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015664
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プロフィール
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本を旅の連れに
いや、まぁなんというか第一章?
シュオ
「四階にはそもそも部屋すらないからパスだな」
ベオ
「チッチッチ」
シュオ
「・・・なんだ」
ベオ
「お前な、仮にもボスだぜ?こういう場合はどっか特別な部屋に隠れてるってモンだろうが」
シュオ
「・・・それは逃げてるのとは違うのか?」
ベオ
「あれだ、ボスも自分が
途中で現れて主人公にやられて、
なんか意味ありげな言葉を残すためだけに出てきた
RPGの中ボス
っていう運命だとわかってるから少しでも
長生きしたいのさ」
シュオ
「・・・その論理は本気で言ってるのか?」
ベオ
「なんかお前だんだん俺に向ける目が異端者を見るような目つきになってるぞ」
シュオ
「精神病者が正しいな」
ベオ
「グサッ」
三階
シュオ
「ここには一つ部屋があるだけで、さっきも調べたな」
ベオ
「甘い!」
シュオ
「今度はなんだ」
ベオ
「あの壁を見ろ。わずかに他のと色が違う!」
シュオ
「・・・ただの汚れだろ」
ベオ
「フゥまったくこれだから。こういう場合は何か仕掛けがその壁に施されてるってモンだ!」
シュオ
「勝手にしろ」
ベオ
「だが俺の前に仕掛けは無意味!」
シュオ
「殴って破るんだろ」
ベオ
「えい」
ボコォン!
ヒュー・・・
シュオ
「・・・外に通じたな」
ベオ
「そうだ、ここは塔だったんだっけ」
ヒュー
シュオ
「結局、風とおりがよくなっただけだったな」
ベオ
「風が涼ぅずしいいいい!」
シュオ
「やめろ、なんか悲しくなる」
二階
ベオ
「お、あの壁なんか色違わね?」
シュオ
「無駄だって」
ベオ
「えい」
ボコォン!
ガラガラ・・・ヒュー・・・
ベオ
「・・・ここの景色はいいなぁ!」
シュオ
「・・・先に行ってる」
ベオ
「あ、まって」
一階
シュオ
「・・・結局、それらしいものは無いか」
ベオ
「・・・ん。そういやよ、うちらなんか銀の鍵持ってたよな」
シュオ
「そういえば・・・まだ一度も使ってないな」
ベオ
「どこでつかうんだ?この鍵は」
シュオ
「さて・・・」
ベオ
「・・・まだ調べてない所ってあるか?」
シュオ
「・・・部屋という部屋は見て回ったはずだが・・・」
ベオ
「んー・・・」
シュオ
「・・・」
「んー・・・」
シュオ
「・・・・・・」
ベオ
「んんんんnNNNNNNんんんんんんn」
シュオ
「やめろ」
ベオ
「おちつかねぇんだよ」
シュオ
「ならほかの事で気を紛らわせろ。うっとおしい」
ベオ
「んー・・・よっと」
シュオ
「・・・逆立ち・・・」
ベオ
「え・・・と・・・まずこの宝箱を開いて」
ペタペタペタ
シュオ
「・・・何をやってる?」
ベオ
「いや、うちらがこの塔でやってた事をちょっとなぞってみようかなって」
ペタペタペタ
シュオ
「・・・逆立ちで?」
ベオ
「こういうのは逆転の発想だって言ってたよ」
シュオ
「逆転とはそういう意味じゃない」
ベオ
「・・・ん?」
シュオ
「?どした・・・?」
ベオ
「・・・!シュオ、さっきの鍵!」
シュオ
「え?あ、ああ」
ベオ
「よいしょっと」
ガチャ!
シュオ
「!? 宝箱の中に鍵穴!?」
ガチャン! ゴゴゴゴゴゴ ガコン!
シュオ
「・・・・宝箱の下に、隠し階段があったのか」
ベオ
「あっはっは、逆転の発想いいねぇ。さすがはCAPC○Mだぜ」
シュオ
「・・・」
ベオ
「今更ながらに思うけど、さっきの仕掛けかなり理不尽じゃね?」
ペタペタ
シュオ
「・・・何が?」
ペタペタ
ベオ
「だってさ、鍵を開けたんだぜ?ふつうならドアが開くとかだろ?」
シュオ
「アレでもありだとは思うが」
ペタペタ
ベオ
「いや、あれは開いたんじゃなくて、宝箱が横にずれたんだと思う」
シュオ
「どうでもいいだろそんな違いは」
ベオ
「いやでもさ、それだったらわざわざ鍵を使わず宝箱すらしゃよかったん
じゃねぇーのかなって思ってさ」
シュオ
「どっちにしろその下に何があったのかなんてわからなかったのだ。
見つけられただけでもよろこばねば」
ペタペタ
ベオ
「っていうか実はとっくにけりがついてたと思うとなんかかなり徒労に感じるんだけど」
ペタペタ
シュオ
「私にはいまだに逆立ちで階段を降りてるお前にそれは徒労だといいたい」
ベオ
「筋トレだよ」
シュオ
「違う時にやれ」
ベオ
「お、ついた」
シュオ
「・・・・・何だこれは?」
ベオ
「インターホンとカメラに決まってるだろ。ハイテクだねぇやっぱ」
シュオ
「・・・??? とにかく、この扉を開けなければならないな。
しかし頑丈そうだなこれはまた。お前に開けられるか?」
ベオ
「見てなシュオ。この扉はある魔法を唱えると開くようになってるのさ」
シュオ
「・・・何・・・?」
ピンポーン
中ボス
「はーい今行きまーす」
ガチャ
シュオ
「な!?」
ベオ
「こんにちはー。宅配でーす」
中ボスっぽいの
「フハハハハ!ついに現れたな!」
ベオ
「えーと、ここに印鑑とサインお願いしまーす」
中ボスっぽいの
「それはこの私を倒してからにするのだな!」
ベオ
「あ、はい。かまいませんよ」
シュオ
「微妙に繋がってるが意味が違うだろ」
ベオ
「とりあえず扉は開けられたろ?」
シュオ
「魔法も使ってないくせに何を・・・そもそも相手があけただけでは無いか!?」
ベオ
「それにしてもこれまたそれっぽい中ボスが出たなぁ。顔グラないけど」
シュオ
「見た目からしてガーゴイルか?」
ガーゴイル
「フハハハハ!まさしく!私はこの塔の結界を守るもの!」
ベオ
「んじゃ倒せば結界も破れるんだな?」
ガーゴイル
「フハハハ!あくまで倒せればの話だ!」
ベオ
「おっけ、シュオガンバ!」
シュオ
「・・・いや、なぜ私一人で!?」
ベオ
「いや、おれがやっちゃうとで秒殺だし、そもそも相手として不足だし」
ガーゴイル
「なんだと・・・?」
ベオ
「いや、雑魚に用は無いんで」
ガーゴイル
「な」
シュオ
「魔族の幹部は、恐ろしいほどの力を持っていると聞いたが、貴様からは
なんの気迫も感じないな」
ガーゴイル
「・・・!!!貴様らぁ!」
ヒュンッ!
シュオ
「!」
キーン!
ガーゴイル
「魔族を侮辱した罪、その死を持って補え!!」
キ、キーン
シュオ
「フンッ・・・おとなしくすれば楽に死なせてやる」
ガーゴイル
「粋がるなぁ!」
ヒュンッ
シュオ
「・・・」
チャキ
(その動き、見えず)
ガーゴイル
(なんだ・・・?)
(その音、聞こえず)
シュオ
ギロ
ガーゴイル
「!」
シュオ
(ただ、移り行き時が、示す傷跡!)
キンッ
シュオ
「雪解け」
ガーゴイル
「・・・?」
ベオ
「おお、また見れるとは」
シュー・・・
ガーゴイル
「・・・あ?・・・あ・・・」
シュオ
「身から出たさびだ。おとなしくすれば楽に死なせた物を」
シュー・・・
ガーゴイル
「血・・・俺の・・・・血・・・・」
ベオ
「ざっと・・・二分だな。いや魔族ならもうちょいタフか?」
ガーゴイル
「・・・フ、フフ・・・・」
ベオ
「?」
ガーゴイル
「フハハハ・・・これで勝ったと思うな・・・魔王亡き後、この世はわが主を含め、
八人の者が力を求め争う・・・狂気は止められぬ・・・誰も止められぬ!誰もだ!」
ベオ
「・・・」
ガーゴイル
「フハハハハ!・・・ハハガフッ!・・・・」
ドサ
サラ・・・
ベオ
「砂になってやんの。召還された魔族か。そのわりには難しい言葉いろいろ知ってやがったな」
シュオ
「どうやら、そいつの主はそれなりのものらしいな。しかし・・・」
ベオ
「・・・」
シュオ
「・・・何が起ころうとしている・・・?」
ベオ
「・・・内輪もめ、ってやつかね」
_________________
シュオ
「・・・内輪もめ?」
ベオ
「んー・・・いやさ、ほら、俺が倒したのって魔王だけじゃん?」
シュオ
「・・・まだそれもはっきりしてないが・・・」
ベオ
「それで思い出したんだけどこういったRPGってたいてい四天王とかがいるよな?」
シュオ
「・・・RPGはともかく、たしかに国ならばそれを支える幹部がいてもおかしくはあるまい」
ベオ
「それで、今国の頭を潰しちゃったわけだからかなり大急ぎで立て直そうと
しているわけなのかな?魔王たちが」
シュオ
「・・・考えてみれば国の主が死んだからといって簡単に国はつぶれぬ」
ベオ
「だけど情けない事に四天王たちゃぁ権力争いをしてるって訳だ」
シュオ
「・・・!まだ終わってないということか!?」
ベオ
「まぁ・・・しばらくは内輪もめさせておいて国が疲弊した所を兵士を進め
りゃ勝てなくは無いんじゃね?」
シュオ
「・・・なら私たちはどうする?」
ベオ
「俺は珈琲券さえもらえりゃいいんだけど」
シュオ
「・・・・・・・・」
ベオ
「いいだろ、俺の唯一の趣味なんだから」
シュオ
「・・・・・・フゥ・・・」
ベオ
「とりあえずこっからでようぜ」
シュオ
「・・・うむ」
ベオ
「さぁてと・・・どうしよっかねぇ・・・」
シュオ
「とりあえず・・・このことはブルースピアに伝えておく必要があるだろう」
ベオ
「めんどくさいなぁ」
シュオ
(・・・こいつには危機感とかというのがないのか・・・?)
ベオ
「ないなぁ・・・っていうか抱くほどの事でもないし」
シュオ
「・・・頼むから心を覗くのはやめろ。気色悪い」
ベオ
「あー・・・んじゃ俺が城パパット行ってくるよ」
シュオ
「?」
ベオ
「二時間もありゃ戻ってくるから町に戻ってて」
シュオ
「え?」
ベオ
「レディーゴー」
ゴウ・・・・
シュオ
「・・・!?」(消えた?)
バウッ!
シュオ
「ッ・・・!」
バサバサ・・・
(・・・風?・・・走っていったって言うのか?)
・・・・・
シュオ
(・・・・・町に、戻っておくか・・・)
________________
ベオ
「やっほ」
大臣
「・・・は?」
ベオ
「うん、ちょっこらかえってきた」
大臣
「・・・・・いや、おぬしまだ城から出てなかったのか?」
王
「・・・」
ベオ
「はぁ?んなわけあるかよ、ついさっきまで・・・えーっと名前なんだったけな、
とにかくここから二つ目の町まで行ってきて帰ってきたんじゃねぇか」
王
「・・・・・大臣」
大臣
「なんでしょう?」
王
「私の記憶が正しければ、ここから二つ先の町までの距離は、ずっと走り続
けても8時間はかかるはずだったな」
大臣
「飛脚などでしたらもっと短いかもしれませんが、確かに。それより・・・
近衛兵、
ベオ
をつまみだせ」
近衛兵A
「は!」
ベオ
「まてこら」
大臣
「なんだいまさら」
ベオ
「なんでつまみだされなきゃならねぇんだよ!?ありのまま俺がやった
こと言っただけだろうが」
大臣
「・・・口を閉じろ。国家侮辱罪だ。王をたぶらかすのもいい加減にしろ。
まだあれから八時間たらずだというのにこの城にいるのならもはや貴様は
王様を侮辱してるとしか言いようがあるまい」
近衛兵B
「さぁ、とっととでていけ!」
ガシ
グッ・・・
ベオ
「・・・・・」
近衛兵A
「・・・?どうした」
近衛兵B
「ん?くっ・・・!動かない・・・!?」
大臣
「どうした早くつまみ出せうっとおしい」
王
(・・・まさかな・・・いや。だが・・・)
近衛兵A
「は、は!いくぞ。せーの!」
グッ・・・・・
ベオ
「・・・・・」
近衛兵A
「ぐ・・・ぅ・・・」
ベオ
「言う事だけ言わせてもらうぜ」
近衛兵B
「が・・・くそ・・・」
ベオ
「なんかしらねぇけど、魔王のほうはまだ8人ヘッドがいるらしくてな
魔王亡き後今はそいつらで権力争いが繰り広げられようとしてるんだと」
王
「・・・何・・・?」
ベオ
「まぁ、国が疲弊しきった所を人間側が兵進めりゃ勝てなくもないかな?」
王
「・・・」
大臣
「・・・聞くには及びません王様。彼は何の証拠も持っておりません」
王
「だろうな・・・
ベオ
!」
ベオ
「んだ?」
王
「その真偽を間違いなく証明できる証拠はあるか!?」
ベオ
「あーうん。いまんところねぇな」
王
「ならば調べだして来い」
大臣
「・・・?は?お、王様?いまなんと?」
ベオ
「あのさぁ、たのむから珈琲券」
大臣
「珈琲券はそれが成功した暁にだ。今は前払いとして給仕長に珈琲を入れさせておこう」
ベオ
「おまかせください国王陛下!かならずや敵幹部を暗殺してきます!」
王
「暗殺など頼んでおらん」
大臣
「いや!王様?気は確かで!?なぜにこのようなものにチャンスを与えようとするのです!?」
王
「フフ、血迷ったかな」
大臣
「!?」
王
「ときに大臣。
ベオ
につけた者というのはほかならぬシュオだそうじゃないか?」
大臣
「・・・確かに」
王
「ならば彼女もいるのだからこの任務は適任であろう」
大臣
「し、しかし!」
王
「
ベオ
。そなたに任務を申し付ける。
シュオに敵幹部を探らせ、権力争いの有無を調べさせるように伝えよ」
ベオ
「へい」
王
「そして・・・」
大臣
「?」
王
「ここから先は私の独り言だ。
ベオ
」
ベオ
「うい。俺は通りすがりでたまたま聞いただけの田舎侍で」
大臣
「・・・???」
王
「ほかならぬ魔王の元への諜報だ。いままで幾度も工作員を送り込んでは失敗してきた。
今回はそうならなければいいが・・・誰かシュオを手助けできるものはおらぬかのう・・・」
大臣
「!!!」
ベオ
「それでは私は王様の任務を果たすべく今一度シュオの元に」
大臣
「つ、つまみだせ!近衛兵!なにをやっている!」
近衛兵A
「うぐ・・・・」
ベオ
「力抜いていいぜ、歩き方ぐらい知ってら」
ス
近衛兵A&B
「うわ」
ドサ・・・
大臣
「・・・王様?何を考えてらっしゃるのです?」
王
「・・・おぬし。
ベオ
の事をどれくらい知っておる?」
大臣
「・・・どこぞの馬の骨でしょう」
王
「ふふ・・・彼はこの国の守護者であり、死神でもある男だよ」
大臣
「は?」
王
「もし本物ならばの話だが・・・クク・・・」
__________________
スタ・・・
ベオ
「ふぅ・・・ついた」
ベオ
(んーと?タント?このまちそういう名前だったのか。そりゃともかく)
・・・
ベオ
(おかしいな・・・確かに町で待ち合わせっていったはずだが・・・って
しまったどこでとか言ってなかった)
シュオ
「ここだ」
ベオ
「お」
シュオ
「この馬鹿が。待ち合わせならもっとはっきりとした場所を示せ」
ベオ
「いやいや、それにしても勘いいじゃん」
シュオ
「時間を無駄にしたくないのだ。それで王はなんと?」
ベオ
「単刀直入だねまったく。もうすこしこう懐かしんでほしいんだけどなぁ」
シュオ
「私の剣がひさびさに血を飲みたいそうだ。分けてもらえるか?」
ベオ
「いや、おまえの剣そんなんじゃないだろ」
シュオ
「なら黙って報告しろ。それで、王はなんと?」
ベオ
「んー、証拠不十分だから調べなおして来いって」
シュオ
「・・・まぁ、お前が魔王の幹部が権力争いをしてるなどと言ったって
誰も信じるわけは無いか」
ベオ
「ひでぇ・・・」
シュオ
「事実を言ったまでだ。しかし・・・」
ベオ
「んー今日はこれぐらいにするかね。日がくれてる時森の中入るのはあんま好きになれねぇ」
シュオ
「そうだな。しかし・・・やけに長い一日だった」
ベオ
「・・・?そうか?」
シュオ
「たわけ。町の外で二時間もたちっぱなしで待っていたんだぞ」
ベオ
「はぁ?適当に町でくつろいでりゃいいのに。あとでみつけられっからよ」
シュオ
「時間が惜しかったまでだ。とはいっても、今日はもう行動できぬが」
ベオ
「まぁ、詳しい話は宿ででも」
宿屋にて
店主
「いらっしゃいませ。お客様はお二人で?」
ベオ
「いや、一人。ベッドシングルでいいから」
シュオ
「!!!何をする気だ!」
ベオ
「節約だよ」
店主
「・・・は、はぁでは、お部屋はこちらになります」
シュオ
「! ついに本性を現したな・・・!」
ベオ
「お前な、普通
あれこれ
やるとしてもダブルでたのむだろうが」
シュオ
「・・・雪解け」
ベオ
「いや、まてこら」
シュオ
「貴様など路上でくたばればいい!」
ベオ
「いや、さいっしょっからそれに近い事するつもりなんだって」
シュオ
「・・・何?」
ベオ
「ったく、かっかしやがって。まぁどうやら一応女だったらしいな」
シュオ
「雪解け!
改!
」
ベオ
「まてこらんな技ねぇだろ!」
シュオ
「問答無用!」
バーン!
ベオ
「グハァ!」
ドンッ バタ・・・
シュオ
「・・・フンッ」
店主
「・・・あの、お客様?」
シュオ
「使ったのは鞘だ。衝撃で吹き飛んだだけだから安心しろ」
店主
「・・・いえ、しかし」
シュオ
「部屋に案内しろ。あいつは路上で眠りたいそうだ」
店主
「か、かしこまいりました」
店主は殺気を感じた
その夜
シュオ
「・・・」
(・・・う・・・うう・・・)
(???
「任務だ・・・」
???
「・・・な・・・ぜ・・・」
シュオ
「兄・・・
???
シュオ・・・シュオ・・・
シュオ
)
コンコンコンッ
シュオ
「!」
ベオ
「シュオ?」
シュオ
「・・・」
ベオ
「おーい、この窓開けてくれっか?」
シュオ
「・・・貴様いつの間に・・・」
ベオ
「いいから、話しそびれたことがいくつかあるんだよ」
シュオ
「・・・」
ギィ・・・ガチャッ
ヒュー・・・・
ベオ
「ういしょっと」
スタンッ
シュオ
「・・・なんのようだ」
ベオ
「ほれ、例の王様の任務」
シュオ
「・・・証拠不十分とか言ってたアレか」
ベオ
「ああ。そんでお前への任務は、そいつら幹部での諜報。そしてどのように動くかを探る事」
シュオ
「そうか。それで?」
ベオ
「それで、王様は「独り言で」だれかシュオを助けてやれないかなぁっていってたんで」
シュオ
「・・・貴様か」
ベオ
「勘がいいねぇ。女だからか?」
シュオ
「勝手にしろ」
ベオ
「まぁ、邪魔にはならねぇからよ」
シュオ
「どうだか」
ベオ
「それと」
シュオ
「・・・」
ベオ
「これは俺からの質問なんだが」
シュオ
「・・・なんだ?」
ベオ
「・・・おまえさ。本当は何モンだ?」
シュオ
「・・・」
__________________
コチ・・・コチ・・・コチ・・・コチ・・・
ベオ
「まぁ、正直な話初めて合った時からただの兵士じゃねぇとは思ったよ。
女でありながら男を装うわ、ただの訓練された兵士とはいえやたら体力あるわ」
シュオ
「・・・」
ベオ
「大臣かなんかの命令かな?俺のもたらした魔王の死が事実であろうと
嘘であろうと俺を消すつもりだったんだろう」
シュオ
「誰の命令かは言えんな。もっとも、お前には隠し事も無駄なのだろうが」
ベオ
「俺の報告が嘘ならなんとか罪で殺す理由もあるし、本当ならそいつが
国をのっとる可能性もあると考えて暗殺したってのもむりやり通るだろうし」
ベオ
「っていうかね、俺の言ってた事が嘘か本当かなんてわざわざんな馬鹿強い
兵士つけなくていいんだよ。それなりに国に忠誠のあるやつにまかせりゃいい
ものを、わざわざこんな色気も出せる奴にまかせねぇっての。大方それも
利用する気だったんだろうけど」
シュオ
「うぬぼれるな。貴様相手では使いたくもない」
ベオ
「ははは、冷たいねぇ」
シュオ
「どちらにせよ、貴様が心を読めるという事が確証に変わったとき、
すでにばれているとはわかっていたが」
ベオ
「心が読めるからってか?ちぃと勘違いしてるようだが俺が読めるのは
そいつが心の中で「声をだして」考えている事であって、脳みその中の
記憶やら奥深くの考えはよめねぇんだよ」
シュオ
「・・・それならなおさら、合った時からすでにばれているであろう」
ベオ
「んー・・・まぁね」
シュオ
「・・・どうする気だ?私とここでケリをつけるか?」
ベオ
「んなわけねぇだろ」
シュオ
「ならどうするのだ?」
ベオ
「別に。今俺が言った事は全部俺の「憶測」であってお前の証言も肯定
しきってるわけじゃねぇんだし。このまま普通にお前の任務の手助けするよ」
シュオ
「・・・何?」
ベオ
「っていうか、任務がかわったんだろ?幹部の諜報に。俺みたいな田舎侍
を暗殺するよかそっちのほうが迅速に行うべきだろ?」
シュオ
「それは私の決める事だ」
ベオ
「ああ。わかってる。そしてお前もわかってるはずだ」
シュオ
「・・・そのほうが正しいな・・・確かに」
ベオ
「それにこれはあくまで任務だ。暗殺も諜報も。暗殺だってお前は俺に恨み
があるわけでもないんだろうがよ」
シュオ
「どうだかな」
ベオ
「おおこえぇ。まぁ、暗殺の任務だってしばらくおいとくだけであって
解かれちゃいねぇ。だったら俺は近くにいたほうが、遂行したい時に
できるだろうが」
シュオ
「つくづくわからんやつだ。なぜそこまでわかっていながらわざわざ・・・」
ベオ
「ははは、気が狂ってるのさ」
シュオ
「・・・用はそれだけか」
ベオ
「そうだね。それじゃ・・・ああ、言い忘れてた」
シュオ
「・・・よく物忘れのする奴だ」
ベオ
「おやすみ」
シュオ
「・・・」
ギィ・・・バタン
コチ・・・コチ・・・・コチ・・・コチ・・・
シュオ
(絶望しないのか?お前は・・・近づいた者が元から貴様を殺すための
刺客だとわかっていながら・・・)
ベオ
(・・・)
ベオ
(やってらんねぇだろうが。毎回毎回絶望してちゃよ)
ベオ
「ふぁ~・・・」
_________________
チチチ・・・
ザッ
シュオ
(これから私は、任務遂行のために旅をする)
魔王幹部の諜報。いままで数々の仲間が挑み、あるものは静粛され、
あるものは誇りのために、捕まる前に自ら命を断った・・・
シュオ
(得られた物と比べれば、彼らの死は尊い。そして私もこれからの私のたびも
死でのたびになるのか・・・)
ベオ
「おっはー」
シュオ
「・・・」
ベオ
「朝っぱらからくらーいこと考えてんねぇ。think it easy take it easy!」
シュオ
「・・・よくもまぁそんな化石のような言葉を」
ベオ
「ん?おっはーってあれ?」
シュオ
「いくぞ。夜が明ける」
ベオ
「はぁ?まだ朝飯食ってないのに」
シュオ
「何をのんびりと朝飯などといえるんだ」
ベオ
「馬鹿言えくつろげる時にくつろがないでどうするんだよ」
シュオ
「なら先に行くぞ」
ベオ
「まって、せめて珈琲だけ飲ませて」
サッ
パシッ
ベオ
「ん?珈琲豆?」
シュオ
「食いながら歩け。出来るんだろ?」
ベオ
「あのねぇ、できなくは無いけどやっぱり淹れたほうが香りといい味といい」
チャキッ
ベオ
「暁が俺達を迎えている!行くぞシュオ!」
シュオ
「とっとと行け」
ポリ、ポリポリ・・・
ベオ
「って今更だけどどこに行くよ?」
シュオ
「昨日行った森を越えれば次の町にいける。そこで計画を立てた後、
敵幹部の第一の砦に侵入だ」
ベオ
「計画ねぇ。正面突破で異議なしじゃね?」
シュオ
「ふざけるな。昨日の塔とは違うのだぞ。砦では敵も多い。できれば
人数。日程。そういったものがあれば侵入しやすいがな」
ベオ
「あのさ、敵の砦があるってこたぁこっちにも砦があるんだろ?」
シュオ
「ああ。その町がそうだ。あの戦線はにらみ合いが続いてはいるが長い間
抗争がない。人口でいえば町というより村だが、砦が周りを囲っているから
見た目は小さめな町だな」
ベオ
「だったらよ、そこで敵のある程度の情報はわかるんじゃね?」
シュオ
「そうだな。ただ・・・」
ベオ
「ん?なにさ」
シュオ
「・・・いや、すこしな」
ベオ
「あっそ」
ヒョイ、ポリ、ポリポリ・・・
シュオ
「・・・しかしお前、本当に食ってるのだな。コーヒー豆をそのままで」
ベオ
「やっぱこうね、淹れないと香りが」
モグモグ
シュオ
「いや、口からにおいがする・・・」
ベオ
「あとでListelineしとかないとな」
シュオ
「そんなものない。それより硬くないのか?それに苦くないのか?」
ベオ
「苦いに決まってんだろ。だがまずい珈琲よかこの方がましさ。
硬さは・・・んー、梅干の種?」
ヒョイ、ポリ、ポリポリポリ・・・
シュオ
「・・・」
ベオ
「いる?」
シュオ
「いらん」
そのころ・・・
大臣
(・・・わからん・・・なぜ王は彼なんぞに・・・)
___________________
タタタタタ・・・・
シュオ
(・・・フー・・・フー・・・)
ベオ
「ほれほれ走れ走れ、後もうちょいだぞ?」
シュオ
(・・・クソッたれ・・・)
ベオ
「はっはっは」
ヒュン・・・・・・
そのころ、ブルースピアにて
大臣
「・・・よろしいでしょうか?王様」
王
「何かな?そちから話しかけるとはまた珍しい」
大臣
「昨日一晩考えておりましたが、やはりいまだにあの馬の骨にチャンスを
与えた理由が理解できませぬ」
王
「・・・死神か、守護神か」
大臣
「は?」
王
「昔な。とはいっても、地上が戦争の火の中の事だ」
大臣
「・・・500年は上りますな」
王
「この国も名は違えど、この国にも前の形があった」
大臣
「そのくらいはわかります」
王
「フフ・・・戦争のときは数々の伝説も残る物だ。一騎当千と謳われた
英雄。奇跡としか言いようのない絶望的な戦線での勝利。
このブルースピアにもいくつか残っておるのだよ」
大臣
「そのような美談がですか。しかしそれも全て人間の手によるもの。神が
関わる事はありますまい」
王
「うむ。そうなのだろうな。そうなのだろうが・・・どうしてもこう重なるのだよ」
大臣
「は?」
王
「伝説の影と、あの男がだ」
シュオ
「ガァ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
ベオ
「はいはい走った後はゆっくり歩いて呼吸整える」
シュオ
「・・・フー・・・フンッ・・・」
ベオ
「んー、魔王とかと張り合ってるだけあってそれなりにでけぇ砦だこって」
シュオ
「この町の60%は砦だ。町と語るにはすこし血なまぐさすぎるな」
ベオ
「けどよ、町って語るんだから最低限の物はあるだろ?雑貨屋なり宿屋なり酒屋なり」
シュオ
「商売相手が兵士だからどこも固いと聞いている」
ベオ
「なんだ来たことねぇのか」
シュオ
「あるさ。だが遊びでではない」
ベオ
「んだよまるで俺が観光してきたみたいないいかただな」
シュオ
「生憎観光などできるものではないがな」
ベオ
「はっはっは違ぇね」
シュオ
「とりあえず宿を取るべきか」
ベオ
「おれまずカフェに行きたいんだけど」
シュオ
「・・・その格好でか?」
ベオ
「んだこらこの格好がどこがおかしい」
シュオ
「侍姿の物がコーヒーを飲む姿はさすがに・・・」
ベオ
「てめぇ俺の珈琲を愛する価値を服できめんのか!?」
シュオ
「おまえのコーヒーを愛する気持ちは疑わないがそのかわり私は他人の振りしてていいか?」
ベオ
「ひでぇ・・・」
シュオ
「ククク・・・まぁいい。ならば入ろう」
ウェイター
「お待ちどうさまです」
ベオ
「ども」
カチャ カチャ
ズー・・・
ベオ
「フー・・・・んー60点」
シュオ
「フフ」
シュオ
「さて、問題はここからだ」
ベオ
「ん?何が」
シュオ
「この砦に入って直接将軍なり何なりに話せれば手も貸してくれるかも知れん」
ベオ
「もとからそのつもりだろ?」
シュオ
「問題は、取りあってくれるかどうかだ」
カチャ
ズズ・・・
ベオ
「・・・んなもんおめぇがいって話しつけりゃいいだろ」
シュオ
「今更言うのもなんだが私は普通の軍部の物とも違う」
ベオ
「ああ、そうか。つか元は俺を暗殺するために送っられたやつだしね」
シュオ
「まぁ少し特殊な部隊といっておこう。ただ彼らはあまり私たちとは関わり
たくないのだ。誇り高き騎士道が汚されるといってな」
ベオ
「汚い仕事か。敵の背後から忍び寄り、喉を掻っ切るせこい奴らとかって思われてるわけだ」
シュオ
「なにも掃除だけが私たちの仕事ではないが、まぁ煮詰めればそういうことだ」
ベオ
「んで?それが?」
シュオ
「軍部には私たちの名前も登録されている。私の名前がばれれば特殊部隊の
ものだとすぐにわかるだろうな。そうなれば・・・」
ベオ
「ちょっとまてよ。んな仲悪いのか?軍部と特殊部隊は」
シュオ
「さすがに・・・危機に晒されている時はそんな事も言ってられない
だろうが、今はそこまででもないからな」
ベオ
「やれやれ。だがこういった任務をやってます、って説明したら?」
シュオ
「本来任務を受けたからにはそれの指令所などが必要になるのだ。だが
お前の事だ。持ってきておらんのだろう?」
ベオ
「馬鹿言え俺だってんな間抜けじゃねぇよ。ほれ」
タンッ
シュオ
「・・・ほう、まさか持ってきているとは」
ベオ
「んじゃそれありゃ万事オッケ?」
シュオ
「・・・だが・・・あとはこれを信用してくれるかどうかだな」
ベオ
「はぁ?なんで?」
バサ・・・
シュオ
「この指令書。
ベオ
宛だ」
ベオ
「・・・そうだな」
シュオ
「だが軍部のリストに
ベオ
の名前などない」
ベオ
「そりゃそうだ」
シュオ
「しかも司令は王様からだ」
ベオ
「そうだな。それなら認めるだろ?」
シュオ
「王が司令をするというのはよほどのことがない限りせん。しかも
ベオ
のようなどこの馬の骨とも知られぬ物にするわけがない」
ベオ
「いやでもしたし。あいつ」
シュオ
「・・・あいつ?」
ベオ
「王だよ」
シュオ
「いつからそんなふうに言える立場になったのだ?」
ベオ
「へいへい・・・」
ズズ・・・
カチャ
シュオ
「・・・実際に王の司令かも知れん。だが、わざわざ王が名も知られぬ
者に司令を出したという事実を軍部が認めるかどうか・・・」
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