犬も歩けば 痛快ブログに 当たる。
過去の記事ですが、2件だけ紹介します。
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その1 :Fri - January 26, 2007
Letter from Yochomachi
塩野七生『ローマ人の物語(15)』読了
いよいよ最終巻。
ローマはこうしてお終いになりました
。
やたら読後感が重苦しい。
こういうヘビーな本は苦手なんじゃ。
感想、国も人間(個人)も同じだねということ。
長生きすると最後はどこもかしこも悪くなってくる。
腕力が無くなる。灰色の脳細胞もアホになる。
財力だけはまだ残っているんだけれど、
腕力と脳力がだめになる
とどんどん野蛮な連中にむしり取られてゆく。
最後は自分でも何もかも
よくわからなくなって、死ぬ。(爆笑)
ごっつい細かいことで面白かったこと。
フン族の王アッチラについて、
七生女史は「民間人を殺戮したり略奪したりするのはうまいけれど戦争は下手だった」と喝破。
まともな戦争では二度ともローマの将軍に負けている。
こんないい加減なフン族に住むところを追っ払われてローマ領に逃げ出してきたゲルマン蛮族も大したことはなかったはずだったんだけれど、「女こどもを連れてアルプス越えをするが家族が崖から落ちてもそのまま進む、兄弟が殺されても遺骸を踏み越えそのまま進む。
これが 蛮族の蛮族たる所以」 なので「文明人であるローマ人は恐怖した」とある。
なんだか頼朝の源氏軍に恐怖した平家軍みたいだね。ローマ人の物語〈15〉ローマ世界の終焉
塩野 七生
新潮社 2006-12
その2;
NHK「ふるさと一番」......明治時代の南蛮渡来(?)の織機こそがニッポン文化だという
どうでもいいけど、「ニッポン・ニッポン」の連呼が気になった;
番組表 : "生中継 ふるさと一番!
「木綿のぬくもり守る町~三重県津市~」 河相我聞"
この織り屋さん、お祖父さんが明治時代に購入した木綿織機をいまでも大事に使っている。これこそ「日本の伝統だ」と言って。番組では、伝統文化を守るニッポンの職人として、誇り高く紹介された。
「生産性は勿論悪い、でもこれこそ日本の文化なのだ」と経営者は言う。
なんか違和感がある。
明治時代、経営者のお祖父さんが工場の織機に設備投資をしたときは、豊田自動織機が発明されていなかった時代だから、織機といえばヨーロッパからの輸入品じゃなかったのかな~。多分フランスか、イギリスの製品だろう。
経営者のお祖父さんは、 進取の気性に富んでいて 、当時手作業だった木綿織りの生産性を格段に向上させようと思って最新式の織機を導入したのだろうが、孫はその「心意気」を全然受け継いでいない。
ただ「日本の伝統」というのにしがみついている。それも日本の伝統の手織り織機ではない。見えるものは、ただ伝統を売り物に、努力せずに儲けようという乞食根性と 企業家精神の停滞だけである。
この経営者の悪口を言うのが目的ではない。
こういう宣伝を大々的に繰り広げるNHKの真意は別の所にあるといいたかったのだ。近代的な競争論理をNHKは否定したいのである。
だから執拗に、昔の伝統的手作業はお金は懸かるがいいものであるという番組を、繰り返し繰り返し流している。
ニッポンの農産物も高いのもニッポン文化だとする 。
視聴者はすぐそれに洗脳されて、
ニッポンの農村やNHK経営の非効率さから、
目をそらされてしまう 。
こういう番組は、特に家庭の主婦が見ている昼時に多く流される。
彼女らが真っ先に狙われる洗脳対象者で、実際、費用効果比で、宣伝が有効なのである。
主婦が家計を握っているからだ。
可哀想なのは、バカダカイ日本の文化とやらを買うためには亭主の稼ぎが少ないと文句を言われるお父さんたちだ。
お父さんたち、もっと怒れ!
Posted: Mon - March 5, 2007 Letter from Yochomachi
~~~~~~~~以上 記事の転載でした~~~~~
しばらく
このブログを読んでいれば、退屈は無いばかりか爆笑 劇笑
痛快な記事 本質に切り込んで 無駄が無い!
お気に入り 今の処 最高 No1
。
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