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ずっと気になっていた仔がいました。いつも檻の奥で怯えていました。ですが…「この仔をお願いします!」と、呼び掛ける事が出来ませんでした。ひとつ間違えると、この仔が心開く日は来ない…自分でレスキューするつもりでいました。それが自然な流れだと思っていました。ですが…ここ数日、自分の異変に気付きました。気付かされました。頭も身体も、思うように動かないんです。今の自分ではもう抱えきれない・・・そう諦めようとしたときに、この仔への変化が出てきた。この仔の「心」がどんどん分かってきた。今のこの仔なら、「お願いします」…そう呼びかけても大丈夫だと確信できた。皮肉にも、全て気付いたのは「判定」前日でした。それなのに…直ぐに情報発信する時間は、私にはありませんでした。やっと、今、時間が出来た。判定の8時間前に・・・。この仔は多分、2才位だと思います。オスで、推定16~18キロ位です。首輪とリードに慣れていないので、慣れさせる時間が必要です。攻撃性は一切ありません。この仔と一緒に今日、判定を受ける子達です。飼主による「持込み」です。性別と、持込みの理由は確認できませんでしたが、人慣れしているように思いました。年齢もそんなにいっていないような気がします。推定13~14キロ位です。この仔も、「引取り犬」です。性別未確認です。推定12~13キロ位です。この仔から、「怒り」「苛立ち」の感情しか見えませんでした…老犬だと思います。まだ若い仔だと思うのですが…人間をとても怖がっている様子でした。オス、推定12キロ位。代理手続、病院、空輸、出来る限りのフォローはさせて頂きます。どうか、どうか、よろしくお願いします。電話に出れない事があるかもしれないので、その際には、ショートメールで一言だけで良いので、履歴を残して頂けると助かります。090-4484-5165 担当フジイ 保護家ブログ皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 ↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ
2015年07月29日
全国の温かい同志が、この仔を家庭犬として迎え入れて下さるお家をと、一生懸命動いて下さいました。・・・残念ながら、もう諦めるしかないのかと断念しかけたギリギリに、秋田県と大阪府の方から、「この仔をうちの仔に!」「この仔のお母さんになります!」と、お電話を頂きました。スタッフから聞いた時に、「えっ?うそっ!」の言葉しか出せず、悲しみの涙は、安堵の涙へと変わりました。老犬だけど、空輸はできるだろう・・・陸路での移動もできるだろう・・・そう思いながら、この仔を病院へ連れて行きました。目は、見えていませんでした。乾性角結膜炎で、抗生剤点眼と人口涙液で、目の保護をしていく必要があるそうです。左目には腫瘍がありました。肛門にも腫瘍ができていました。目と肛門の腫瘍を、良性か悪性か調べるためには、麻酔をかけて細胞を取り、病理検査に出さなきゃいけないのですが、血液検査で、腎臓の数値がびっくりする位高すぎて、麻酔をかける事は出来ないとの事でした。そして・・・もうあまり長くは生きれないとの事でした。この仔を我子に!・・・と言って下さった方々は、看取りしか残されていないこの仔でも、家族として迎え入れて下さるような方だと思いました。ですが、この仔の体では、長距離移動すらできないのです。せっかく凄く良い方と繋がったのに・・・やっと、家庭の温かさを経験できるはずだったのに・・・確かにこの仔はいのちは繋がった。でも、こんな私の元では、幸せだと感じられるのでしょうか・・・実は、今朝から保護家の老犬・ハクの足が立たなくなり、ごはんも水も口にする事が出来なくなりました。6畳の事務所には、半身不随のマール、ヨッちゃん、ひこが居るため、ハクは廊下・・・です。場所も、人手も、愛情も、医療費も、全部全部最低限の事しかできないこの施設なんです。この仔には、ちゃんとした家庭犬、家族の一員として、これからの犬生を歩んでほしかった。最低限の事しかできないけど、最期は笑ってお別れできるように向き合えるだけ向き合っていきたいと思います。命名・テリー ♂ 19キロ フィラリア陽性長い期間放置されてたこの仔の毛は、毛玉だらけでした。はさみで切れる分は、職員さんが切ってくれたのですが、バリカンでないととても厳しいです。かかりつけの病院の美容室は、予約がいっぱいで一ヶ月後しか予約がとれません。お店で販売している一般の犬用バリカンでは、刃が入りません。(人間用のもダメでした)どなたか、犬用業務用バリカンを貸して頂ける方か、トリミングをボランティアで引き受けて下さる方、あまり長時間の移動はできないので、できれば、保護家(国富町)に来て頂ける方はいらっしゃいませんか?トリミングのできる台や、シャンプーのシンクもなく、普通のお風呂場しかありませんが…。あと、半身不随のひことテリーは、腎臓が悪く、専用のフードしか食べる事が出来ません。高いフードで申し訳ないのですが、ご支援頂けると助かります。ひこもテリーも、体が大きいので直ぐに消費してしまいます。どうか、よろしくお願いします。そして・・・1日でも永く生きれますよう、お薦めのサプリ等ありましたら、アドバイスよろしくお願いします。保護家ブログ皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 ↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ
2015年07月27日
瀕死の状態でした・・・。痩せてくぼんだ両目は、目ヤニのかたまりで蓋をされていた。一体いつからこの仔は目が見えないまま放浪していたのでしょうか…目ヤニを取ると、キョロキョロと周囲を見渡していました。ですが・・・この老犬には、立ち上がる気力も、力もありませんでした。皮膚はボロボロに毛が抜け落ち、僅かに残ってた毛には、ノミとマダニが大量にはりついていた。搔く力もないこの仔には、地獄のような日々だったと思います。それでも・・・この状態の老犬を残し、私は管理所を出ました。それは…先日レスキューした半身不随の「ひこ」。まだまだ人間の手を必要としています。ひこを抱えている今、1匹もレスキューする事は不可能だと、レスキューするのは簡単な事…大変なのはその後なんだと…躊躇してしまったんです。このまま管理所のコンクリートの上で死ぬのだろうか…それとも、ガス室で死ぬのだろうか…やはり、諦める事が出来ませんでした。レスキューを決意した日、月間「チャージ」さんの取材でした。「瀕死の仔をレスキューしたんです。取材時間の変更をお願いできますでしょうか…」「もちろんです!犬さんを優先させてください」チャージ担当者様は、当日の時間変更にも快く受け入れて下さり、無事にレスキューする事が出来ました。なので・・・命名・チャージ(^^)レスキューした翌日・・・座る事も、起き上がる事もできなかったチャージが、自分の足で立ち上がりました!自分でもびっくりしたような表情で、しばらくずっとこの体勢で…余韻に浸っているかのように。さらにその翌日には、自分の足でトコトコと歩き出しました。ご飯も沢山食べれるようになりました。目のくぼみも、少しだけふっくらした感じがします。爪もが変形する位、この仔はずっと放置されていたのでしょうか…子犬の頃は、きっとたくさんたくさん声をかけてもらい、たくさんたくさん遊んでもらい、幸せだった時期もあったと思います。もう残り少ないのかもしれませんが、これからの犬生は、「子犬返り」の時期です。楽しい事、うれしい事、美味しい事、気持ち良い事、たくさんたくさん経験してほしいと思います。実は…チャージをレスュキューできた事が、ハッピーエンドではありませんでした。チャージをレスキューした翌日・・・管理所では「判定」が行われ、1匹の老犬が判定に落ちた・・・。私は、「命の選別」をしてた・・・この仔じゃなくて、チャージを選択したんです。「今からガス室に入るんだろうな・・・見殺しにしてごめん・・・あんたを選ぶ事ができなくてごめんね・・・」そんな言葉を頭に過らせながら、身体はなぜか管理所に向かっていました。なぜ、助けられないのに管理所に向かっているのか自分でもその行動の意味が分かりませんでした。「あ~・・・また頭と心が戦い始めたんだなぁ」そんな感覚でした。檻の中に入らせてもらいました。これが永遠の別れになるかもしれないと思いながら…。この仔の体から悪臭がした。本当ならフワフワできれいなはずの長毛は、ほとんどが固まりになっていました。布の首輪は、油でベタベタ…。その首輪には、まだ新しいノミ取り首輪が巻かれていました。私には、飼主さんのこの仔への想い、価値観・・・どうしても分からない。どう頑張って考えてみても、理解する事がどうしてもできない。このままこの仔を死なせても良いのか・・・?悲しい、淋しい、辛い・・・そんな思いを抱えさせたまま、この仔の犬生を孤独に終らせて良いのか・・・?そんなの嫌だった。でも、もうキャパはとっくに、とっくの前に越えています。そんな事ありえないとは思ったけど、ここ3~4日で少しは手が空くかもしれない。そう思う事にした・・・いいえ・・・そうでも思わないと、この仔が今、ガス室に入ってしまうから・・・。「月曜日まで待って頂けますか?必ず月曜日、この仔をレスキューに来ます」管理所職員さんに、そうお願いしました。どうか、みなさんにお願いがあります。恥ずかしながら、もう私には限界です。この仔をレスキューするのはとても簡単ですが、レスキューした後に、この仔も、ひこも、チャージも、ガウガウのダッコも、保護家の子達も疎かになっては、レスキューした意味はありません。ただ命が助かった、生きている、それだけではいけないんです…。この仔を家族の一員として迎え入れて下さる方を探しています。この仔は私ではなく、一般家庭の温かさを求めています。とても性格の良い、穏やかな仔です。目はほとんど見えていません。歩く事はできます。推定15キロ位です。遠方の方には、代理引出し、病院での診察、トリミング(素人仕上げですが)、全てさせて頂きます。どうか、ご連絡お待ちしております。※保健所や管理所には絶対にお電話されないでください。090-4484-5165 担当フジイ保護家ブログ皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 ↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ
2015年07月25日
「呼吸が荒くて死にそうな犬が居るけど、どうにかならないの?」「…今夜が峠でしょうね」管理所の犬舎から出てきた見学者と、管理所の職員さんの会話を耳にしながら、ドキドキしながら犬舎に入った。その仔の檻の前に立つと、呼吸困難だったのが嘘のように、「あっ!見つけた!」という表情をした。その目は、とても生き生きとしていた。檻の中に入ると・・・「助けて!」そう訴えかけてきた。さっき檻越しで初めて会った時の目と、明らかに違っていた。これまで多くの仔達と、この場所で会ってきました。ですが、ストレートに「助けて!」と言われたのは初めてかもしれない。身動きさえできない体なのに、キュンキュン言いながら這いずり、膝の上に顔をうずめてきた。「分かってるよ。一緒に帰るっちゃろ?」この仔をレスキューし、直ぐに病院に連れて行きました。骨はバッキリ折れていました。車のタイヤが、完全に体上を通過したのでしょう…車の重圧に体が耐え切れず、皮膚がバーンと破裂していました。(とても酷い状態なのでぼかしをかけました)傷口が肛門の横という事で、感染症の危険も大きいという事、傷口が完治したとしても、半身不随だという事、22キロの大型犬なので、保護家に3頭目の半身不随の仔は、負担がかかるだろうと、そういう理由もあり、先生が心配して、遠まわしに言いました。「山下さん、この仔は…安楽死を勧めるレベルですよ」この仔の顔を見た時に、「生きたい」と訴えかけてきました。今、死ぬほど苦しいはず、死ぬほど痛いはず、それでも、この仔の選択肢には「死」はありませんでした。「治療をお願いします」私はただ、この仔の気持ちを尊重するだけ・・・。この仔に従うだけ・・・。手術に立ち会いました。この仔の痛みを共有する事が出来ない私には、この現実を、この仔の痛みと苦しみを直視しなきゃいけない。苦しみだけでも、共有するべきだと思って。術後です。破裂してた皮膚は、無事に閉じる事が出来ましたが…一番強い痛み止めも効かないくらいの激痛らしく、朝までずっと鳴(泣)いていました。痛みで眠る事も出来ない様子で、睡眠薬を飲ませてみようかとも思いましたが、腎臓に負担がかかることが怖くて、それもできませんでした。ただただ、「大丈夫大丈夫」と、横に寄り添う事だけしかできませんでした。ただただ、痛みが少しでも和らいでくれる時が来るのを、待つ事しかできませんでした。自分の無力さを感じた・・・。実は、このとき、東京行が決まっていました。先日のブログに書いた、あるプロジェクトへ向けての東京行でした…。ほぼ、キャンセルする流れで考えていました。それが当然の流れだろうと・・・。私は・・・今まで沢山の人を裏切ってきた。犬猫が病気になったり、けがをしたり、緊急レスキューが重なると、どんなに大事に用事でも、犬猫を優先してきました。携帯も放置し、人間社会を完全にシャットダウンしてきました。何度ドタキャンしてきたか分かりません。それだけその仔に時間も心も全て全て、集中していたかったんです。決して、それが良いとは言いません。むしろ、それは間違っていると分かっています。それでも、私にとってはこの子達なんです。この子達には私しかいないんだと・・・変わりはいないんだと・・・だから、全力で向かい合いたい・・・向き合うべきだと、そう思っていたのかもしれません。出発ギリギリで、副代表から背中を押してもらった。「保護家の子達は、私達の子でもあるんだよ。私達に任せて欲しい…。留守はしっかり守るから、ゆみさんの大事な人を裏切ったらだめだよ」そして、かかりつけの病院にも、今回甘える事にしました。留守中、この仔を先生にお願いしました。ガウガウのダッコは・・・専属スタッフを一人に決めて、ダッコとの接し方を説明して、私は東京行を決めました。扱いの難しいダッコと、レスキューしたばかりの治療中の仔を置いて、東京行を決めた事・・・正直とても怖かったです。スタッフを信頼していないわけではなく、もし、この選択が、優先順位が間違っていれば、東京行の目的、プロジェクトもきっと失敗するだろうと…。ですが・・・それは間違いではなかった事が、ハッキリ分かりました。・・・次に続きます。追伸・管理所のゴールデンは返還、ペキニーズは飼主さんが決まりました。御心配おかけしてて申し訳ございませんでした。沢山のシェア、本当にありがとうございましたm(__)m 保護家ブログ皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 ↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ
2015年07月19日
忙しさにかまけてた事、施設を空けることも難しく、「ひまわりと子犬の7日間」上映以来、心に残したままの、やり残した事を実行するために、スタッフに留守中の事をお願いして、4月、思い切って東京に行きました。いのちのはうす保護家の子達がお世話になっている支援者のUさんが、宿泊先のホテルまで来て下さいました。急な訪問だというのに、お時間を作って下さり、本当にありがとうございました。私の大切な友人、元アナウンサーの高柳さんです。お互いのタイミングが合い、少しだけですが、お会いする事が出来ました。宮崎のテレビ局でも、夕方のメインキャスターをされてた時期もあり、そのときにお仕事で出会いました。高柳さんとはなぜだろう・・・動物魂?みたいな繋がりを感じ、今でもお友達として仲良くさせて頂いてます。浅田美代子さんが、老犬介護のお話をされるとの事で、公益財団法人動物環境・福祉協会Evaさんのイベントにも行ってきました。杉本彩さんも、浅田美代子さんも、言葉に「心」があるので、スッと自然に体に入っていきます。頭ではなく、心に響きます。映画「ひまわりと子犬の7日間」は、書籍「奇跡の母子犬」の出版がなければ、生まれていませんでした。出版させて頂いた「PHP研究所」に、あらためて御礼に伺いました。編集長とお話をさせて頂きながら・・・私には「書く」才能はないけど、これまで携わってきた子達の「声」を文章にして伝える事も、必要なのでは・・・?と、もう一度本を書いてみるべきなのかなと、あらためて考えさせられました。「ひまわりと子犬の7日間」の平松監督、松竹映画の住田プロデューサー、映画のモデル犬、ひまわりのお兄さん、にお会いしてきました。皆さん、お忙しい中お時間を作って下さり、本当にありがたいです。平松監督は、嵐の二宮さん主演、「母と暮らせば」という12月公開映画がクランクインしたばかりの時期で、凄く凄くお忙しい中、かけつけて下さいました。映画の宣伝みたいで申し訳ないのですが・・・とても素晴らしい感動的な作品だという事が、平松監督のお話から強く伝わってきました。「ひまわりと子犬の7日間」公開後も、こうして再会できたことは、本当にありがたく、本当に嬉しかったです。ですが、実は・・・大事な方がお一人抜けているんです。「ひまわりと子犬の7日間」の生みの親、田沢プロデューサーです。田沢さんは…ご病気で亡くなりました。お会いする度に、お痩せになってて聞いたことがありましたが、「お酒やめたんですよ。だから痩せれました」と笑顔で話されてました。でも・・・本当は、癌に犯されていたんです。田沢さんは、周りに悟られないように嘘をつきました・・・。田沢さんは、とても優しい方でした。映画の事に関して、素人の私はあれこれ無理なお願いもしてきましたが、「山下さんの頼みなら断れませんよ」と、いつも私の事を気にかけて下さいました。どんなワガママも、怒りも、全部受け止めて下さり、私が納得するまで、一生懸命説明して下さいました。田沢さんと、まだまだたくさんお話したい事がありました。まだちゃんとお礼をお伝えできていなかったのに・・・謝りたい事が沢山あったのに・・・田沢さんが、「奇跡の母子犬」を映画にする事が、自分の使命だとおっしゃっていました。ひまわりが亡くなった時も、ひまわりの声を伝えていく事が、自分の使命だとおっしゃって下さいました。当時、動物映画の制作は企画を通すのが厳しい状況の中、田沢さんの情熱が、松竹映画を動かし、そして、宮崎県の行政も動かしました。田沢さん・・・本当に本当に、ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします・・・。映画の主題歌を担当して下さった「ソナーポケット」さんが、5月に宮崎ライブに来るという情報があったので、松竹の住田プロデューサーにお願いして、ソナーポケットさんのライヴにご招待頂き、終演後、少しだけお話する事が出来ました。映画がきっかけの一つとなり、宮崎の愛護センターが出来る事をお伝えしたら、とても驚き、喜んで頂けました。主題歌の「花」は、映画を観て作って下さった曲だったので、どうしてもお礼をお伝えしたかったんです。(ソナボケさんの写真はNGとの事なのでポスターでm(__)m)約2年間のやり残してた事が4月、5月と、叶う事が出来ました。これで自分自身納得してホッとできるだろうと思っていたのですが…次にやるべき事・・・時間もないしどうせ無理だろうとあきらめていた「夢」を、「現実」にするためにと、次に向かいだしました。やはり…私には、終わりや納得は来ないようです。多分永遠に・・・。動物たちの未来のために・・・。保護家ブログ皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 ↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ
2015年07月19日
判定前日、職員さんに確認しました。「危険」とされる子を、もし、一般の方が引取り希望をされた場合、その方が引き出す事はできるのかと…。答えは「NO」でした。譲渡先で咬んだり、脱走して人を咬んだら危険だから…との事でした。引き出せるのは、もう自分しかいない…そう思ったと同時に、この仔をレスキューする決意はできたつもりでした。できたつもりだったのに・・・決意した数分後、危篤状態の大型犬を保護する事となりました。(事情があり、写真や詳細はまだご報告できません。ごめんなさい…)まだどうなるのかも分からない仔を抱えた今、管理所のこの仔までレスキューする事はできるのか…不安で押し潰されそうになりました。ただの犬ではない…心のケアを必要とする子なのに…そこまで手と心がまわるのだろうか…一晩中、悩みました。正確に、素直に言うと…レスキューできない理由を頭から排除し、レスキューするための体と心の調整をする「悩み」でした。一見、フレンドリーで、何も問題ないように見えるこの仔…いきなりスイッチが入る。見学者が来ると目の色が変わる。レスキュー当日、それを目の当たりにしました。抱きかかえようとすると、抵抗して咬みます。ニコニコしながら体をさわってと言ってきても、触り方がこの仔の求めているものでないと、咬みます。接する側の「表情」「声のトーン」「差し出した時の手の動き」「体に触れる手の感覚」ひとつでも間違ってると、向かってきてガウガウ咬もうとします。でも、攻撃性からではありません。「恐怖心」なんです。咬むときの手加減も、この仔はよく知っています。「恐怖心」を失くすためのケアがスタートしました。このようなタイプの仔の、判定落ち→殺処分という流れをとめたい。判定落ち→心のケア→再判定…と、29年度にできる宮崎の愛護センターに、私個人、いいえ、「いのちのはうす保護家」スタッフ全員が、これまでの経験の元、求めている事です…。命名 ダッコ ♀ダッコちゃんが安心して、体を委ねてくれる日が来ますように…追伸・パピヨンも譲渡が決まりました。シェアをありがとうございました<(_ _)> 保護家ブログ皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 ↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ
2015年07月10日
来週、7/16に判定を受ける2頭です。7/3 宮崎市保健所 ♂ 首輪無ペキニーズです。年齢は分かりませんが、とても人慣れしている仔です。身体の状態も、見える範囲でですが、そんなに悪いようには見えませんでした。7/4 宮崎市保健所 ♂ 首輪無宮崎市の恒久南三丁目にて保護された仔です。去勢はしてありました。サマーカットしてありました。多分、年齢は高いと思います。穏やかで人慣れしてるゴールデンです。きっとただの迷子だと思います。どうか・・・お家に戻れますように・・・。今週木曜日、7/9に判定を受ける二頭です。写真が悪くてごめんなさい。7/1 高鍋保健所 ♂ 首輪ゴムひもマルチーズの仔は、譲渡先が決まったそうですが、パピヨンの仔は、まだ・・・同じお家の仔だと思いますが、放浪期間が短ければ、あまり良い環境ではなかったような気がします。とても人慣れしている子達でした。この仔だけは、確実に判定には通らないだろう…と感じました。職員さんから詳しい事を聞いていないので、ハッキリと分かりませんが…咬傷事故を起こしている仔ではなさそうです。ただ、この仔なりの何らかのスイッチがあり、恐怖心からか、抵抗心からなのか、咬むのかもしれません。ハッキリ言えることは、攻撃性等の「咬む」ではないという事です。この仔はきっと、叩かれていたのだと思いました。私は訓練士やトレーナーの資格も経験もない素人ですが、このような仔は、訓練やトレーニングで「咬む」行為を抑えるのは逆効果になるタイプだと感じました。なぜ「咬む」のか、この仔の「心」を知る事、同じ目線に立って理解してあげる事で、このようなタイプの仔は一切咬まなくなると思います。この仔が抱えている「闇」は、絶対消せる…絶対咬まないようになる…そう確信できた仔でした。この仔が一般譲渡で引き出せる仔なのか、明日、職員さんとお話しないと分かりませんが、もし可能であれば、このような仔を抱える自信のある方…このような仔を保護した経験のある方…どうか、どうか、よろしくお願いします。出来る限りのサポートはさせて頂きますので、どうかよろしくお願いします。この仔の判定日は、今週の木曜日…7/9午前中です。 保護家ブログ皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 ↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ
2015年07月06日
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