向きを変えろ!


「抜ける」瞬間を考えてみようかな。
ディフェンスを「抜く」と言う行為は
チェンジ・オブ・ペースとチェンジ・オブ・ディレクション
を使うんだ。あ、外来語だと解りづらいかな。

チェンジ・オブ・ペース = 速度を変える
チェンジ・オブ・ディレクション = 方向を変える

と言う意味なんだね。

ここでは、まずチェンジ・オブ・ディレクションを使う
ドリブル練習からやってみよう。

方向を変える方法は幾つかあるよね。
JBLなんか見てると、ターンをして
ぺネトレイト(ディフェンスを突き破る)してるよね。
あれあれ。

じゃ、簡単なのから行きましょ。

○ フロントチェンジ
読んで字の如く(^^;前で変えるって事。
自分の前でボールの手前を左右に切り替える事だね。
でもさ、目の前でって事は、ディフェンスにも目の前でって事なんだよね。
だから、これは低く・大きく・素早くやる事が重要になってくるんだ。
ディフェンスだって、幾ら目の前でも低く(届かない)早く(反応できない)
すれば、前だって問題無いよ(^^

○ロールターン
これは文章だけだと解りづらいかな。
いずれ写真を入れましょうね(^^
では少し解説を・・・
ディフェンスからリバースターンによって、体を使ってボールを守りながら、
そのターンする遠心力を利用してボールを手で抑えて、
右から左に(又は逆)方向を変えるってターンだね。(う・・・解り辛い)

最初の内は、手の平を上に返して持ってしまったり(ダブルドリブル)
ボールが手からこぼれて明後日の方向へ行ってしまったりしちゃうよね。
ボールをコントロールするのはハンドリングをみっちりして
ボールの重心をちゃんと抑えれば必ず出来るはずだから
前項の”ボールを触ろうよ!”を復習しようね。

では、このロールのコツなんだけど
「1歩目を大きく出す」ってのが肝なんだ。
ついついボールが何処かに行ってしまう事を怖がって
小さく、そしてボールを直ぐ下に突き出しがちだけど、
いっそのこと自分の行きたい方向にポーンと投げ出す形の方が良いよ。
そうする事によって、ディフェンスからは手が届かなくなるからさ。

○ビハインド
直訳すると「後ろ」って事なんだけど・・・まぁそのままかな(語彙がねぇなぉぃ)
自分の体の後ろ(背中)からボールを通して左右に切り替えるターンだね。
これは言うのは簡単だけど、やるのは難しいよねぇ・・・
じゃ、少しコツを書いてみようか。
さっき、「背中で・・」って書いたけど少し修正。
お尻から太もも・膝までの高さでボールを右から左へ移動してみよう。
背中まで持ってきてしまうと、
ついつい手の平を返してダブルドリブルになりがちだからね。
もう一個。
コツというか感覚なんだけど、
「よいしょ」ってボールを持ち上げて、後ろに持っていく感覚じゃないんだ。
後ろに持っていく”前のドリブル”が上がってくる時に、
その上がってくる力を利用して”方向だけ変えてやる”感覚だな。
う~ん・・・やっぱ文章じゃわかりづらいね。
これも今度写真を撮ることにするよm(_ _)m

○レッグスルー
「レッグ=足」 の間を 「スルー=通過」  させてのターンだね。
これはフロントチェンジを足の間ですると考えてもらえば良い。
だから、やる事は一緒。
低く・早く・・・を股の下でやってくれればOK。

はい、以上の4つは代表的なドリブルターンの仕方だね。
基本的にはこの4つが基本となって、色々組み合わせたりペースを変えたりして
他の「技」に繋がっていくんだ。
繰返しになるけど、ゆっくり、ゆっくり何回もやる事が必要だよ。

じゃぁ、これで一応はドリブルは終り。
でも、まだまだ読んだだけでは出来る事では無いよね。
と言う事で、次の項からはドリブルの練習に平行して
実戦で使える「ピボット」の話を書いて行くね。



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