語りと筆しごと～書家香玉のうずまき帖

美文字レッスン

年明け早々、地元テレビ局が取材をしてくださったものが先日オンエアされました。 お題は、2014 和始めませんかで、昨年からブームの美文字レッスンを青木流でとのこと。 名前詩の活動を冒頭に紹介して頂きながら、ここ数年独自に推奨中の、スケッチブックと筆ペンでお絵描き感覚な暮らしの中の筆時間のススメというものを、レポーターさんに伝授するというスタイルで撮影して頂きました。 美文字の要は、カタチにこだわるなぞり学習よりも、迷いのないキレのある線がいかに出せるかだと思います。デキる大人の美文字は場数を踏んだ線が決め手。線が堂々としていれば、そこに書かれた言葉がおのずと味わいを増し、語り出す。そんな風に私は思うのです。 流行りのレッスン本など買ってもなかなか長続きしません。ならば空き時間にひたすらスケッチブックになぐり書き。書きたい文字、言葉を筆で書くだけでもすっきりしますよ のの字の繰り返し練習は、強弱のある美しい線を出すために大変効果的です。