あそびや!

あそびや!

遊びは、遊び心から



私が、遊びを考えるのはぼ~としているときです。頭の中で、
「なにかおもしろいことないかな・・・。」
となんとは無しに考えていることがよくあります。
車を運転しているとき、お風呂に入っているとき、テレビを見ているとき、家事をしているとき。
人が見たら、ただのぼんやりさんにしか見えていないと思いますが、その『ぼんやり』しているときこそ、楽しいことが思いつくのです。そして、いいアイディアが浮かんだときは、とても嬉しい気分になり、子ども達と試してみたくなります。
真剣に、今度の日曜日の遊びネタは何にしよう・・・と眉間に皺を寄せたって、なんにも浮かんでこないのです。
つまり、ぼ~と考えていること自体が私にとっては『遊び』なのです。
考えてみたら、これって当たり前のことですよね。
昔々、自分が子どもたったとき。毎日毎日が自分の時間だったとき。『遊び』は、自然発生的に生まれてくることの方が多かったような気がします。
のんびりとした時間の中で、暇な時間を過ごす中で楽しいことを見つけて・・・それが『遊び』だったのです。
今の子どもは、どうでしょう。
小さいときから、テレビに親しみ、市販のおもちゃに囲まれた生活をしています。一方、時間の流れは早くなり、短い時間に手っ取り早く遊ばなければ、たちまち自分の持ち時間は終わってしまいます。
本来、子どもは遊びを考える天才です。
では、子どもの時間が短くなったから、考える手間を省いてテレビやゲームに走ったのでしょうか?それとも、テレビやゲームが最初からあったから遊びを考える時間が不要になったのでしょうか?
子どもには、子ども時代にしか経験できない大切な時間があると思います。その時間の中から、遊び心は生まれ、遊びが始まるのではないでしょうか。

たかが遊び、されど遊び。

私ももっと『遊び』を楽しみたいと思います。


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