月光

疲れたときは頼ってほしいから。

----------------------- 月光 ---

........................ガチャ。


『ただいま。』

静かで真っ暗な部屋に入った。
今日も、帰りが遅くなったから雫には早く寝てもらってた。


『おかえり』


暗闇の仲から聞こえる声。
もう夜中の2時なのに。まだ起きてたの?


『なんだよ。起きてたのか。電気つけて良い??』

『あっ、ダメ。…』


さっきから鼻をすする音がする。声も弱々しい。
俺は、カバンを置くとベッドのある部屋へと足を運んだ。

行けばそこだけ月光に照らされている。
月光が君の頬を流れる涙を照らしている。


『泣いてんの?』

『まあね。』

『ってか、俺のベッドだよ。そこ。』

『いっしょに寝てよ。』

『…良いけど。話も聞こうか?』

『…』


素直じゃないから余計に心配になる。
だけど、スキだから優しくしてる。
ううん。これは優しさじゃない自然な行動だよ。

ベッドに入るとすぐに雫は抱きついてきた。
声をあげてまでは泣かなかったけど でも、すごく泣いてた。


『…どうしたの?』

『私…私…』

『うん。』

『力がなくて。みんな困らせて』


きっと大学で何か会ったんだろう。
少しのことでも気を使って疲れたんだね。優しいね。


『そんなことないよ。よくがんばってるじゃん』

『でも。でも。』

『疲れてるんだよ。』

『…』

『疲れたときは言って。一人で我慢するなよ。』

『・・うん。』

『ずっと、こうしてるから寝て良いよ』


流れた涙もそのままに眠りについた君。
本当は、抱きしめてあげたい。もっと強く。
だけど、また今度ね。元気になってからね。

今は,月光で照らされる明るさだけで
君の涙で汚れた顔を見てるよ。

がんばりすぎで疲れた顔。
今、頭にインプットしておくよ。覚えてるよ。
いつでも、君が疲れていることに早く気づくように・・・。






どうだったでしょうか??
これは、セラちゃんからのリクエストです。
セラちゃんどうもありがとう。
疲れたときは、やっぱり好きな人にそばにいてもらいたいね。
これは、れおの『明日は』にも似てる話なんだけど。
よーすけくんを主役にするとまた違った感じになってない??
たくさんの感想とリクエスト待ってますよ。


右京さま、素晴らしい作品ぁりがとぅござぃました☆
ほんとに尊敬します。。。(><)

右京さまのサイトGray☆Cherry こちら




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