2004年03月23日
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今日は、私のカウンセリングと診察の日。
だから、病院は夕方までおさぼり。
父の数値が落ち着いているから、安心。

カウンセリングが終わって、お昼の買い物をして、帰宅。
家に入る前、裏の斜面に降りてみた。
久々に角から角まで見て歩いた。
もう、ふきは15センチくらいに伸びてしっかり、蕗のトウが立っていた。
あれ?こんな所にも・・・と知らない場所にまで、
ふきのとうを探していた頃に、気付かなかった場所にも生えていた。
下に降りて行くと、杉子がたっくさん、生えていた。
「あ、土筆もあるかも」と思い、探すと、あった、あった。
誰も来ないから、太くて長い物が5本。
根元に近い所から収穫。

元気な頃は、毎年、子供達と大きな河川敷まで取りに行って、袴を取り、
おしょうゆとお砂糖で佃煮にして食べたものだ。
ほろ苦い春の味がした。
鬱が酷くなり行けなくなって、もう、5年になるなあ。
そうだ、今日、娘と取りに行こう・・。

急に思い立った。
娘に言うと「うん、行こう」
午後の診察は早く終わり、もう、4時近かったが、娘と河川敷に着いた。
車を土手に止め、土筆取り開始。
気持ち良かった。
少し、まだ、寒かったが、すぐ頭の上には、大きく膨らんだ桜のつぼみが揺れていた。
ここは、桜の名所。何千本と大きな桜が並んでいた。

しかし、土筆はなかなか見つからなかった。
ここは、我が家より、南に位置するし、家のある団地は、結構、山の方面に向かって入っているから、
どちらかと言うと、海から程近いここは、もう、土筆の季節が終わっているのかもしれない・・・・。
しまったなあと言いながら、でも諦めきれず、300メートルくらい歩いて行った。
すると、可愛い土筆の頭が少し下に見えた。
「有ったー!」
見ると、そこら辺は手付かずだったらしく、
そこかしこに取り残された土筆があった。
昨日の雨で、きっとあると思ったとおりだった。
娘も見つけたらしく、歓声が上がった。

小一時間、私と娘は、子供に返って土筆取りに興じた。
早咲きの、桜の花を愛で、膨らんだ桜のつぼみを愛しく思い、本当に気持ちの良い時間を過ごした。
人間、こうして自然に触れる時が一番、癒されるのじゃないだろうか。
気が付くと、うっすら、汗がにじんでいた。

娘と、取った土筆の量を比べながら、車に戻り、病院に向かった。
「楽しかったねぇ」
「でも、犬の糞が多過ぎだよね」
「マナーの悪い飼い主が多過ぎだよね」
など、少しはしゃいだりして、本当に楽しい時間が過ごせた。

病院に入ると、娘と手を除菌剤の入ったウォッシュソープで洗い、
病室の外でスカートに付いた花粉を落として、病室のドアの横にある消毒液で手を消毒して病室に入った。
父は、頬を赤くした娘の顔を見て
「何処行っていたんだ」
と聞いた。
「土筆取りして来たよ」
と言うと、嬉しそうに
「そうか~、面白かったか?子供だなあ」と笑った。
父の血液の数値は、驚くべき数値だった。
芽球14、血小板1.8 好中球8 白血球6800
本当に良くなっている!!
「この調子、この調子、良かったねぇお父さん、数値が良くて」
「うん、このまま数値が良ければ、今週末も、外出して良いってさ」
「良かった・・・。」
神様、ありがとう。

暫くするとI医師がいらした。
「いかがですか?」
「はい、調子良いみたいです」
と言うと、I医師も
「そうですね、木曜にまた、骨髄の検査をして見ましょう」
と仰って、病室を出て行かれた。

夕方、娘と母を乗せ、帰宅。
今日は、少し疲れたなあ・・・あ、そうか、土筆取りにいったんだった。
帰ってきたパパに土筆を見せたら、笑われてしまった。
良かった。今日は、機嫌が良い。
父も取りあえず元気。
今日は、良い日でした。





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最終更新日  2004年03月25日 00時37分53秒
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