ワールドホリスティックアソシェーション公式ブログ

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獣医 古賀貴翔



こんにちは、古賀貴翔と申します。
先月の高橋先生の紹介を読んで、アメリカにホリスティックな
獣医学を学びに行ってたと思った方、申し訳ありません。
こちらでは、同じ動物でも二本足で歩く動物を相手にしています。

今回は私が学んでいるNLPについて、特に先日参加した
アメリカでのセミナーについての話をさせて頂きたいと
思います。

NLP(Neuro-Linguistic Programming)は日本語では
神経言語プログラミングと訳されています。
リチャード・バンドラーとジョン・グリンダーの二人が1970年代に
確立したもので、当時の卓越した3人のセラピストや、大成功
している人、大きな問題を乗り越えて回復した人の、技法や
プロセスを研究、体系化して、誰にでも学べるようにしたものです。

現在ではその応用範囲の広さからセラピストやカウンセラー
だけではなく、教育者、医師、看護師、経営者、弁護士から
営業マンや主婦まで幅広い方が学ばれています。
あのクリントンさんが学んでいたことでも有名になりましたね。

セラピーやカウンセリングが深まるだけでなく、コミュニケーション
やプレゼンテーションの能力の向上、自己理解が深まったり
していくNLPですが、学んでいく中で、自分がどんどん楽に
なったりコミュニケーションスキルや柔軟性が増していく所が
私自身にとっても大財産となりました。

実習を通じて、その都度セラピーを受けているようなものですから
当然と言えば当然ですが。

何しろ大勢の前で話をしなければならないとき、極度の緊張で
文字通り真っ白になり、何をしゃべっていたかまったく覚えて
いなかった自分が今では100人を前にプレゼンテーションを
楽しんでいるなんて、当時の自分には想像もできませんでした。

今回私は創始者の一人であるリチャード・バンドラーとジョン・
ラバーユの二人によるセミナーを受けてきました。
聞いているだけでも十数ヶ国、おそらく20ヶ国前後から、100名
近い参加者が集まって、とてもエネルギッシュなセミナーでした。
半数以上がアメリカ以外からの参加者というのも驚きです。
思った以上に世界中で使われていることがわかり、嬉しく
なりました。

実は私、英語がまったくと言っていいほどダメで、ある程度通訳が
入るとはいえ、かなり不安がありました。
事実最初は通訳も追いつかず、かなり混乱しました。
しかしコミュニケーションの90%以上は言語以外といいます。
これを今回本当に実感できました。
無論細かい意思の伝達は難しいですが、感情などは大部分伝わる
ものです。

プレゼンテーションはどんな言葉を使っても良いので、私はもちろん
日本語を使いましたが、他にもいくつかの言語が使われていました。
評価する側に日本語を理解できる人は一人しかいませんでしたが、
それ以外の人が的確に改善点を指摘してくれます。
その的確さにも驚きました。

今回大きな課題になったのが、特定の状態を相手から引き出すという
ものです。
自分がある特定の感情の状態などに入り、相手からもその状態を
引き出します。
セラピスト側の状態が、如何に周囲に与える影響が大きいかを
実感し、更にそれをコントロールするという内容でした。
これも共通の言語が無い相手とも実習しました。

休み時間はというと、最初は日本人ばかり固まっていたものの
次第に異文化コミュニケーションが始まっていきました。
最初は英語が出来る人が本当に羨ましく思ったものですが、私も
片言の英語に、身振り手振り、筆談まで駆使して互いのプレゼンに
ついてやいろんな事を語り?合いました。

そういえばセミナーとは関係無いのですがやはり日本人は若く
見られるようで、今回もコンビニで未成年に間違えられて、ID
が無いとビールを売ってもらえませんでした。
パスポートで年齢確認したレジのお兄さんは、まさに目をまん丸に
して声も出ず、しばらくパスポートと私を見ていました。
やはり言葉は無くとも相手の気持ちが良く判った一幕でした。
私がいくつかって?
それは今度お会いした時のお楽しみにしておきましょう。

今回幾度となく聞いたcaring sharingを皆さんと出来る日を
楽しみにしています。

次回の『ホリスティック友達の輪』は歯科技工士、衛生士で
バレリーナ、最近病院通いもしている滝沢千夏さんです。


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