びっくり!安産




びっくり安産!








3:05AM頃。

決意も固まってからと言うもの、

ベッドでイメージトレーニングを必死にやり始めていたが、

イメージトレーニングするにも、

 『実際、どの様にお産が進むのか?』

『自分がちゃんとイキめるのか?』

などとトロトロしているうちに、

私は、既に、イキミスタイルにされていた。

『早ぁ~!マジで始まる!!』



『思い切り足を開いて』

『深呼吸、何回かしたら、息を止めておへそを見るように顎引いてね』

『10秒数えるから、そしたら、いきむの休んで良いから』

前から予習していたが、頭が真っ白に近くなった為

ナースの教えを耳の穴カッポジって頭に入れた。



『はい!旦那さん左足!私は右を抑えるから。』


『では、いくよぉ~!』


スゥ~ハァ~。。。スゥ~~~ハァ~!!スゥウッ!!!


『ウウウウウウぅ!!!!!!!!』


人生で初めてのお産の初めてのイキミが始まった。


『One~。。Twoぅ~。。Threeぃ~。。』

とジェレと、ナースが数えるのに合わせ、

前、友達から

『ウ○コしたい気分になるから、その時にウ○コを気張る感じと同じく気張る!』

と聞いていたのを思い出しながら、

お尻の穴に思いっきり力を入れる!!


頑張って、押してるけども、

ウ○コしたい!と言う気分にあまり陥らない私は、

気張るのがすごく不自然でやり辛かった。

『え。。。?これでいいんだろうかぁ~??』

『ちゃんとできてるのかぁ~私は??』


不安が過ぎった為に、呼吸が3回目位で乱れてしまった。

それを整えるのに、時間が欲しかったので、ゆっくり深呼吸していた。

しかし、自分が押したくても押せないジェレは

『カウント係』

という大きな役目を必死に果たそうと、

私よりも、気が焦って、前に前に気持ちが来ていたらしく、

私がイキム時のカウントがナースと微妙にずれていて、

1秒の感覚が半秒位だった。

そのお陰で、私はどっちにも合わせにくく、

何処で、イキミを休めばいいのか混乱する事になった。


ジェレ、

『旦那さん。。ちょっとカウント早すぎ。。(汗)』

『それだと、Feeがイキミ切れないよ。。』

とナースに怒られる始末。。(笑)


指導!を受けた事で気を取り直し、落ち着いてゆっくりカウントするジェレ、

(今度はゆっくり過ぎる位だったなぁ。。笑)

息絶え絶えの呼吸をどうにか早く整えて、陣痛の波に合わせ様と必死な私。

でも、必死になればなるほど、呼吸が乱れてしまうので、

ナースやジェレには

『いいよ!その調子!』

と言われても、あまり上手くイキめてない感じに思われた。




3:15AM頃、やっとで、Dr.到着。。。。。。

んん??何か違うぞ。。

やっとで、着いたDr.は私の担当医ではなかったのだ!

『え!!そんなことってありえるのかいなぁ?!』

イキミながら、思った。

この日私の担当医は当直では無いらしく、別のこのDr.が来たとの事。

確かに、このDr.も私が安定期の頃は診てもらっていたので、

全く私の事を知らないというわけではない。

しかし!危険性の多い、初期、後期とはもう一人のDr.に何時も診て貰っていたし、

信頼と言う物がある。

正直、 『後期に診て貰っていたDr.にお産も施してもらいたい』

と言うのが産む方の心情である。


しかも、彼は入ってくるなり、

『いやぁいやぁ~参った参ったぁ~!!』

『今家から飛ばし過ぎて、チケットきられちゃったんだよねぇ~』

イキミながら、 『おいおい!!ちょっとこいつ面白いなぁ(笑)』

と思う反面 『大丈夫かよ?このDr.で。。 』

とそのエピソードで不安になっていた。

しっかし、もうこの人が当直と言ったら、

このDr.しか居ないのだから、任せるしかない。。

『どうか変な処置はされませんように。。』

と心底願った。



Dr.が着いたので、彼が色々と何かするのかと思いきや、

別のナースと私のイキミを観戦?(笑)しながら、井戸端会議。。

『あれ?もっとデリバリールームって緊迫してるもんじゃぁ??』

『こんな和やかで良いんだっけ??』

と不思議に思う光景だった。



Dr.が椅子に座って観戦し、かれこれ、イキミ始めて10回ほどの時、

あぁ~やっぱり私は時間かかっちゃうのかなぁ~と

安産を諦め、難産の覚悟の方へ気持ちが行き始めていた。

何せ、Dr.に

『陣痛が5分間隔になったら、

君の場合は、直ぐに破水するから急いで病院来てね』


『それに、赤ちゃんも下に居るし、破水から5~6時間ほどで生まれるでしょ』

などと、お墨付きだったにも拘らず!

既に、子宮口は全開にも拘らず!未だに破水も起きないから。。



ナースが私の不快な感じを察したのか、

普通の仰向け出産スタイルから、横に向いてイキム体制へと変えてくれた。

ジェレはこの体制を

『牛の出産』

と名付けた。(笑)




さすが、経験豊富な年配ナース。

見事に 『牛の出産』 スタイルの方が、私には楽だった。

そのお陰で、少し不安が消え、

『やってやるでぇ~』 的ムードが又自分に復活してきた。



3:30AM頃。
其れを機にイキミ観戦組み(笑)だった、

Dr.がやっと立ち上がった。

グローブをつけ、白衣を着け、なにかアイスの木べらを大きくしたような物を持って

『さてと。。』 という感じで私の前に座った。

何に使うのかと気になってると、

『これから人口破水ね』


ああぁぁ~!!!!!納得・・

牛スタイルになってからイキム事に必死で、

自然破水を未だにしてない事にそれで気づいた私。(笑)


自然に羊膜が破けるのと違い、人に棒でつつかれるってのも、感覚が全く沸かず、

ちょっと、恐かった。



ばっちんっ!!!


物凄い音がした。

まるで水風船を針でつついた感じ。


まさか、私の体の中からこんな大きい音が出て来るとは予測してなかったので、

かなりビックリした。

その音に、気を取られていたら、直ぐに、生暖かい羊水がダァ~と一気に出てきた。

自分の物とはいえ、結構気色悪かった。




その後、

『とにかく頭さえ出れば後は楽!』

そう思って、耳がきぃ~んとなるまでイキミ続けた。

それからと言うもの、

本当に押し出すのに相当な陣痛の波かどうかもはっきりしない子宮の収縮も

それを感じたら、休む間も殆ど取らずに直ぐ、ジェレ、ナースに

『今!!』

と声を上げ、頑張ってイキミ続けた。



自分ではそれでも、進行しているような気はしなかったが、

ジェレが一生懸命、

『頭見えてきたぁ~!!!!いいよいいよ!!』

『髪の毛見えてるし!!!』

と声をかけてくれたので、それなりに進行しているのだと思うと、

『後もう少し!!』 と更に頑張れた。



鏡も何も周りには無いので、私は、どういう状態なのか分らない。

何処を基準にしたのか、 『念の為に会陰切開これからするからね』 とDr.。

陣痛が痛くてその痛みは全然感じないと聞いていた通りに全く痛くなかった。

それより、裂ける前に切ってくれてありがたかった。



切って、開きが大きくなってからも、

ただただ、一心不乱にイキムだけを繰り返していると、

いきなり、すうっと気が楽になった気がした!


『頭がでたぁ~!!!!』


ジェレの興奮声でその事を知った。


やったぁ~!!あんまり長く頭で留まっていると、

頭の形が変形するのが気になってたので、

本当にすんなり出てきてくれて嬉しかった。

『頭さえ出ちゃえばこっちのもんよ♪』

と思ってたので、

『さて、後は体ずるっと出てきてちょ』

と、気を抜いていたら、全く、想像していた、『体ズルゥ~!!』が起きない。

???

そして、イキミを続けていると、下の方の激痛を感じ取った。

頭が出る時とじゃ比べ物にならない痛み!

そう!私、頭より幅の広い肩の存在をすっかり忘れていたのです。。(恥)

多分、この出産過程の中で、一番手こずったのがここだ。

っていうのも、本当に痛い!!!

肩が引っかかってってだけではなく、

Dr.が出口を一生懸命開く為に、何かをどんどん詰め込んでくる痛みが酷かった。

『もう、これ以上は開かんって!!!!勘弁してくれぇ~』

と泣きが入った。

その、痛いからこそ、長く感じる、この時間。。

『もうだめだぁ~!!!』

と、痛み耐えゲージが壊れかけた時に、

ジェレ、ナースの歓声と共に、

ダァラァ~~!!!!!!!!!!!!

と全てが流れて行った。

さっきまで感じていた、激痛もとっさに消え、

部屋中が、その出てきた小さい人間の鳴き声で一杯になった。



8月16日 4:39AM FeeNeo 無事、3200g、51cmの健康な男児を出産。


New Born

(CC生まれて直ぐの写真☆彡)





陣痛が始まってから、約13時間程度。

初産にしたら、楽な方なのかと思ったが、

念の為ナースに何時から数えれば良いのか聞いてみたら、

 『本格的な陣痛になってからだから、Feeの場合は夜の9時辺りからかな』

というと。。

たったの、 7時間半!!

ほどで生まれたことになる。

しかも、人口破水してから、1時間ちょっとで生まれた事を産んで、

時計を見てから気付き更にビックリした。

破水は起きなかったけど、安産の予想はそれなりにDr.合ってたのねぇ。





産んだ後は、本当にあの壮絶な痛みなど直ぐ忘れてしまった。

傷口の縫合を受けている間、

早く自分の中に居た小さい人間を見たくて、見たくて仕方なかった。


すごく、Cheesyだけど、本当に自然と涙が出てきた。

やっとで、出会えた私達の息子。




あんだけ、妊娠中に

『俺は絶対泣かないなぁ~』

と言い張っていた、ジェレまでも、ウルウルと涙を浮かべていて、

頑張って堪えても押さえれてなかった。

恥ずかしくなったのか、仕舞いには、

『トイレにいってくる』 と一言。

多分、トイレで大泣きしてたに違いない。(笑)


何時も滅多に泣かない人だから、

自分の息子の誕生にも、もしかしたら本当に泣かないかもと思ってた分。

涙を流してくれた、ジェレがすごく嬉しかった。



初めてのオムツもジェレが付けた。

姪っ子、甥っ子が居ない彼には初めての挑戦。

とても、初々しい姿。

健康に生まれてきた我子の初の鳴き声。

何年経っても一生忘れる事は無いだろう。



こんな、素晴らしい経験ができる女性で本当に良かった。

CC健康に生まれてきてくれて有難う!

ジェレ、一生懸命支えてくれて有難う!










2005-09-28 12:43:49 2005-09-28 12:43:35





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