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ゆーぽっぽ・どっと・こむ
Mt. Kinabalu /キナバル登山(2004.11)
なぜ1度目にあのような辛い思いをしておきながら、2度目になぞまた・・・とお思いになる方もいらっしゃるでしょうが、実は1度目はこの2度目のための、予行練習だったのです。昨年古稀(70歳)を迎えた登山好きの父が、ぜひ一度海外の山に登ってみたいというので、アジア1高い、キナバル山に一緒に登ろうということになったわけです。
これはクアラルンプールからコタキナバル行きの、マレーシア航空の機内食。フライトタイムはわずか2時間半ですが、結構立派なホット・ミールが出るんですよ。
前夜祭というのか、登山前日の夜は、コタキナバルの街の、ローカルの中華料理屋さんへ。そこでめずらしく、ゆーぽっぽの大好きなヤム・ケーキを発見し、さっそく注文しました。ヤム・ケーキというのは、日本でいうサトイモ(タロイモ?)のようなネバネバしたヤム芋をすりつぶして揚げたものの中に、カシューナッツと鶏肉の炒め物が入っている、マレーシアならではの中華料理。ゆーぽっぽの大好物なのですが、手間がかかるからか、今ではこれを食べられるレストランは少なくなってきました。
翌朝は、6時半にロビーに集合して、目指すキナバル山へ。キナバル山へは車で約1時間半の道のりです。やっと目指すキナバル山が姿を現し始めました。
これが雄大な、キナバル山の全景です。
ここでパスポートナンバーなどを登録して、IDを受け取ったら、さぁ出発です。
いよいよ登山ゲート。ゆーぽっぽは2度目だから動じません。
困ったことに、最初は下り道からスタートなんです。とっても緩やかな下り道なんですが、これが帰ってくる頃には地獄の登り道にと姿を変えてしまっているわけで・・・ 私はここを2度も、這いつくばって登りました。
山道はこんな感じです。けっこう整備されていて、富士山より登りやすい、という人もいます。
やっと0.5キロ地点。こんな風に、500mごとにちゃんと標識があるので、自分が今どの地点にいるのかがよくわかります。
途中途中には、こんなシェルターが用意されています。各々きちんとおトイレなどの設備も備えられ、ここでゆっくり休養をとったり、雨宿りをしたりする登山者の姿が見られます。
途中のシェルターで、お楽しみのお弁当を食べました。お弁当は、登山登録をした登山者全員に配られます。ゆーぽっぽは既に2回体験してますが、2回とも同じメニュー(サンドイッチ2つ、りんご、ゆで卵、カレー風味のフライドチキン)でした。これがまた、素朴だけどおいしいんですよ!
途中、こんなめずらしい花や植物が多く見られます。残念ながら、世界一大きいといわれるラフレシアは発見できませんでしたが、それでもめずらしい植物の数々との出会いに、驚きの連続でした。
途中雨が降り出し、前回のようにカッパを着て、登山道をひた進みます。
激しい雨により、山にはこんな滝が出来ていました。
明日にはあの上にいるんだ・・・
やっと目指す1日目の宿、「ラバン・ラタ・ゲストハウス」が見えてきました。
キナバル山には幾つか山小屋がありますが、ここラバン・ラタ・ゲストハウスが一番設備が整っていて、レストランも併設する、立派なお宿です。周りにはレストランや飲食施設が一切ないため、ここ以外の宿に泊まった人でも、結局はラバンラタに食事をしに来ることになります。
ラバン・ラタ・ゲストハウスから綺麗な雲海が見えました。既に雲より上にいるんですね。
ラバン・ラタ・ゲストハウスの中。ゆーぽっぽはなんと予定外に、ここでアレになってしまったのです。ここのお姉さんにダメ元で売ってないか聞いてみたところ、私物を分けてくれて、やれやれでした。ほっっ☆
夕食はビュッフェスタイルのローカルフードです。二日酔いや寝不足は高山病になりやすい、と言われていたにもかかわらず、ゆーぽっぽとお父さんは2人で冷えていないベルギー・ビールを3本ずつも空けてしまいました。
朝食、というか、翌朝2時に起床して無理やりお腹に詰め込む夜食?はこんな感じ。寝不足だし食べられない・・・と思っても、無理やりにでも食べなければ、このあと待ち構えている試練を乗り切れません。
2時に起きて2時45分に小屋を出発します。やっと途中のチェックポイントに到達です。ここまでで諦める人もたくさんいるんですよ。ここまで辿り着いた人は、再度登録をして、いよいよ頂点に臨みます。
頂上に近づいてきた辺りから急に霧雨が降り始め、霧雨と思っていたら段々と雨が激しくなってきました。それまで見えていた山頂はあっという間に霧に隠れ、一時は登頂が危ぶまれました。
と思ったら、山頂に着いたところでどんどん霧が晴れて来はじめ、とても綺麗な朝焼けが見え始めました。
このページが、これからキナバル登山にチャレンジしようという方にとって、少しでも情報収集の足しになれば、と思います。キナバル山はアジア1高い山というだけでなく、自然の美しさや脅威を兼ね備えた、本当に優美で雄大な山です。無責任なことは決して言えませんが、普段運動をほとんどせず、登山にいたっては実に15年前の富士山以来だった私でも、辛いながらも最後まで諦めず取り組めた、それほど難易度の高くない山だと思います。機会があれば、ぜひ一度チャレンジしていただき、あの美しい自然に触れていただきたいと思います。
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