③不動産の取得Ⅱ

ジュールさんと合コンで知り合った、ファイナンシャルプランナーの『ふっくん』です。
いや~、ジュールさんの迫力と色気で思わず・・・
おっと、これ以上は申し上げられませんが、長いお付き合いをすることになっちゃいました。(笑


 今日は眠らせてもらえません・・・明日もきっと・・・体力持つかな・・・彼女、激しいからなぁ・・・。
なぜって、昨日ジュールさんからこんな依頼があったのです・・・

J「ふっくん、お久しぶり~!元気にしてた?」
F「あ、その元気な声は、ジュールさんですか?」
J「うふふ、そうよ~ん。声でわかってくれるなんて、ふっくんたらっ。ジュール嬉し~い。」
F「アハハ・・・(苦笑) で、どうかしましたか?」
J「そうなのよ~。この前送ってもらったパンフレットを親友のアンと見ながら、夢を描いてみたの。
  私は描けなかったけど、アンがなかなかの出来栄えで。
  それでね、最近新聞で『住宅金融公庫が廃止』とかってでてるでしょ?
  アンがそれを詳しく聞きたいって。わかりやすく教えてくれる?」
F「はいはい、それくらならおやすい御用で。え~っと、じゃ・・・」
J「あ、ちょっと待って。私に言っても伝えられないから、また合コンして☆」
F「あはは・・・(苦笑パートⅡ) いいですよ。じゃ、それまでに何か簡単な資料を作っておきますよ。」
J「まぁ、ふっくんたら頼もしいわ~!じゃ、明日の7時に前のお店でネッ!」
 (ガチャ!ツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツー・・・)
F「明日って・・・もう夜中の1時じゃん・・・。それに一方的に切るし・・・。」

ということで、これから僕は資料作りをしなくてはいけないのです。
色っぽい想像をした方、ごめんなさいね~(笑 ささ、急いで作らないと!

住宅金融公庫 4月から業務縮小


 住宅金融公庫が5年以内に廃止されることが決まりました。
そのため、4月から始まる新制度から業務が縮小されることとなります。
住宅金融公庫とは、住宅を取得するための融資機関です。
民間(銀行など)よりも比較的安い金利で固定した長期のローンを提供して、審査も民間よりも簡易なため多くの住宅取得者が利用しています。
現在融資を受けている方は、一旦契約した内容を変更することはないので心配はいらないのですが、
来年度以降に住宅ローンを組もうと考えている人には影響がでてくることになります。
 現在の制度では返済期間が最長35年で基準金利が当初10年間は年2.6%、11年目からは年4.0%となっています。(2002年1月現在)
将来の返済額が決まっているほうが金利固定期間が3~5年で変動金利の民間よりも生活設計が立てやすいので、
住宅金融公庫の役割というのは重大なのです。
どのように制度が変わるのか、またこれから住宅を取得するにあたって何に気をつけなければならないのかをご説明いたします。


 住宅金融公庫の融資の主な変更点

①融資率の上限の見直し
 現行・・・・・・・・・住宅取得価格の8割までが原則だが、返済能力が十分な人なら全額も可能
 2002年度・・・年収800万円以下=住宅取得価格の8割まで。
          年収800万円超=住宅取得価格の5割まで
          (『つみたてくん(住宅債券)』利用者なら
           年収800万円超でも8割までなら融資可能)

②融資のうち「特別加算額」の減額
 ・一戸建ての新築(土地費なし)などの場合、200万円の減額
   現行=上限450万円→2002年度=上限250万円
 ・マンション購入の場合、400万円の減額
   現行=上限800万円→2002年度=上限400万円


 単純に考えても、今まで自己資金が全くなくても返済能力があれば住宅を購入することができました。
つまり自分の住みたい地域にニュータウンの分譲やマンション分譲の広告などが入ってきてら、
貯蓄が全くなくても安定したある程度の収入があれば
「あ、ココの場所いいね~。いつまでも社宅や賃貸というわけにはいかないから、思い切って家でも建てるか!」
なんてことが可能でした。
それが2002年度からは、最低でも購入価格の2割の貯蓄は必要になってくるということなのです。
3000万円の物件でしたら最低でも600万円の貯蓄がなければ、自分の住みたい地域に条件の良い物件の販売広告が入ってきても
「あー、ココに住めたらいいのにね~。でも貯金が500万円しかないから絶対に無理だね~。」
と貯蓄がある人でも諦めなくてはならなくなってしまうことになるのです。
 民間融資の場合は住宅金融公庫よりも返済能力などの審査も厳しくなりますので、自営業の方や転職したばかりの人は住宅購入に消極的になると思います。
ここまで聞くと、「庭付き一戸建ての夢が・・・( ┰_┰) シクシク」となってしまいそうですが、対策も考えてあります。


③民間金融機関との『協調融資制度』の創設
  公庫融資と民間ローンを組み合わせる方式。
   借り手が返済不能に陥るリスクを住宅金融公庫が住宅融資保険で
   カバーするというもの。
   協調融資ではローンの手続きや融資審査を一体的に処理をすることになり、
   銀行などは返済不能になるリスクを住宅金融公庫に転嫁できるので、
   融資の条件は現行よりも緩くなると考えられる。

④中古住宅の返済期間の延長(10月から)
  一般中古住宅、マンションの場合
   現行=20年以内 → 10月以降=25年以内
  適切な状態を維持いている中古住宅の場合
   現行=25年以内 → 10月以降=35年以内


 このように、中古物件を購入しやすくなるので、新築にこだわらなければ購入しやすくなるということもあります。
このような対処法がありますので、「4月までに何が何でも購入しなくちゃ!」と考える必要はないと思います。
これに伴って銀行なども金利を下げたり金利固定期間を他の銀行よりも長くしたりなど、競いあうことになると思いますので。
もともと将来の金利上昇時の不安を感じなく、その時々の金利状態で借り換えを考えられる経済に敏感な人は、
銀行ローンの方が金利が安かったり色々なサービスを受けられるということもありますので、
逆に好都合になるのではないかと思います。

 新築物件もいいですが、バブル時代に作られた住宅やマンションは素材がとてもよかったり個性的なものが多かったりと、
中古物件の掘り出し物も今のご時世は沢山あります。
中古物件でしたら購入価格も安いですし、さらに返済期間が長くなったので月々の返済額を抑えることも可能になります。
近所でステキな住宅、マンションの売り出しがしていないか見てみるのもいいかと思います。
 このように、住居に関する選択枠が増えたのだと考え、明るくこの時代を楽しみましょう!


 はぁ~、終わった、終わった。これで明日は大丈夫。
さてっと・・・アッ、もうこんな時間!タフマン飲んで、会社に行かなくちゃ!


今回初登場のふっくん、大変でしたね~(笑 ふっくんの運命はこれいかに!
これからもまだまだ続きます。お楽しみに~♪(* ̄ー ̄)v 



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