あなたがくれた刹那の時間

イケメンパパコンテスト

そしてパパはもちろんかっこいい！！（笑）

うちの近くのスーパーでイケメンパパコンテストの
募集要項が張ってあった。

どこの子も同じと思うけど自分ちのパパが一番かっこいいと
思ってる。
もちろんうちの子もそうだ。

ママに似てると言われると怒る姫。
パパに似てると言われると満面の笑み。
姫にとっては憧れの男性である。

パーマをかけた茶髪の髪。
バイクにのり車のレースにもでる。
ジェットスキーにも乗れてゴルフも上手い。
おしゃれでいわゆる普通の感じのお父さんではない。

かっこよくて子供たちにとっての自慢のパパ。

コンテストは写真で応募するようだ。

姫と殿は

「うちのパパが一番かっこいいから優勝するよね」
「うちのパパみたいにかっこいいお父さん見たこと無い」

などと言っている。

「写真出してみる？」

と聞くと。

イキナリ曇り顔。

「出さん。どうせパパが優勝するんやけ」
「優勝のお父さんに賞状を送りますって表彰式のときに
　パパがおらんかったら変やん」

ふ～～～ん。そうか。

私は
「そうやね。そんなコンテストでらんでもどうせうちの
　パパが優勝やね。天国でも一番かっこよかろうね」
と言った。

それ以来その話題はうちでは出なくなった。

子供たちとっての憧れのパパ。
いなくなった今では、かっこ悪いところも見せることもないし
永遠に心の中でかっこいいパパとして存在していくんだね。
ずるいぞ！パパ。

私はおばあちゃんになっていくのに・・・
でもいいか。

自慢のかっこいいパパで。
だって私にとっても
自慢のパパ。

これからもずっと自慢の恋人。

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