみんな温かい食べ物が欲しいんだろうね。
焼きそばとたこ焼きはすぐに買えそうだったので、両方を買ってパクつきながら談笑。
ライム・グリーンさんは、見事の自己ベスト更新!作戦会議?で次のターゲットは勝田に!

お互いの次の目標が決まったところで会場を後にした。


[総括]
天気は曇りで、日中の気温上昇も少なく、さらにコース変更でタイムアップできそうな良い条件だった。
さらにいろいろと刺激の大きい人達に再会し、お調子モノの私には外的条件は整っていた。

せっかくの好条件をモノにできなかったのは、スピード練習が足りなかったのと、足の故障(小さいダメージが数ヶ所)、ペース配分だろう。
すべて自分でまいた種なので、逆を言えば、これらを次の勝田までに解決すれば自己ベストも可能だと思う。

勝田は、ワースト記録を出したことのある苦手なコースだが、温かい応援が多く好きな大会だ。
そこで自己ベストを更新し更なる飛躍をとげよう。


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