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2006年01月24日
全く新しい「動物ロボット」の研究に初めて成功
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この題目を見たときには、ソニーの「アイボ」のような動物型ロボットのことかと思ったのですが、全く違っていました。
これはロボットと言うよりも、生体の外部からのコントロールと言った方が正確でしょう。脳のどの部分を刺激すると、生体がどのような反応をするかの研究は世界中で行われていると思いますが、実際に動物を思い通りに動かした例が他にあるのかどうか、知りません。
こんな研究が進むと身体障害者にとっては役に立つことがあるかもしれませんが、運動だけでなく、その内には精神の働きまでコントロールされるようになるんじゃないかと心配です。
これは同大学の蘇学成教授が行った科学基金プロジェクト「動物ロボット」の現場実演であった。この電子装置と生きた動物神経系を統合した「動物ロボット」は専門家によるプロジェクト評価の鑑定をパスした。
中国科学院院士など専門家はプロジェクトチームの技術報告、手術と脳切片の試験検査報告、実験報告、文献調査報告を聞き、実験室見学と実験用マウスが電気信号によって行動がコントロールされるのを観察した後、この研究成果は同じような研究で国際先進水準にあると一致して認めた。
専門家は、「動物ロボット」は電気信号で神経系統を刺激し、動物の行動を制御するという全く新しい創造的な成果で、自動化、電子学科と神経学がクロスした分野で重要な貢献をしたものだという。
ネズミの脳の中に複数のマイクロ電極を埋めこみ、それらにコンピュータで生成した一定の規律の電気信号を送り、特定の機能を持った神経グループを刺激し、この神経グループが実験ネズミの運動を制御する。
このために研究グループは多チャンネル無線リモートコントローラーを開発し、電気信号をそれぞれ3組のマイクロ電極を通して、必要な神経グループに加えた。
蘇教授はこの研究の成功の意義は、人が電気信号で動物の活動を制御したと言うだけでなく、もっと重要なことは、この種類の研究が成熟すると、人工の電気信号が脳内、あるいは体内の実際の電気信号と基本的に同じ地位を占めるようになることである。
その時には、この種システムは標準化、汎用化、産業化され、必要に応じて人類あるいは各種動物のに使われ、神経科学、医薬科学、障害者の快復に対して大きな理論的、実用的価値を持つようになる。
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最終更新日 2006年01月24日 08時23分45秒
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