2008年04月27日
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今日は、大阪に行く日。
用意をして出かけた。

今回のお芝居は、友人と最初から手分けして応募した。
私が、千秋楽を当て、友人は前楽が当たった。
二日続けての当選。
実にラッキーだった。

近鉄の指定券をあらかじめ取り、名古屋から彼女が乗り、私は横に途中の駅から乗り込んだ。
明け方、犬が何度も鳴き目がさめ、少々寝不足。
電車の中ででも寝ようと思ったが、
そこは私のこと、友人とのおしゃべりが楽しくて、
そのまま、大阪へ。

難波から、芝居のあるNHK大阪ホール近くのホテルにチェックインし、
公演までの間、それぞれの部屋で休憩。
少し、うとうととした。
時間になったので、下に降り、
二人で劇場へ。
NHKホールは、歴史博物館の横にある。
前回、翔君のお芝居に来た時も、
ああ、こっちも入ってみたいなあと思った。
ふと見ると、お城も近い。

今日のお席は、舞台に向かって右後方。
ここ、なかなかお芝居を見るには、良い席ですが、
私としたことがオペラグラスを忘れてきたので、
役者さんの細かい表情が解らなかったのが残念。
明日、難波に出たついでに、買うことにした。

今回の「アマツカゼ(天つ風)」は、大ちゃんのお芝居「プーシリーズ」の最初の芝居「センゴクプー」のエピソード版。
「センゴクプー」というのは、実は剣の立つ風助が、刀を捨て、岩山に住んで、
彼を慕う人とともに、生きている姿を描いたもの。
時々彼の腕を見込んだ武士達が、ぷーを仲間にしようとくるが、
ぷーはトンチや、言葉で、いつも切り抜け、屈することはなかった。
自由な暮らしを楽しみ、決して人を傷つけることはなかったが、
面白くない思いを抱いていた藩主に、自由と引き換えに、喉をかき切られ、
ぷーの持ち味だった言葉を失うが、
それでも、笑顔を絶やさず、「まだまだ」と書いて終わった芝居に、
私は涙を禁じえなかった素晴らしい物語だった。

そのぷーが、どうして、岩山に住み、
刀を捨てたのかを描いたのが、今回の「天つ風」。

あらすじはこうだ。
ある城主の若君だったぷーは、きちんと名前も家筋もある侍だったが、
有る日、夜盗に城が襲われ、両親を殺され、
妹をさらわれた。
夜盗は、不動という男に妹を献上し、今は、その不動の妻になっている妹を取り返すため、
あえて、その男の配下に身をおいているが、
チャンスがあれば、不動を討ち、妹を救い出そうとする。
何度か、不動と刃を交えるが、かなわず、討ち取ったと思っても、影武者だったり。
その山城不動役は、佐藤アツヒロ君。
事務所の大先輩であるが、今は、舞台役者として、活躍している。
なかなか「華」があり、素晴らしかった。
不動が、ぷーにつけた名前が凪(なぎ)

凪には、凪の父に仕えていた女忍びの陽炎がいつも、味方にいたが、
ある日、岩山に住む男、虱と知りあう。
この男、相当剣は立つらしいが、口も立った。
この岩山は実は金山で、それを守るために、住んでいたのだが、
凪を慕い、友達になろうとしつこく付きまとう。
この男、虱(しらみ)がこの劇の作家きだつよしさん。
両親を亡くしてから、一度も笑わない凪が、たった一度、劇中で、
この虱にだんだん心を開らき、笑顔を見せる。
だが、凪が心を許した虱は、実は、凪の両親を殺し、妹をさらい、不動に献上したその人だった。
今は、心を入れ替え、自分のしたことを悔い、岩山に一人住んでいた。

そんなある日、不動の命令で、信長の軍勢がいる農村を襲うよう言われる。
3日で討つよう言われた凪は、理由を言わず、虱に相談し、水攻めで農村を滅ぼすが、
実は、民百姓に被害を与えただけで、信長の軍勢などいなかったことを知り、
深く傷つき、不動への憎しみを深くする。
そして、とうとう、岩山の湖に不動をおびき寄せ、ともに落ち、
すんでのところで、やっと討てる…という時、
不動は、自らの胃の病から凪の目前で逝ってしまう。
自分が討ちたかったと嘆く凪。
おまけに、この戦いで、陽炎も、その夫も、虱もうしなってしまう。

不動がいなくなった今、やっと妹を取り返した凪だったが、
妹から、実は不動は自ら自分の父を討ち、トラウマから子供を作ることを恐れ、
自分の病が重くなるにつれ、自分の跡には、凪を国の頭にしようとしていたことを知る。

だが、金山の存在を知った妹は、目がくらみ、心は汚れてしまっていた。
亡き母の歌から、金山の本当の仕掛けを知っていた凪は、
金山に祭られていた仏像を倒し、金山は崩れおち、
妹とも断腸の思いで縁を切り、
虱の考えであった、剣を捨て、自由な生き方をしようと、
虱が残した「風」と書かれた船の帆を首に巻き、新な人生の出発をする。
・…というのが、だいたいの筋。

今回の「アマツカゼ」、今までのプーシリーズの中で「センゴクプー」の次か、同じくらい、
私には面白かった。
詳しい感想は、明日、千秋楽を観てから書きたいが、
いつもながらの大ちゃんの殺陣は、素晴らしかった。
今回は、表情もあまり変わらず、難しい芝居だったと思うが、
大ちゃんは、目の力で演じていた。

今日のつぼは、きださんのセリフに「一人で絵書いたり、粘土したり、こうして写真撮ったり暗いくせに」とあり、
大ちゃんが「そっちだって劇団解散して一人になっちゃって寂しいくせに」とやり返していたが、
大ちゃんは、笑わず、それでも芝居に徹していた。
そのあと、きださんが、「Free Style」のあのポーズをして、
大ちゃんが「そうじゃない、こう」と凄い高さを飛んだ場面。
毎回、嵐ネタとか、ちょこちょこ入っているが、今回、ここだけだったのが、
反対に私には、新鮮で良かった。

マイクの音が小さかったのか、
私の体調が悪かったのか、
大ちゃんのセリフが所々よく聞きとれず、
解らないところがあった。

カーテンコールは、5回。
2回は、出演者全員。
3回目は主要メンバーで。
4回目は大ちゃん一人で、「ありがとうございました」の大きな生声。
5回目は鳴りやまない手拍子に、また登場し、端から端まで、手を振っていたが、
幕が下がり始めると、一緒に座って、最後まで手を振っていた。

大ちゃんファンのIさんと、Yちゃんも来ていたので、
一緒に表に出たら、大ちゃんの出待ちの子がいっぱい。
今夜は泊るし、よし、少し待ってみよう…ということになり、
小一時間、脱落者が出て、結局、一番「嵐カー」に近い場所に陣取ったが、
どうにも運転手さんが、全く現れる気配がなく、
諦めて、離れた。
「黄色い涙」の撮影の時も、休憩所の呉服屋さんの前で待ったが、
まず、運転手さんが乗って、エンジンをかけて、暫くしてから大ちゃんがでてきたので、
様子が分かった。
その間にも、役者さんたちが、タクシーに分乗して出ていった。

風邪ぎみというYちゃんと別れ、
Iさんと近くの居酒屋で食事をして、ホテルに帰った。
そこで解散し、部屋に帰り、買ってきたパンフレットを見たり、
TVを観たりしていたが、流石に眠くなり休んだ。
明日の千秋楽が楽しみです。
「アマツカゼ」超、面白かったなあ。








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最終更新日  2008年04月29日 13時17分22秒
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