無垢の木材で造作材を作る枠屋の日記

無垢の木材で造作材を作る枠屋の日記

PR

×

Profile

本物大好き

本物大好き

Comments

タウンライフアフィリエイト運営事務局@ タウンライフアフィリエイト運営事務局でございます。 平素は大変お世話になっております。 タウ…
ボニータ@ Re:掃除機をやめて、箒にしました。(10/09) 我が家は築86年の純日本家屋です。今は掃…
本物大好き @ oomoriさん コメントありがとうございます。返信が遅…
oomori@ 高野槙でつくったお風呂 水上館の樽型露天風呂に入ってきました。 …
本物大好き @ 西山達也さん コメントありがとうございます。 個人的に…
西山達也@ Re:木目調のプラスチックで「自然な雰囲気」?(03/29) 本物が残って行くことを信じています。し…

Calendar

Archives

2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01
2025.12
2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2005.05.20
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
今日は下地材について、製材工場の論理と
大工さんの論理がいかに違うかを書きます。

下地材というのは、部屋の内側から見えないところに
使う材料のことです。
皆さん安く済ませたいので、
通常、節のある材料が使われます。

現在、下地材として一番多く使われているのは
ロシアから輸入した赤松です。
赤松の丸太を、45mmx35mm、40mmx30mmなどの
寸法に製材して(これを再割といいます)、
日本全国各地で使われています。
特に富山県内に大型の再割工場が多いです。

ところが・・・。
赤松丸太を再割してできた材料は
乾燥してくると、縮んでしまうのです。

丸太は大量に水を含んでいます。
しかも、水面貯木といって、丸太を保管するときに
海水に浮かべておく保管方法が多くとられているため
製材するときにはものすごい水分を含んでいます。

水分を含んだまま製材すれば、乾燥させたときに
縮んでしまうのは当然です。
しかも、縮む割合は一定ではありません。
結果として、寸法の一定しない材料が出来上がります。

寸法が一定しない材料は、大工さんにとって
やりにくくて仕方ありません。
大工さんにとっては、寸法は一定していて
当たり前なのです。

しかし、製材工場は丸太製材を止めようとしません。
水を含んだまま製材するのが、一番生産効率がいいからです。

かくして、製材工場の常識=大工さんの非常識という
図式が出来上がります。

現在では、製材前に人工乾燥させた材料がかなり多く
使われるようになりました。これなら、寸法は一定しますので
大工さんにとっては使いやすくなりました。

ただし、人工乾燥させれば当然値段が上がります。
値段が上がるだけの予算がない現場が、現在のマンションでは
ほとんどです。値段のために仕方なく丸太製材の材料を
使う現場もたくさんあります。
納入する材木店によっては、製材工場から来た材料を
そのまま現場へ納入するため、水分を大量に含んだ材料が
現場に入ることが多いです。重い材料は使いにくいだけでなく、
後で縮んできますので、大工さんを泣かせます。

当社では、丸太製材の材料を桟積みして、置場で乾燥させています、
現場納入時には、水分を少なくしてありますので、現場に
入ってから縮むことはごく少ないです。
しかし、寸法が一定しないという問題は残っています。

赤松丸太製材をしている製材工場の皆さん、
いいかげんお客様に喜ばれない材料を出すのは
止めてもらえませんか?

このままでは赤松丸太製材は
お客様からそっぽを向かれて
なくなってしみますよ。












お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.05.20 05:06:22
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: