バスケしようぜ!!



○身体的優位
・背が高い
・筋力が高い
・肺活量が高い
・反射神経が高い
・ボディーバランスが取れている。

○技術的優位
・ボールコントロールが上手い
・ドリブルが上手い
・パスが上手い
・シュート成功率が高い。

○精神的優位
・仲間(チームメイト)と協調できる。
・仲間(チームメイト)にライバル心が持てる。
・冷静にプレーができる。
・熱中する事ができる。

ざっと羅列したが、この中で1から始めた選手がクリアできにくい点から考えてみようかな。
まず身体的優位の中で、身長だけはどうしようもないよね。
もって生まれた遺伝だもの。
次に筋力はどうだろうかな。これも持って生まれた遺伝に強く左右されるよね。
あ、誤解しないね。「ある」とか「無い」じゃないよ。
簡単に言えば人間には2種類の筋肉があり、それは速筋と遅筋に分ける事が出来るんだ。 
 白身の魚と赤身の魚を想像してくれると、良くわかるんじゃないかな。
 白身魚の生態を想像してごらん。
鯛・ヒラメなんかだね。 
彼らは岩陰や砂の中でじっと獲物が来るのを待ててさ、
目の前に獲物が現れると、グワッと目にも止まらない速さで獲物を捕らえる。
これ瞬発力。速筋ということになるな。

今度はマグロ。赤身の魚だね。
かれらは1年中365日泳ぎ続ける。
かれらは泳いでいないと命を保つことが出来ないからさ。
難儀な体とは同情するけど(^^;;;
しかし、かれらは長い間泳ぎ続けることができるが、
瞬間的な速度を出す事が出来ない。
つまり遅筋って事だね。

じゃあさ、他の項目で“才能”が必要なものはあるかな?
技術的優位にも当然“才能”と言うファクターは存在するとは思うよ。(後述するが)
でも、精神的優位にはどれも“才能”が重要な要素が在るようには思えないな。
その上で、技術的に優位であるからといって、選手(児童)が優秀な選手になり得るか。
また逆に、技術的に優位でないからと言って優秀では無い選手にしかなり得ないか。

 と言う答えは「短絡的」では無いかと思うんだ。

 技術的練習、つまりシュート練習やドリブル練習、
 またより高度な練習としての5:5などを徹底的に多くの時間を割いて行えば
 技術の向上はありえるだろうか?

 私は否と答える。

 いくら高度な練習をしたとしても、
 まず心で“覚えたい!”と思う事や“あんなプレイヤーになりたい!”
 と思う事がまず一番の要素ではないかと思い、
 上記の中から一番大事なものは精神的優位内の
 “熱中する事ができる”と言う事から始める事が
 大事なのでは無いかと考えるんだな。


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