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伊豆熱川温泉の大東館(現・ホテルセタスロイヤル)が民事再生法を申請しました。私は、1986年2月の火災の時に、火災の翌日に旧・大東館別館「山水」の焼け跡を、海岸沿いの道路から見ました。当時の大東館本館(現「セタスロイヤル」の場所)との間の細い坂道は、火災の影響で通行止めでした。黒く焼け焦げた木造の骨組みを見て、「古い、良い木造旅館だったのに残念だ」と思ったものです。その後、「ホテルセタスロイヤル」として新築し、再開したのですが、業績は回復せず、倒産してしまいました。海が見える眺めの良い、源泉を持つ温泉ホテルでしたが団体旅行激減の現在では、設備投資を回収することができなかったようです。大東館はテレビドラマ「細うで繁盛記」の舞台として有名でしたが原作者花登筺さんは大東館に滞在して、大東館の先代の話を聞きながら「細うで繁盛記」の原作「銭の花」を書いたそうです。細腕繁盛記は初代女将「加世さん」が、30人収容の旅館を1代で550人収容の熱川温泉一の旅館にするまでの物語ですが、大きくなった旅館を続けるのは、今の時代には難しかったようですね。私は、プライベートで温泉に行くなら木造旅館に限ると決めています。材木屋だからというのではなく、RC造の温泉旅館に行っても何か違和感があるからです。古い、伝統のある温泉旅館がRC造になったケースは全国の温泉地にたくさんあります。RC造にした理由は、部屋数を増やして多くのお客様を収容できるようにしたからです。ということは、RC造は団体さんを相手にしないと経営が成り立ちません。そういう背景を考えると、個人でRC造の温泉旅館に行く気にはならないのです。RC造の温泉旅館、全国にたくさんありますけど、こう団体客が減ってしまうと皆かなり苦しいでしょうね・・・。大東館の倒産の報を聞いて、そう感じました。
2009.06.23
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富士ひのき加工協同組合さんを見学しました。まず材料置場を見て目に付いたのは、「森林認証材につき他材混入禁止」の看板。富士ひのき加工協同組合さんは、今年3月にSGECの認証を取り、実際に「富士山檜輝」として材料を出しているそうです。販売担当の藤田さんは、「森林認証は川上と川下の心をつなぐ有効な手段」といっていましたが、私もそのとおりだと思います。次に目に付いたのは、人工乾燥機「ドライパーフェクト」です。富士ひのき加工協同組合さんが低温乾燥だということは知っていましたが当社と同じ型の除湿型乾燥機、メーカーも同じ伊豆巴産業製とは恥ずかしながら知りませんでした。富士ひのきさんの製品が他社の高温乾燥の製品よりも割れが多いとされているのも当然ですね。そのかわり、高温乾燥の製品によくある内部割れが、富士ひのきさんの製品にはありません。一長一短だと思います。そして、一丁ずつヤング係数を測るグレーディングマシンを見せていただきました。富士ひのきさんの柱・土台製品にはすべてヤング係数と含水率が表示されています。お客様にとっての安心につながりますね。見学が終わった後、お土産に「富士ひのきの精」をいただきました。低温除湿型乾燥機から出た、桧の抽出液です。早速プリウスの車内にスプレーします。当社でカナダツガを乾燥するときにも、抽出液が出ます。「カナダツガの精」というところでしょうか。現在はただ捨てているだけですが、何か利用法はないかな?と思いました。
2009.06.07
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今日、あるお客様より物入材のご注文をいただきました。が、いただいたのは平面詳細図だけ。材料明細はついていません。「急ぐのでこれで作って欲しい」とお客様からお話しがあったのですが、「平面詳細図だけでは拾い出しに時間がかかりますよ。かえって納期が延びますが良いですか?」とお話ししたところ、1時間後にお客様より材料明細をFAXにていただきました。趣旨をわかっていただき、ありがとうございます。納期のない時ほど、しっかりした情報がないと、結果が悪くなります。当社が発注側になるときも同じことです。納期がない時に、相手に手間がかかるような発注の仕方をすれば、結局納期が余計にかかってお客様に迷惑がかかります。「人の振り見てわが振り直せ」ですね。
2006.08.19
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今日、マンション建築の大手として知られる三平建設が民事再生法を申請しました。三平建設のルーツは材木屋さんです。以前からマンション建築に特化して事業を展開していて、長谷工コーポレーションに次ぐマンション建築大手でした。私も銀行に紹介されて本社へ一度行ったことがあります。その当時はあさひ銀行の支店が本社の1階にありました。(後に店舗統廃合でなくなりましたが)当時は都営大江戸線もつくばエクスプレスも開通していなかったので、都営大江戸線が開通すれば便利になるだろうなと思いながら、地下鉄銀座線稲荷町駅から歩いたのを思い出します。その後も、三平建設の仕事をしている木工事業者さんとの取引があり、現場にはたびたび行っていましたが、ここ数年間は三平建設との直接・間接の取引はありませんでした。倒産の直接の引き金は、マンションの独立系販売会社 興大が7月23日に民事再生法を申請したために債権が焦げ付き、結果として連鎖倒産となったようです。金融機関が不動産向け融資の回収に向かっているので、資金繰りの苦しいマンションデベロッパーは他にもあるでしょう。ゼネコンも、仕事量が欲しいがために、マンションを施工しているのでしょうが、今後は借入依存度の高い新興デベロッパーやファンドの物件を施工するゼネコンは減ると予想します。そうすると、新築マンションの建築戸数はますます減少の方向に向かうのですが・・・。
2008.07.24
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年に一度の株主総会を行いました。当社の株主総会は、親族の株主が年に一度集まる場所でもあるのですが、その中に毎年来ていただいて、ハーモニカの演奏を披露してくれる人がいらっしゃいます。今年もハーモニカを演奏していただいたのですが、その後、もう一つの特技であるけん玉の話になりました。けん玉にはいろいろな技があり、いくつかの技を見せていただいているうちに、「じゃ、ハーモニカを吹きながらけん玉をやろうか」と自ら話していただき、実際にやっていただきました。どちらも集中力がいると思うのですが、実際にできるものと知って少なからず驚きました。「芸人の域ではないか」という声も出ていました。実は、毎年来ていただくこの株主さんは、今年卒寿を迎えたそうです。卒寿を迎えても、ボケずに済んでいるのは、けん玉とハーモニカのおかげだと話していらっしゃいました。いや、実に見事です。
2011.07.02
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今年度の内定者が決まりました。ものつくり大学の椎名くんです。椎名くんは、卒業研究でものつくり大学構内の植栽マップを作りました。ものつくり大学構内は、近隣の人の散歩コースにもなっていて、千本以上もある樹木をひとつひとつ数えていた椎名くんは、近隣の人に声をかけられることも多かったそうです。ものつくり大学は当社から近いこともあり、毎年インターンシップを受け入れていますが、社員としての採用は椎名くんが2人目です。研究室では、後輩の面倒をよくみていたそうで、人とのコミュニケーションを大事にしていることが、話している中で私にも伝わってきました。椎名くん、入社おめでとう。4月から一緒の仲間として、共に成長できる会社にしましょう。
2011.02.17
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やっと寝不足が解消しました。昨日、一昨日ととにかく寝るだけ。あまりに寝続けるので家内が心配するほどでしたが、なんとか持ち直しました。今日は朝から暑くなりそう。市立図書館も休みだし、長男の写生に付き合うことにしようかと考えています。さきほど長男と一緒に荒川の土手へ行ってきました。学校の課題で荒川の写生をするそうで、自転車で荒川まで約10分。雨が降りそうで降らず、そんなに暑くなくてよかったです。今日の勘違いJAFMate8・9月号を読んでいた妻に「サンキューハザードって知ってる」と聞かれ、一瞬「産休ハザードって何?」と思ってしまいました。
2006.08.14
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最近、建材に使われ始めた素材の一つにポリ乳酸があります。トウモロコシを原料にしていて、原料に石油を使わない、生分解性をもつプラスチックです。(ポリ乳酸のことを、コーンファイバーと呼んでいる建材メーカーがありますがコーンファイバーというと、食品添加物用に使われるトウモロコシの外皮を原料とした食物繊維と誤解されますので、コーンファイバーと呼ぶのはやめたほうがいいと思います)ポリ乳酸は安全性が高いとされていて、弁当の容器や、生鮮食品の包装、農業用のシートフィルムなどに使われています。私は、このポリ乳酸を以前からずっと脅威に感じていました。それは、シートラッピング用のプラスチックとしてポリ乳酸を使われたら怖いなと思っていたからです。しかし、トウモロコシに関する状況は大きく変化しました。燃料用のエタノールをつくる原料として、トウモロコシが使われ始めたからです。アメリカでは、エタノール工場の増設が相次いでいて、飼料用のトウモロコシがエタノールの原料に転用されつつあります。私は、食べ物を燃料に使うのは反対です。食べ物が欲しいという人と、車に乗りたいから燃料が欲しいという人のどちらを優先するべきでしょうか?燃料を優先すべきではないと思いますが。同様の理由で、ポリ乳酸の原料としてトウモロコシを使うことも、良いとは思えません。石油を使わないプラスチックであることは評価しますが、食べ物を犠牲にしてプラスチックとして使うことには、大いに疑問を感じます。そう遠くない将来、石油は手に入りにくくなります。そのための代替品としてポリ乳酸を考える人も多いでしょうが、世界人口の増加→食物不足が予想されているだけに、食物であるトウモロコシを原料にするポリ乳酸は、石油由来のプラスチック同様、できるだけ使いたくないですね。ポリ乳酸を、植物由来のプラスチックとして、CO2削減に貢献すると宣伝している製品が多くありますが、その一方で、ポリ乳酸を使うことで、食物をプラスチック製造のために減らしている現実も知ってください。石油由来のプラスチックよりは良いと思いますが、ベストの選択ではありません。ベストの選択は、食べ物に転用できないもので、かつ再生可能な資源を使うことではないでしょうか。
2007.03.22
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既にご存知の方も多いと思いますが、フジテレビ系「発掘!あるある大事典2」で放映された納豆ダイエット実験に捏造があったそうです。私自身は普段テレビを見ないので、オンエアを見ていませんが普段行く生協のショーケースから納豆が消えたのを見て「これはただ事ではないな」と感じ、また、放映前に大手スーパーに「オンエア情報」が流れていたと知って「情報操作は怖いな」と感じていただけに、情報操作が捏造によって行われたとなると、正直あきれてしまいます。今回の一件で思うのは、マスコミに踊らされた消費者がいかに多いか。この一点に尽きます。テレビで放映したから、納豆を買ってダイエットしようと思った人がいかに多かったか。安直にすぎませんか?マスコミの報道をそのまま信じて、自分で調べずに、そのまま納豆を買いに行く。その行動パターン自体が問われていると思いますが。テレビのバラエティ番組をそのまま信じるのではなく、自分で調べてから行動する人が増えることを期待しています。今回の一件は、不二家事件と違って、納豆自体には問題がありません。おそらく、今日から納豆の品切れ状態は解消されるでしょう。普段納豆を買っていて、今回の騒動で納豆が買えなくなった人にとっては元通りになるので、ホッとしている人も多いのでは?今日も午前中に生協へ行く予定なので、納豆の陳列棚を見てこようと思っています。
2007.01.21
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昨日の続きです。今朝7時に母の車でコスモ石油のガソリンスタンドへ行って給油しましたが、単価は変わっていませんでした。(看板は130円、スタンド内の表示は122円)コスモ石油のセルフ方式ガソリンスタンドでは、現金よりもコスモ・ザ・カードでの支払のほうが安くなります。セルフピュア北本深井の場合は3円引きです。以前にも書きましたが、10リットル以上給油するとスロットゲームがあります。給油後にスロットゲームをしたところ、5等1円引きになりました。したがって、レギュラーの単価は実質118円でした。ちょうど店員さんがいたので、「なぜ看板とスタンド内の単価が違うのですか?」と聞いたところ、「看板は会社(注:コスモ石油のこと)の指示で130円に値上げしました。実際の単価は会社から指示が出てから値上げします。近日中に値上げすると思います。」とのコメントでした。ですから、やはり近日中にガソリンは値上げになるようです。コスモ・ザ・カード(ハウス)は2年目から年会費525円がかかりますが、ネットde明細書 というサービスがあり、明細書の郵送をストップして明細内容をネットで見る形にすると、明細書の郵送をストップした月ごとに5マイル(1マイルは10円相当)がもらえます。したがって、毎月ガソリンを入れる私にとっては、1年間で5x12=60マイル(600円相当)が請求書から減算されるので実質年会費は無料(というよりマイナス75円)です。さらに、コスモ石油「Gマイル・ドットコム」経由で楽天で買い物をすると楽天市場の場合購入代金1000円につき1マイル、楽天ブックスの場合購入代金500円につき1マイル、楽天トラベルの場合海外航空券1搭乗につき40マイルがもらえます。もっと大きいのは、デルのパソコンを購入するときに、Gマイル・ドットコム経由で買うと、購入代金1000円につき1マイルもらえます。会社でデルのパソコンを購入するときに使うと、効果絶大です。実際にはバリューコマースのアフェリエイトを利用しているので、コスモ石油がかなり得をするプログラムではありますが、多少なりとも恩恵が受けられるのなら使わない手はありません。当社の場合は、年間6,000円くらいの節約になっています。今日入れたガソリンも、32マイルが消費されて、1リットル118円が10円引きになり、1リットル108円で請求が来る予定です。おそらく明日から値上げだと思いますので、今日のうちにできるだけ給油しておきたいですね。
2006.12.03
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柴田昌治 公式ブログで推薦されていた関岡英之著「拒否できない日本」を読んでいます。はっきりいって読んでいて背筋が寒くなる本です。アメリカがいかに巧妙に日本に圧力をかけてきたのか、かつて「日本封じ込め」「ジャパン・バッシング」といわれた時期がありましたが、今や「ジャパン・パッシング」と言われるくらいアメリカは日本に関心がなくなって、中国に関心の矛先を向けているその経緯について実に詳しく書いてあります。特に、冒頭から建築士制度について書かれているのですが、アメリカの木材を輸入させるために建築基準法が「仕様規定」から「性能規定」に変更されたという部分には、「その通りだ」と思うだけに、少なからずショックを受けました。アメリカの考え方に立ち向かうのは、かなり難しいですね・・・。木材業界人として、アメリカの影響をあまり感じていなかったのですが、彼らの考えのベースにあるものを考えて、行動しないと、日本の国益が損なわれてしまう・・・。柴田さんがなぜこの本を推薦したのか、理由を聞いてみたいです。とにかく今後の日本の行く末を考えさせられる本ですね。
2010.04.03
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