無垢の木材で造作材を作る枠屋の日記

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昨日の続きです。

初雁木材の関根さんが、約20年前に地元でそばを食べていました。
そのとき、隣の席から

「表札を削ってくれる人がいなくなって困った」

という話が聞こえてきました。それを聞いて関根さんは

「よし、うちで表札を削ってあげよう」と考えたそうです。

初雁木材さんには当時から職人さんがいたので、表札を削ることもできます。
「なんでもやります」と言ったところ、よそで職人さんが
いなくなっていることもあり、仕事が来るようになりました。

中には、「いすを直してもらえませんか」という依頼もあり、
やればやるほど赤字の仕事でしたが、関根さんは直しの仕事を請けました。

お祭りになると、初雁木材さんは必ず呼ばれます。
主催者から、「木工教室は関根さんしかいません」と言われると、
断らずにすべて請けているそうです。最近では参加費を1人300円から500円
いただけるようになりましたが、大工さんの賃金を考えると
「けっこういい赤字」になります。

人がやりたがらない仕事はどんどん出てくる。
それならば、困った人の住宅相談窓口になろう。
それが、地域で必要とされる会社になることだ。

小・中・高校の職業体験も請けています。
「たのまれると何でもやっちゃう会社」それが初雁木材だそうです。

その集大成が、 「はつかり感謝祭」 です。
毎年6月第一日曜日に行われ、約20組の皆さんが手弁当で駆けつけてくれる
一大イベントです。今年はチンドン屋さんも来たそうで、もう12年続いています。
地域の皆さんに、自分の店を開放する。まさに地域密着ですね。

関根さんは、
「街を歩いている人は皆私のお客様だ。すごい可能性だ。どうやって仕掛けようか」
と考えているそうです。今気になっているのは多発するリフォーム詐欺だそうで、
「お年寄りが皆だまされている。なんとか会社をつぶさずに、社会貢献ができれば
いいのだが」と話していました。

関根さんの話が終わったあと、グループ討論、そして発表があったのですが
ちりっぽさん から「ピンチヒッターで謝辞とまとめをお願いしたい」との依頼!
岡部さんからのお願い.jpg
を受けて関根さんに謝辞としてお話しました。

「関根さんは信用を得るために、赤字を承知で仕事をしている。
 でも、実はいい宣伝になっている。打算がないことを知ったお客様が、
 関根さんに仕事を頼んでいるのでしょう。地域密着のいい形になっていると思います」

売り上げ激減の会社が多い木材業界の中で、地域から愛されている数少ない
材木屋、初雁木材さんに見習う点は多いと感じました。

関根さん、ご講演ありがとうございました。





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Last updated  2010.08.02 14:12:07
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