全5件 (5件中 1-5件目)
1
またまたお久ぶりです。二男宅から3段ラック×2 のオファーがありました。二男のクルマに車内泊用のベッドを作った余材で「作って!」とのことです。ただし、そのベッドはまだ見ていません。そんなこんなで、コンパネの切れ端をもらいました。最近、コンパネ(ベニヤ12ミリ厚合板)で何かを作ったことがなかったので、ちょっと驚いたことがあります。最上表面の木目のキレイは面は”超薄く”張り付いているようです。丸ノコでカットした面をみたら、ポロポロとはがれるくらいに薄いのです。今回苦労したのは次の点です。丸ノコで直線をキレイにカットするには、添え木をクランプ(写真)で固定してカットするのですが、なかなかうまくカットできません。添え木のラインに沿って切っているつもりが、板の木目にほんの ちょっと負けて ずれてしまいました。かといって、添え木側に力を入れてカットすると添え木の方に微妙に湾曲してカットされます。こうして・・・・切り取った板を並べてみると・・・・1ミリ、2ミリの狂いが出ています。ショック!それでも何とか、できたのが写真(塗装前です)サイズは間口300ミリ×奥行295ミリ×h910ミリです。余材での作品なので、完成度に納得しましょう。丸ノコのキックバックに注意しましょう!では次回再会しましょう!
2023.05.30
コメント(0)
ご愛読に感謝いたします。今回はいよいよ、ボディとネック部分を合体させます。解説書では、塗装の前にこの合体の工程があったのですが、合体でネックが曲がっていたり、反っていては修整が効きません。しかも塗装した分だけ厚みが微妙に増すので、そこで、塗装してからじっくりこの工程をしようと考えました。さて、このギターのモデルとなったものをみると、ネックの付け根の部分に4本の太いビスがボディの裏側から打ち込まれています。しかし、このキットはボディに溝が、工場で彫られていて、そこにネックを差し込んで、接着剤で固定する、という方式です。これは一度固定したら、それこそ微調整も効きません。一発勝負で決めないといけないのです。そんなこんなで、接着剤をつける前に、試しに差し込んでみました。塗料の一部で摩擦が大きく、なんとか差し込みました。合体部分にすき間はできず、ビシッとイケそうです。あらゆる角度からながめて、ゆがみ、反りがないことを確認して、いよいよ本作業に入りました。合体部分は、クランプで挟んで、固定し、一晩寝かせました。(写真:クランプの作業イメージ)なんとか作業は済みました。ここまではウンよくできています。次はネックの先に弦を巻くペグを取り付けました。大詰めです。次は、電気関係の配線、ハンダづけです。前の(F)ヴォリュームとトーンの2個と後ろの(R)同じもの、計4個の部品は、すでに配線されています。ここで困ったことがわかりました。配線のリード(電線)は色がついているのに、解説書が白黒なのです。4個の部品は形がほぼ同じなので、見分けがつきにくいのです。どの色の線がどこへ行き、ハンダでくっつけるのがわかるように、それぞれの線にメモを書いた付箋をつけました。次は、解説書の中の配線図とにらめっこしました。ピックアップ(マイク部分)2つと、アンプへつなぐジャック、あとはトグルスイッチ、これだけなのです。しかし、何かヘン!配線図と実際の部品に付いている線をみると、どうもおかしいのです。エレキギターは、弦をアースにしていることはわかったのですが、前(F)のヴォリュームの外側の金属部分にアース線がハンダづけされていないのです。解説書のハンダ付けの指示された箇所にもそれが書いていないです。よくよく読むと、出荷時の作業によってハンダづけされた箇所が剥離しているかもしれないので、そのときは各自が直してちょうだい、みたいなことが書いてあるじゃ~ありませんか?しかし、この「ハンダづけはがれ」はふつうは気が付かないと思います。やれやれと思いながら、全部のパーツをセットしました。試しに音が出るかどうか、アンプにつないで、ピックアップを軽くコンコンとすると音が出ました!もう少しです。次は、テールピースとブリッジの取り付けです。ブリッジは、元から工場で開けた穴とドンピシャで、なんなく完了。弦の端を止める「テールピース」の取り付けに進みます。ここも2個の穴に、スタットという円柱の金具を打ち込んでテールピースを支えるのです。おや?穴の大きさは問題ないが、穴の間隔がおかしい?開けてある穴にスタットを差し込んでも、テールピース(写真の㊨の金属。穴の間隔が狭くてムリ)がセットできないのです。そこで解説書に戻って、読み直すと、工場出荷時以降、ボディの乾燥、収縮によって穴の間隔がずれることがあるかもしれませんーと書いてあります。でも、先に取り付けた、すぐ隣のブリッジの穴の間隔は正常だったのです。至近距離にあるテールピースの穴の部分だけ、乾燥で収縮するってあるのかな?ホントは、もともと穴の位置がずれていたんじゃないかなと思います。なお、解説書には、穴の位置が合わない場合は、ボールペンなどにサンドペーパーを巻き付けて、穴を大きくしてセットしてください、とあります。穴を大きくする方法が丁寧に書いてあることと、配線図の白黒の不親切の落差には笑いました。テールピースの2つの穴のうち1つは、アースに利用するためにボディ内部からアース線が顔を出しています。この穴は大きくできません。つまり残りのもう1つ穴を2ミリほど大きくしてやっとこさ、テールピースを取り付けました。本来なら、2つの穴をそれぞれ1ミリずつ大きくしないといけなかったはずです。2ミリほど大きくした穴の方向にテールピースがその分だけ片寄って付いているということになります。これで完成です。弦を張って、弦の高さを調整し、チューナーで調音して実際に弾いてみました。5弦だけが4弦や6弦と違って、ちょっとキンキンしているかな?ぐらいですかな。アースもちゃんと効いています。アースの役割を改めて勉強したのは、中高生の時に、ラジオや真空管アンプを作った時以来ですから、妙に新鮮でした。以上、四苦八苦の末にオリジナルのギターが完成しました。さ~次は何をつくるべか?
2022.11.14
コメント(0)
塗装の続きになります。解説書の「吊して乾せ」の指示を厳守して、ボディを天井からつるしました。数時間経ちました。エアコンの風のせいか、ボディがくるくるゆっくり動いています。これを制止しようとして、ちょこっと ボディに触った瞬間!!!ボタ~~~ッと 落としてしまったのです。フックにかけたヒモがウン悪くちょうどはずれたのです!半乾燥状態だったので、凄惨は図にはなりませんでしたが、ボディの裏側の塗装面の一部に長さ5cmほどのキズ(塗料の薄いハゲ)がついてしまいました!さ~どうするか~~~?下塗りが 結構キレイに塗れたとウキウキしていたので、このショックは大きいものがありました。キズは裏面なので、そのままにして、上塗りをしないで塗装を終了すべきか、上塗りをしてキズを隠す(直す)か?結論を出さず、キズはそのままにして、再度、吊るし直して、この日は翌朝まで乾かすことにしました。さてさて、塗装面は ほぼ完全に乾きましたので、朝から、上塗りをすることにしました。前回同様に、スポンジローラーを使おうと思いましたが、買い置きしていたハズのスポンジローラーの予備が見当たりません。そこで、フェルトのローラーを使うことにしました。実は、これが次なる失敗の原因になるとは、まったく予想できませんでした。上塗りですから、全面を塗りました。ところが、スポンジローラーのように均一には塗れずに、塗装面に凹凸ができてしまいました!!「そうか、こうなるのか~?」といい勉強をしましたが、後戻りできません。(残念ながら、この状態をしめす写真はありません)とりあえず、このままの状態で仕上げることしました。将来、塗装面を再度研磨しなおして、塗装をやり直すことがあるだろう、思ったからです。気をとり直して、次回は①ネックとボディの合体、②電気回路について 書きましょう~!まったく関係ない写真ですが、今年7月にウチで咲いたクジャクサボテンをご覧ください!ではまた!
2022.11.04
コメント(0)
またまた日があいてしまいました。前回の続き、研磨が終わったので塗装から始めましょう。(写真はボディを吊るして乾燥させている図、ちょっとイタズラ加工してあります)色なんですが、ネックは真紅(アサヒペイント製、刷毛塗り)、ボディはワインレッド(ニッペ製、スポンジローラー塗り)にしました。下塗り開始。まずネック。フレット部分に色がつかないように、マスキングテープを貼りました。きちんと貼らないとすき間から塗料がしみ込んでしまうので、要注意でした~。ネックの刷毛塗りでは、ムラにならないように、塗りました。シーラーなどを まったく 使用していないので、けっこう、そう、見る見る間に材質に浸み込んでいきます。おや?塗り終わってみると、ツヤも結構出ているゾ!この段階で「上塗りしなくてもいいんじゃないか」なんてこと思いました(完全なメンドクサガリ屋)。解説書では、” 針金ハンガーを切り取り、折り曲げて、ネックの弦を巻くペグ用の穴に通して吊るして乾燥させろ ”、とありました。ここで、針金ハンガーが出てくるとは思わなかったので、「えらく親切・ていねいだな?」と感じました。でも、あちこちに意味不明な箇所があって、この解説書の「解読」にはホント苦労しました。次はボディです。コロコロと スポンジローラーを転がして塗っていきます。しかし、あらゆる面を塗るので、左手でボディを支える箇所がない!そこで、弦の音を拾うピックアップ(まあ、マイクですね)をセットするための 凹み部分に丸い輪っかのネジ(ヒートンとかいうらしい)を打ち込んで、それを左手で持って 塗ることにしました。ここでも、結構きれいに塗れた気がしました。ツヤもあります。(写真はボディを天井から吊るして「部屋干し」している図。動きよる!ピンボケです!)乾燥は、ここでも ” 吊るして干せ!” との指示に従いました。しかし、世の中そう甘くはないっす!吊るしてボディを乾燥させている間に、事件が起きました。てことで、この続きは、後日(近日中!確約)ご報告しましょう。
2022.11.03
コメント(0)
こんにちわ~。10月5日にギターの修理をしました。この延長で、同じG社のレスポ○ルモデルのエレキギターキットをネット通販で購入しました。届いたのが写真のもの。同じキットでも、通販サイトによって価格がまちまちでありまして、しかも、注文から発送まで1ヶ月待ちなんていうのも、複数ありました。だいたいの価格をつかんでおいて、割安価格のものを見つけました。購入先の○○ハンズでは、割安 かつ3日で届くとあったので決めました。どうしてこんなに差があるのか不思議です。 G社の〝レスポ○ル”は、ネックのフレットマークが、本物では台形をしています。今回届いたものはオーソドックスな ○印のマークです。○印のレスポ○ルモデルがあるようなので、この点はガマンです。思ったより安かったのは、このネックだからだと推測しました。もうひとつ、「反り」の要因ともなるフレット板やボディの木材の年輪が、微妙に曲がっているのも気になりました。これも安さの勲章かも。後述しますが、作り方の解説が、これまたわかりにくいのです!!さてさて、最初の作業は、ネックの先=ヘッドの形を作ります。ヘッドは自由に形を決めてカットすればいいという方式です。 まず、本物のレスポ○ルモデルのヘッドに紙を当てて型紙を作りました。これを、今回のヘッドに当ててみたら~~~?ここでわかりました!このネックは、○ェンダーのギターモデルなどの他の商品に共通して使えるようなデザインとして出荷しているようなのです。自作の型紙を並べると「違い」がわかります。あれ?上の写真の緑色線とオレンジの線までの部分の長さが「違う!」、つまり少し長いのです。下の写真、曲線の長さが違うでしょう?ここが違うということは、まさか?え~っ、弦を巻くペグの穴が・・・・・、これまた微妙に違うのです。そこで型紙を少しずらして、なんとかモデルに似た感じで切ることにしました。ここはジグソーです。万力で 押さえてやるべきなんでしょうが、大小2つあるウチの万力は、もうウン十年使っていなかったものなので、錆落としでゴシゴシやってもビクともしません。万力の使用をあきらめて、バスタオルを敷いた作業台にネックを載せて、左手でネック・ヘッドを押さえて、右手でジグソーを操作することにしました。(もっとも歪みが出るやり方!)慎重に、慎重に、切りました。ジグソーで作業している写真はありません。写真は塗装した後のものですが、こんな感じにカット。なぜかモノクロ写真です。ジグソーでのカット後は、ナイフで形を整えました。次は、ヘッドとネックとボディの研磨です。サンドペーパーを使いました。削った粉が、工場で加工してある「穴」などに入らないように、テープで遮蔽しました。サンドペーパーは解説に書いてあった♯180→♯240を使用しました。研磨で出た「粉」(削り粉)を記念に撮りました。なんとかできました。今回はここまでです。さ~、次は塗装です。
2022.10.27
コメント(0)
全5件 (5件中 1-5件目)
1