最近の中国のニュースから

最近の中国のニュースから

2007年01月07日
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 安倍内閣は教育を第一に掲げていますが、今の教育に問題があるからだと思っているせいでしょう。中国の教育にもたくさんの問題があり、改革を訴える人もいます。

 なお、「創新」という言葉は、「新しいことを創り出す」「イノベーション」の意味ですが、最近の中国では流行り言葉のようになっています。「創新国家」が目標に掲げられたからです。



 創新能力の欠如には体制、経済、環境など多くの原因があるが、最大の問題は教育だと述べた。小学校から大学まで、中国では「よい子」を育てる教育が行われ、子供の個性が抹殺され、点数だけ高い低能の学生を育てている。創新教育は啓発的で、激励的で、学生の主観的能動性を発揮させる必要があり、「創新教育、創新環境がなければ、創新国家はない」と述べた。

 彼は中国の学生が個性と創新能力を抹殺されている典型的な現象を4つあげた。

よい子現象
 多くの父兄や教師が子供たちによく言うことを聞くように教え、子供の主観、能動性の育成に注意を払っていない。それどころか子供の個性を押さえつけており、これが「創新教育は子供から」とはかけ離れている。

木桶の論理
 企業が人材を選ぶ時に、欠点がある人に寛容でなく、八方美人型の人材を選ぶ傾向にあるが、こうした「木桶の論理」(どこかの部分に足りないところがあると、それで桶の容量が決まる)では、ある方面に非常な特徴のある人材を失ってしまう。アメリカのベンチャー投資家が最も求めるのは失敗を経験した人で、こうした人はどうすれば再び失敗を避けるかを知っているからだと、紹介した。

磨球現象
 これは「よい子現象」と似たもので、中国人は学生の角を取ってしまい、丸い球のようにするのが習慣で、おとなしい性格に育成する。しかし、個性のない子供に創新はできない。

出る杭は打たれる
「中国人は出る杭を打つのが好きで、教育でも同じだ。これが子供の潜在力を抑え、創新性を発揮させない」

 国際化が進む環境で、創新能力は特に重要であり、中国教育はこうした欠点を是正し、改革を推進し、学生の創新能力を育成しなければならないと述べた。





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最終更新日  2007年01月07日 07時51分02秒
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