頑張れ★雪印!

雪の大好きな私としては、気になる存在の『雪印』ブランド。
ベストは一度解散して、本当に雪印を愛して誇りを持って
仕事に従事している社員と生産者で再建をはかることだと思います。
裏切りによる信用回復には、とても時間がかかります。
とても辛い道のりになると思います。
ですが、それでも・・・いや・・・それだからこそやって欲しいと思っています。
私たち消費者の『信じる力』を頼るのではなく、企業の『誠意』を
消費者に『信じさせる材料を提供する』という形で示してもらいたいと強く願っています。
1月24日に掲載した私の日記をもとに、これからも雪印について
そして企業の持つブランドイメージ、社員のモラールについて考えていきたいと思います。



★★★『正直者がバカを見るなんて世の中は、大嫌いです!』 1月24日(木)

 雪印・・・やってくれましたね、またまた。
以前の不祥事のから学習したことは、全く無いのでしょうか?
『安全はタダじゃない!』どうしてこのことが、わからないんでしょうか?
安全衛生基準法に則ってと言う前に、 人としてのモラルの問題でしょう。
そして何よりも、社員のモラール(士気)の低下です。

社長の会見で「雪印は真面目な人が多いから、内にこもってしまってこうなった」と言っていました。
一体何を言っているのでしょう?ただ、悪用したかっただけなのに、消費者をなめた発言をして・・・。
真面目だったら、こんな犯罪まがいのことはしません。
これは問題があればふたをしてあいまいにしてしまうという、典型的な昔の悪い日本の組織が残っているだけで、何の発展もしていないという証拠でしょう。
『信用を獲得するのは長期にわたり、失墜するのは一瞬である』 ということが、なぜわからないのでしょうか?
 これでただでさえ再建が難しかったグループ全体の経営が、不可能に近くなったといえます。
不祥事から赤字が続き、有利子負債が増える一方だったというのに。

 私は牛乳での不祥事の後、大好きな『切れてるカマンベールチーズ』の売り出しが他のチーズよりも遅かったので
「発売を中止したのでしょうか?」と伺いのメールを送ったことがあります。
その時に、「私は雪印が大好きなので、これからも買い続けます。信用回復に役立つように消費者もがんばりますので、社員の皆様も頑張ってください」という内容のエールも書き添えました。
すぐにメールでの返信があり、「ありがとうございます。大変勇気づけられました。お客様の誠意に応えるよう、より一層の努力をしてまいりますので、これからもよろしくお願いいたします。」という内容でした。
こういう 真面目でモラールのある人だっているのに、そういう社員がバカをみるような、トップの行動は許しがたいですよね。

 安全管理、危機管理の見直しを!という前に、勉強しろ!ですよね。

 もうこれで『安全で安心』ということを雪印に求める消費者は、いなくなるでしょう。
人間関係と同じですよね。信用を無くすようなことをしたら、それを取り戻すのに、どれだけ時間と誠意が必要になるのか・・・。
そういうことがわからない人達の集団なんて・・・怖いですよね。

 原田選手に影響がないといいのですが・・・。
雪印のイメージをあげるのは、もう彼しかいないような気がします(笑 ♪(* ̄ー ̄)v★★★


 この意見に対して、沢山の反響をいただきましてありがとうございました。
消費者としての怒りと悲しみは、みなさんも同じ意見をお持ちだということがよくわかりました。
また、企業人としての私の意見としては、真面目に働いてきた生産者と社員が感じている「会社に裏切られた」という絶望感が感じられました。
もし私が会社にこのような形で裏切られたら・・・
大好きで入社したのに、労働の対価がこの裏切りかよっ!と思いますし、その前に消費者に対してお詫びの気持でいっぱいになると思います。
 今、『雪印食品』のHPは『お詫び』が掲載されています。
そこで疑問に思うことが・・・ネットなのに問い合わせが電話番号しか掲載されていないのです。
電話での問い合わせなんて、きっと繋がりにくかったりして消費者の声が届きにくいものになってきているというのに・・・。
ちょっとやることが矛盾していると思いませんか?
私が以前問い合わせした『雪印乳業』はメールでの問い合わせを受け付けて、ちゃんと担当者が丁寧な返信をくれました。
これこそ、消費者の意見を聞く態度ではないかと思います。
 ということで、雪印グループとして今の『雪印食品』の対応をどう思うのか、『雪印』に問い合わせのメールをしました。
返信がきたら、また皆様に紹介します。そして消費者で考えましょう!
私たちの生活の安全の為、そして企業努力というものを!!!


 2月8日(金) 雪印乳業より返答がありましたので、ご紹介します。

応援、激励のメールありがとうございました。
早速拝読させていただきました。

この度の雪印食品㈱の問題につきましては、同じ雪印グループの
一員として誠に申し訳なく、深くお詫びを申し上げます。私共の一昨年の
教訓をグループ各社に伝えきらなかったのがこのような不祥事を起こした
遠因であると、心の底から悔やんでおります。

日頃は弊社の商品をご愛用していただきまして誠にありがとうございます。

unjoul様おっしゃるとおり、マスコミを中心といたしまして
数々の報道がなされております。
その中で、弊社が正式に発表する前に、
マスコミによる不正確な憶測の記事が流れたことは私も残念でした。

「切れてるカマンベール 生ハム を食べている」、「日本人の舌にあった味を研究
している」
unjoul様の言葉にありがたく感謝したい気持ちでいっぱいでございます。

現実として、弊社およびグループの経営再建は新たな段階に入り、
大変厳しい状況でございますが、社員もこの状況を乗り越えようと
必死に、危機感をもちながら現状を受け止めております。

雪印グループのリーダーとして、本当にもう一度創業の精神に立ち返り、
すべてを一からやり直す覚悟で、一人一人のお客様のご信頼を再びいただくため、
日々精進してまいりたいと存じます。

ご支持いただいているお客様に感謝しながら、
前進してゆく思いでいっぱいございます。
今後とも何卒弊社商品をお使いいただきますよう心からお願い申し上げます。


ご不快な点、心より謝罪を申し上げます。

雪印乳業株式会社
お客様センター


この『ご不快な点』というのは、「雪印食品にメールでの問い合わせができない」ということだと思います。
 信用回復、社内体質改善の為に・・・頑張れ!雪印!
これからも何かありましたら、その都度ご報告していきます♪(* ̄ー ̄)v



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