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マレー料理(Makanan Melayu)


マレー料理(2004年3月7日の日記から)


「マレー料理ってどんなの?」って思う人も多いと思うけれど、実はマレー料理は今かなり皆さんにとっても身近な存在であるはず。代表的なところでは「サテ(焼き鳥みたいなもの)」や「ナシゴレン(炒め飯)」等がありますが、これらは聞いたことのある人、あるいは実際に食してみたことのある人も多いのでは・・・?
これらは、日本では一般的に「インドネシア料理」として紹介されていますが、実はマレー料理でもあるのです。というのも、インドネシアとマレーシアの位置が近いというのもあるのでしょうが、言語や食べ物など、この2つの国は似通っている部分が非常に多いのです。

例えば誰でも知ってる「オランウータン」。この語源は知っている人も多いと思いますが、「Orang(人)Utan(森)」、つまり「森の人」の意で、実はマレー語であり、インドネシア語でもあるのです。ここで取り上げた「ナシゴレン」は、「Nasi(ご飯)Goreng(炒める)」、つまり「炒め飯」の直訳なのです。ちなみに焼きソバは「Mee(ソバ)Goreng(炒める)」。

このように似通っている2つの国ですが、もちろん共通でない部分もたくさんあります。

ゆーぽっぽはインドネシア(DPS)には一度しか行ったことがないのであまり詳しくは知りませんが、マレー料理について言えば、それは「スパイスやココナッツをふんだんに使った、食欲を刺激する腐りにくい料理」であると思います。特にマレーシアというのは「人種の坩堝(るつぼ)」の呼び名に象徴されるように、主にマレー系、中国系、インド系から成る多民族国家。自然と食べるものもそれぞれの民族独特のものだけでなく、ミックスされたものも多く存在します。例えばニョニャ料理。これはマラッカを代表する料理で、中国人とマレー人の混血である「ニョニャ族」が生み出した、いわゆる中国料理とマレー料理のミックス料理です。これは中国料理に慣れ親しんでいる日本人にとっては、スパイスが効いたエスニック風味ながらもどこか馴染み易さを感じる味で、たいていの人はおいしいと言います。この他にごく一般的なマレー料理として「Rendang(レンダン)」と呼ばれる煮込み料理がありますが、これは鳥や牛やマトンを、スパイスとココナッツをふんだんに使って煮込んだ、ちょっとカレーを思わせるような料理で、辛さの中に甘さのある独特な味わいです。

マレーシアにはこのようなマレー料理の味を気軽に食せる屋台が多く存在します。そのほとんどが1皿2リンギット(約60円)~5リンギット(約150円)。Nasi Putih(白いご飯)と一緒に注文し、付け合せのお野菜と共に食せば、大抵の人は1皿で満足してしまいます。日本で懐かしさのあまり、たまにマレー料理やインドネシア料理を食べると、その値段の高さに悲しくなります。もちろん家賃や食材の費用を考えると仕方がないのでしょうが、これでは「安くてウマい」マレー料理の良さがあまり伝わらないではないか・・・

エスニックブームは去ったものの、スパイスや辛さにだんだん慣れてきた日本人にとって、マレー料理というのはきっと馴染み易く、気に入る人も多いのではないかと思います。まぁ、あのスパイスの効いた食欲をそそる味は、あの南国の青空の下だからこそ、よりおいしいのでしょうが・・・

もしマレーシアに行く機会があったら、高級店などには行かず、これらの「手軽な庶民の味」をぜひ試して戴ければと思います。それはまさに、マレーシアという国の文化や人、そして風土が作り上げた集大成なのです。


これが有名なバクテーだ!!!
これは肉骨茶(Bak Kut Teh(バクテー))といって、漢方薬を調味料として使い、骨付き豚肉をモツ、しいたけ、油揚げなどと一緒に煮込んだ薬膳スープのようなもので、あっさりしているながらも深い味わいがあります。一般的に港町クランで生まれた料理とされ、マレー系華人達はこれを朝食として食べます。まさにパワフル華人のスタミナ源なのだ!!!



フィッシュヘッドカレー
これはフィッシュヘッドカレーといって、大きな魚の頭をカレーやスパイスやココナッツミルクで煮込んだ豪快な料理。大きなテーブルの真ん中に、大きなお鍋を置いて、みんなで囲んでつつくというのが一般的な食べ方です。とにかく豪快で、魚の頭や骨から滲み出た旨味がスープ全体に広がり、野菜の甘さと交わって深いコクや香りを醸し出します。クアラルンプールからイポーに行く途中で、おいしいフィッシュヘッドカレーのお店をたくさん見かけます。


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