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今日はお客様の事務所を訪問した後、マンション建設現場へ行ってきました。一通りお客様とお話した後、お客様の事務所の机の上を見て、「あれ、ディスプレイが2台ある!それも、1台はワイドディスプレイだ!」と気がつきました。お客様は横長の表を使うことが多いので、ワイドディスプレイを購入したとのこと。2画面を併用して使っているのを見て、「この使い方はほかのお客様でも使えるな」と感じました。近々、当社でワイドディスプレイを導入してみようと思います。横長の表を使う人には、ワイドディスプレイはいいでしょうから。事務所を出た後、都内のマンション建設現場へ。(昨日行ったところとは違います)今日も3時休みに職長さんと詰め所で話していたのですが、飲み物はやはりコカコーラ500ml 缶でした。現場で職長さんと話していると、「仕事の原点」を思い出します。それは、「どうやったら現場の役に立つだろうか」「どうやったら職長さんが喜んでくれるだろうか」です。私が自分で納入担当をやっていたときには、上記2点を実行するために全力を使っていました。今では納入担当を外れましたが、仕事の原点はかわりません。それをどれだけ当社の社員が徹底できるかが業績のよしあしを決めるのだと、職長さんと話していると改めて感じます。それにしても・・・マンション造作大工さんの賃金の低下は激しいですね。ここまで下がるとは思いませんでした。ここまで賃金を下げられると、仕事の質に影響するだけでなく、家庭内の問題にもなってくるようです。何とかして職長さんをはじめとした造作大工の皆さんに気持ちよく仕事をしていただくためにはどうしたらよいのか・・・。まずは自社にできることをすることでしょうか。
2010.07.31
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午前中は新木場・東京木材埠頭でカナダツガ原材料の検品をしました。検品をする場合、仕入れたいサイズの製品をできるだけ複数見ることにしています。最近は入荷量が以前よりも減っているので、複数の原材料を検品するためには段取りが結構大変なのですが、ひとつの原材料しか検品できず、「これしかない」というときには、買うか、やめるかしかありません。注文が入っている場合には値段と品質から考えて、買いたくない場合でも買わなければならないのが当社の立場です。今回は、「これしかない」状態になる予定でしたが、私が行く途中に上野駅から連絡して、別の原材料を検品することができるようになりました。やはり、「これしかない」と、「別のものがある」とでは、検品の際の心理状態がかなり違います。結局、小さい角と、幅広の盤の原材料を購入することにしました。午後は久しぶりに都内のマンション建設現場へ。この時期の現場訪問はとにかく暑いですが、半袖では現場に入れませんので長袖での訪問になります。3時休みだったので飲み物を飲みながら職長さんとお話をしたのですが、職長さんが飲んでいたのはコカコーラ500ml 缶です。現場においてある清涼飲料水の自動販売機は、夏になるとコカコーラを350mlから500mlに増量するようで、どの現場でもコカコーラ500ml 缶をよく見かけます。現場詰め所で20分ほど話していましたが、その間に職長さんは500ml缶を全部飲みました。現場で汗をかくので、熱中症防止のために水分を取るのはいいことですが、自分には500ml缶はなかなか飲めないな・・・と思いながら帰ってきました。帰りの電車内で、「社長の一言」7月分を総務部に送信。午後4時半になってしまったので「ごめん!取り急ぎ送ります」と書いたら、Sさんから(前略)>間に合いました!!>OKです。(中略)>では、明細に入れて配れますので>フゥ~っと安心して>帰って来てください。との返信が来て、ほっとしました。よろしければ、下記リンクからごらんください。社長の一言2010年7月「『深い』関係を求めて。」
2010.07.30
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スコラコンサルトさん主催の「いい会社づくりワークショップ」に参加しました。「いい会社づくりワークショップ」は、経営者オフサイトミーティングメンバーの会社が社長と幹部社員が一緒になっていい会社を目指す方向に向かうためのワークショップです。今回は当社を含めて3社でのワークショップ。他の2社は、幹部社員の皆さんの中にもスコラコンサルトさんに接触したことのある経験者が多いのに対し、当社は私以外はスコラコンサルトさんと初対面で、行くのも初めて。いうなれば「完全アウェー状態」で始まりました。最初の「自社紹介」で、他の2社は幹部社員さんが自社紹介をしたのに対し、当社だけは私が自社紹介をしているのを見て、岡村さんが「皆さん、一緒に飲みに行ったことありますか?」と問いかけました。当社は車通勤者が多いこともあり、社員が一緒に飲みにいくことはほとんどありません。岡村さんは、私と幹部社員、幹部社員同士で「何でも言い合える関係」がまず必要だと考えたのでしょう。「では、自己紹介から始めましょう。木村さんだけは、幹部社員からの 質問カードに答えてください」と岡村さんに促されて、各自の自己紹介が始まりました。もちろん、知っていることも少なからずありましたが、知らないことも結構ありました。私の番になって、質問カードが明かされたのですが「プロポーズの言葉は?」という質問があったのには驚きました。その後、各自が気づいた意見を西村さんがポストイットに書いてくれて、他社の皆さんのいる前で発表し、一日目は終わりました。今回はスコラコンサルトさん初体験の人が多かったので、なれない中での会話からスタートしましたが、次回以降に深く話しあえる土台の端緒ができたかなと思います。参加者の感想は、「仕事をやっているときよりも疲れた」「観察されている感がすごかった」という声を聞きました。私も結構疲れました。アップが遅くなってすみませんでした。
2010.07.29
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真夏には、早朝に工場の窓を開けておくと、工場の中に涼風が入ってきて気持ちのよい朝を迎えられるので、窓を開けに行くことにしています。今朝も窓を開けようと5時頃工場へ行ってみたら・・・すでに工場の窓が開いていました!早い!誰だろう?と思ってみたら、加工担当のIさんが超仕上げの建物の窓を開けているところを見ました。朝5時から窓を開けてくれるなんて・・・ありがたい限りです。朝5時に鍵をあけて事務所に入ると、前日夜の熱気がそのまま残っています。今朝5時の事務所の気温は30℃。この時期にはよくあることなので、全部の窓を開けます。そうすると、事務所にも涼風が入ってきてなんとも気持ちのよい朝を迎えることができます。1時間後に事務所の温度計を見たら、28℃に下がっていました。たった2℃と思われるかもしれませんが、体感温度の差は結構大きいです。当社事務所の冷房は古い機械なので、「中」「強」にすると故障の可能性がグンと高くなることもあり、「弱」でしか運転していません。そうなると、冷房をしていても温度がほとんど下がらない・・・朝、28℃にしておけば、日中も28℃のままでいますが朝、30℃のままだと、日中も30℃のままなのです。暑い日がまだまだ続きます。早朝の窓開けは盆明けぐらいまで続きそうです。
2010.07.28
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野池学校東京校4回目「家づくりの理科」に参加しました。Q値、μ値と言われても、今一つピンとこなかった私ですが、今日の野池さんの講義を聞いて、「ああ、そういうことだったのか」と思いました。明日からは、Q値、μ値(日射遮蔽)が出てきても恐れずに(笑)接していきたいと思います。講義の中で、「オール電化は環境に優しい」は大嘘 という話がありました。電力を使うのは、石油・ガスを使うよりもエネルギー効率が悪いことを指しているのですが、ヒートポンプを使わないあ場合であればたしかに「大嘘」ですね。床下調湿材はその効果がほとんど期待できない というのも意外でした。
2010.07.27
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「なぜ学ぼうとしない子どもが増えているのだろう」「なぜニートと言われる働かない若者が増えているのだろう」その心理的背景について著者の内田樹さんがえ!そうなの? という視点をたくさん教えてくれる、驚くべき本です。勉強したい気持ちをおさえて、努力してあえて勉強しないようにする。意味がわからないことに対してストレスを感じない。無知のままでいることに生きることに対する不安を感じずにいられる。その原点は、小さいときに「労働主体」として家庭の手伝いをするのではなく、お金を使うことを覚えて、「消費主体」として自らを位置付けるからだそうです。そうすると、子どもには、教育も「等価交換」と同じように映ってしまいます。「ひらがなを習うことに、どんな意味があるんですか?」と聞く子どもは、買い物と同じように教育にも即時の見返りを求めるわけです。しかし、教育に即時の見返りを求めることは不可能です。ですから、学校の先生は説明ができない。著者は「答えなくて良い質問もある」と書いていますがもし自分が学校の先生だったら、立ち往生しちゃいますよ。教室が不快と教育サービスの等価交換の場だなんて・・・。家の中で優位にたつためには、誰が一番不快感を強く出すかにかかっているというこの本の主張には、驚きました。実際、我が家で一番不快感を出すのは3歳の真貴ですし、家の中は真貴の天下ですから・・・。せめて、自分は家の中で不快感を出すべきではないですね。そうして育った子どもが就職すると、労働に関しても「等価交換の場」だという意識をもって会社に就職するそうです。しかし、基本的に労働は等価交換ではありません。なぜなら、労働が等価交換だとすれば、会社は存続しないからです。仕事の中には、周りの人の不利益を防止する行動もあります。著者は「雪かき仕事」と表現していますが、こういった仕事は全く等価交換とはかけはなれたものです。でも、「雪かき仕事」もなければ会社も社会もまわらないのです。仕事が等価交換だと思っている人、今の若者はなんでこんな考え方をするんだろうと思う管理職に、この本をお勧めします。「えー、そうなの?!」と思うことがたくさん出てきますから。
2010.07.26
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先週月曜日に続いて、真貴の強いリクエストに応えてアイスクリーム作りをしました。材料は生クリーム 200ml(高梨か中沢の純生クリーム。メグミルクはメタリン酸Naが入っているので不可。 植物油脂のデザートホイップも味が落ちるので不可)たのはた牛乳 200ml(低温殺菌牛乳<パスチャライズド牛乳>ならOK。 UHT牛乳
2010.07.25
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泉社長が語る伐出ひとすじ現場の流儀価格:1,890円(税込、送料別)はっきりいって、この本はいい。著者の泉忠義さんは80歳だそうですが、とても読みやすい文章で、年齢を感じさせません。林業に初めて携わる人も、ベテランも、経営者も泉社長の60年以上の経験に裏打ちされた体験談はためになることばかりでしょう。この本を面白くしているのは、泉林業さんの社員さんのコメントが入っていることです。一番面白かったのは、兵庫県の八木木材さんへ研修に行った社員さんのコメントで、「八木木材は社長も機械もバリバリ。泉林業は社長も機械も賞味期限切れ。 技術にはあまり差がないと思う」というひと言です。こういうコメントをサラリと書けるところがすごいなと思います。自分も80歳のときにこれだけの文章を書くことができたらいいな。林業に携わる人は読んでおいて損のない本です。一読をお勧めします。早速、当社の山林部事務所へ持って行って一冊渡しました。
2010.07.24
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昨日の続きです。初雁木材の関根さんが、約20年前に地元でそばを食べていました。そのとき、隣の席から「表札を削ってくれる人がいなくなって困った」という話が聞こえてきました。それを聞いて関根さんは「よし、うちで表札を削ってあげよう」と考えたそうです。初雁木材さんには当時から職人さんがいたので、表札を削ることもできます。「なんでもやります」と言ったところ、よそで職人さんがいなくなっていることもあり、仕事が来るようになりました。中には、「いすを直してもらえませんか」という依頼もあり、やればやるほど赤字の仕事でしたが、関根さんは直しの仕事を請けました。お祭りになると、初雁木材さんは必ず呼ばれます。主催者から、「木工教室は関根さんしかいません」と言われると、断らずにすべて請けているそうです。最近では参加費を1人300円から500円いただけるようになりましたが、大工さんの賃金を考えると「けっこういい赤字」になります。人がやりたがらない仕事はどんどん出てくる。それならば、困った人の住宅相談窓口になろう。それが、地域で必要とされる会社になることだ。小・中・高校の職業体験も請けています。「たのまれると何でもやっちゃう会社」それが初雁木材だそうです。その集大成が、「はつかり感謝祭」です。毎年6月第一日曜日に行われ、約20組の皆さんが手弁当で駆けつけてくれる一大イベントです。今年はチンドン屋さんも来たそうで、もう12年続いています。地域の皆さんに、自分の店を開放する。まさに地域密着ですね。関根さんは、「街を歩いている人は皆私のお客様だ。すごい可能性だ。どうやって仕掛けようか」と考えているそうです。今気になっているのは多発するリフォーム詐欺だそうで、「お年寄りが皆だまされている。なんとか会社をつぶさずに、社会貢献ができればいいのだが」と話していました。関根さんの話が終わったあと、グループ討論、そして発表があったのですがちりっぽさんから「ピンチヒッターで謝辞とまとめをお願いしたい」との依頼!を受けて関根さんに謝辞としてお話しました。「関根さんは信用を得るために、赤字を承知で仕事をしている。 でも、実はいい宣伝になっている。打算がないことを知ったお客様が、 関根さんに仕事を頼んでいるのでしょう。地域密着のいい形になっていると思います」売り上げ激減の会社が多い木材業界の中で、地域から愛されている数少ない材木屋、初雁木材さんに見習う点は多いと感じました。関根さん、ご講演ありがとうございました。
2010.07.23
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久しぶりに埼玉中小企業家同友会中部地区会の例会に出席しました。というのは、例会報告者が埼玉県の木材業界では知る人ぞ知る存在の初雁木材代表取締役 関根進さんだったからです。関根さんは、同友会で学んだこととして3点をあげていました。・経営指針づくり 3年・5年・10年・20年先のビジョンを考えることを学びました。 関根さんの考えたビジョンは「5年後、20年後に美味しいお酒が飲めればいい」 だそうです。とにかく前向きにやっていこうという気持ちになったことが よいことだと話していました。・一番になりましょう。 日本で一番高い山は富士山。では、二番目は?と聞かれて答えられる人は ほとんどいない。(でも、会場からは岡部さんが「北岳」と正解を答えていましたが) 人に覚えられるために、一番になりましょう。・念ずれば通ず できると思ってやればできる。できないと思ってやればできない。 約20年前に、マンションで木のリフォームをしたとき、新聞にとりあげてもらいたい と思って、関根さんは読売新聞に掲載されていた本社の番号に電話しました。 そうしたら、生活部に電話を回してもらって、1週間後に取材され、 大きく記事が出たそうです。 できると思ってやればできる ことの例として、名刺で割り箸を割る実演を していただきました。 まずは、参加者に名刺で割り箸を割ることに挑戦してもらいます。 次に、関根さんが名刺で割り箸を割ることに挑戦しました。この後、見事に割れました。長くなるので続きは明日掲載します。
2010.07.22
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昨日、神田で行われた自立循環型住宅研究会関東ゼミ2010に参加しました。今回は、住宅のエネルギー性能評価ツール解説講習会。講師は評価ツール開発者の岐阜県立森林文化アカデミー講師 辻充孝さんです。辻さんがこのツールを開発したのは、住まい手さんに言われたのがきっかけだそうです。その住まい手さんは建築関係者でないにもかかわらず、「建築技術」を読んでいたとのこと。驚きですね。辻さんの開発したツールは、住まい手の節約に対する思考を反映した割合が入力できるところが他のツールと違います。同じ家であっても、住まい手によって実際に節約するエネルギーの量は全く違います。まず、環境家計簿を住まい手さんに記入してもらって、どれくらいの節約志向なのか(あるいは浪費志向なのか)を明確にして、現実により近い数字が推測できるようになっています。辻さんが開発した評価ツールは自立循環型住宅研究会会員で、昨日の講習会に参加した人にだけ、電子メールで配布されることになっています。評価ツールに対する関心の高さからでしょうか、世界基準の「いい家」を建てるの著者、森みわさんも関東ゼミ2010に参加していました。講習会が終わった後は、いつものように懇親会。今回は北海道網走市から参加していただいた人もいてびっくり。講師の辻さんを囲んで皆質問攻めにしていました。次回、自立循環型住宅研究会関東ゼミ2010は9月21日 13:00~神田・フォーラムミカサで開催する予定です。次回の内容は、今回辻さんが説明した評価ツールを使って、実際に計算した事例の発表になる予定です。
2010.07.21
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松田敏孝さんが「東京日記」でとりあげていたフリーで利益を生み出す45の鉄則を読みました。FREE (フリー)は読んだけれど、何に生かしたらよいかよくわからないという人は多いと思います(私もそうです)。そんな人に、こうやって実践したらいいのでは?と提案しているのがこの本です。フリー(無料)だから手を抜いていいのではない。無料なのに価値があるところが、受け取る人に感動を与える。返報性の原理を働かせることができれば、有料で商品を買ってくれる顧客を集めることができる。鍵は、無料から有料へどう誘導するか。松田さんが書いているように、実にわかりやすい本だと思います。自社にどう生かそうか、これから考えます。
2010.07.20
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林業が取り上げられていることで、木材業界内でも評判になっている三浦しをん著「神去なあなあ日常」を読みました。冒頭から、「緑の雇用」が出てきてびっくり。新しく林業に従事する人に対しては「緑の雇用」という補助金が出るのですが、補助金を出してでも林業にたずさわる人を増やしたいということは、それだけ自然相手の仕事は厳しいということです。実際、「神去なあなあ日常」の中にも、林業のことがたくさん書いてありますが決して桃源郷のような書き方はしていません。自分の意思に反して林業にたずさわることになった主人公が林業のきつさに音をあげて何度も脱走しようとします。都会にいればまず感じることがないであろう、田舎暮らしについても詳しく書かれています。小説ですからフィクションなのですが、「田舎の人の考え方って確かにこうなるだろうな」と思える話がたくさん出てきます。決して田舎の良いところばかり書いているわけではないところが良いですね。終わりに近い部分に「長い長い年月をかけて木を育てる林業は、どんな風雪が襲ってきても 悠然とかまえていられる性格じゃないと、とても勤まらないのである」とあるのですが、このことばは、木材業界全体、いや、社会全体にあてはまるのではないでしょうか。とても読みやすい本です。林業関係者でこの本を知らない人は少ないと思いますが、一般の人に林業を説明するには良い本ですから一読をおすすめします。
2010.07.19
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先日、とうふ工房わたなべの渡邊社長が講演した際に、演台の上に「複合汚染」を置いていました。私が、「『複合汚染』ですか」と渡邊社長に話したところ、「今日は時間がなかったので話さなかったけれど、 この本の中に菅首相が出ているのですよ。」と渡邊社長から伺いました。渡邊社長が「素性のわかる豆腐づくり」を志すようになったのも、「複合汚染」を読んだことが影響したと聞き、連休を使って「複合汚染」を読みました。これだけの内容が1970年代に、しかも朝日新聞の連載小説として書かれたことに少なからず驚きました。よくこんな度胸があったものです。当時、いかにセンセーショナルだったか、想像に難くありません。しかし、2010年の今、この本を読んでも決して古くないと思うのは私だけではないと思います。米・小麦・肉・魚など、日常食べている食べ物が複数の化学物質で汚染されている。複合汚染の実態を、次々と明らかにしていくさまは、30年以上たった今も、状況はあまり変わっていないからです。本当に食べたいもの、本当に使いたいものをつくらなければならない。次の世代に厄介な廃棄物や後遺症を残すべきではない。自分の原点を思い出させてくれる本でした。
2010.07.18
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ホームページリニューアルセンター飯野社長のブログで紹介されていたそうだったのか!中国を読みました。私が一番印象に残ったのはチベットに関する章です。チベットと中国の関係、ダライ・ラマの亡命政府に関することなど今まで知らなかった背景をわかりやすく知ることができてよかったです。私がチベットに関心があるのは、雲杉の主産地がチベットに移動しているからです。チベットのように標高の高いところで伐採された木材は、成長が遅いので森の再生にはかなり長い時間がかかります。しかし、チベットにもともと住んでいた人たちは、チベットは中国ではないと考えています。(亡命政府があるのがいい証拠です)いまやチベットでも多数派になった漢民族が、再生にかなり時間のかかるチベットの雲杉を伐採しているとしたら・・・その木材を扱っていいものでしょうか?チベットのように政情が難しい地域の場合は、背景を理解しておくことが木材を扱う上でも必要だと思います。チベットのほかにも、大躍進政策や、文化大革命、第一次・第二次天安門事件など中国としては触れてほしくない過去が丁寧に説明されているところに好感をもちました。この背景を知っておくのと、知らないで接しているのとではかなり違うでしょう。中国事情の入門書としてはとてもよくできていると思います。
2010.07.17
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お客様訪問のため横浜へ行ってきました。当社の初動が遅かったためにお客様にお詫びに行ったのですが恥ずかしい限りの内容でした。14:45頃、横浜からの帰りの車内、当社の営業担当Nさんの携帯に「都内のお客様から、明細ができたので帰りに寄れたら寄ってください」との連絡が入りました。早速電車を池袋駅で降りてNさんがお客様に電話したところ、話中。もう一度赤羽駅で電車を降りて、お客様に電話したところ、連絡通り寄れたら寄ってほしいとのお客様の意向です。Nさんは事務所に戻って、午後5時から社内会議を予定していたので「それなら私に行かせて」と言って、Nさんと赤羽駅で別れ、Nさんの替わりにお客様を訪問しました。お客様はかなり驚いていました。私にとっては初対面のお客様でしたが、材料の明細をいただき、その場でノートパソコンをたたいてエクセルで見積書を作成。金額も決まり、おかげさまで無事、商談が成立しました。初動で遅れをとったためのおわびに行った帰りに、初動で喜ばれる。いかに初動が大事かを改めて感じた一日でした。
2010.07.16
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今日、お客様訪問の帰りに田舎うどん「八海山」で昼食を食べたところ、お店のご主人から「願いごとを書いてください」と短冊を渡されました。吉見町商工会が実施する願いごとキャンペーンで、吉見観音に願い事を書いた短冊を奉納するそうです。いきなり短冊を渡されて戸惑いましたが、私は短冊に「持続可能な社会の実現」と書きました。実現するといいな。
2010.07.15
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今朝は梅雨寒という言葉がぴったりの涼しさです。暑いときには熱い食べ物をということで、当社のすぐ近くにある久良一さんへ行って川幅みそ煮込みうどんを食べてきました。中央の小鉢に入っているのが幅の広い川幅うどんです。撮影のために小鉢に移しました。夏用のメニューとして、冷製川幅うどんもありますが、幅広の川幅うどんは暖かい味噌煮込みのほうが個人的には合うと思います。土曜・日曜のランチタイムは行列ができるほど混雑しますので平日の昼時をはずしていくことをおすすめします。
2010.07.14
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3年使ったレッツノートR6を、ミリオンウェーブズさんにお願いしてHDD(ハードディスクドライブ)をSSD(ソリッドステートドライブ)に換装してもらいました。レッツノートR6はファンレス(冷却ファンがない)のノートパソコンです。ファンレスなので、静かですし、消費電力が少ないのはよいのですが、反面、かなり熱くなります。30分連続で使っていると、裏面を持つのが大変なくらい熱くなってしまって、熱のために速度が低下してしまいます。熱による速度低下を避けるために、両側に本を積んで、レッツノートの下に空間を空けて、放熱することでなんとか連続使用ができる状態でした。しかし、外出先で使っているときに、発熱のために途中で使えなくなるのは問題です。最近HDDの動きが少し鈍くなってきたこともあり、SSDに換装してもらうことにしました。SSDはHDDと違い、回転部分がないので発熱が少なくなります。起動が速くなりましたし、反応もHDDに比べて速くなりました。また、主な発熱源であるCPUには、放熱グリースを塗っていただきました。放熱グリースの効果でしょうか、1時間連続で使っていても以前のように、熱くて持てないくらい発熱することはなくなりました。一番驚いたのは、全く音のしないパソコンになったことです。パソコンの動作音は結構うるさいものです。SSDにしたことでHDDの回転部分がなくなり、また、もともとファンレスなので放熱ファンの音もしません。したがって、無音ノートパソコンになってしまいました。ミリオンウェーブズさんの対応の速さにも驚きました。水曜日の夕方ヤマト運輸で発送したら、SSDに換装したレッツノートR6が金曜日午前中にはゆうパックで当社に届きました。しかも、放熱グリースも塗ってありました。HDDの回転部分がなくなったことで、バッテリーの持ちも少しよくなったようです。これだけ反応が速くなれば、当面レッツノートを使っていて大丈夫でしょう。OSをVISTAから7に変更すれば、さらに反応速度があがるとのことなので期待しています。
2010.07.13
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先日、スコラコンサルトさんからいただいた遠藤咲子著 「衰退産業・崖っぷち会社の起死回生」を読みました。著者の遠藤さんには、経営者オフサイトミーティング第一期のときに何度かお会いしていて、鋭い質問を受けてたじたじになりました。この本は、経営者オフサイトミーティングの前身である、経営者アカデミー第一期参加者の会社でおきた風土改革の軌跡を書いたものです。社名や人名は変えられていますが、基本的に実話を描いたところが「なぜ会社は変われないのか」三部作と違うところです。でも、話の展開はなぜ会社は変われないのか三部作に近いと思います。ちょっと大げさな題名ですが、木材産業も衰退産業といわれているわけで当社にとってもこの題名は「自分ごと」です。sennjyou3033さんが企業の盛衰のカギは「経営の意思と実行!」と書いている通りですね。どういう会社にしたいのか、経営の意思をはっきりさせること、そして会社全体で実行するためには参謀の動きが大事であること、実話だけによくわかります。こうなってみたいなという願望だけじゃなくて、実際にどうしたらよいかを学び取るのに良い本です。
2010.07.12
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今日は鴻巣夏祭りの本番。午後3時から旧中山道を歩行者天国にして行われる大人神輿渡御に参加しました。天気は小雨でしたが、神輿を担ぐ身としては一番良い天気です。晴れて暑いのも大変だし、大雨が降ったらさらに大変。汗びっしょりになるのが確実な大人神輿のときには、小雨が降るくらいでちょうどよいのです。3時から8時まで大人神輿は続くのですが、私は半分の5時半で神輿を離れました。30代のころは夜まで担いだこともあるのですが肩が真っ赤になってしまいますし、なによりも足腰にかなりこたえます。私の住んでいる町内は小さな町内なので、町内の人だけでは神輿が重くてあがりません。市外の人にお願いして来てもらってようやく神輿があがる状態です。ですから、自分の町内の神輿なのに市外の人が中心になっていることがありますが、それは仕方ありません。それにしても、普段冷たい水を飲むと簡単に腹を壊す私が、神輿の休憩のときには冷たい水を飲んでもまったく腹を壊さずに、おかわりの水を飲んでしまいます。われながら不思議です。ということは、普段運動が足りないということなのでしょうか?
2010.07.11
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今日から鴻巣夏まつりです。土曜日の朝は、日曜日に歩行者天国を練り歩く大人みこしの準備です。町内のお神輿を倉庫から出し、組み立てて飾り付けます。午後は、子供みこし。3歳になった真貴は、太鼓曳きに参加しました。子供みこしは年々人数が減ってきていて、大人がそばにいないとあがらなくなってきています。真貴もそのうち子供みこしに参加できるようになるでしょうね。真貴は、子供みこしが終わった後、家に帰ってから「もう一度やる~~~」と騒いで大変でした。お祭りが好きみたいです。誰に似たのか・・・。
2010.07.10
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ひとりでする仕事では人並み以上の成果があげられるのですが、ひとりでできる範囲を超えた仕事ではなかなか成果があげられない。他人の力を使うのは罪悪ではないか。それなら、一人でできる仕事をしていたほうがいい。そんな人がこの本を読むと、かなりショックを受けるでしょう。この本のまえがきで、河合薫さんはこう書いています。(以下「まえがき」から引用)他人の力を借りることは、決して悪いことではありません。むしろ必要なことなのです。「もう、一人でがんばれない」と思ったら、素直に他人に頼ってみればいい。生きがいは、人と関わることで初めて生まれるものです。自分一人で生きていても、豊かな人生は決して送れないのです。(ここまで「まえがき」から引用)安心できる人間関係が希薄になっている現代に、どうやったら「心の距離感」を縮めることができるか。著者は、心の距離感を縮める5つの感情としてこの人は「気持ちがいい」この人は「気さくだ」この人は「すごい」あるいは「えらい」この人は「かわいい」この人は「安心できる」をあげています。そして、「気持ちがいい」人と思わせるコミュニケーション術として自分から挨拶するお礼を忘れない率先して後片付けをすると書いています。また、ストレス社会ともいえる現代に生きるには、「自分をしっかり見つめ、自分の限界に気づくこと」「他人力を借りる勇気を持つこと」が大切だと書いています。この本の中で、ストレスに対処する力(Sense of Coherence,SOC)に関する13項目のテストがあります。私もやってみましたが、同年代男性の平均以下でした・・・。ということは、私自身も、「他人力を借りる勇気を持つ」ことがかなり大事だということですね。後半では、「こんな人には力を貸したくない!」として「上司編」「同僚編」「部下編」が書かれています。思わず「うーん」とうなる話ばかりです。ただ相手に依存するのではなく、他人力を相手に喜ばれるように借りる。また、相手に喜ばれるように自分の力を使う。この繰り返しがより良い人間関係を作る方向に向かうのでしょう。私も一人で仕事をやりたがるほうです。理由は、周囲に気をつかわずに済むのと、自分のペースでできるからです。でも、それでは会社はうまく回りませんよね。あらためて思い知ってしまいました・・・。一人で仕事をやりたがる人に、一読をおすすめします。
2010.07.09
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伊豆長岡温泉からの帰り、朝5時にマックスバリュ伊豆長岡店に行き、パンを買いました。マックスバリュ伊豆長岡店は24時間営業です。朝5時にスーパーマーケットに行くのは初めてです。店内を見回すと、朝5時だというのに商品を陳列しているパートさんが数人います。レジは管理職と思われるおじさんが一人だけいました。24時間営業なので、お客様のいる前で商品陳列をしなければなりません。お客様が少ない朝5時台に商品陳列をするということなのでしょうか。朝早くから普通に働いている人がたくさんいることにびっくりしました。でも、三島駅についてもっと驚きました。熱海駅から始発の東海道新幹線で帰った経験があるのですが、熱海駅では全くといっていいほど駅構内の店が開いていなくて、お土産はおろか朝食になりそうなものも買えなかったと記憶していたので三島駅も同じようなものかなと思っていたら、全然違いました。一番驚いたのは、朝6時から駅弁が販売されていたことです。沼津の桃中軒がつくっている駅弁「港あじ鮨」がホームの売店で販売されています。マックスバリュで買ってあったパンは昼食にまわして、早速購入して新幹線車内で食べました。沼津名物の鯵を中心にした3種類の寿司はどれも美味しかったですし、プラスチックのおろし金で、自分でおろして食べるわさびをつけて食べるのもいいアイデアだと思います。朝6時台の東海道新幹線三島駅ホームは、東京・横浜方面への通勤・通学客が多く、駅弁も結構売れていました。それにしても、朝6時に販売するということは、何時頃駅弁を作っているのでしょうか?おそらく朝2時頃から駅弁をつくっているのだと思いますが・・・。港あじ鮨を食べながら、早朝に駅弁をつくっている人たちのことを思い浮かべました。三島駅を利用するとき、または通過待ちのため三島駅で長く停車する新幹線に乗るときには、港あじ鮨を買ってみるのもいいと思います。880円でした。
2010.07.08
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当社山林部の社員旅行で、伊豆長岡温泉に行ってきました。伊豆長岡温泉は、当社会長夫妻が新婚旅行で泊まった温泉で、長岡地区と古奈地区の2つの温泉をあわせて伊豆長岡温泉と呼びます。当時泊まった旅館は現存しているのですが、2つある温泉のうちの長岡地区でした。今回泊まった旅館が古奈地区だったので、歩くとかなりの距離があり、たずねることはできませんでしたが一度たずねてみたいと思っています。伊豆長岡と聞いて私が思い出すのは狩野川台風です。1958年に発生した狩野川台風は、静岡県全体で死者行方不明者を1046人出す大災害を起こしました。ここ、伊豆長岡でもかなりの死者が出ていて、千歳橋のたもとに狩野川台風50周年慰霊碑が建っていました。最近、ゲリラ豪雨と呼ばれる豪雨が多く発生していますが、水害は本当に怖いですね。慰霊碑を見て、あらためてそう感じます。さて、山林部の宴会は大いに盛り上がりました。山林部長以外は全部20代以下という若さのせいでしょうか、狩野川台風並み?に元気のよい宴会でした。(写真を撮り忘れてしまって申し訳ありません)帰りに始発電車に乗るために伊豆長岡駅まで歩いたところ、伊豆長岡駅前ロータリーでキッスアンドライドと書かれたハート型の看板を見つけました。家族に駅まで送ってもらうことをキッスアンドライドというそうですが、ハート型の看板が駅前ロータリーに置いてあるのは初めてみました。地元の人は恥ずかしくないのでしょうか?(笑)
2010.07.07
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地元の農産物を使って、素性のわかる豆腐づくりをしている渡邉社長に「遺伝子組み換え大豆は使わないで」「国産大豆を使って。できれば埼玉県産の大豆を使ってとうふを作って」というお客様からの声が届きます。実は、埼玉県で収穫する大豆は、大豆としては三級品だそうです。埼玉では「借金なし」という大豆が有名ですが、渡邉社長によると借金なしでさえも、東京には出しにくいそうです。北海道で収穫する大豆が一級品なのですが、地元の大豆を使ってほしいというお客様からの要望に応えて、渡邉社長は地元の大豆を使うことにしました。このころ、ある人が渡邉社長に「フードマイレージ」のことを教えました。フードマイレージとは、食料の重さ × 移動距離 のことです。遠くから来た食料は、それだけ化石燃料を使っている。フードマイレージを小さくすることは、化石燃料の使用量を減らし、地域自給率を上げ、安全・安心が確保できる。渡邉社長はこの考え方をお客様に広めることにしました。渡邉社長が調べたところ、地元の農協は大豆を扱いません。地元の大豆でとうふをつくりたいという評判を聞き、地元の農家が渡邉社長のところへ直接来て、大豆を買ってくれないかと依頼してきたそうです。もちろん、地元の大豆なら何でもいいというわけではありません。渡邉社長の会社が年間に使う大豆の量は約100トンです。100トンの大豆を確保するために、農家に聞いてみると、いくつかの問題点が浮かび上がりました。・生産した農産物の売り先が不確定なことに困っている。・生産する前から、値段を明確にしてもらいたい。・できたら現金で作物代をもらいたい。これらの問題点は、先に契約して数量・単価を決め、現金で支払うことで解消しました。渡邉社長は言います。大手流通システムからは距離を置くべきだと。豆腐の売り上げは年間7000億円で、そのうち3000億円を大手流通システムが取っているそうです。メーカーが生き残るために、製造直販で、大手流通システムから距離をおき、素性のわかる豆腐づくりをする。スーパーと取引してきた過去があるだけに、説得力のある話です。講演が終わり、帰りにとうふ工房わたなべの豆腐を1丁いただきました。小川町の大豆で作った豆腐でしたが、翌日冷奴にして食べたところスーパーマーケットで売っている豆腐とは全然違う味がしました。やはり、講演を聴いてから食べる豆腐の味は一味違います。木材業界人としては、渡邉社長がお客様にフードマイレージに興味をもたせたようにウッドマイレージに興味をもたせるにはどうしたらよいかと思って渡邉社長に質問しました。渡邉社長のお答えは、「難しいですね。たとえば、この柱だけは思い入れのある柱を使おうと お客様が思えるように、本当に思いいれのある製品をつくることではないでしょうか。 たとえば、防腐剤が入っていないことなどを、あきらめずに訴えていくことです。 うちの場合、マスコミが続けて取り上げてくれたことが、転機になりましたから」というお答えでした。渡邉社長のおっしゃった通り、木材の良さをあきらめずに訴えていきたいと思います。講演会の後の懇親会でも、渡邉社長の隣に座って、さまざまな話を聞くことができました。渡邉社長、ありがとうございます。JR八高線明覚駅近くのとうふ工房わたなべさん。今度前を通ったら豆腐を買ってみようと思います。
2010.07.06
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ある日、東京の主婦のグループが渡邉さんの店にやってきました。そのグループは、武蔵野市立境南小学校PTAの皆さんで、小川町にある有機農業グループへ援農にきていて、毎週渡邉社長の店に寄っていました。小川町有機農業グループが収穫した食材を、境南小学校の学校給食で使うと聞いて、最初、渡邉社長が「給食費を安くしたいから援農に来ているのですか?」と聞いたところ、街で買うよりも高い値段で食材を買っていると聞き、びっくり。境南小学校は、「素性のわかる給食」をテーマにしています。つくり手と食べ手の絆がしっかりしてこそ、本当に安心できる食べ物が手に入ります。食材から、添加物やGMO(遺伝子組み換え作物)をできるだけ排除したいという話を聞いて、渡邉社長は「そうかそうか」と納得したのです。援農に来ていたグループから、「ただ安いからという理由でどれだけの商品を買っていますか?」と聞かれ、山田征さんの著書「ただの主婦にできたこと」を渡された渡邉社長は、狂牛病が発生し、消費者が安さに疑問を持ち始めた時代を見て、事業転換の時期が来た。素性のわかる豆腐づくりをしよう。と決意しました。渡邉社長は素性のわかる豆腐づくりについて作文を書き、チラシに書いて27万部の新聞に折り込みました。その際にチラシに掲載した作文が、とうふ工房わたなべのパンフレットに掲載されています。しかし、反響はありませんでした。1度だけではと思い、2回目の新聞折込チラシを入れても、反響はありませんでした。3回目の新聞折込チラシで、お客さんが少し増え始めたそうです。このとき、約200万円の広告宣伝費を使いました。この頃、渡邉社長は以前同様外回りの営業をしていて、店は奥さんが担当していました。ある日、奥さんが「今日は忙しかった。10万円売れた。ところで、あなたはいくら売ったの?」と渡邉社長に聞きました。当時、渡邉社長が外回りをして売った売り上げは5万円でした。それを聞いた奥さんは「私の勝ちね」と言ったそうです。店売りが増えてきたこの頃、渡邉社長は商工会を通じてコンサルタントに会社を診断してもらいました。診断の結果は、スーパーマーケットはこれから厳しくなるので、製造直販で行ったほうがよいのでは?という内容でした。この結果を見て、渡邉社長は「卸はやめよう。製造直販で行こう」と決めたそうです。つづく。
2010.07.05
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市内にある木材市場の買い方総会に出席しました。長年木材市場から材料を買っていますが、実は買い方総会に出るのは初めて。周囲から「あれ?」という目で見られながら(苦笑)、いつものように一番前の席に座りました。今回出席したのは、ときがわ町にある、とうふ工房わたなべ渡邉社長の講演を聞くためです。この講演、期待通りとても面白かったので、講演の要旨を数回に分けて書きます。渡邉社長は、昭和54年にお母様が急死した際に家業である渡邉商店に入社しました。当時、渡邉商店は年商1,500万円の豆腐屋さんでした。渡邉社長は東洋大学出身です。大学在学中に故・川崎進一先生の「これからはスーパーマーケットの時代だ。いかにマス・マーチャンダイジングに つなげていくかが鍵だ」という教えをうけて、食品工場としての大規模化を目指しました。大規模化するにはスーパーマーケットに買ってもらうことだと考えた渡邉社長は、当時まだ4店舗だったヤオコーに営業に行きます。当時のヤオコーは、「埼玉県に100店舗作るんだ」という意気込みで急成長を遂げる直前でした。当時のとうふの値段は組合協定価格で1丁80円。通常、小売店に出す場合は2割の粗利益を引いて1丁64円で卸していました。渡邉社長は「いくらで卸したら買ってもらえるのだろう」と必死で考えて4割引の1丁48円でヤオコーに見積もりを出しました。ところが、ヤオコーからは、「全く話にならない」との返事。それもそのはず、当時のヤオコーの買値は1丁35円だったそうです。35円ではとうふはつくれません。渡邉さんはヤオコーへの販売をあきらめて、48円で買ってくれる小さいスーパーマーケットに入っていきました。スーパーに買ってもらう路線は当たり、3年~5年で年商1億円に近いところまで売り上げを伸ばしました。ところが・・・平成に入り、スーパーマーケットをとりまく状況が様変わりします。昭和の時代には、お客様がスーパーマーケットですべてのものを買っていたのですが、ホームセンターやドラッグストアなどの新しい業態が進出し、スーパーマーケットは売り上げを落としていきました。特に、薬剤師1人とパートタイマーで運営できるドラッグストアは「スーパーマーケットよりも安い」ことを売り物にしていて、安さで選ぶお客様はドラッグストアに流れていきました。渡邉さんは、スーパーマーケットの特徴として、「財務的な基盤が脆弱」なことをあげています。7月1日に納入した豆腐の代金を、9月30日に支払うのがスーパーマーケットの通常の支払い方法だそうです。売り上げが上がってから、支払いまでの期間にたまっていく資金のことを、専門用語で「回転差資金」といいます。スーパーマーケットの資金繰りは、この「回転差資金」で成り立っているそうです。売り上げを落としたスーパーマーケットは次々と倒産していきます。渡邉商店も例外ではなく、約15年前、年商5,6千万円だったころ、1千万円の貸し倒れがあったそうです。渡邉さんは思いました。「どうすればいいんだ?」スーパーマーケットのバイヤーは安くすれば売れると考えて、「特売に使うから安くして」「あと2円安くして」と値下げ交渉をしてきます。値下げに応じるために、機械化してコストダウンもしました。でも、どうしても35円にはできません。これ以上安くするためには安い原料を使うしかないと考えて、船倉の端1mのところの大豆(やけてしまって質が悪くなるそうです)を使ったこともあるそうです。安い原料でとうふをつくれば当然味が落ちます。かつては特売をすると豆腐が一日千丁売れたそうです。「親戚の分まで買っていく」お客様がいたのですが、味が落ちてくると、「2丁でも多い」と言われるようになりました。つづく。
2010.07.04
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6月分「社長の一言」をアップしました。よろしければ、下記リンクよりごらんください。 ↓社長の一言2010年6月「会社は、社員が成長するためにある」
2010.07.03
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枝廣淳子さんが主宰する日刊温暖化新聞 企業・団体フォーラムに参加しました。今回の会場は博報堂本社(赤坂bizタワー)。「自分ごと」だと人は動くの著者、川名 周さんと久地楽 雅也さんが「どうやって人の意識や行動を実際に変えるか」というタイトルで講演しました。・「大衆」→「分衆」→「網衆」・「ラベリング」と「タグ」・to C →with C・凸と凹などなど、キーワードがたくさんでてきました。高度情報社会の中では、同じテレビ番組を見て、翌日、見たテレビ番組を共通の話題にした「大衆」の時代から、興味がある「タグ」の部分でだけつながる「網衆」の時代に変わってきているという話には、納得できます。ラベルは一人に一つしか貼ることができないけれど、タグは一人にいくつあってもいい。自分が興味のある「タグ」で相手とつながることができるから相手の「タグ」をいかにみつけるかがコミュニケーションの鍵になるという話にも大いに共感できます。これを会社の中にあてはめてみると、社員の興味がどこにあるのか、言い換えると社員の「タグ」をいかに多く知っているかがコミュニケーションの鍵になるわけですね。プッシュ型の情報発信をしていた to C の時代から、消費者を巻き込んで一緒に考える with C の時代に変わってきているという話も実感がもてます。でも、一番共感したのは 凸 と 凹 の話です。商品に特徴を持たせるのが 凸 型。商品にわざと足りない部分を残してユーザーにそのたりない部分を埋めてもらうのが 凹 型だそうです。凸だけだと周囲に埋没してしまう。凹だけだと気がついてくれないとなかなか普及しない。だから、凸と凹を両方バランスよく組み合わせるのがポイントだそうです。この発想はすごいなと思いました。さすがに広告会社の人の発想は違う・・・と書いたら怒られるかもしれませんが良い勉強になりました。フォーラムの後は、いつもと同じように懇親会。珍しく懇親会会場まで遠いので、枝廣さんが「誰か道わかる人!」と聞いたので真っ先に手を挙げて先導しました。ご存知の方も多いと思いますが、枝廣さんは方向音痴で有名です。方向音痴で有名な枝廣さんがなぜビジョンの話をするのか・・・という話をご自分でしていましたが、枝廣さんに道案内をしていただくわけにはいかないですよ(笑)。講演した久地楽(くじら)さんも来ていただいて、毎度恒例の飲み放題で盛り上がったのでした・・・。
2010.07.02
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昨日、3年間使ったイーモバイルのデータカードD01NEを解約しました。WiMAXに比べて伝送速度が見劣りすること、月々の定額料金が高いことが理由です。D01NEを3年前に買ったときの値段は\28,980-。しかも、代引きでしか買うことができませんでした。データカードでこんなに高いのかと思った記憶があります。しかし、それまで使っていたウィルコムのPHSとは比較にならないくらい伝送スピードが速い(下り最大3.6Mbps)のには驚きました。電車の中で、普通にインターネットが見られるようになったのはイーモバイルを使うようになってからです。外でFAXを電子メール添付のイメージファイルとしてノートパソコンで見ていた私にとっては、\28,980-のデータカードを買って、月額\4,980-の料金を払っても十二分に価値がありました。特に地方での通信には威力を発揮しました。北海道苫小牧市でも、鹿児島空港でも、宮城県石巻市でも、データ通信が普通にできるイーモバイルには驚きの連続でした。しかし、そんなイーモバイルも、後発のWiMAXの伝送速度(下り最大40Mbps)にはまったくかないません。WiMAXは電波の強いところと弱いところで伝送速度にかなりの差がありますが、基地局の近くで強い電波が受けられれば、公衆無線LAN顔負けのスピードでデータを送受信できます。そうなると、基地局がどこにあるかが大事になりますがJR東日本が各駅にWiMAXの基地局を設置し始めたことが、私がWIMAXへの切り替えを決断した一番の理由です。(すでに111駅に基地局が設置済みだそうです)正直、JR高崎線では大宮駅以北ではWiMAXの電波はまだ弱いです。しかし、JR東日本が各駅にWiMAX基地局をつくれば、かなりの速度でデータ送受信ができるようになるでしょう。そうなることを期待しています。イーモバイルにも下り最大21Mbps仕様の端末がありますが、定額料が高いことと、この先多数派になることはなさそうだという判断でやめました。現時点でのエリアの広さは断然イーモバイルのほうが良いのですが、データ通信の世界は次々と新しいものが出てくるので、イーモバイルの1年間(あるいは2年間)単位の契約は今の時代に合っていないと判断しました。次世代の携帯電話が出てくれば、イーモバイルだけでなく、WiMAXも片隅に追いやられてしまうかもしれませんし。ありがとう。そして、さよなら、イーモバイル。当面、WiMAXを使ってレッツノートでデータを送受信します。
2010.07.01
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