わきさんの日々に新たなり(農業支援)

わきさんの日々に新たなり(農業支援)

この国の農業について(多分その4)


(本日はちょっと手抜きか?先日のKilly Billyさんの質問に答えてを流用)

>日本の農業の堕落は、農協の存在が大きく影響していると思っていますが、実際はどうなんですか?
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通常の視点(直接的に見えるもの)ではそのとおりです。
俯瞰的な視点(少し上から眺めた見方)でいくと農協を使って生産農家をコントロールしようとした国の施策に起因するでしょう。

ほとんどの生産農家(力を持たないところ、例えば資力に余裕がないところ、独自の流通経路を持たないところなど)はその地区の農協ににらまれると、ほぼ農業を事業として継続していくのが難しい構造になっています。
農業に必要な金融、機材資材等の販売、指導(営農という)のすべてを農協がまかなっています。国の農業に関する助成金も最終的にはその地区の農協が窓口になってしまうので、にらまれると入ってくるわけないですよね。また、農協に対して、各農家は組合への出資金とかで組合員としての拘束も受けています。

このような組織が肥大化して、腐敗していくのは当然の流れで、ようやく近年になって、合併などの流れが出来ましたが、一般企業に比べるとまだまだです。

一番大きな要因はほとんどの農家は農協からの運転資金の供給を受けて、事業を行なっているところにあると思います。(農業は収穫後にしかお金は入ってこない)

あと面白いのは融資を受ける際、連帯保証人の数が重要なファクターになる場合が多いことです。通常の銀行からの融資はこんな数は問われませんよね。昔の5人組とかの名残か・・・?

また、お米の販路も、以前の日記に書きましたが、自助努力による計画外米流通などより農協に納める自主流通米に依存する体質となっています。決まった価格で買ってくれるこの方が楽ですから。

さらに農協がからんで、融資などでも助成金がらみということで、経済効率を考えずに、一家に一台の田植え機、稲刈り機、耕運機、トラクター等等を推進したのも御存知のとおりです。

(あと、お米の場合は米価にもあるんです。これは今度にでももう少し、おっと、トレーサビリティも)



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