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イタリア中部アブルッツォでの地震の被害のニュースが毎日の様に報道されていますが、現在は仮設生活を余儀なくされている人々の様子など。。改めてイタリアでは地震についての日々の対策がされていないし、復旧作業が遅れていると感じます。日本ほどでは無いにしろ、イタリア中部、南部では過去に大きな地震があり、私の住んでいる地域でも例外ではありません。なのでそれに伴う建築物の耐久性を考えた建て方をする必要がある思うのですが、ニュースを見ている範囲だと、住居地域の破壊がひどすぎるように感じます。町全体が破壊された感じですが、中には耐久性を考えて建設したと思われる建物はちゃんと残っているんです。中世の古い教会は除いても、いかにいい加減に建設された建物が多いか、思い知らされます。日本でもこの地震関係のニュースが大きく報道されているようですが、建物の耐久強化を日本に見習え、と言う声がイタリア内で上がっていると書かれていましたね。キリスト教のお祭りパスクワを前に一日も早く、行方不明者の救出作業が進む事を願っています。
2009年04月10日
ここ数日は春のような天気が続いていますが、今年の冬は本当に寒かった。二月中旬の大寒場の名残で、山にはまだ雪が残っていました。気がつけば今年最初の更新なのですが、また一つ歳をとってしまうのだなぁ・・とネガティブに考えがちな今日この頃ですが、昨年より今年の方が、少しでもやりたい事にことに近づける様に、、少しづつでも前進していける様にと、思う今日この頃。3月8日女性の日のシンボル、ミモザの花がもう満開です。
2009年02月28日
クリスマスの話題でも書きたいと思ったのですが、今年はクリスマスなどと浮かれていたい事情があり(笑!)、、今年中に終わりたい、終わりたいと思っていることがあるのですが・・・今年の夏の終わり頃にスポーツラブのオーナーさんで、知り合いでもある人から、ある本の翻訳の依頼を受けました。他に日本人の頼める人がいない、と言う単純な理由からだと思うのですが。(笑)彼は柔道の先生でもあり、昨年から競技相撲の審判をしてるとのことで、週末はほとんどこの審判の仕事にヨーローッパ中を走り回っているらしい。日本ではお相撲人気が低迷してる?らしいですが、ヨーロッパーでは柔道に次ぐ密かなブームだとか。もっとも東洋文化に興味を持っている人達の話ですが。それで彼の話しに戻すと、日本語で書かれたお相撲の本を読んで見たいし、もっとお相撲について勉強したいとの事を言っていた。またゆくゆくはお相撲の本を、彼自分の経験を交えてイタリア語で書きたい、なんて言う野望もあるんだそうです。彼が今年の春に日本に観光で行った時に選んだ本を差し出されたのですが、見ると200ページ以上あるし、お相撲について私はズブの素人である。最初はお断りしようかと思ったのですが、納期は出来れば早い方がいいのだけど、自分のペースでやってくれれば良いとのことで、何事も経験と思って引き受ける事にしました。それからという日々は、ほとんと毎日パソコンの前に座り、この翻訳作業に明け暮れる日々。分かりにくい相撲用語をネットで調べたり、技の型をダンナと一緒にやってみたり。試行錯誤の連続でしたが、なんとか年初めには仕上がる事見込みに、たどり着きました。仕上げ前に前金を頂いたのですが、考えて見れば(いや考えなくても)初めてユーロで頂いたお給料は、なんとも言えない嬉しいものでした。この仕事に費やした日数からしたら僅かな金額ですが。この経験をまた次回にも、生かしたいなぁと思うのですが、さて来年からは、、何をしようかなぁ。。。とりあえず、仕上げまで頑張ろっと!T様、番付表をわざわざ送って頂いて、有り難うございました! (あとお茶も美味しく頂いておりますっ)
2008年12月29日
先週末のことなのですが、我が家から車で一時間程の山間にある小さな町で、きのこ祭りがあると言う事でどんな物かと・・行ってきました。シチリアでもきのこは収穫せれるのですが、限られた場所に、限られた種類のものしか、生殖しないようです。私が知っている限りだと、パレルモ県にあるマドニエ自然公園、メッシーナ県にあるネーブロディ自然公園近辺で収穫されるのだと思いますが。マドニエ公園を囲む様に、小さな町がいくつか点在するのですが、その中にある一つの、"caltavuturo"(カルタブツーロ)で言う町。 本当に小さいな町で、ここまで観光客の人達も来ないだろうなぁ。。今年は21~23日の三日間、毎年きのこ祭りの時期は変わるそうですが、だいたいが11月中旬に行われるとこ事。この三日間は、町の中心の教会の中庭に、今年収穫されたきのこを展示するのだそうです。ちゃんと、ポルチーニも(少ないけど・・)収穫されるんですねぇ。 収穫されたきのこの名前が、カードに記入されているのですが、何故かラテン語?!下右は、山できのこ採集・説明を受けた小学生が記念撮影してます。(きのこ採集の体験は小学生のみなんだそう、なぜ?!)きのこ祭りの三日間は、教会の中庭が“仮設きのこ博物館”に変わり市民に無料開放されています。二階には世界の昆虫、珍しい蝶々などの展示がありました。きのこ研究家、専門家が(とでも言うのでしょうか?)町の子供達を対象に、簡単なきのこの説明があるました。後ろから、話を聞いてみると収穫されるきのこは多岐のわたっているため、毒きのこの見分けが重要だと言うことです。(左下が毒きのこ!)量にもよるし、食べちゃったからと言って直ぐに死ぬわけじゃない、けど良く分からないきのこを採ったら専門機関に持っていって、食べられるかどうか相談しましょう、とのご説明。しかし、良く分からないきのこなんて食べちゃう人、いるんでしょうか?!因みに市民のお口に入るのは、一番収穫量の多いこちらの"ferla"(フェーラ)と言うキノコ。このお祭りの期間は、地元のレストランでなんと一人15ユーロでテーブルワイン500ml、お水込みフルコースが食べられるという事で早速、行ってきました。 これは超お値打ち~、美味しかったです。今どきパスタ一皿でも15ユーロでは食べられない!!前菜のリコッタチーズと生きこ、ニョッキのきのこソースは何とも言えないお味でした。ご馳走さまでした~。(ただもう少し欲を言わせて貰えると・・・きのこの量多くして!!)聞いてみると今年の収穫は昨年よりも少なくて(去年も同じ事、何処かで聞いたような・・)、山で収穫されるキノコの量も北イタリアに比べると当たり前だけど、やはりとても少ないんだそうです。(気の早い話だけど・・)来年豊作(そんな年が来るのだろうか?)になったと言う情報が入れば、また行きたいんだけどなぁ・・
2008年11月29日
私の住んでいるアパート(日本で言うマンションにも相当する)の二階が長い間、空き家だったのだけど、今年の春ごろから売りに出ていたようだった。前大家と姑が友達だと言うこともあって、聞いた話によると古いアパートにも係わらず、相場と言われる金額より割と高く提示していたようだった。はっきり言って、そう簡単には、買い手が見つからないだろうなぁ・・・と人事ながら高を潜っていたら、数ヶ月後にあっけなく売れてしまった。お二階さんは窓を全て新しくされるそうで、現在取り壊し中につき何も無し。今までの様な生活は出来なくなるのかぁ、と内心ちょっと窮屈な感じ。。。例えばこちらが庭に出て、洗濯物を干していて、二階の住人がベランダに出ていれば顔を付き合わせる事になる。毎回挨拶するのもなぁ・・・だけど姑夫婦、兄夫婦などで同じ建物に下の階から上まで、住んでいると言う聞いただけでも、恐ろしい(笑)ケースも少なくないのだけど、煩わしさという事では、他人が住んでくれた方がかえって良いかもしれない。などどなど、、色々考えていると、新しい家のご主人が挨拶に来られた。ちょっと話をしただけだけど、感じの良い人で取り合えずよかった。ご夫婦二人暮しとの事で、年代も同じ位か、いやちょっと若いなぁ、奥さんはまだ見ていないけど、良い人で仲良くならたらいいなぁ、とちょっと期待する。私達が住んでいるのは、日本で言う平屋の1階部分で、二階は別所帯になっている。知っている限りでは、日本で言う一戸建ちの様な家は、郊外に行かないと中々お目にかかれない気がする。(北イタリアの郊外の方が多いかな・・)まぁパレルモ近郊のちっぽけな町で、車で五分も走れば郊外になってしまうのだけど。アパートの話に戻すと、新築の家に人気があるのは当然なのだけど、実は中古の家も棄てたものでは無いんだ、と言う節もある。建築関係の人が見れば分かるんだろうが、数十年前に使ったいた壁のブロックの方が厚く家が頑丈に出来ているんだそう。なので新築の様な垢抜けた外観でなないけど、耐久性には優れているらしい。それに何より新築より断然安い。なので中古でも買い手が見つかるらしい。日本のバブル期直前とまではいかなくても、今までは家の価値が建てた当時より上昇してた様だが、ベルルスコーニ政権の大幅な教育費削減案が学生達の大反対を強引に押し切って通過したなか、インフレが深刻化する今後では、この先どうなるのかぁ、と思ったりもする。
2008年11月18日
今日もお昼前から雨が降ってすっかり秋らしくなったパレルモです。先々週から、五ヶ月ぶりくらいに大雨が降って、庭の木々も久しぶりの恵みの雨に生きいきしている感じ。夏の間はレモンの木、ブーゲンビリアに白い虫が繁殖しているのを発見し、庭師の人に聞くと殺虫剤を撒くしか方法はないとの事。しかし私としてはそう簡単に薬は撒きたくないし・・・ある通りがかった奥さんが、「虫の食ってる部分を剪定して、水で洗うだけでも随分よくなるわよ。」と教えてくれたのを思い出して、先月から週に二~三回くらいホースで葉っぱも水浸しにする。すると、随分と虫が死んだ感じで、こんな簡単な駆除の仕方があったのかと・・・夏の間は全く雨が降らないので、木々も土からだけではなく、全体に水で洗うことが必要なんだなぁ、と思った次第です。特になんにもしていない我が家の庭ですが、春から秋にかけてバラが咲き、レモンは年中(収穫量が、季節によって違いますが)生ってくれます。もっと手入れをしなければと思うのですが、化学肥料に頼らず、自然な生活を心がけたいと思っています。秋から冬にかけて、この調子で良く雨が降ってくれれば、水撒きの手間が省けてうれしいのですが。。
2008年09月23日
気が付けは、前回の更新から六ヶ月以上が経ってしまいました。この半年、ブログに中々時間を費やす事が出来なったのは、事実なんですが、更新から遠のいていると、ついつい怠慢になってしまって・・・ブログの方向性、今後も継続して行くか、如何するかについても考えてました。取上げる内容も、テーマを絞ってもっと変えてみようかなとか・・・(ただ作者は同じなので、そう簡単には。。)色々と考えた結果、書きたい事を、書きたい時に書くと言う、シンプルな結果に達しました。もし定期的に覗いて下さる方々にはこんな不定期なブログですが、今後とも宜しくお付き合いくださいませ。(ただ続ける限りはもっと更新しないと・・)最近は・・我が家のもっぱらの夏の避暑地は、ここで何度も取上げているんですが、家から一時間近くの自然公園です。山の標高も高くかなり涼しいので、ここに夏の間は逃げています。海にはいつ行こうかな・・動画はこちらへ
2008年07月31日
年明けからわりと暖かい日が続いたので、パレルモ県にあるスキー場はすっと閉鎖されていましたが、先週初めから寒さが戻ってきたので、ようやく再開されました。(前回と同じ様な内容ですが、今回が完結編と言うことで・・ 笑)やっぱり冬は冬らしく寒くなってもらいたいなぁ、と思います。前回は気が付かなかったんですが、遠くからやって来て、ゆっくり何日か滞在したい人のために、近くには立派な別荘風の家も、(何処にでもお金持ちの人は居るんですね。)ホテルもあります。ここはマドニエ公園にある“pinao battaglia”と言う所で、来るのはまだ三回目なのですが、休日を利用して遊びにやってくる家族連れ、カップルなど毎回かなりの人込みです。 お父さんに連れられた小さな男の子がミチに興味を持って近寄って来てくれました。一緒に写真を撮ろうと思ったのですが、中々上手く行きませんでしたので、、ご覧の通りミチのお尻姿!せっかくの広い場所なので、ミチを自由に走り廻らせました。(人様に迷惑を掛けなければ、誰も何も言わないのは有難いです。。)北イタリアの立派なスキー場に比べたら、こじんまりした小さなスキー場ですが、海に囲まれたシチリアでスキーが出来るだけでも良かった、と思うことにしようかなぁ。パレルモ県内から皆来ると思われますが、スキー、スノーボートと上手な人も多いこと。シチリア人ってあまりウィンタースポーツに興味が無いと思っていたら、好きな人も結構いるんですね。今週に入り新しい雪が降ったためか、雪質は前回より良かったです。思いっきり走って休憩中のミチです。虎毛のせいか普段は「オオカミか?!、ハイエナか?!」と怖がられる事が多いのですが、今日はお兄さんに「かわいいねぇ~」と撫ぜ撫ぜされて、ご機嫌です。(よかったねぇ、みっちゃん)この雪山が見られるのも、あと一ヶ月弱でしょうか。寒い中にも、少しづづ日か長くなるのを感じるこの頃です。雪が解ける春には、ここは野花が一面に咲く大地となります。
2008年01月27日
とりあえず新年始めての更新なので、新年早々、何を書こうかなぁと言う感じなんですか。。とりあえず、遅まきながら今年も宜しくお願いします~。そうえばクリスマスにシラクーサからやって来た義兄から、オリーブのオイル漬けを頂きました。。我が家ではオリーブを料理に使うと言うより、家庭では料理の合間につまんだり、サラダの中に入れたり、もう一味欲しいときに食べたりする。オリーブの実は、日本のお新香や梅干と役割がなんだか似ている。“nero”(黒)、“verde”(緑)とあり塩加減も違う味がスーパー、八百屋で売れれていて、各家庭によってそれぞれお気に入りの味があるようです。私的には梅干を食べる感覚で、塩のしっかり効いた“salato”(しょっぱい)のが好きです。オリーブと梅、もちろん味は違うのですが、舌が懐かしいや日本食の味を求めていて、似た味を探しているような・・・昨年の秋、オットの友達のお父さんの家庭農園にオリーブの収穫のお手伝いに行ったのですが、今年はこの時期日本に帰ったので、残念ながら行けませんでした。よって(オリーブのお裾分けがなかったのでっ。)漬けることは出来なかったのですが、今年は義兄から既に出来上がったものを頂きました~。昨年のお返しかなぁ?!家庭農園がある訳でもないのに、何処で採ったのか?!と聞いてみると、シラクーサ県にある自然公園で家族四人で数日掛けて10kg 収穫したとのことです。公共の公園で、小さな家庭農園のみの収穫量にビックリですが、あまり皆が来ない場所なのだと思います。労働と考えると大変だけど、遠足の感覚で楽しんでやった様だからよかったのでしょう。私も近場で、オリーブ採り放題の場所を探したいなぁ。スパーに行けば何でも売っていますが、自分で収穫して保存食を作る自然な生活も、たまには心がけたいものです。(公園で採ったものはタダなのも嬉しいです 笑!)
2008年01月10日
シチリアもクリスマス前に寒い日が続いたので、パレルモ県にある山にも雪が降りました。何故か常夏と思われている?シチリアですが、スキーが出来る場所もちゃんとあるんです。知ってる限りでは、パレルモ県にあるマドニエ自然公園の一部と、カターニャ県にあるエトナ火山のある北部の山です。秋に実家に帰ったときにスキーセットを担いで帰ってきたので、今年こそはヤル気満々?だった。私の住んでいる町から約1時間半程度で、パレルモ県のマドニエ自然公園に行くことが出来るので早起きしてスキーに行って来ました。26日は晴天で気温は3℃絶好のスキー日和でした。早朝はさすがに人は少なめだったのですが、午後になるとかなりの人の賑わいになりました。決して上手とは言えない私ですが、久しぶりの雪景色を見てスキーを楽しんできました。 29日も行こうと決めていたのですがスキー場閉鎖。。(ガーン!!!)この日は雨と言うかみぞれが降り、おまけに凄い霧で視界が遮られ遠くを見ることが出来ません。週末の天気予報では、また年末から寒さが戻ってきてエトナでは31日からスキー可能との事を聞いた。マドニエ公園でもまた近いうちに出来る可能性が大とこ事。シチリアで一番寒くなるのは、1月から2月なのです。来年はまた絶対行くぞ!!悪天候の中、喜んで走り廻ったミチ♀でした。まあ、みっちゃんの良い運動になったからよかったかぁ。。
2007年12月29日
早いもので今日はもうクリスマス。昨年と全く同じ、我が家のクリスマスの照明ですが。。昨年お隣の奥さんから「お宅だったら、レモンの木に照明を付けたらきれいなんじゃない?」とアドバイスを頂いて(単純に?)実行してしまった私。あれ、後ろにちらっと見えるのはみっちゃんか?!やっぱり何軒も一体となって、外に照明を付けるとさすがにキレイですね。最近のニュースでは来年から(また)電気代などの公共料金がアップするとのことですが、今の時期は電気代のことは考えなく夜遅くまで、照明はつけっぱなし。なんでも、ガソリン代を含む公共料金はヨーロッパで一番高い国がイタリアだそうです。給料もアップしてくれればいいのですが、こちらは据え置き。イタリア経済の先行きに不安を感じます。来月の電気代が大幅にアップしてない事を願う~!さてさて、これから義母の家でクリスマスディナーに行って来ます。友へ)Nちゃん、Yちゃんメール有り難う~。近いうちに返事書きます!
2007年12月25日
パレルモ郊外にあるお城、カッカモ城は、昨年の秋に行っているのですが、なんでもイタリアのいくつかあるお城の中でも大きく、保存状態も良く管理されている、と言うことを(後で)知って、それならばこれもパレルモの名所の一つかなぁと思い、妹を連れて行ってきました。調べてみるとお城の血も凍る!ストリーも発見したので載せてみました。怖い話がキライな人は読まないで下さい!“Castello di Caccamo”~カッカモ城~(昔、むかしの怖い!物語)シチリアにノルマン人が到来する以前の12世紀より前に建設させた。グリエルモ一世によって改造、強化される。シチリア王グリエルモ一世の時代には、マッテオ・ボネッロと言うノルマン系シチリア貴族がお城の主として住んでいました。グリエルモ王のプーリア、カラーブリア遠征に派遣され、外交官的な仕事もしたのですが、王の方針に反対しシチリアに戻ってから反グリエルモの第一人物として動き出す様になる。その手始めとして、王の側近の一人を殺害するなど、明らかに攻撃的な態度を顕わす。“悪玉”と言われた王、グリエルモ一世にしては意外な事なのだが、王としてはこの騒動を話し合いで解決しようとするのだが、マッテオはさっさと自分の城に帰ってしまう。悪玉グリエルモ、ここで堪忍袋の緒が切れると思いきや以外や以外、わざわざ彼の住むこのカッカモ城まで出向くことにする。数人の護衛を連れただけの王の訪問をマッテオは、待っていた!と言わんばかりに王を監禁してしまう。マッテオはグリエルモを王位から退散させて、その幼い息子グリエルモ二世をシチリア王にさせ、自分は摂政となるつもりだったのだろうか。いづれにしてもマッテオ派の裏切りによって王は城から救出、マッテオは反逆者として投獄させることになる。この時代の反逆者の体罰は凄まじいです。西洋、東洋問わず同じような事が行われていたのでしょうが、目を引き抜かれアキレス腱を切られて残酷な見るのも哀れな姿で・・悪玉と言われる王じゃなくとも自分の身に危険が及べば同じこともしていただろう。しかしこのマッテオ・ボネッロと言う人物、本来だったらもっと早いうちに処分されていても然ることをしていたのだか。よほどグリエルモ一世から好意を持たれていたのだろうか。王の外交官的な仕事をしていたのだから、頭脳明晰だったのだろう。ここまで王に逆らったのだから勇敢か人物だったのに違いない。現在、自分の中では興味大の人物の一人。代わってグリエルモ二世の時代にはフランス人の官僚、フェデリーコ二世の時代にはジェノバ出身の貴族がお城の主を任されている。その後はパレルモの貴族キャラモンテ家が所有、とシチリア史の変遷を辿るように所有者が次々と代わっていきます。現在はパレルモ県にあるガラッティ地方の王族であり、カッカモ地方の公爵であるスプキェスと言う方の所有物だそうです。こうしてお城に入ることが出来きて一般に公開されているので、カッカモ市の所有かと思っていたら、個人の持物なんだそうです。氏の志は高く、個人の財産も投与してお城の修復作業を続けていく方針で、満足の良く形でお城を保存したい、とのことです。 カッカモ城のすぐ下(元々はお城の一部で物置小屋だったとか?)にあるレストランでは、近くの山で取れたキノコのパスタ、スライスなどが食べれます。なんか聞いたことの無い名前のキノコでしたしたが、美味しかったです♪この日はみっちゃんも同行、相変わらずやんちゃですが、レストランでは大人しく(ナイショで骨あげちゃったけど)しています。よし、良い子だった!
2007年12月17日
パレルモの町を歩いていて、なんと我が犬ミチ♀にそっくりさん発見!!おもわず「ミチにそっくり~!!」と言って近寄っていってしまったので、飼い主の女性から、不振な目で見られてしまった。。もしかしたらミチの妹かと思ったのですが、聞いてみると、パレルモの知人から譲り受けたとの事で、ミチとは全く血縁関係はなかったのですが。日本滞在中にも秋田犬と思われるワンコに出会ったことはなかったし、虎毛の秋田犬をこんな近場で見るとはびっくりしました。この日は、ミチを連れていなかったので、本人(いや本犬)とのご対面はなかったのですが、いつかまた会いたいなぁ~。現在5歳メスで、昨年5匹の子犬が生まれたとのこと。ミチよりちょっとお姉さんだけあって、性格は落ち着いていました。ミチも数年はあんな感じになっているのかなぁ。。どうも更新が途切れがち(苦!)ですが、明日はカッカモ城についてです!
2007年12月16日
ワイナリーについて待つこと数分、電話でお話した男性が登場。思った通りの気さくなお兄さんでした。この人が内部を詳しく説明してくれました。この建物の歴史は古く、12世紀初頭にルジェーロ二世が統治していた修道院だったそうです。なので教会風の建物も別棟に残っています。所有者がその時代によって転々と代わったのでしょうが、現在もこうして中世の建物が修復して使われているのは、いいことだなぁと思うし、石造りの建物は重厚な感じが漂っています。昔の歴史ある教会や建物でも、ほったらかしにされて痛々しく放置されているのを見かけることもあるのですが。さてワイナリー以外に宿泊施設、レストランもあり、夏場にはプールも開放しています。なんと5星ホテル!興味のある方は、ABBAZIA SANTA ANASTASIA へ 左)ブドウと茎を選別するために使われます。右)ブドウから種だけを取り出し、実を砕いて果汁にするにする機械。 左)その後一旦、こちらに(巨大なアルミ缶みたい)保管されます。右)最後の工程でワイン樽がぎっしり詰まった保管室。入った瞬間、樽から匂う木の良い香りがぷ~んとして少し良い気分に。。部屋の温度は10℃、湿度は40%に保たれているそうです。 ここでは、なんと四年以上熟成させて作るためのワイン樽だそうです。何年後に飲めるようになるかは、分からないそうです。最後にお楽しみの試飲!飲んだワインは・・・赤ワイン(Vino Rosso) “PASSOMAGGIO” “MOTENERO”ブドウ品種 Nero d’Aola, Merlot Nero d’Aola, Merlot, cabernet Sauvigno熟成期間 15ヶ月 23ヶ月白ワイン(Vino Bianco) “COMTEMPO” “SINESTESìA”ブドウ品種 Grillo Inzolia, Sauvignon blanc熟成期間 6ヶ月 6ヶ月赤ワインは、“Nero d’Aola”が入っているのを選んだので、しっかりした味だったことは覚えているのですが・・・(ちょっと酔っ払ってしまったので、正直言ってどんな味だったのか、あまりよく覚えてませんっ。。)が、しっかりとした味で美味しかったのは、確かです。白ワインでは、“SINESTESìA”が不思議な味がしました。これはちょっと強烈な味だったので良く覚えているんですが、お魚の匂い!がしました。魚料理に合うんでしょうが、最初から魚臭い味がするのはなぜかなぁ??最後に私が“Novello”は作っていないんですか?と質問すると、あっさりと作っていないよ、との事。白ワインで、ブドウ収穫から飲めるようになるのは約半年後です。赤ワインで早いものだと9ヶ月、長いもので、2年以上先です。ブドウをじっくり熟成させて作るワイナリーでは、“Novello”は、軽く感じてしまうのでしょうか。このワイナリーのシステムとして、ワイナリーの見学は6名以上じゃないとだめだったのですが、最終的に3人でも了解して頂きました。あと、あくまでワインの生産者である作り手に徹しているので、ワイナリーの見学にはあまり重点を置いていなく、試飲も飲みたいワインを空けて、残った分はお持ち帰りと言うシステム。ワインの値段も生産元の値段なので、エノテカで飲むより若干お値打ちです。数本ワインを購入すると言ったら、まっさらのワインを渡してくれました。あと、パンフレットで見た見学料金一人5ユーロって書いてあったんですか。なぜか?払いませんでした。こう言うイタリア人のアバウトさは大好き!ともかく、色々と親切に説明してくれたパオロさん。有り難うございました~。また近いうちにお邪魔します!~まだ、パレルモ郊外の旅続きます!~
2007年11月27日
さて第二弾はパレルモ郊外のワイナリーに行ってきました。妹が行きたかったというか、私が行きたかった!日本に出発する前に、数件のワイナリーに電話したのですが、その中で一番良い感じの対応だったところに決めました。チェファルから南下し国立マドニエ公園の付近にある、とても景色が良い所にありました。毎年の様に、赤ワインの部門で名誉ある賞を取っているワイナリーなのですが、働いている人々は至ってシンプルで働き物のフツーのお兄さん達。(失礼!)それに何よりこの景色には癒されますっ。。 ここからの道路で偶に通りすがる車は、ワイナリーの関係者のものでしょう。手前がオリーブの木、丘に小さく見える黄色がワインになる葡萄の木です。小道に入ると左右に葡萄畑が一面に広がっています。 右上に小さく見えている建物が目指すワイナリーです。たぶん人工的に作られた溜池がありますが、畑用の水に使われるのだと思います。現在のぶどう畑は、こんな感じに紅葉しています。今年は本当に暑かった。何度となくシロッコがやって来たし。なのでぶどうの完熟する時期が例年より早く、それに合わせて収穫は8月の始めに行われたとか。このブドウで出来たワインを飲むことが出来るのは、早くて半年以上先のようです。イタリアの魅力は都会だけではなくて田舎にもある、と良く言われていますが(私が勝手に言っているのかなぁ。。)シチリアも同じく、日本でも結局何処の国も同じではないか、と思います。都会だけではつまらないし、田舎だけでも飽きてしまうと思うのですが。そんな両方の良いこと取り?!の家族ツアーを一応企画したのだけど、当の本人の妹の反応は?!今一つ良く分かりませんが・・・アルコールがあまり好きではないので、ワインには殆ど口をつけませんでしたが、この景色には感動していた様子です。(よかった、よかった~)今回は、ワイナリー付近の景色で終わってしまいましたが、次回は試飲と内部の様子をお伝えします。次回にご期待!
2007年11月19日
前回の更新からもう二ヶ月近くが過ぎてしまって・・定期的に更新しているわけではなくて、それでも訪問して頂いている皆さんに在り難く思っています。。10月の初めから三週間、日本に戻って、その後妹が一緒に付いてきて、先週末日本に戻りました。まずは再起第一弾として、妹とパレルモを中心に色々と出かけたので、そのことを書いていこうかなぁと思っています。とりあえずネタがあるので(笑!)今週からまたちょくちょくアップしていきたいと思いますので、宜しくお願いします~。パレルモを歩くたびによく目にする、観光バス(別名 赤バス)があります。イタリアの他の町にもあり一度乗ってみたいなぁと思ってました。きっかけがないと中々こう言ったバスに乗れないものなので、今回試しに乗ってみたのですが。一日乗り降り自由で、町の主要箇所の簡単な説明があり(8カ国語、もちろん日本もあり)、ただバスの速度の関係で説明する場所のタイミングが若干ずれる可能性はあるけど、歩いて見るのや、車の中から見るのとでは違って、バスの二階からの眺めは視点の位置が高いので、パレルモの町の見晴らしは最高によかったです。だけど、雨の日は天井の無い二階はどうなるの?と疑問。二階は閉鎖で一階に乗るんだったらはっきり言って意味がない・・やっぱり天気の良い日に屋上の二階に乗って、価値のあるバスだと思います。町の全体も把握出来るので、観光される方には、一度は是非お勧めかなぁと思います。町を走るコースの地図もこちらから検索出来ます。チケットは乗る前にバスの中で購入出来ます。レシートを取って置くと他の町で乗った場合10%の割引があるとか。(私の見つからない・・・)一部ですがパレルモの町を一緒に廻りましょう~。 こちらポリテアマ劇場の裏側がバスの出発場所で、AラインとBラインの交差地点でもあります。新門“porta nuova”は15世紀の建物で、オスマン・トルコのチュニジアの戦いで勝利した、ハプスブルグ家のカール五世が入場するのを祝福するために建てられた。アラブ人の囚人と思われるファザードが、バスからだと高い位置で迫ってくるので、ちょっとした迫力です。。門の上には、カラフルなマジョリカ陶器の尖塔が目を引きます。 新門を潜ると直ぐ見えてくるのが、ノルマン人王宮“palazzo relae”でパレルモの見所の一つです。城塞を築いたのはフェニキア人で紀元前7世紀に遡る。9世紀に城として強化したのはアラブ人。その後、ノルマン人の手に戻りルジェーロ二世、フェデリーコ二世によってヨーロッパでの文化と芸術の中心となった。しかし、ノルマン王朝が途絶え十三世紀からは、シチリアの経済力、政治力の衰退と共に十六世紀まで完全に放置された歴史を持つ。現在では、シチリア州会議などもここで行われています。中の部屋“sala”は、カメラ禁止なので写真はありませんが、時のシチリア王にマリア・テレジアの娘(マリー・アントワネットの妹)が嫁いだらしく、王妃の部屋などが見ることが出来ます。その他ルッジェーロの間“sala di Ruggero”も必見。こちらは“cattedrale”(大聖堂)。聖グレゴリウスが603年にドーモを建てた土地に建設された。ドゥーモはアラブ人たちによって回教寺院に変えられたが、ノルマン人の王たちによってキリスト教徒の手に返された。14世紀から16世紀にかけて色々な手が加えられ、18世紀の終わりにはラテン十字式の大聖堂の根本的な改革がなされた。ここではノルマン人やスワンピン人の王たちが正式に王となり、彼らの亡骸は皇帝の墓にと葬られている。基本的にはヨーロッパ的であるんだけど所々にアラブっぽい雰囲気がして、個人的には見ていて一番好きな建物です。ちなみにやっぱり観光する皆さん、バスの屋上に乗っております。。久しぶりに朝から夕暮れになるまで、パレルモを散策した一日でした。。
2007年11月18日
今週はめずらしく数日続けて雨が降りました。普段、まとまった雨がほとんど降らないので、それに対応した対策が出来てなく、パレルモでは浸水なとの被害がでた様子です。幸いわが町では、大きな被害はなかったようですが、日本の梅雨の時期に比べたら全然少ない降水量、これくらいの事でこんな被害とは・・・(びっくり、がっかり、ちょっとの事では、そう驚かなくなってしまっているんですが。。)ミチ♀にとっては一番良い季節がやってきました。特に夜のヒンヤリとした空気が気持ち良いようで、食事後庭に出てなかなか家に入ってきません。食欲も昨年と比べると旺盛で、食べすぎな位かなぁ?さて私事ですが、来週の月曜日から約三週間、日本の実家に戻ります~。待ちに待った日本行きなんですが、ミチを残して行くのは後ろ髪引かれる思いです。。色々考えた結果(一時は無謀にも一緒に連れて行こうかなぁとも・・)、短い期間でも無いので、義母に預ける事にしました。ミチを可愛がってくれてるし、ちゃんと世話をしてくれるだろから預けることに心配はしてないのですが。三週間、ミチに会えないと思うと辛いです。。って言うかまだミチ無しの実感がない私。義母がミチを散歩に連れて行くのは、無理だと言うことで朝、夕の散歩はいつもお世話になっている看護士のお兄さんにお願いしました。夜はオットの友達が時間があれば散歩してくれるし、何より看護士の親切なお兄さんが一日に二回、ミチを外に連れて行ってくれるのでホット一安心です。皆さんの協力に感謝です!みっちゃんお留守番よろしくね~。日本から電話するねぇ。(笑!)さてとこれからまだ荷造りの準備です。また次回は日本から更新します~。(本当か?!)
2007年09月29日
我が家の唐辛子、すっかり真っ赤に色づきました。苗を数本農家のおじさんから分けてもらったものですが、こんなに成長するとは思ってなかったのでやっぱり嬉しい。これを収穫してパリパリになるまで日干し乾燥させようか?それとも炒めものに入れて食べてみようか?さてさてお初ものの唐辛子、涙がちょちょ切れるほど辛く成長したかな。。こちらは、我が家50年来あるレモンの木も、夏前にすべて収穫したのですが、緑の小さいレモンが付き始めました。こちらの収穫はあと一ヶ月後くらいかなぁ?地中海性気候のおかげなのか、レモンが年中生っているのはやっぱり不思議なものです。
2007年09月19日
9月に入りすっかり涼しくなってしまったパレルモです。今年は秋になるのが少しようですが、ミチ♀にとってはこの涼しさがとっても快適のようです。昼間は家の中と庭へ出て、日除けと日向ぼっこを繰り返している今日この頃です。今日はパレルモのほぼ町中にある美術館に行くため、ミチは家でお留守番でした。私がパレルモに来た2004年には美術館を良く廻っていたのですが、主要な所がもう見尽くしてしまったので、最近は美術館に行くことはあまり無いのですが、長い閉館期間を経て、昨年の冬に開館した“GALLERIA REGIOMALE DELLA SICILIA”(シチリア州立美術館)に行って来ました。夏の休暇明けの9月初めの土曜日で、観光客の人達は少なめ。聞こえてくる言葉はドイツ語かな、フランス語かな?中でも一番見たかったのが、“Trionfo della Morte”『死神の勝利』と言うフレスコ画です。15世紀に作成されたもので、作者は推定されているだけで不明。富裕層、権力者を打ち殺すし、キリスト教崇拝とは違った、当時の庶民の人々の厳しい現実が描かれているのに興味。重いテーマながら、色彩が真っ黒ではなく、色使いがとても綺麗だと思いました。 色々と見るべきものは沢山あるのですが、こちらのキリスト画には金が施されています。 二階から見た“死神の勝利”と中庭の廊下。この美術館は今年の初め、開館したと地元のニュースでも取り上げられましたが、そうならば観光客以外に、地元の人達もまだ居てもいいはずなのに?きっと入場料金が高いからいないのかなぁ?!(笑!)
2007年09月08日
夏の間、イタリアで良く聞くお祭りの一つで“notte bianca”(ノッテ・ビヤンカ)というものがあります。訳せば白夜となりますが、夜の9時頃から始まって、終わりは深夜過ぎまでなので、まさに眠れないお祭り、と言った感じです。ローマ、ミラノの様な大都市だと夜中まで美術館か開館されていたり、ショッピンクを夜中まで楽しめるなんて事だそうです。7月から8月に掛けて、大都市以外の比較的小さな町でも、こう言ったお祭りがいたる所で行われています。私は小さな町の方が面白いのでは、と思いますが。内容はさまざまで、町によって呼び方も区々ですが(“notte rosa”ノッテ・ローザだったり)、必ず音楽演奏があるのが共通する所かなと思います。クラシックだったり、ジャズ、ポップスだったりと町のプログラムによって違うようですが、夏の夜に音楽を外で聞くのはとっても開放感があって好きです。片手にカクテルなんて、あれば最高かなぁ。。(ノンベエっ・・)私達が行って来たのは、パレルモ県にある“castelbuono”(カステルボーノ)と言う山間にある町では、ジャズを演奏していました。椅子もあったのですが、近くにあるお城の石畳に座ったり、バールの椅子に座って聞いている人などなど。 あと、こちらは二週間ほと前シラクーサ県にある“buccheri”(ブチェーリ)のノッテ・ビヤンカでは、太鼓の演奏がすごかったです。太鼓の演奏ってトスカーナで良く見ますが、確かアッシジから演奏隊を呼んだと聞きました。パレルモ県だと8月の中旬にこのノッテ・ビヤンカが集中するようで、行きそびれた所もあるのですが、町の広告スペース、地方新聞などでシェックしています。いくつかのサイトでもイタリア中の催しを調べることが出来ます。イタリア語ですが私はこのサイトでよく調べています。イタリアの町を夏に旅されるのでしたら、このノッテ・ビヤンカを是非チェックしてみて下さい~。
2007年08月29日
我が家のバジリコがよく育ってきたので、ペーストを作ってみました。バジリコの葉を使ったペーストをジェノベーゼと言ってますが、北イタリアのリグーリア州にある港町ジェノバから取った名前です。庭の収穫はちんまりとこの程度なので、農家のおじさんからか買ったものを併せると、結局この倍程度のバジリコを使いました。おっと写真に写ってなかったのですが、パルミジャーノ(粉チーズ)を一緒にミキサーに入れます。あとピッノーリ(松の実)も、結局この倍近く使いました。あまり計量せずに、いい加減に作ってしまったので、ご紹介するほどでも無いのですが・・バジリコの葉っぱ、粉チーズ、松の実、お塩、オリーブオイル少々を入れて、ガァ~~っとミキサーに掛けて水も少々、味がちょっと薄く感じたら、ちょっとずつ増やしていく、とこんな感じでいつもやってます。なので、毎回ちょっとずつ味が違うんですよね。これってやっぱり大ざっぱな証拠でしょうかぁ?!作るときは割と沢山作って、残りをプラスチックのコップに入れて冷凍します。そうすれば、数回また使えるので次回は楽チンです。とにかく出来上がってよかった、よかった。。今回使ったパスタは、バベッテと言って少し幅が広く薄いパスタを使いました。名古屋の“きしめん”まではいかないけど、なんとなく“きしめん”を思い出してしまうパスタです。(笑!)あと、魚屋さんと言うより貝類を専門で売っているお店があります。ここで、セコンドは(二皿目)貝を買いました。地中海で採れたとは聞いたのですが、名前を聞いたのですが忘れてしまいました。「新鮮だから生でも食べれるよ~」とのこと。あと「普通に茹でてもOK」とお兄さん。今回は、酒蒸しの要領でフライパンに白ワイン、オリーブオイルを少々、貝が開いたら出来上がり♪これ本当は海の家に行く前の食事でした。(行く前に時間が無くてアップ出来ませんでした。。)海の家からただいま戻ってきました~。昨年と全く同じで特に変わった事も無く(笑!)、飲んで食べて泳いでの繰り返しの四日間ですが、またアップしようかなぁと思っています。
2007年08月17日
暑さ一段落(一休み?)といった感じの、今日この頃です。土曜日に少しだけ雨が降ってくれました。すっかり日記の更新が疎かになっていました。。以前に苗から植えた唐辛子に花が咲いて、青い実を付けてくれました。この調子で成長してくれれば、収穫までもうすぐです。バジリコもかなり大きくなったのでそろそろベーストを作ってみようかなぁ。こちらは昨年のクリスマスに義母から頂いた“stelle di natalle”(ステーレ ディ ナターレ)で、夏の間は葉っぱだけ。 真っ赤な花が咲くのは寒くなってからで、今の時期はお休み中です。今年、ブーゲンビリアは、少し病気になってしまって、庭師のおじさんを呼んで薬を撒いてもらおうかと思ったのですが、ミチ♀に害があってもいやだし。。考えた結果と言うか、結局何もしなく少し涼しくなった現在、自然に回復している様子なので、やれやれと言う感じです。こちらは私が一番好きな花、“poemia”(ポエミア)です。夏の今の時期だけ、真っ白な花が咲いてくれます。昨年も同じような写真を載せた気がします。(苦!)ミチ♀は日が沈む頃まで、この状態で昼寝です。あれ、みっちゃん番犬は?!
2007年08月06日
夏の間も続けている週に一回の山登り。体力維持のためもあるけど、何よりミチ♀が楽しみにしてるし、顔もイキイキしてくるのでこれを見るだけでも嬉しい私達です。家に戻ってから、そうえばミチをもう長いこと洗ってないねぇ。。と言うことで、シャンプーすることに決定!!天気が良いので、庭で自然乾燥です。ちょっと不機嫌なみっちゃん。でもきれいになってよかったねぇ。 乾いたら、背中に薬(ノミ、ダニ、蚊対策)を塗って出来上がり♪ミチにはちょっと暑くなりだした6月の初め頃から、この薬を定期的に使っています。以前は、別のスプレー式のものを毛全体に吹きかけていたのですが、毛がベタベタになって乾くまで大変。ミチも体を床に擦り付けて嫌がっていたし。獣医さんに勧められたのが、背中に数箇所、薬を塗りこむだけのもの。イタリアのCMでも今の時期、宣伝してるものです。超簡単だし、毛もベトベトにならないし、あとノミ対策などにも効果大の様子。 山にも良く連れて行くし、庭には蚊がいるし、ノミも心配だし、と色々考えると、秋が終わる頃まで、この薬を使い続けることになります。約半年間この薬が離せないことになるのですが、(私はどっちかというとおおざっぱかなぁ?)そんなに使う必要あるの?と思う私ですが、心配性のパパさん。薬が切れたら、せっせと薬局に買いに走る彼ですが。。愛犬(いや娘?!)のためだし、大事に越したことはないので、いいのですが。ワンコがいると、ちょこちょこした出費がかさみますねぇ。一緒に山に行ったり、元気な笑顔を見ると、やっぱりミチ♀が居てくれてよかったなぁとつくづく思います。元気を貰っているのは私達かもしれません。最近パパさんはガソリン代節約と言って、仕事場まで歩いて行ってます。(笑!)娘のため、がんばれパパさん!!(親バカ。)日本はまだ梅雨なんですねぇ。友達から届いたメールで改めて実感したのですが、南イタリア、シチリアでは今の時期一滴も雨が降りません。ちょっと雨を分けて貰いたいくらいです。場所によっては、それに伴う台風の被害も大きかったのでしょうか?!あと、新潟県を中心とした震度6強の地震があったと、こちらのニュースで知りました。映像から被害の大きさに愕然としています。被害にあった皆様が、一日も早く元気になられる事を願ってやみません。
2007年07月15日
少し前のことになりますが、我が家の大きく空いた居間の壁に、綿織物の壁掛けを掛けました。イタリア語では“arazzo”(アラッソ)と言っていて、丈夫な布製の主として壁掛け、家具のカバーなどを言います。“お家リフォーム”と言うカテゴリを一応作っているので、超スローペースで買い揃えている、インテリアなどをたまには載せていこうかぁ、と思っているのですが。以前まで考えていたのは、廊下に飾ってある風景画でひと回りほど、大きいサイズの油絵を掛けることを考えていたのですが、これより二倍大きいと、お値段も二倍です。。気に入ったものを焦らずゆっくり探したかったので、急いではなかったのですが、先日ふらっと入ったお店で、すっかり心惹かれるものを発見!!私だけでなく、オットも気に入ったのでした。 イタリアのどの町にも必ず、絨毯、クッションカバーなどを売っているお店があります。外からも絨毯が山済みになっているので、お店を探すのは簡単なのですが、気に入った“アラッソ”を見つける事が出来るとは思っても見ませんでした。この“アラッソ”も絨毯と同じく山済みになっていて、お店にある気になるものを全部開いて見せて貰いました。油絵などだと、人物画はどうも好きではないのですが、この人物像は今までイメージしていたのとは全然別で、一目惚れ~と言う感じ。ルネッサンス時期の特徴で、まだ遠近法が完全に確立していなかった時代です。作者の考えで、位の高い女性の頭が、従事の女性のより大きく描かれています。身分制度のはっきりしていた時代の“アラッソ”を作成するときの特徴の様です。ライオンと人間の大きさが変わらないのもおかしいし、ユニコーンも居て、なんとも不思議でちょっと薄気味悪い~!この中にストーリ・謎が隠れているようです。 「なんでもいいけど、暑い~、暑い~!床にぺったりが、気持ちいんです。。」byミチルネッサンスの時代に家に飾るのが絵画に続く人気だったようです。現在は綿製がほとんどで、庶民の手の届くものになっていますが、当初はシルクでもっと贅沢な織り方をしていたそうです。なので、限られた富裕層、貴族の館にしかなかったのだと思われます。ちょっと調べてみるとこの“アラッソ”美術館がイタリアではないのですが、フランスにあります。(興味のある方はどうぞ)イタリアルネッサンスは14世紀のフィレンツェが発祥の地。建築、絵画、彫刻などを中心にした文化的思想で、中世以降メディチ家などの有力貴族によって、綿織物の貿易も盛んになり、その後ヨーロッパに広がった。ルネッサンス建築の代表的なのもとしては、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂やサンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂、サンタ・クローチェ聖堂など。物が良くても、店員が感じ悪いと、買う気にもなりませんが、三回?!(大きさを確認しに行ったり・・)見に行っても嫌な顔せずお店の人も対応してくれたし、オーナーの女性にも感じよかった。よくイタリアのお土産って何がいい?と聞かれることがあるんですが、そのたびに、ちょっと困っていました。イタリアと言うかシチリアのものでしたら陶器とかでしょうか。と答えていたのですが、次回からは“アラッソ”もお勧めです、と答えることにしましょう。サイズも小さいものから、大きなものまで、デザインも色々あります。お値段も油絵よりお値打ちです。以下は私なりの買い物術?!かな。~長くなりますので、興味のある方はどうぞ~また“アラッソ”を扱うお店は、イタリアのどの町にも存在します。町を歩いていて、それらしきお店を見つけたら、興味のある方はぜひ入ってみましょう。いくつか気に入った物を親切に見せてくれて、数回行っても嫌な顔をしないお店ならお勧めです。値段も聞いて納得のいくものを選びましょう。そういえば、あるガイドブックにヨーロッパにあるお店に入るとき、必ず自分から挨拶しましょうと書いてありました。私はこれはちょっと違うかなぁ、と思います。必要以上に偉そうにすることも無いと思いますが、必要以上に遜ることも無いと思います。本来、店員の方から自然と挨拶してくるものです。あと、店内の物を勝手に触ってはいけないとか。これも触っていけない物は、レジの後ろとか手の届かない所に置いてあるものです。もう昔の話になりますが、トスカーナに留学していたときローマに遊びに行って、入ったお店で、若い店員が「私達から挨拶しなければ、あっちから挨拶しないんだから。」と話していたのを聞いたので、友達と直ぐ店を出た記憶があります。店員から挨拶するのは当たり前で、イタリア人だって別に自分から挨拶することはありません。店員の教育がなってないのだと思います。お金を払って物を買うのは、私達なのですし、お店は一つだけではないのですから。私の個人的な考えが入っているかなぁと思いますが、イタリアで気持ちよく買い物もして頂きたいなぁと思ってちょっと書いてみました。人気blogランキングへ気に入って頂けたらクリックして下さい♪
2007年07月08日
先週から気になっていたことがあります。出来れば避けて通りたかった事が・・それほど痛みは無かったのですが、うずく様な感覚、磨くと出血する、なんか違和感がある。このままほって置くと、もっと重症になるかもしれない、と思いイタリアで始めて歯医者に行って来ました。。歯医者さんは、義兄の同級生でオットいわく、「腕はいいよ~」との事。初回は、オットに同行してしてもらい症状を説明して貰う。先生は冗談好きな感じのいい人でよかった。奥歯のレントゲンを撮って、歯の状態を説明してもらった。結果は、歯と歯の隙間の掃除不足(恥ずかしながら・・)から来る知覚過敏症状で特別治療するほとでも無いとの事。奥歯などはもっと丁寧に磨くように言われ、来週に歯石取りの予約をする。私の歯、奥歯はもう虫歯になる余地が無いほと治療してあり、最悪、被せてある物を取って、歯の根っ子の治療をしなければならないかなぁ・・と思っていたので、ああよかった・・ミチはいいねぇ~。歯は真っ白、虫歯一本もなし!硬い骨も噛み砕く強力な歯!!イタリアでは歯医者は、保険は効きません。(泣!)歯石取りだけで50ユーロ程度ほどします。が、歯医者で50ユーロは安い!と言うのがイタリア人の感覚の様です。健康保険の効く日本で、さんざん歯医者にお世話になった私からしたら、これでも高く感じるのですが。しっかり歯を磨いているつもりだったのですが、目残しがあったようです。もっと念入りに歯のブラッシングをしよっと感じる今日この頃です。。(これ以上の出費を抑えるためにも!!)
2007年07月03日
今週に入り暑い日が続いております。今日の最高温度は33度ですが、シチリア島特有の生暖かい風(シロッコ)が吹くと、湿度が高く感じます。(はぁ~。。)このアフリカからやって来るシロッコが曲者!で、これさえなければ湿度はそれほど上がらず過ごしやすいんですけどね。。明日には過ごしやすくなる事を願う!ばかりです。我が家のお隣に住むマリちゃんと言う女の子がいます。幼稚園に通っていていますが、今月から長~い夏休で幼稚園はお休み。朝一番でミチを呼ぶ声が、、「Mici~! Mici~!!」とお声が掛かります。あっ、マリちゃんが呼んでる。。行かなきゃ~今朝はミチ、暑さに耐えられず家に居たのですが、お声が掛かるとちゃんと庭に出て行って、マリちゃんに朝のご挨拶します。聞いてると、「Ciao!Mici Tu sei belllissima~!!」(チャオ!ミチ、とってもかわいいねぇ~!!)とマリちゃん。イタリアでは、“bellissima”(とってもきれい・可愛い)などは(本心はさて置き 笑!)挨拶代わりに女性に(♀のワンコにも)よく言うのですが、四才児の子供も大人達が言っている事をちゃんと聞いていて、真似して使っています。(ん?!最近、私には(お世辞でも)誰も言ってくれない!ガクッ。。)イタリア人の女の子の名前は、最後のアルファベットが“A”で終わっているので、マリちゃんは、時々ミチに“Micetta”(ミチェッタ)、とか“Micina”(ミチーナ)とかイタリア人風に呼んでいることがあります。ミチは何を言われても尾っぽを振って、ジッ~と人の目を見てるので、いかにも本当に話を聞いてる感じがするんでしょうね。マリちゃんが「ミチ!イタリア語話せるよ~。教えてあげるっ!」なんて言ってることありました。四才児の子供の発想が、微笑ましくも、かわいらしくも感じました。マリちゃんとミチ(二本足で立つと!)まだ大きさがあまり変わらないし、女の子同士なので、今の所いい遊び相手です。遊び相手がいるとミチ、暑くても元気だなぁ。。人気blogランキングへ気に入って頂けたらクリックして下さい♪
2007年06月20日
先週初めのシトシトと雨が降っていたのとは一転して、すっかり夏らしくなったパレルモです。昼間の日差しが強いものの、木陰に入るとスッーと涼しくなるので、夏本番はまだちょっと先の様子。朝の散歩を終えて、満足顔のみっちゃん。なえを植える様子をしっかり観察する?みっちゃん。しかし、目線がカメラ目線!今年は中々芽を出してくれない、我が家のバジリコ。毎年、春に種まきしていて、夏前の今の時期にはグングン成長してくれるのですが、なぜか全然大きくなる気配なし。それほどかまってあげなくても、毎年元気に育ってくれていたのに、ちょっとガッカリ。やっぱり愛情が足りなかったかなぁ?とちょっと反省です。家庭菜園というほどの大きなものではないのですが、何となく育てるのではなんて、ちゃんと育て方の参考書でも見てみようかなぁ?と思ってる今日この頃です。いつも野菜を買っている農家のおじさんが、たまたま今日バジリコの苗を持っていたので、さっそくこれを植えることに。バジリコの他に、唐辛子も今年は挑戦しました。辛い物好きの私達たちには、もって来いの物。バジリコ、唐辛子とも元気に育っておくれ~。(ちゃんと愛情持って育てるからねぇ~)大きくなったら、また日記で報告したいと思います。。人気blogランキングへ気に入って頂けたらクリックして下さい♪
2007年06月11日
昨日は、久しぶりに雨が降り気温も下がり涼しい一日でしたが、先週は初夏のような暑さでした。今日も朝は比較的涼しく感じるもののミチ♀は早くもバテ気味なので、朝の散歩の距離も短めに切り上げて、、(今週から一時間早めに散歩するかなぁ?)朝の散歩の途中、ミチ暑くて座り込んでしまいました。。しかしカメラを向けると・・まだまだ好奇心旺盛なやんちゃっこ1歳7ヶ月です。「えっ、グラニータ?!わたしも食べたい!」その後の楽しみは・・“granita”(グラニータ)とブリオッシュパングラニータとはドロっとて水分を多く含んだカキ氷みたいなものでしょうが。南イタリア、シチリアのバールで夏場、ミキサーの中でグルグル廻っている液体がこれです。シェイクとカキ氷を足して2で割った感じかなぁ?暑い夏の南イタリア、シチリアの朝ゴバンでもあります。日本の白米に味噌汁、玉子焼きとはかけ離れた食事だけど。。昨年の日記で、あくまでバールの軽食であって、家庭ではこんな朝ゴハン食べないと書いていたのですが(知らなかっただけです。。)、、こんな朝食取っている家庭も多いんだとか。確かに朝これを食べるとスッ~と涼しくなって気持ちいい。味も色々とあるのですが、私はやっぱりレモン味が好きです。スーパーで冷凍室で冷やすだけのもイタリアでは売ってますが、ほんと超簡単!(毎回同じこと書いてるけど。。)で、暑い夏場にはお勧めなので、是非お試しあれ~という感じです♪オットが友達から聞いて作った作り方は・・・レモン果汁500ml(他の果汁でもOK)砂糖1kg(甘さはお好みで調節して下さい。)水 1リットル卵白1個分1、 砂糖水を作り、冷めたら果汁、泡立てた卵白を混ぜる。冷凍室で待つこと一日。完全に固まるまで、1~2回全体にかき混ぜる。(しっとり仕上がる)ただこの作業をしなくても、卵白を使うので、実は氷の様に完全に固まらないのです。先週から我が家では週末、オットがこのクラニータを一週間分まとめて作っています。これで、暑い夏を乗り切ろう!と思ってます。人気blogランキングへ気に入って頂けたらクリックして下さい♪
2007年05月28日
普段自分から料理を作ることはほとんど無く、裏方に廻るオットですが、、保存食作りなどは、がぜん張り切ってくれるのであります。以前、夜友達の家に遊びに行って頂いた“limoncello”(リモンチェッロ)がとっても美味しかったので、以前から自分で作ってみたいと言っていました。今回は、我が家の保存酒!をご紹介♪この日も、自分で農家のおじさんから買ってきたものと我が家の庭になっているレモンを合わせて計5キロ用意して、私が頼まれていたんですが(買い忘れてしまったため・・)夜スーパーにアルコール、砂糖も自分でスーパーに買いに走る。義父が定年退職してから料理に目覚め、パスタ作り、お菓子作り、このリモンチェッロも作っていたらしいので、リチェッタが残っているハズなのですが、見つからなかったらしく、ネットで調べると出てくる出てくる。それぞれのリチェッタによって、微妙に分量が違うのですが、色々試してみて、自分達の気に入った分量が見つかればいいなぁと思っていますが。今回で実は二回目の挑戦、前回よりもお砂糖を控えめにして、ちょっと大人の味に?仕上げてみました。下の分量は今回オットが作った分量。超簡単!自分の覚え書きのためにも、と思って記入しました。レモン5キロ料理用アルコール2リットル(90℃)水 2リットル砂糖 1キロ400グラム~2キロ (甘いの好きな場合は2キロ) 1、レモンの皮を剥いて、アルコールに浸す。保存容器に移し替えて、一日一回レモンの皮とアルコールが混ざるように容器を振る。2、待つこと一週間(アルコールの色がきれいなレモン色になるのが目安です。) レモンの皮を取ってさらに裏ごしする。沸騰した水に砂糖を溶かし冷ましたら、裏ごしたものと一緒にする。3、出来上がりは約3週間後。一週間に一回味見をすると、味の変化が感じられます。 保存は約一年間ほど。リモンチェッロ=レモンのお酒ですが、果汁は使わずレモンの皮だけを使用します。地中海性気候の南イタリア、シチリア島では年中レモンの栽培が行われています。家庭菜園でも、栽培しやすい柑橘類の一つです。我が家にもレモンの木がありますが、水撒きを忘れていても良く育ってくれています。食事の後の食後酒としてよく飲まれていて、南イタリアの名産品でもあります。甘~いお酒ですが、アルコール度がかなり高いので飲みすぎには注意です~。(あっ、自分の事です。。笑!)人気blogランキングへ気に入って頂けたらクリックして下さい♪
2007年05月11日
前回のマドニエ公園の続きなのですが、実は自分でイノシシが出る公園と言っておきながら、半都会?!育ちの私は、イノシシに出喰わす事なんぞ思っても見なかったのですが、実は・・・見てしまったのです野性のイノシシを。。やはり最初に気づいたのは、犬のミチ♀です。耳がピーンと立ってすっと姿勢よく立ち止まっているので、これは何かを発見したとき。木の陰からジクザクに行き良いよく駆け回っている小動物、数匹を発見!!どうもイノシシの子供達に出会ってしまったようです。。私始めて野生のイノシシを見たのですが、白いのとか、茶色とか。。あっ!!と思った瞬間、ミチが小動物を目掛けて突進する!「ミチっ~!ミチっ!!」と二人で叫んでも、始めて見る小動物を追っかけるのに夢中で、戻ってきません。何処に行ったかも、追うことが出来ませんでした。。これはもう、ミチはこの小動物にやられたと・・思いました。オットに言わせると私、完全に平常心を失っていた、らしいです。犬の習性なのか、飼い主が戻りかけていると、置いて行かれるのを心配して、歩いている方に必ず戻ってきます。この日も帰りかけていると、(随分、時間が経ってから)ちゃんと戻ってきました。相当走り回って疲れた様ですが、ケガをしている様子もなく、顔は清々しくて、何だか生き生きした感じがします。しかし、見ると毛が少し血に染まっているではいなですが!!慌ててよく確認すると、ミチの血ではなくて、イノシシの血のようです。。どうも噛み付かれたのはミチではなくて、ミチがイノシシの子供を噛み付いてしまった!!ようです。。以前、野良猫が家の庭に子猫を置いていってしまった事があります。そのときは決して噛み付くことも、悪さもしなかったのですが。やはり秋田犬として血が騒いたのでしょうか?! 昔、秋田犬は狩猟犬としても活躍していた事もあると聞きました。秋田犬ストーリーとでも言うのでしょうか、イタリア人にも秋田犬に、妙に詳しい人達がいるので、驚かされるときがあるます。とにかく、何事も無くってやれやれ、、まさかミチ♀が自然の中で、こんなに野生化するとは思ってなかったので、ビックリです。人気blogランキングへ 気に入って頂けたら←クリックして下さい。(ミチ良くやった!と思ったら 笑!)
2007年05月07日
お天気が良いのでパニーノを持って、またマドニエ公園に行ってきました。普段の休日はそれほど人がいないマドニエ公園ですが、特にこの日はけっこう沢山の家族連れを見かけました。ここシチリアはこれから秋頃まで、ほとんどまとまった雨が降らなく天気がいい日が続くので、家にいるのは勿体ない!とにかく外に出よう~と言うのが皆の考えのようです。あ、でもこの日は午後からザーと雨が降った。(今年は比較的雨が多いので、今パレルモの森は野花が多く咲いています!)私達のように簡単にパニーノを持って来ている人、煙モクモクバーとバベキューをしている人達や寝転がって新聞を読んでいる人などなど。 その中であれ?と思ったので、数人の人達が森の中で何か取っているの見ました。(キノコしては早いし、何??)と思い聞いてみると、、「“asparagi”(アスパラ)を取っているのよ~。自然のものは本当に美味しいのよぉ~」と女性。ここでアスパラが取れるとは知らなかった。。。公園でも奥地に行くより入り口の平地の所に生殖しているようで、コツを掴むと面白いくらい取れる取れる!!コツと言ってもいたって簡単で、“pungitopo”(プンジトッポ=葉っぱに棘がある植物です。)イタリア語で“punto”プントは点、針の意味があるので、ここからきた名前と思われます。)と隣り合わせに生っていて、これは見つけ易い(チックと刺さって痛い!から)のでその隣には、必ずアスパラが2~3本あると言った具合です。さっそく私達も二人で午前、午後と合わせて4時間位とったかな?家に帰って計ると500g、結構な収穫になりました。(笑!) アスパラとプンジトッポと言う植物が一緒に生殖!しています。 こちら名前は分からないのですが、花は白いのですが日本の“桜”の木の様でした。南イタリアなどでは、桜は見ることは無いのでちょっと貴重です。でも、桜はやっぱり日本が一番きれいですねぇ。 首輪を調節してもらって、みっちゃんもGO!!あとちょっとビックリしたことが。。この足跡なんだと思いますか?? 何か・・動物の足跡発見!!「だぶん、たぶん・・ ・・・・・・・・・・・・・・“cinghiale”(
2007年04月29日
今の時期はやっぱり外で過ごすのに最高の季節です。これ以上暑くなってしまうと昼間、散歩するのもきついけど。山や森などの比較的、木陰がある場所だと、体感温度もそれほど暑く感じなにので、7月上旬くらいまでは日中もお散歩出来るかなぁと思っています。シチリアと言っても地中海最大の島なので、場所によって気温も湿度も随分違うと言えるようです。最近の休日はもっぱらミチ♀を連れて、緑のある山や森で過ごしています。お昼にパニーノを持っていけば、一日過ごせてしまいます。パレルモから車で約一時間の所に、“parco delle madonie”マドニエ公園と言うシチリアで二番目に多い公園があります。~以下はすべてマドニエ公園の写真です~山の天気は変わり易いく、この日はちょっと曇り勝ち。これはかなり標高の高い場所から。4月中旬と思えないほど、標高の高い場所は空気ひんやり。(ダンナ、キャップかぶってる。。)それよりもミチが一生懸命に楽しく走ってるのを見てください~この公園を取り囲む様にいくつかの小さな町があり、公園を移動するには歩いては無理なので、車での移動となります。ただ半日、一日を散歩できる様にいくつかの小さな小道があります。町のインフォメーションに問い合わせて見ると馬で森を散歩など出来る様子。あと秋にはオリーブ、栗、キノコ狩りなどもできる。(今年は絶対収穫するぞ!!)ここは公共の場なので、もちろん収穫するのは自由です(早いもん勝ち!)しかしキノコを探すのは難しそうだけど。それでも乾いた大地の多いシチリアでキノコ狩が出来るちょっと貴重な公園なのです。 この小道は緩やかな散歩コースです。小さな子供を連れた家族連れを遠くから見たので、ミチにリードを付けました。ミチは子供にちょっかいを出すこともないのだけど、犬が怖い人達もいますからね。とにかくかなり大きな公園なので全体を把握するのいにちょっと時間が掛かりそう。緑の多い所に行くと、なんか落ち着くんですよね。(山女。。)ミチも伸び伸びして、楽しそうに動き回ってるのを見るのも嬉しい~。小道を歩いていると、小川に山から湧き出た水が流れていました。手を入れて見るとヒンヤリして、気持ちいい~。ミチ、お水美味しかった?!
2007年04月24日
先週の日曜日はキリスト教最大の行事“pasqua”(パスクワ)でした。春分のあとの満月の第一日曜日が決まってパスクワになっているようです。そもそもパスクワとはキリストの復活を祝うお祭りで、クリスマスに次いでキリスト教の大事な行事の一つでしょうか。パスクワの次の日は“Pasquetta”(パスケッタ)または“Lunedì dell'Angelo ”(ルネディ デッランジェロ)と言う祝日です。この日は一般的に小旅行に出掛けたり、ピクニックに行ったりします。我が家でもパスクワには決まって家族で食事をして、パスケッタに皆で山にハイキングというのがお決まりのパターンになっています。パスクワの食事も毎年、義母の家かどこかの親戚の家で集まっていたのですが、最近は親戚などが一同に集まるときは、よくアグリツーリズモで昼食をする事があります。義母も義兄、(私?まだまだ夫??かなり怪しい)も自分で料理をし、おもてなす事が大好きなのですが、やはりパスクワなどは何もせず、皆でゆっくりしたいと言う思いがあるようです。 今回はパレルモ県の山間の町カッカモにある、小さなアグリツーリズモに皆で行って来ました。この日のメニューはパスクワの特別メニューでしたが、とにかく量が多い!中でも釜で焼いたパンは最高に美味しかった、あとお料理はシンフルでしたが春野菜をふんだんに使ったパスタ、手作りサルシッチャ(=ソーセージの用なものです。)は最高でした。あと何と行っても農薬を極力使わない野菜、自然飼育された素材を元に使った料理は、体にも良いし、やっぱり美味しい。日曜日はパスクワをノンビリ過ごすために来ている人ばかりなので、お昼の始まりは、遅くても誰も気にしない。なんと最後のデザートを食べたのが5時過ぎ!です。前菜が出てくるのはわりと早いのですが、その後が遅い、遅い。。お腹の空いた人の為に、前菜・ワインなどの飲みのもは既に用意してあったのですが、これを食べ過ぎると、次が食べられないので要注意! 料理を待っている間は何をしていたかと言うと、小道をミチと散歩、子供達はミニ乗馬教室などなど。ワンコはレストランの中には入れませんが、外のポールなとに縛っておくことは出来ます。町中のお店でコレをやるのは心配ですが、山間のアグリの敷地内でしかも窓から様子を覗けれるので安心です。イタリアのアグリの多くは、ペット同伴の宿泊もOKの所が多く、部屋にも連れて行ける所がほとんどです。犬と一緒に過ごせるのもアグリの魅力の一つかなぁと思っています。
2007年04月13日
ミチ♀共々元気です!!そろそろ復活しようかなぁ。まずはパスクワの話題でも・・
2007年04月12日
昨日は久しぶりの雨が一日中続き、夜になるとドカ~ンと雷を伴う大雨でした。普段、降水量の少ないシチリアにとっては有難い事なのですが、雨の中、カッパを着て夜の散歩に出る気力が昨日は無くて、「本日の夜の散歩は無し!ゴメン!!」とミチ♀に言ったのですが・・・動物の習慣と言うか、習性ってスゴイですね。大体同じ時間になると(散歩に行こう~!!)と言わんばかりに、ジタバタと廊下を行ったり、来たり、手を舐めに来る、手をカジカジ噛んでみる、など合図をしてくるのですが。。普段の散歩は、一日二回と決めています。一回目は午前が午後に私が一人で30分から40分程度のジョッキングを兼ねた散歩。二回目は夕食を終えて、生ゴミを捨てるのも兼ねて、夫も一緒に15分程度の軽い散歩。あとは、昼間天気が良い日は、日向ぼっこも兼ねて番犬?!がお勤めです。日が沈むと家に入って来て、夜のゴバンまでソファー(犬用にしたタオルを引いた上で、横になっていますが、ちょっと甘いかなぁ?!と思いつつ・・)で長~くなってお休み。殺風景なガレージですが、、(昨日の落ち葉を掃かないかん!)日当たりは良し!!ミチ♀曰く、「こう見えてもわたし、番犬としてスゴイんですっ!」しかし、、勢いよく吼えるので、何事か?!と見に行くと、、近所の猫だったりします。。ところで、イタリアのどの町でも同じなのですが、商店は昼の1時から4時まで昼休みです。この時間帯はシ~ンと商店街は静まり返ってます。なので、商店街のお昼休みの時間帯を利用して、犬の散歩をしているのですが。私のウィンドーショッピングも出来るし、と思っていたのですが、、、、今日のお昼の出来事、わが町の名所?!(ヴィーラ・パラゴニーア)文豪ゲーテが、この建物について詳しく書いているらしい・・ですが。これだけの事に?!入場料・・高いじゃん?!と思う私。を通り過ぎ、角に某有名メーカーブラウスのお店のウインドーを眺めて横切ろうとしてると・・『ヒヤ~!!』私の叫び。、、、自転車に乗った男の子とミチ♀が危うく衝突するところでした。。幸い何事も無く、ミチ♀はキョト~ン、としてるだけでしたが、、男の子も「Mi,scusi..Signora.」(ご免なさい。。)と素直に謝ってくれたので、私も「心配しないで、大丈夫よ。」と返事をしたのですが。。私もちょっと反省。。お店のウィンドーをぼぉ~と見ながら『あっ、まだバーゲンやってる!』、とかすっかりお店に気を取られて、ミチ♀に注意を払っていませんでした。なので、特に角を横切るときは、いきなり横切らず、ゆっくり歩くこと!他の事に気を取られない!!と、自分に言い聞かせました。。あと本来、犬を連れて歩くとき、『飼い主の一歩後を犬が歩く』のが理想の歩き方だそうですが、これが私、中々出来なくて、いつも「飼い主の一歩先を犬が歩く」って格好になってしまうんです。犬を飼ってらっしゃる飼い主の皆様はいかかですか?なので男の子が危うく一歩先に歩く、ミチ♀を自転車で引きそうになったのですが、一歩先に私が歩いていたら、私が引かれそうに、もしくは引かれていた??今日の出来事なんぞ、書いていて前置きが長くなりましたが、、ちょっと遅まきながら、冬眠?春眠?・・と言うことで、、しばらくブログお休みさせて頂きます。と、宣言するほど更新もしていない!!なのですが、4月頃になったらまた始める(予定)にしようかなぁ~と思ってますが。皆さんのプログにも、もっとお邪魔したいし、(ちょっとだけやり掛けていることもあるし・・)ミチ曰く「ふ~ん、ブログお休みするの? ご主人ってば、もうマイペースなんだからぁ~。」ってミチ♀も番犬しなくって休んでばっかりいるんだから~。また春に新たな気持ちで、更新できたらいいなぁ~と思っていますので、引き続き宜しくお願います~。
2007年02月27日
ご近所の皆さんにも、我が家の愛犬ミチの名前、もうすっかり馴染んで頂いたのですが、散歩をしていると「何犬?」、「名前は?」の他に「どんな意味があるの?」と聞かれる事があるんです。イタリア人の名前に何がしの意味があるように、カトリックの宗教的な意味・由来だったりしますが。。東洋系の名前にも意味がちゃんとあると思っているようです。なので、もちろんワンコにも・・ミチ♀、山での散歩が一番イキイキしています。最近はよーく食べるようになってホッと一安心。今更ながらという感じですが、ちょっと昔の話になりますが、牝犬につける名前はどんなものがいいだろうか?と夫と話していて、日本犬だから、やっぱり日本女性の名前がいい!という事になり、私がいくつか名前を挙げていると、、、夫「ところで、皇室の妃殿下の名前は?」私「美智子」夫「じゃ、美智子にしよう!」私「いやぁ・・そのままそっくりの名前は、ちょっと。。子は抜かして美智はどう?」そういう訳で、もったいなくも美智子妃殿下の「美智」を頂いたのです。で、イタリア人にミチの名前の意味は?!と聞かれると!!これ、来たか?!その言葉を待っていたぞ!!と言わんばっかりに、「BELLA INTELLIGENZA!!」(知的で美しい!!)、って事ですよぉ~。と、毎回親バカ発言してるのですが・・・最初は喜んで話していたのですが、、最近ちょっと何でもヘンに聞きたがる、イタリア人、シチリア人に疲れてきました。。毎日、山に行ける訳ではないので、ミチに「ミチ~、もっと静かな所を散歩したいねぇ~」と言ってるのですが。。ア・ツゥー♂を追っかけるミチ♀!義兄のシュナウセル、ア・ツゥーの名前は英語らしいが・・どんな意味があるかは?!まだ知りません!ゴメンよぉ~ア・ツゥー、彼にあまり興味がない私。。(次回、義兄さん来たときに聞いてみよう。。)ではイタリア人の付ける犬の名前はと言うと、、あと夫の従姉妹のセントバーナードは、“Nerone”(ネローネ)悪名高き古代ローマ皇帝ネロの名前をそのまま付けています。彼らは北イタリアに住んでいるので、ミチとのご対面はまだなのですが、ご覧の通り従姉妹よりでっかい巨大犬!イタリア人って・・人間につける名前をそのまま付ける人多いかも。ミチのお爺さんになる“Oku”(オク)もそういえば、ブリーダーで、犬の調教師でもあるオナーさんが以前、「オクって森の王様って意味があるって聞いたんだよ。そうだよね?!」って言われていたのですが。そのとき私は「はぁ、そうなんですかぁ。あまり詳しくないので。。」と答えたのですが。オク、奥?!、奥の細道。。位しか思い浮かばないのですが。飼い主が色々と考えて、思いを込めて付けた名前が一番良いのでは?と思うのですが。正確な事は措いといて、それに意味の正解、不正解もないのかなぁと感じます。オクって名前も呼びやすいし、『森の王子様』っていうのも気に入ってしまいました。次回からミチも『森の女王様』って事にしようかなぁ~!
2007年02月20日
以前から気になっていたパレルモにあるエノテカ“enoteca picone”に行ってきました。ここは実はガイドブックで見つけたお店なのですが、ミシュランのシチリア版、その他シチリア版の雑誌にもよく紹介させています。以前、パレルモの“oviesse”でミチ♀を連れてお店に入ることが何故か出来たので、もしから犬も連れて入れるかも?!と淡い期待を持って聞いてみると・・・やはりNO!とのこと。(ああ、甘かった!当たり前かぁ。。)で、ミチ♀を車に残してダンナと二人で入ること。詳しくはガイドブックにも書いてあるのですが、パレルモでワインを探すのだったらこのお店に行けば、シチリア産ももちろん、イタリア中のワインを見つける事が出来ます。チーズをおつまみに、好きなワインをゆっくり試飲するのもOK。ワインのお値段もお手ごろな物から、はっ?!っと目玉が飛び出す位高価な物まで、色々とあります。Enoteca Picone V.G Marconi36 日曜休みこの日試飲したのは、“nero d’avola”以外のシチリア産ワインを飲んでみたいと思っていたので、オーナーさんと思わせるpiconeさんに勧められたのは。COTTANERAブドウ品種“Mascalese”。シチリア、エトナ火山の地域で栽培されれいるブドウ品種だそです。飲むのは好きなのですが、そうワインについては詳しくないので、偉そうな事が言えないのですが・・・“nero d’avola”を我が家で常備しているので、どうしてもこれと比べてしまうのですが、それほど渋くも無くて、そのまま飲んでも、冷やしもいいかも?って感じで、お魚にも合うかな?!新しいワインを見つけたいとき、ちょっと一杯引っかけたいとき(いや・・試飲したいとき)、にいいお店かなぁ、と思っています。
2007年02月17日
友達のアガタちゃんから、「お寿司の作り方を覚えたい!」と以前から言われていて、先日我が家の台所でにぎり寿司を作ることになりました。ローマ、ミラノでは日本食好きのイタリア人にとってはけっこう一般的な食べ物になってるようですが、まだシチリア、パレルモではちゃんとしたお寿司を食べさせてくれるお店はまだ無いようです。ちょっと聞いた話だとパレルモにある老舗レストランの二号店でお寿司をメニューに加えてとか。ただ握っているのが日本人では無くてアラブ系の人。味に見合った値段かどうか疑問だし、それだったら自分で作った方か確実に美味しい!と久しぶりにお寿司を握ることに。シャリが妙に多いにぎり寿司!(素人なので・・)お寿司にはやっぱり、日本酒が欲しくなるので、ダンナが帰って来る前に、アガタちゃんと一杯クイッっと!やりました。お魚の豊富なシチリアですが、やはり生の魚を食べる習慣は無いので、初回はパックのノルウェー産のサーモンスライス。イタリアで購入出来るサーモンはノルウェー産がほとんど。一応輸入品って事になりますが、値段もお手ごろなので、我が家ではよく食べています。お寿司にしなくてもオリーブオイル、レモン汁でそのまま食べたり。彼女お寿司を食べるのは初めてなのですが、日本茶が好きとか、日本に興味大な人な、せいか、お寿司も味覚に合ったようです。あるチェンネルでは、お昼のニュースの合間に、シェフのミニお料理教室があるのですが、イタリア料理が中心ながらも以前、巻き寿司の説明を日本人の料理人が詳しく説明していたのを見たことがあります。アガタちゃんもそれを見ていた、「次回はぜひ巻き寿司を作ってみたい!」とまた約束をしてしまった。。お米は日本米に形が似た、イタリア米で出来るのですが、海苔をどこで調達しようかなぁ?!週一のお寿司の会、メニューも増やして人数も増えて行きそうな気配です。来週はお寿司に興味大の家族、彼女のお家でお寿司の会!です。
2007年02月16日
パレルモの近くに住んでいながら、実は今まで素通りする程度だったのですが、先週から週一の割合で通っているのがパレルモの中央駅近くにあるメルカート“Ballarò”(バッラロ)パレルモにはいくつかメルカートがあるのですが、バッラロは一番歴史が古く、地元パレルミターノが買い物する市場の一つです。あと大きな所では“La Vuccira”“Il Capo”と言ったところでしょうか。メルカートは朝で終わり、週末が一番活気があると言う感じで、バッラロは規模も大きいので魚屋、肉屋、八百屋、お惣菜店、雑貨屋などなど、と必要なものが一揆に揃うし、わが町のメルカートに比べると値段もかなり安いのです。一応シチリアの州都であるパレルモがわが町より食料品の物価が安いのは、不思議な感じがしますが、やっぱり店の数が格段に多いので競争効果が働いているのかなぁ、と言うことでしょうかね。ひときわ目立つ長い鼻?!が剣のようだから名前は“pesce spada”(ペッシェ・スパーダ)けっこうな高級魚です。。土曜日の買い物のメインはお魚で、今回はscombro“サバ”をゲット。お魚の新鮮な見方って言うと??1.目は澄んでいるか?2.エラを裏返して、中がキレイになっているかチェック!3.皮は光っているか?4.身はプリプリして引き締まっているか?と、まぁ教えて貰ったお魚の見方なんですが、一般的にこんな感じでしょうか?私としては、とにかく美味しそうにみえればぁ、OKにしてますが。魚屋さんのおじさん達は、新鮮に見える様に頻繁に水をお魚に吹きかけていますが、ホントに新鮮だと水が雫のようにプチプチ弾いているんですよね。逆に鮮度が低いのだと、皮がベチャとし水っぽい感じ。一般的に“バッラロ”の魚屋さんは、どのお店もけっこう新鮮な物を売っている、と言う印象を受けました。まだ決まったお店は無いのですが、眼を付けたお店数件で、買ってみて、あとは同じお店で買ってみようかなぁ。 主婦の味方お惣菜屋さんも発見!!前回、写真撮影をお願いしたら覚えていてくれて「Ciao! Come stai?」とお兄さん、毎回声を掛けてくれます。ここではパレルモの代表料理“Sarde a beccafico”(イワシのオーブン焼き)もオーブンに入れてチィーン!するだけのものも売っています。(これ自分で作るとすごく時間掛かるのよね。。)歩いていると、ご年配のシニョーラが、「ちょっとあなた、この袋持ってくれる~?」私「へ?!」どうやら買った物の整理をしたかった様で、私に手伝って貰いたかったようだったのですが、突然だったので、なんの事か良く分からなかったのですが。イタリアではこんな事が良くあるんですよね。ちょっと手を貸してちょうだい~!見たいな事が。全然知らない人なんですけどね。結構おせっかいな私はこんな(お助け厚意とでもいうのか)を喜んでやって差し上げるのですが、他の事考えてたし、普通、“Mi fai cortesia?”(ちょっといいかしら?)とか、前置きの言葉があるのですが。まぁ、外国人と分かる私にも、声を掛ける所がご年配のシニョーラらしのだけど。イタリア語が分かるのか?分からないのか?、ほとんど考えないみたいな・・・子ヤギちゃん・・あと頭と脳みそまで売っていました。。(さすがに写真は載せれませんでした。。)ダンナは吐き気!を催しそうでしたが、私は意外と平気かな?!あとイタリア人のシニューラってお肉屋さんで注文を待っている間、自分のお料理リチェッタを人に教えたり、聞いたりしてるのを見ることがあります。「あら、このお肉どんなお料理に使うのかしら?」そうすと、喜んで詳しく(又は聞いて無いこと!まで。。)教えてくれます。(爆!)この日、あるシニョーラが骨付きのお肉を買っているのを見て、、思い切って、「Scusi signora! Cosa cucia di queta parte?」(すみません!これでどんなお料理をさせるんですか?)と聞いて見ると、このお肉 “capretto”(子ヤギ)との事で、そのままオーブン焼きにしたり、脂がのっている部分なので、ポテト・玉ねぎなどと一緒に焼いても美味しいとの事。子ヤギってまだ料理したことないけど・・一度やってみたい。(次回は、肉屋に挑戦してみようかなぁ。)新しいメニューの発見もあり(人の買った物もチェック出来るしっ!)、活気のあるメルカートはやっぱり楽しい!
2007年02月03日
最近、我が家の愛犬、あまり登場していないかなぁ?と思い、今回は親バカ!を覚悟で子犬時代からの写真なぞ、公開させて頂きます~。早いものでミチ♀が我が家に来て、一年が過ぎ、生まれてから一年三ヶ月が過ぎました。元々、犬を飼うきっかけが何だったかなぁ~、と思うのですが、こちらに住み始めて半年が経ったころに主人の従姉妹の結婚式に行って来たんです。彼女達は北イタリアのロンバルディア地方に住んでいるのですが、式のあと秋田犬のブリーダーさんの所に連れて行ってもらったのがそもそもの始まりでした。それまで、日本でも秋田犬ってじっくり見たこと無かったかも知れません。で、そのロンバルディアの山奥で始めてミチ♀のお爺さん犬になる“オク”を見たのが秋田犬との最初の出会いでした。犬によっても性格が違うと思うのですが、妙に貫禄と言うか、威厳があるって感じだったんです。ちょっと大げさかな?!でも吼えるわけでもなく、かと言って私達を歓迎するわけでもなく、キリっと立っている感じが妙に凛々しかったのです。動物は好きだし犬も大好きだったのですが、実家では猫を飼っていたし、家には寝に変えるだけの様な会社員生活をしていた私は、もっとゆとりのある生活と言うか、犬と散歩したり、一緒に遊んだりする自然な生活に憧れました。そんな訳で、犬の調教師でもあるこのブリーダーさんに「パレルモに住んでいるんだったらエンソを尋ねて行くといいよ。いい人だよ。」と教えてもらった人が、ミチ♀の最初のオーナーさんです。早々、エンソさんの所に行くとミチ♀の母犬になる“アイコ”ちゃんとトリノのブリーダーさんの雄犬と繁殖をする予定だと聞いて、「子犬が産ませたら是非、欲しいのです!」と予約と言ったらヘンですが、返事をしてきたのです。当時は、夫も私も雄を希望していたのです。“オク”みたいな、でっかくなって、貫禄のある子になってくれる子がいいなぁ~と二人とも思っていました。で、子犬達が産ませてから数回、チェファルにあるエンソさんの飼育屋に見に行って、実は雄の子犬を決めていました。リンク先に一緒に生まれた子犬達の写真もあります!なので、最初はミチ♀が家に来る予定では無かったのです。その後、生後60日になるまで、引き取るのを待っていたのですが、確か50日前後の朝、エンソさんが飼育屋に行くと、私達が決めていた雄の子が死んでいたとの事でした。。たぶん母犬が誤って殺めてしまったのでは・・との事でした。この話を聞いた時は、ショックでしたし、とても悲しくなりました。その後、夫どの子にするかスッタモンダしたのですが結局、夫が折れる事になり一番元気の良い牝犬のミチが我が家に来る事になったのです。夫は本当は雄が欲しかったのですが。私に折れて貰いました。人間との出会いと同じく、動物との出会いも不思議な縁と言うのか、思いがけない出会いがあるものだと思います。最初は、義母の家から出発して、家のリフォーム、ミチ♀の病気、ミチがやんちゃ過ぎるなどなど、色々ありましたが、今でも遊び大好きのやんちゃな子ですが、一応場所をわきまえるようには成長しました。掛替えの無い家族であり、仲間であり、今後も長~く一緒に暮せてたらいいなぁ~と思います。ミチまだ二ヶ月程度です。耳が片方だけ立ち始めてます。ペロッと舌を出して、やんちゃ真っ盛りの頃!これも二ヶ月頃、抱っこ出来たころがちょっと懐かしい~。 ミチ七ヶ月頃、姪っ子と一緒に山へ行きました。これは最近でもう一歳になりました~。
2007年01月30日
年末に毎年、主人の友達達が集まって外で食事するクラス会みたいなのがあるのですが、昨年末は中々、皆の都合がつかず、年が明けてこの日に集まる事になりました。私自身、こう言った日本での自分のクラス会は参加出来なし、、仕方が無いので主人のに、お邪魔虫のように付いて行って来ました。場所はパレルモの中心から少し外れの地元の人が集うトラットリア“Trattoria”トラットリアはレストランと比べるとカジュアルな居酒屋風と言う感じです。トラットリアの中ではナプキンが紙だったり、テーブルクリスも安っぽい?!感じのお店があったりしますが、ここは布製のしっかりしたものを使っています。ナイフ、フィークもちゃんとお皿の数だけ用意してありました。予め予約したのは8人だったのですが、5人の小さいテーブルしか空いてなかったので、人数の間違いで30分近くは待つ事に。。私達が予約したのは、スプマンテアンティパストに海の幸のサラダ一皿目に二種類のパスタ ウニのスパゲッティ、ムール貝のスパゲッティ二皿目にお魚のグリル(名前忘れた・・)ドルチェにチョコレートのトルタ、ビスタッキオのトルタワインには MERLOT “Principe del corleone”(赤を頼んだのですが、お魚料理に合いました~)ワインもしかり飲んで、一人当たり45~50ユーロ程度。中々の充実した内容で、新鮮な魚類のお料理が充実しています。週末は予約が必要との事ですが、、、(残念ながら、ちゃんと予約受け付けれるか怪しい!のが難点です。)パレルモにお越しの、待つ覚悟のある方!には、このトラットリア試してみる価値ありです。“Trattoria Pizzeria ALBERTONE”Via Duca della Verdura,115 Palermo (水曜休)お料理が出てくるのもゆっくりなのですが、お店を出たのは夜中の12時過ぎでした。皆が集まりると自然と方言(ディアレット)のおしゃべり大会。もうここに来て三年目になるので、ある程度の方言は分かったつもりでいたのですが、まだダンナに通訳してもらないと分からないことも暫しあり、、、それでも私に皆、分け隔てなく接してくれるのが嬉しく、美味しい料理にワインを十分楽しんできました~。
2007年01月19日
そろそろ来るだろうと思っていたのですが、ついに私にも・・・先週インフルエンザに掛かり一週間、はっきりしない気分で過ごしていました。7日から始まったパレルモのバーゲンには行ったものの、この辺りから、ん?!なんかいや~な風邪になる前の体がだるいって言うんでしょうか、(いやだぁ・・この感じそろそろ来てしまうなぁ・・)って思ってると。。。頭痛、くしゃみ、咳、鼻詰まり、とすべての症状がセットでやってきました。先に風邪になって回復したダンナに薬局で色々な薬を買ってきてもらったのですが、中でも頭痛に割と効いたかぁと思うのがCMでも宣伝している“ASPRINA C”と言う粉末状の粉薬。お水にさっと入れて溶かして、シュワシュワ泡が出てオレンジの味もして飲みやすい。(あとレモン味もあるらしい。)風邪くらいでは掛かりつけのお医者“medico di famiglia”の所には行かないのが、一般的な様なので薬局で薬を買って自力?!で治すしかない。日本にいた頃は、風邪を引くと直ぐに耳鼻科に行って、鼻や喉を洗浄してもらい薬を出してもらって、2~3日で良くなった気がする。イタリアではと言うかパレルモでは(地方によっては医療システムも違うと思います。一般的には南に行くほど最悪と言われる。。)まず体調に不調を来たした時は、掛かりつけ医“medico di famiglia”の所にいきます。(その後、必要に応じて専門医、病院を紹介してもらいます。この時に希望する場所や、あらかじめ予算に合った病院を探してもらうことも出来るようです。と言うのも、公立の病院はほとんど無料で、私立の病院では実費。)なので、耳鼻科に行くのもこの様な手続きをしなければならず、また予約を取るのも大変時間が掛かる。取れたところで二ヶ月後の予約では、もう風邪は治ってるでしょうし、その頃は必要無くなってしまう訳です。風邪は自力で治す!と言うところに来てしまったので、、、鼻・喉の洗浄機を買おうかなぁ?と思っている処です。イタリア人の家庭には必ずあるらしいんですが。それだけ耳鼻科に行くことが一般的では無いってことでしょうか。話は代わりますが、パレルモのバーゲンでの事。この日もダンナ、私、ミチ♀というセットでメインストリートを歩いていました。イタリアで犬を飼っていてよかったなぁと思うことは、町の中心部にも犬を連れて一緒に歩けることかぁと思います。日本の様に大型デパートがあまり無いって言うのか、まだ一件、一件のお店が多いんですよね。なので私がお店の中に入っている間は、ダンナとミチ♀は外で待っていて、ガラス越しに「これ、どう思う?」「それじゃなくて、右の!」とか、中と外で身振りで、遣り取りをいつもしているのですが。その後“oviesse”の前でミチ♀を連れていると、お店の人が「どうぞ~、犬連れて入っていいですよ。」って言うではないですが。さっそく連れて中に入ったのですが、一人がミチ♀と外で待ってなくていいので、助かりました。ミチ♀も一応、場所をわきまえる犬に成長したので、店の中での大人しくしていました。ただ、犬好きを見分ける目は鋭く(爆!)「きゃぁ~!かわいい!!」なんて言われて頭を撫ぜられるものなら、ハグハグして抱きついてしまうので大変ですけど!イタリアではお店の中に犬を連れている人をよく見かけることがありますが、だいたい小型犬なんですよね。お店の人が許可したと言うより、多分勝手に連れているのが殆どだと思います。が、小さい犬だと目立たない?と言うか、悪さしなければ(ま、いいか。)って言うような大らかな暗黙の了解みたいのもあるのかもしれません。しかし、ミチ♀は決して小さい訳でもないし、“oviesse”の顔馴染みさんでもないし、バーゲン時は犬にも甘いのでしょうか?それともミチ♀がよっぽどいい子に見えたのかしらん?!未だ謎です。 黙って、大人しくしていれば、“おりこうさん”に見られるのですが・・ちょっと散歩の量が足りなくなると、こんな悪戯も!! 右はミチ♀に殺れたトナカイさん。。10ユーロもしたのに~!!(もっと早く片付ければよかった。。)
2007年01月16日
今の時期、気に入って飲んでいるものがあります。と言うのも、年末から二人とも風邪気味だったため、夕食に飲むワインを少し温めていたのがきっかけなのですが。クリスマスは義兄一家、義母、親戚でもある友達夫婦を我が家に招待したのですが、年末は二人でおとなしく家に引きこもっていました。病人をほって置いて、一人で出掛ける訳にもいかず、、私の方は、それほどでもなかったのですが、主人が熱を伴うインフルエンザに掛かったのがきったけで、義母から勧められたのがフォットワイン。ちなみに風邪と一言で言ってもイタリア語だと症状によって言葉が違うのですが、一番重い症状が“influenza”(インフルエンザ)=風邪高熱を伴って数日は安静状態のものあとは“raffreddore”(ラッフレッドーレ)=これも風邪ただクシャミ、セキを伴うもので比較的症状は軽いあとは“febbre”(フェッブレ)=これも風邪・・子供の急な発熱や寒気などと、症状によって単語が違うのですが、私自身この違いが良く分かってなく、一般的に風邪が重いなぁと感じたら即、インフルエンザ!と言った方が、いいようですね。(学校、会社などを休みたいときなど!)ラッフレッドーレだとズル休みと思われる可能性もあり。風邪薬は薬局で買えるため、症状を薬局で言って購入するのが一般的でしょう。特別な薬は、“medico di famiglia”(かりつけのお医者)がサインしたチケットが必要になります。こちらでは“vino caldo” とか“vino cotto”とか言ってますが、作り方というほどでもないんですが、教えてもらったものは、ワイン2カップに、オレンジの皮、シナモン、蜂蜜を入れて沸騰させる。熱いうちに飲みましょう~。シチリアのマンマに教えてもらった飲み方なので、北イタリアの飲み方とは違うのかなぁと言う気がしますが。風邪に効くと言うより、体が温まると言う感じです。お好みで蜂蜜・シナモンの量を増やしたりすると、また違った味が楽しめます。ちなみにティーカップに入れると、ついつい午後にも飲んでしまいそう。。新年早々、風邪の話題になってしまいましたが、今年も宜しくお願いいたします~。
2007年01月05日
クリスマスの時の我が家の飾りつけです。と言っても、クリスマスムードと言うかお祭りムードが新年まで続き、そのままクリスマスの飾り付けを持ち越して、取るのは来年の6日ごろです。なので、どこの家もクリスマスツリー、外の照明など夜になるとこんな感じで付けています。今年はお庭のレモンの木にこんな照明を付けました。夕方になると電気をつけます。この辺一帯は大きくなくてもお庭のある地域なので、何軒も一緒になって外の照明を付けると、っやっぱり雰囲気がでますね。 何気に気に入って今年買ってしまったトナカイさん。クリスマスのお花“stelle di natale”も来年6日まで、時々お水をあげてこのままおきて置きます。日本だとクリスマスが終わるとすぐにお正月ムードですよね。クリスマスツリーをキレイに飾っても、25日を過ぎると全て取ってしまうのは残念な気がしますが、お正月が日本にとって本当の意味のお祭り、祝日ですものね。イタリアは25日、26日と祝日が続き、我が家では義兄一家がシラクーサからやって来て、今年結婚したダンナの義弟一家を含めクリスマスお食事会などなど。食べて、飲んで、ゲームして、大賑わいでした。年内アップできるかなぁ?今の時期、皆で「Aguri e Buon Annno!!!」 と声を掛け合っています。また出来れば年内に更新したのですが、取りあえずご挨拶させて頂きます。この一年、本当にお付き合いありがとうございました。皆様にとって、来年も良い年でありますように~。
2006年12月28日
今の時期、主人のちょっと目上のお世話になった友人、義母のお友達などの御宅におじゃまする機会があります。一年の感謝の気持ちをこめてちょっとしたクリスマスプレゼントを届けたりするのですが、日本で言うお歳暮みたいなものでしょうか。家まで私も一緒にお届けするのですが、始めてのお宅だと家の中の隅々まで見せて案内してくれるんです。居間以外に、寝室、キッチン、お手洗い、収納部屋までを色々と説明付きで。関心するのが、小物が所狭しとセンス良く飾り付けられていて、どの部屋も掃除が行き届いてピッカピッカになってるんですよね。ああこれは、汚れたら掃除するのではなくて、きれいに保つために毎日掃除するんだなぁ~と思います。こう言うのを見るたびに・・・我が家もっとキレイにしなくては!と思うのですが。。大雑把でマイペースな性格なもので、、なかなか出来ません!!あと思うのはどの家にも必ず絵が何枚が飾ってあるんですよね。居間以外にも廊下とかにも。聞いてみるとそう有名でなくても地方で活躍している画家の絵だったり、絵の心得のある人だと自分で描いたものを飾っているお宅もありました。あと、(おや?!この絵は??どこかで見たことあるぞ。。)と絵にそう詳しくない私でも知っているものも。それもそのハズで、有名な画家の作品のコピーを飾っているお宅をもあります。コピーと言ってもこれ専門で描いている画家さんもいたりして、サインを真似て入れなければ、別に違法行為にはならないんですね。Webサイトで販売している場合も。引っ越して9ヶ月になるのですが、我が家にはつい最近まで絵は一枚も飾っていませんでした。主人が独身時代に好きで買った絵と義母から頂いたもの数枚があるのですが。そうたくさん絵があるわけではないのですが、どこに何を置くかが、結構難しいと言うか、考えるのがめんどくさいんです。私も主人も絵を見るのは好きなハズなのですが、微妙に意見が合わないんですよね。お互いが自分の好みのが良い!と思っているのが、問題なのかも。。(爆!)ともかく、少しは人並みの家にしたい!と思いようやくクリスマス前に二人で重い腰を上げて絵を飾ることにしました。この絵は、今年の秋一枚だけ買ったセザン(19世紀フランス印象派の画家)の作品のコピーです。セザンについて詳しいことは知りません!知っている方教えて下さい~! 町の画家さんに描いてもらったのですが、彼のオリジナルももちろんあるのですが、私達はセザンのコピーに心惹かれてしまいました。絵の注文の仕方も面白くて、「本物の絵の50パーセントで」とか「いや90パーセントでやってください。」って頼み方をします。実際彼の作品が飾ってあるので、ここから腕を想像するのですが。本物の絵の50パーセントと言うと、なんだか絵の書き込みが少なくてあまりいい印象を受けなかったので、私達は85パーセントでお願いしました。それ以上だと値段もかなり高くなるので諦めました。あくまでコピー作品ですが、これはこれで本物とはまた違って、描いた画家の味も出ている様な気がして、気に入ってます。我が家は狭いのですが、廊下がその割りに広い(いや、他が狭いので広く感じるだけかも。。)ので、ここにお気に入りの絵を飾る事にしました。居間に飾るのもいいと思ったのですが、部屋数の少ない家なので廊下にも寛ぎの空間にしたかったのです。ベンチに座って絵を眺める、と言うのが我が家のウリ?!なのですが、廊下っていうのは変でしょうか?ともかく絵が一枚でもあると家の印象って全然違うんですね。新しい発見です。
2006年12月19日
少し前に土曜日の日記をワードで書いて保存しようと思ったところ、「保存しますか?」に間違って「No」!にクリックしてしまった私。目の前が真っ暗になりました。。。こんなミスをするのは多分、私くらいでしょう。。イタリア版パソコンに日本語ツールはインストールしたので、日本語は使えるものの、パソコンはこちらで購入したので、OS、ウィンドースワードともイタリア語なのです。あせっていると簡単な意味でも頭に入ってこないんですよね。今朝はモップ掛けをしている途中、バケツをひっくり返すし。。ついていない日とは、今日の事を言うのでしょう。また暫くしたら更新したいと思います。(大泣!!)本日は雨で、先週から雨模様です。ミチ♀が庭で泣いているので、拭いて家に入るところです。
2006年12月18日
昨日の金曜日、イタリアは祝日“festa della madonna”でした。クリスマス前の三連休になり、久しぶりにパレルモに行ってきました。夜はめっきり冷え込む様になったパレルモですが、北部と違って凍えるような寒さはないため、バールの外の席に座ってお茶を飲んでる人もチラホラいます。夜の“teatro massimo”(マッショモ劇場)オペラ以外の催しも多く、規模的にはヨーロッパ最大の劇場。外の照明があまり明るくないので、写真を撮るとこんな感じです。クリスマスの飾り付けがキレイなのですが、分かりにくいです。私まだこの中入った事ない。。いつかはオペラなんぞ見てみたいんだけど。。椰子の木にクリスマスのイルミネーション。これはやはり南国って感じでしょうか? 左はパレルモにある老舗のバール“anitco cafè” の飾りつけ。右はパレルモ出身の陶芸デザイーナー“Caltagirone”(カルタジローネ)お店の宣伝って訳じゃないんですが、ここの陶器はシチリアのお土産としても、かわいいんじゃないかと思います。見てるだけでも楽しいですけどね。 毎度お馴染みの我が家の愛犬ミチ♀も連れていきました。あっ!遊び相手を見つけてしまった。。イタリアでは“pastore tedesco”(シェパード)の次に多い、“dalmata”(ダレマシアン)の女の子と目が合って・・・お互い飛びつき!じゃれ合って、いい勝負でした。。パレルモはイタリアの南に位置する島の(一応)首都ですが、イルミネーションも特にコレと言って派手なわけでは無く、建築物やお店にさり気なく馴染ませている(もしくはワンパターン!)と言った感じでしょうか。かえって(お金の有る)日本の方が商業的に何か企画を立て、素晴らしいクリスマスのイルミネーションが見れる感じがするのですが。いかがでしょうか?もう彼是3年、クリスマス・年末の日本を見ていないんですよね。来年は帰るぞっ!
2006年12月09日
イタリアでは日曜日ほとんど、どのお店もお休みなのですが、今の時期クリスマスまでは“Domenica aperto”(日曜日も開いてます~)の看板をよく見かけます。パレルモでもわが町でも、クリスマス前の熱気と言うのか、通りは道行く人でいっぱい。パレルモから約10キロの距離にあるわが町は、特にこれと言って・・自慢出来るものはないのだけど、お店だけは多いのでブティック・宝石店・寝具用品・日用品関係のお店などなど、生活に必要なものは家から歩いて行ける距離で全て揃うので、生活するのは便利です。イタリアの町の特徴なのかもしれないけど、小さな町でもそこに住む住民が生活するのに必要なお店などは揃っていて、不自由しないように出来ている。わが町をフラフラ歩くのがキライなダンナであるけど、日曜日の午後、パレルモまで行く元気は無いし、少しクリスマスプレゼントの下見をすることに。この時期町の片隅で“ricci”ウニを売っています。買って帰ると言うよりその場で食べる、立ち食いウニって感じでしょうか。 その場でレモン付けて食べさせてくれます。 路上でテント張ってクリスマス用品売っています。以前からこの“ウニ”食べて見たかったのだけど・・・生きていないので鮮度に欠けるからやめた方がいいよ!とのこと。ダンナ「お腹痛くなってもいいならどうぞ~」私「・・・・」シチリナーノのダンナが言うには、信用したお店で買う以外は動いている位、新鮮なものじゃないと食べないほうかいいとのこと。しかし・・生きてるウニなんてそう食べれるもんじゃないですよね?!生ものに異常に執着している私としては、コレ一度食べて見ますよ!あとお茶、紅茶などが私は大好きなのだけど、イタリアで美味しい紅茶を見つけるのは意外と難しい。一般に“cafè”(エスプレッソコーヒー)派が大多数なのか、紅茶は日本の方が種類もメーカーも豊富と言った感じ。イタリアのが紅茶の本場イギリスに近いのにヘンな感じですが、イタリア人の紅茶派が日本より少ないってことですよね。 ダンナがお店の中に入っている間、みっちゃんと外で待っていると、あるご夫婦がミチを見て「あらぁ~、かわい子ちゃんだけど、イタリア犬ではないわねぇ~。何犬かしら?」私「日本犬ですけど、チェファルで生まれたので、イタリアーナですよぉ~。」これいつも会話になってます。けどミチ、ご夫婦の会話も真剣に聞いてます。。とりあえず某イギリスの有名メーカーの紅茶の種類が色々と置いてあるのは、町にある“Drogheria”(ドローゲッリア=食料雑貨店)にあります。他にチョコレート、香辛料、アルコール類などを売っています。昔は町に何軒かあったそうですが、一般的なものはスーパーで買えるため、お店の数は少なくなったそうです。スーパーなどでは見つからない種類の物があったり、チョコレート、香辛料を量り売りしてくれるので、地元の人に長保されています。私も時々買いに行ったりしますが、スーパーとは違った雰囲気なので好きなお店の一つです。本日は、ミチを山に連れて行けなかったので、ムッツリさんです。。
2006年12月03日
今年始めて、オリーブ収穫のお手伝いに行ってきました。本来、パレルモ県の農家では、10月の終わりから11月の初めに行われるようですが、ここは主人の友達の家庭菜園なので、高齢のお父様がのんびりマイペースでゆっくり収穫しているようです。少し腰を痛められたとのことで、週末私達も応援に行くことにしました。以前に皆でピッザを食べに行ったときフランコが何気なく「明日、オリーブ取りの手伝いにいかなきゃならないんだ。」と言ったのがきっかけです。それを聞いた私「えっ、私もやってみたい!」と言ったのですが。まさか本当に来るとは思ってみなかったようです。オリーブ取りに欠かせない?!三点セット、軍手、長靴、先にクシが付いた棒を持参して労働に励んできました!お父さんが私に、棒の先で“come pettinare”(髪を梳く感じでねぇ~)と、実の取り方を教えてくれました~。朝6時起き、7時過ぎには作業開始です。農作業はやはり朝早くから始めるものなんですね。家庭菜園とは言ってもかなりの広さです。本日が収穫の最終日だったので、残ったオリーブの木は確か5~6本。ここにぎっしり生っているオリーブを男手4人、女手1人で取ることに。赤一点?!いやミチ♀を入れると二点だった!オリーブに黒と緑があるのは知っていましたが、黒品種の若い実も最初は緑色です。考えてみたら当たり前ですが、普段片田舎で生活していても、こうやって間近にオリーブの木を見る機会はそうないので、とても新鮮です。 完熟した黒オリーブは食べる用に少し分けます。あとは、黒も緑もまとめてフラントイオに持って行き、ここで今年作のバージン・オイルになります。我が家にもまた、お裾分けあるかな?!なんちゃってぇ~。落ちた実をネットでたぐり寄せています。全て手作業ですので、普段やり慣れていないと・・足腰が痛い!です。私は今、腕・足が筋肉痛です(トホホ。。)山を走り回っていたみっちゃん、退屈になって作業の邪魔しに来たので、途中で繋がれてしまいました。しかし、動物にとっては本来こう言った自然の場所が、一番居心地がいいようです。犬にも表情がありとっても爽やかな顔をして、楽しそうでした。ここのオリーブは黒品種なので、最初は緑色で完熟すると黒色になります。触ってみると違いがはっきりと分かります。緑はまだ硬く、黒は柔らかいです。オリーブオイルにするには、緑も黒も全てまとめて“frantoio”(フラントイオ=搾油所)に持って行きますが、完熟した黒だけ少し取り除いて、家庭でオリーブ漬けをしたりします。 早速、家で頂いたオリーブを“sotto sale”(塩漬け)をしました。きれいに洗って、水分を取ってから塩をふって寝かすこと約二週間程度。その後、ローズマリー、オリーガノ、オイルで混ぜて“stt'olio”(オイル漬け)の出来上がり。我が家で漬けるお初オリーブ、二週間後が待ちどうしいです。スーパーに行けば何でもある時代ですが、スローな手作りも楽しみたいものです。
2006年11月26日
パレルモ県の山岳地帯にある町、“Caccamo”(カッカモ) “Castello di Cacamo”(カッカモ城)に行って来ました。なんとも舌を噛みそうなヘンな名前と思うのですが、イタリア語をご存知の方、お手洗いでの・・アレを想像しませんか?!パレルモからカッカモまで50kmの距離で、12世紀に山の頂上に建てられたお城。町の中心からクネクネの山道を走ること10分程度、頂上の行き止まりにお城はあります。パレルモ県民だったらこのお城、皆知ってるでしょうが、私はこの町自体、知りませんでした。山の麓から下を見下ろすと、湖が見えてとても幻想的な感じ。。パレルモ県にとっては貴重な湖です。県民の家庭用水もここから引いてるそうです。上から見る感じでは、結構きれいそうなので、ホッ。飲み水は買ってますが、パスタ茹でるには、ここのお水使ってるもんねぇ・・水は生命の源! 日曜日と言うことで町はひっそりしてました。バール一件、レストラン一件、お土産屋さん一件が開いている程度で、観光客も少なめでした。観光客と言っても、多分この町以外のシチリア人がちらほら、帰りがけにドイツ人?のグループを見た程度でした。昔の有名なお城を見ても、あまりにも観光客の人が多いと、中世の気分にゆっくり浸るって事も出来にくいですよね。その点、このお城は小さいし、そう有名でもないため、ゆっくりと気分を味わうのにはいい場所かも。毎回行く場所に、可能な限りミチ♀も連れて行っているのですが、お城の入り口でも、何も言われなかったので、無事通過! 石畳の階段が、ぐるっとお城を囲むように付いています。石畳って車の無い時代の特に中世には、馬が重要な“足”だった為、馬が歩きやすいように作ったものだそうです。お城の入り口から、かなり離れた所に馬小屋跡がありました。やはり悪戯されたり、盗まれたりするのを避けるためだったのでしょう。大事にされていたのが窺えます。ミチ♀、さらにチケット(2ユーロ、取ります。)を購入する場所も通過し、庭まで入って行きました。さすがに部屋の中には入れませんでしたが、庭にある大砲?のオジェットに繋ぐのを勧められて、ここで大人しくすることに。大きいお城ではないため、直ぐに中は見れてしまい、このお城のメイン場所?である大広間には、お城の歴代頭首の家紋が飾られています。これを見てもパレルモの歴史の遍歴を見るかの様に、イスラム、ナポリ、ローマ、スペインなど、次々と頭首が変わっているのが分かります。何処の国、地方出身かとは“姓”で判断する様です。そう言われてみれば学生の頃、日本史の先生が日本でも昔、集落ごとに同じ姓を付けた時代があったとか、言っていたのを思い出しました。ちなみに、ダンナの父方の姓はナポリの近くに多く、母方はローマだそう。私は父方、愛知県の東海地方、母方は山口県もっと昔は長野県の“風林火山”でお馴染みの一族出身。ご存知の通り、この一族は滅びてしまったので本来ここで“切腹”となるとこでしょうが、その後、交流があった山口の毛利家の家臣になったとか。何故か切腹は免れたようなので、こうして私も生きております。大げさかな?叔父の家にある家系図の訳が本当ならこの様ですが。子供の頃、叔父に見せてもらったこの家計図、途中から“姓”が変わっているのは、子供心に不思議だなぁと思った記憶があります。ダンナの家系を書いたので、ちょっとは自分の事も書いてみようかなぁと思ったら、長くなってしまいました!書いていて、改めてこんなに違う二人が一つ屋根の下に暮らしているなんて、人生つくづく不思議だな~って思います。 この家紋、頭首の年代順に並んでいるようですが、シチリア史を学校で学んだであろう?!ダンナも知らない人物ばかり。 唯一、フェデリーコ・ダァラゴーナなる人物は知っているとか。 このお城の見所は、なんと言ってもこのバルコニーなら町が一様に見渡せることでしょう。時の領主の権力の象徴であるこのお城から、町を管理するためいつも下を眺めていたのでしょう。山あり湖あり、最高の眺めです。 こちらは、すべて寝室。置いて木製テーブルなどわりと近い近代の物。ベッドも鉄製だけど同じ感じ。寝室のバルコニーからの眺めが上の写真です。左は頭首が着ていたと思われる服。あと、他には一番長く権力を誇っていた、頭首の肖像画、暖炉跡などもありました。山の頂上なので、冬はかなり寒いと思われます。 こちらは、お手洗い。左は現在もイタリアで使われているのと同じ形の“bide”(ビデ)も。私、初めてヨーロッパ旅行した、パリのホテルで見た記憶が。このビデ、イタリアに住むようになって、何をするものか、ようやく知りました。ハイ。。しかし、我が家には、広さの問題から付けませんでしたが。シャワー使えば必要ないと思うの、私だけでしょうか?右は、12世紀の始めに作らせた便所!!跡です。言わば穴だけほって、山の上から市民の住む集落に垂れ流し状態!!ひえ~、この時代の庶民でなくてよかったぁ~!!!権力者たる者、この時代は何でも有りで、何処の国でも同じことをしてたのでしょうか? お城の庭から、入り口が見えます。かなり上に登ってきたのが分かります。この日の夜、度々開放されている部屋でコンチェルトがありました。この後、楽器を持って人たちが続々入ってきました。人っ子一人いない、寂しいお城って感じかとおもったら、この後、バンド関係の犬好きのお兄さんに、「よし、よし~!!」と撫ぜられて、みっちゃん何時の様に、激しく喜びました~。そんな感じで犬を通して、初めての人ともお喋りできるのですが、みっちゃん!飼い主以外に、こんなに喜ぶと正直、ヤキモチ焼いしゃうもんねぇ!右はお城の入り口前にある、お土産屋さん。湖の行き方・パレルモの生活用水にしている事など、お城のパンフレットなど、ここのおじさんから頂ました。(受付、チケットも渡すの忘れやがった!!いい加減にしろ!)と意気がってみる・・この豆知識豊富な親切なおじ様が経営するお店が右手です。地元産ワイン、リモンチェッロ、モッデカのチョコレートなど売っています。
2006年11月19日
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