2004年01月04日
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父の様子を見に行った。
泊まった際の忘れ物を取り来たと言う理由で行った。
父が、少しだるそうだった。
今朝から、あまり、食べていないらしい。

「お父さん、食べないとだめだよ」
「でもなあ、食べたくないんだ」
「この病気は何なんだ?」
「だから、血の数値が普通の人よりうんと少なくなって、そのせいで、倦怠感や、感染し易くなるって説明したじゃない」
父は、不服そうに口をつぐんだ。
酸素の機器を使っていた。

暫くして、父の家から帰宅しようと車のエンジンを掛けたら掛からない。
ウ~、こんな時にまた、バッテリーが・・・。
父に言ったら、渋々コートを着て出てきてくれた。
私の車のボンネットを覗き込み
「バッテリーか」。
車庫のシャッターを開け、自分の車のボンネットを開けた。
びっくりした。
中のムーブメントに全部カバーがついている。
何処に何があるのか、分からない様になっているのだ。
二人で顔を見合わせ大笑い。
「おい、バッテリー、何処にあるんだぁ」
「分かんないよ~、私の車じゃないもん」
「馬鹿言え~、俺だって、開けたのは初めてだ」
「何自慢してんの。車が来てから、見てないの?」
「当たり前だ。この車は故障なんかしないんだ」
全く自慢も、ここまでくると、馬鹿馬鹿しい。
しかし、やっとバッテリーの有りかを見つけてカバーをずらし、ブースを繋いだ。
「やれやれ、外車はこれだから辞めろって言ったろう!」
ここぞとばかりに、言われた。
確かに電気系統は弱い。しかし、型が変わった今も、ずーーっと古い型のまま乗り続けている愛車だ。
そのままエンジンを掛け家の中で暫く待った。

見ると、父の指に小さな怪我。
「お父さんどうした?」
「ちょっと引っ掛けた」
血が止まらなかったらどうしようと思った。
恐かった。
白血球が少ない、血小板が少ない。いずれ血が止まらなくなると言われていた。
しかし、暫くすると、血は止まった。
良かった。
本当に、心臓に悪い。
父は「何を大袈裟な」と言ったが、知らないのだから、仕方ない。
父にこんな事をさせた自分が情けなかった。
ごめんね、お父さん。

外に出た。あっ、エンジンが止まってる。
もう一度家の中に入って、もう仕方ないJAFに電話。
結局、JAFのお世話になった。
全く、今日は、ついてない。
JAFに動かしてもらい帰宅。

夕方、父が母と一緒にうちに散歩に来た。
「大丈夫?」
心配だった。
だるくないのか?
無理しているのじゃないか・・・・。
父は、少しでも運動して、体を元に戻そうとしているらしい事が後から分かった。
違うのよお父さん。
今は体力を温存しなくちゃならないの。
大事にしなくちゃならないの。
でも、言えない。
何故?と聴かれるのが恐い。
どうしよう・・・・。
今日の所は、何も言うまい。

毎日が、迷いと、願いの日々。
お父さん、頑張って生きて。





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最終更新日  2004年01月10日 02時27分56秒
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