2008年06月05日
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チビが、ここのところ、何か焦ってる。
何だと思ったら、19日に、レポートの発表があるそう。
1時間に二人の発表だそう。
大学の授業は、1時間は90分だから、45分、自分のレポートを発表しなきゃならないらしい。
で、選んだテーマが、
松本清張の「西郷札」。
これを聞いて、嬉しくなった。

実は、何年か前、TVの特別番組のドラマで、見た。
緒方直人君と、緒方君の今の奥さんとの共演で、
素晴らしい出来だった。
是非、あれ、見せてやりたい。

で、探した。
しかし、残念なことに、DVD化されてないそう。
あちこち探したら、ビデオだがユーズドで見つけた。
で、すぐに注文。

松本清張の作品は、「砂の器」「点と線」くらいしか読んだことがない。
しかし、映像化された物は、たくさん見ている。

映画「砂の器」は、私の中で、ナンバーワンの位置にある。
多感な時期に見たからなのかもしれないが、
映画館で、嗚咽しながら見た。

父と子が、お遍路さんの姿で、日本中行脚する姿は、本当にかわいそうで、可哀そうで、
当時の「らい病」と言われた「ハンセン病」患者に対するいわれのない差別に、
私にも何か出来ることはないかしらと真剣に考えた。
数年後に裁判で、厚生省が敗訴し、ハンセン病患者さんが勝訴した時は、
自分のことのように嬉しかった。

「鬼畜」
これも、ショックだった。
緒方拳と岩下志麻夫婦のところに、ある日、夫の愛人が尋ねて来て、
緒方との間に作った子を3人置いて行く。
そこから、この夫婦の鬼畜のような犯罪が繰り広げられる。
小さな弟は、殺人と解らぬよう殺され、真ん中の少女は置き去りにされ、
そして最後に残った一番上の子を殺すよう妻に言われ、
夫は息子と二人、北陸の海に行き海から突き落とすが、助かってしまう。
警察に保護された子は、犯人として捕まった父を最後まで「父」と言わずかばう。
もう、その場面は、涙、涙もの。

あ、そういえば、一緒だあ。
「砂の器」で、犯人の天才ピアニスト和賀英良を追い詰めた刑事が、
まだ、ハンセン病施設で生きていた父親に、
和賀の写真を見せた時、父親は、「息子じゃない」と否定したんだった。
「点と線」も凄かったなあ。

松本清張は私の中で、人の心の「闇」と「情」を描ける作家・・・と言う認識がある。
本当に多くの良い作品を残した、「昭和最後の文豪」じゃないだろうか。
それを、チビが選んだことがうれしかった。

さて、いったいどんなレポートを書くのか、
私も、チビの同級生になって、聞いてみたいものだ。

そういえば、そのゼミの先生が、何と、私の学生時代の教授の助手をなさってらっしゃった方。
今は、準教授になってらっしゃるそう。
親子二代、お世話になりますm(__)m









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最終更新日  2008年06月20日 14時27分42秒
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