全6件 (6件中 1-6件目)
1
猟犬だったであろう子達です。メス 推定18キロ位。オス 推定18キロ位最近まで猟犬として生きてきた子達。人間に対しての攻撃性は全くありませんし、オスの方が警戒心は強いですが、直ぐに馴れる仔だと思いますが、狩りの本能は強く残っていると思います。猟犬はみんな一概にそうではありませんが、猟犬を捨て、家庭犬になる場合、犬も人間も、覚悟と根気が必要な場合も多々あります…オス 推定12キロ位テリア系のまだ若い仔です。長い綺麗なはずの毛は、全身毛玉だらけでした。元気が凄く良くて、人間が大好きで、犬舎の掃除中は、いつも職員さんの側にベッタリだそうです。メス 推定15キロ位少し年齢は高いのかもしれません。ビーグルで、とても大人しい仔です。当然なのでしょうが、大きなストレスを抱えている事が強く伝わってきます…性格の凄く良い仔です。オス 推定18キロ位警戒心は強いですが、直ぐに馴れる仔です。少し「吠え」はありますが、自分の安心できる場所や人が居ると吠えなくなる仔だと思います。オス チワワ 12才キャリーの中で、ブルブル震えていました。詳しい事情はあまりよく分かりませんが、飼主さんが亡くなったそうです。この仔も本当に12才なのか・・・年齢よりの上のように見えます。飼育環境によって、こんなにも年を取るのが早くなるのでしょうか…写真では分かりませんが、皮膚はかなり酷い状態で、県外の方から希望があっても、もしかしたら・・・空輸は出来ないかもしれません。できれば、県内、または宮崎から陸路で移動できる距離の方を探しております。警戒心が強く、誰にでも尻尾を振る仔ではありませんが、家庭に入れば直ぐに馴れると思います。期限は、明日10/1の午前中です・・・メス ラブラドール太っていますが、ラブラドール老犬です。歩行はできますが、後ろ足にあまり力が入らないようです。耳はほとんど聞こえていません。目もほとんど見えていませんが・・・感じる力は強く持っています。「あ!来たんだ!」キョロキョロしながら、自分が感じた方向、もの、懸命に探し始めた。自分の五感を集中させ始め・・・気付いた!この方向に居るんだと・・・。しっかりと捉え、見据えていた。何度も壁にぶつかりながら、壁に沿って歩いてきた。自分が感じた方向を信じて、辿り着いた。この仔が信じた事、信じたもの、感じたもの・・・きっと嘘ではない。私はただ、この仔が信じた何かに従うだけ・・・。「○日の何時まで」と、いのちの期限をブログにも書いてますが、決して、皆さんをあおっているわけではなく、これが「現実」なんです。「切羽詰った言い方をしてる」その通りです。あの子達は、切羽詰った状況に置かされているんです。それは、紛れもない私達人間からです。「とりあえずレスキューして病院に連れて行って、それから飼い主探しすれば良いのに」そうですよね・・・並行してその方法もとり続け、現在犬猫66匹抱えています。毎週毎週、「判定」に落ちる子がいるんです。だから・・・毎回厚かましいと思いながらも、ブログ等で呼び掛ける事しかできない現状には、皆さんにも申し訳ないと重々承知しております。「お涙頂戴のブログ書いて支援を呼びかけている」と、陰で言われてる事も多々あります。私は、真実しか書けません。それを「お涙頂戴」だと感じているのならば、それが檻の中に居る子達、懸命に生きてきた子達の「現実」「真実」だと真っ直ぐなお気持ちで、受け止めてあげてください。「かわいそう」ではなく・・・「頑張ったね」「頑張ってるね」と、誉めてあげてください。代理引出しは可能ですが、「いのち」を抱える事は、 覚悟と責任と生涯の愛情・・・どれかひとつでも欠けてしまっては、ご自身も、その犬も、決して幸せではありません。 「生きる」事以上に、何年先もお互いが「幸せ」であるか…なので、お電話での対応時に、副代表から色々とお話させて頂きますが、どうかご理解下さい。 電話が繋がらない場合は、電話番号ご記入の上、会のメールまでお願いします。折り返しお電話致します。どうか・・・どうか、よろしくお願いします。090-4484-5165 担当・フジイhogoya777@yahoo.co.jp 担当・カワベ保健所や管理所には、ご自身で引き取る場合以外は絶対にお電話されないでください。皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ
2015年09月30日
連休中でも、保護期限の時間は動いている…。管理所はお休みで、犬を見に来る人はいない。連休明けが一番怖い…連休は大嫌い。その連休にちょうどあたってしまった子がいた。私自身も、「判定日」この子達と初めての対面でした。2頭の黒い犬が、判定に落ちた。隣同士の檻で、よく似た黒い犬でした。なんとかするので月曜日まで待って頂けないかと、管理所職員さんと交渉しましたが…不可能でした。檻が半分うまっており、金、土、日、の3日間でどの位の犬が収容されるのか分からず、檻が足りなくなるといけないから、これ以上延期はできないと…。それならあと一日…一日だけの延長を、無理言ってお願いし、なんとかOKを頂きました。現場の職員さんには本当に感謝するばかりです。ですが・・・その中でも「命の選別」をしなくてはいけない。この仔は、まだ1才位の女の子です。推定10~12キロ位。怖がりで少しオドオドしていました。子犬の頃から放浪していたようで、この仔の首には、赤い首輪が締め付けられていました。子犬の時に付けられた首輪なのでしょう…捕獲されなければ、首輪が凶器となり、この仔の首の皮膚を徐々に締め上げ、徐々に首の肉が切れていっていたでしょう…捕獲されたことで、それを免れる事はできた。ですが、「命と引き換え」・・・その代償は、あまりに大きなものでした。この仔は、皮膚疾患があり、判定に落ちました。性格には何の問題もありません。私は・・・この仔を選択しました。あと一日の延期をお願いしました。その一日は…今日です。なんとかしますから・・・と約束したそのなんとかする日は、9/25・・・今日の16時まで。この記事を書いている7時間後が、タイムリミットです…。たった7時間ですが、この仔には時間が与えられました。このブログを書いている今、可能性はまだ残っていると、信じて発信しています。ですが・・・よく似たあの仔の隣檻に入っていたこの仔は・・・私が管理所の子達にカメラを向けるとき、「飼主さんの目に止まりますように」「判定に合格しますように」「新しい飼主さんが決まりますように」色んな思いを込めて、何度も何度もシャッターを切ります。あまりの状態に、カメラを持つ手が震える子も居ます。でも、どんな状況でも「無理」と諦めた事はありません。0.1%の可能性さえあれば「無理」ではないから。でも・・・「すいません・・・」「ごめんなさい・・・」謝りながら、この仔の目の前でシャッターを切った。生きる可能性が0%になってしまったから…もうどこを探しても、この仔に二度と会う事はできません。この仔がガス室に移動する前の写真。この写真が、カメラのシャッターを切った最期の一枚です。代理引出しは可能ですが、「いのち」を抱える事は、 覚悟と責任と生涯の愛情・・・どれかひとつでも欠けてしまっては、ご自身も、その犬も、決して幸せではありません。 「生きる」事以上に、何年先もお互いが「幸せ」であるか…なので、お電話での対応時に、副代表から色々とお話させて頂きますが、どうかご理解下さい。 当会の電話には、毎日のように全国から「保護したから引き取ってくれ」 「かわいそうな猫がいるから保護しに行ってくれ」等、 理不尽な電話もあり、その対応を副代表一人が背負っております。 副代表の精神面でもとても重労働で、 出られない場合にはこちらからかけ直す事も あまりできません。 電話が繋がらない場合は、一言で構いませんので、ショートメールにて履歴を残して頂けると助かります。どうか・・・どうか、よろしくお願いします。090-4484-5165 担当・フジイ保健所や管理所には、ご自身で引き取る場合以外は絶対にお電話されないでください。 保護家ブログ皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ
2015年09月25日
宮崎市保健所は、猫ケージの山でした…ここにいるほとんどの猫は、保護期限が切れています。それでも・・・保健所の職員さん達は、管理所に連れて行きません。乳飲み子猫も数腹いました。職員さんが夜は自宅に連れて帰り、授乳しているのです。「この保護頭数は…いよいよもうダメだろう…」職員さん達は何度もつぶやいてきたと聞きました。それでも・・・「私が授乳します!」その都度、1人の職員さんが、誰かが、手を差し伸べてきました。でも・・・誰の目から見ても、この頭数で限界でしょう…。宮崎市は、1998年に中核市となり、宮崎市保健所を設立しました。2001年~2005年度、宮崎市は7名の獣医師を採用し、2006年には、4名の獣医師が退職した…という過去があります。当時、全国の動物愛護の方から叩かれました。「何のために獣医師になったんだ!現状から逃げるのか!」と。動物愛護活動家が、「自分がこの現実と向き合うのは辛いから」と、活動をやめたり、方向転換すると、みんなはその方を労います。「現状と向き合うのは辛いよね。人間関係で苦しんだね。ゆっくり休んで下さい」と・・・。それが行政の立場だと、なぜ叩かれるのでしょうか?私たち動物愛護家以上に、保健所の職員さんは現状を知っています。現状と向き合っています。保健所を退職した獣医師さんはこうおっしゃっていました。「殺すために獣医師になったんじゃない。少しでも自分の手で変えられたらとこの世界に入ったのに…限界を感じました」当時、それだけ宮崎の動物行政は、最悪な環境だったのです。私は、あのとき退職した獣医師皆さんに頭を下げたい気持ちを今も抱えています。宮崎市保健所には、このブログを読んで保健所に就職された女性が居ます。「現状を変えたい」このブログで、保健所の現状や苦悩を知りながら・・・彼女は、あえてその道を選んだんです。井戸の中に子猫がいるとの通報があれば、真っ暗で小さい井戸の中に自ら降りて、救出します。ですが、彼女が懸命に救出した子猫には、彼女が抱き上げた瞬間から、「いのちの期限」に向けて、時間の針が動き出すのです。彼女は、その事を知りながら、今、「生」と「死」の狭間にあるいのちを、一切の迷いなく救っているんです。今、目の前のいのちと真剣に向き合っているからです。宮崎市保健所は、ギリギリまで私達愛護団体にSOSを出しません。「山下さんがキャパ超えながら保護しているのは知ってます。甘える事ができないんです…」と。私は「・・・すいません」という言葉しか、返す事が出来ませんでした。成猫の部屋も満室で、これ以上頭数を増やすと、猫達にストレスを与えてしまうため、今、危険な立場に立たさせている3匹の猫すら、手を差し伸べる事ができないんです・・・。職員さん達の治療、介護で、元気に回復したこの子達・・・現在、一番厳しい状況にたっているのは…譲渡率の低い成猫三匹でした。※管理番号38-55 白キジ メス 7/22宮崎市大島町保護交通事故だったのでしょうか…道路にうずくまり、動けなくなっている所を、市民の通報により、保健所が保護しました。保護当時、下半身が麻痺していましたが、治療後、歩いたり走ったりできるようにまで回復しました。左目の視力はありませんが、生活には何の問題もありません。人慣れしてて、人見知りもなく、とても甘えん坊の仔です。※管理番号38-58 白キジ オス 7/24宮崎市村角町にて保護衰弱している猫が居ると、市民から通報があり、宮崎市保健所が保護しました。虐待なのか事故なのか分かりませんが、お腹に穴が開いてて、その穴からはウジ虫が沢山いたそうです。保護があと数時間遅れていたら…この仔は息絶えていたでしょう…。懸命に治療を続けて下さった職員さんには、本当に頭が下がる思いでした。そして・・・あの状態からよく頑張って生きぬいてくれたと、この仔の頑張りに胸が締め付けられました。人慣れしてて、他の猫とも仲良くできる仔です。※管理番号38-62 黒白ブチ オス 8/11大塚町にて宮崎市保健所保護民家玄関に、うずくまって倒れていた猫が居ると通報があり、宮崎市保健所が保護しました。保護当時、動く事も出来ないくらい激しい衰弱がありましたが、宮崎市保健所が、懸命に治療を続けて下さり、この仔は元気に回復しました。免疫力がなかなか上がらないようで、目と鼻が少しグシュグシュしていました。職員さんは呟きました・・・。出来る事なら、許されるならば、回復したこの子達を、不妊去勢手術をして、元の場所に帰してあげたいと…その言葉の意味は・・・私にはこう聞こえました。「殺すために、この子達の治療をしてきたんじゃない!」と。衰弱していたこの子達を生かすために、苦しみを取るために、保健所の職員さん達は、本当に本当に頑張ってきました。そうして元気に回復した子達を・・・次は自ら手をかけなきゃいけない日もあるかもしれません・・・。前に保健所の獣医師さんが言いました。「治療の要る猫を自宅に連れて帰ると、娘が言うんです。お母さん、この仔を殺さないでねって・・・」娘さんは、お母さんの仕事を知っています。お母さんが連れて帰って治療をしている仔にも、命の期限があるという事も・・・。私自身、力不足で、猫一匹すらレスキューできない環境で本当に恥ずかしく、申し訳ないです。遠方の方には、代理引出しもさせて頂きますので、どうか・・・よろしくお願いします。電話が繋がらない場合は、一言で構いませんので、ショートメールにて履歴を残して頂けると助かります。どうか・・・どうか、よろしくお願いします。090-4484-5165 担当・フジイ保健所や管理所には、ご自身で引き取る場合以外は絶対にお電話されないでください。保護家ブログ皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ
2015年09月13日
この子達は、無事「判定」に合格しました。「判定」後、隣の施設に移動する準備に入りました。「優しい人たちばかりだからね。安心して大丈夫だよ。 幸せになりなね。」ここで、私とこの子達の関係は終わりました。お別れしてきました。笑顔で送り出しました。ですが・・・ここにいない仔が、外に出れなかった仔が一頭・・・。「判定」に落ちたんです。皮膚疾患があちこちにありました。性格には何の問題もない仔です。そして・・・まだ確信してないので書けませんが、もうひとつ違う問題も抱えていました。即答する事が出来ず・・・管理所に無理を言って、月曜日までの延期をお願いしてきました。ですが・・・その三日後には、また「判定」を受ける子達がいるのです。オス。推定13~14キロ位。まだ若い仔だと思います。愛情を受けて来た仔だと直ぐ分りました。散歩中に離れたのか、係留してて外れたのか分かりませんが、とても健気で愛らしい仔です。飼主さんがここまでたどり着いてくれること、「判定」に合格する事・・・祈るばかりです。オス。推定12キロ位。この仔はまだ若いと思います。怖くて「あっち行って!」と、吠えていましたが、この仔も愛情受けている仔だと思いました。日本犬が強い性格だな…と思いました。警戒心はありますが、慣れたらなくなると思います。オス。推定9~10キロ位。まだ生後半年位の子犬です。多分、野良のお母さんの子犬だと思います。この仔は、人間を知りません…いいえ、お腹に居る時から、人間は怖い生物だと知っているのです。私達人間は、こんな小さな子にも恐怖心を与えています。子犬らしささえ、奪ってしまいました。皮膚もボロボロでした…「判定」結果は…絶望的だと感じました。人間側が、この仔の過去を全部理解して、理解した上での接し方をすれば、時間はかかっても、必ず心を開きます。まだ半年しか生きていない・・・怖くて怖くて、人間から逃げる事だけのために、怯えた中で生きてきました。木曜日に判定を受ける子達…なのに…私は来週、ほとんど宮崎に居る事が出来ません。ちゃんと向き合いながら見守る事が出来ません…宮崎に居れる時間、数分でも数秒でも頑張りたい…。保健所や管理所には、ご自身で引き取る場合以外は絶対にお電話されないでください。代理引出しは可能ですが、「いのち」を抱える事は、 覚悟と責任と生涯の愛情・・・どれかひとつでも欠けてしまっては、ご自身も、その犬も、決して幸せではありません。 「生きる」事以上に、何年先もお互いが「幸せ」であるか…なので、お電話での対応時に、副代表から色々とお話させて頂きますが、どうかご理解下さい。 当会の電話には、毎日のように全国から「保護したから引き取ってくれ」 「かわいそうな猫がいるから保護しに行ってくれ」等、 理不尽な電話もあり、その対応を副代表一人が背負っております。 副代表の精神面でもとても重労働で、 出られない場合にはこちらからかけ直す事も あまりできません。 電話が繋がらない場合は、一言で構いませんので、ショートメールにて履歴を残して頂けると助かります。どうか・・・どうか、よろしくお願いします。090-4484-5165 担当・フジイ保護家ブログ皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 ↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ
2015年09月12日
呼び掛けていた老犬は、飼主さんのお迎えがありました。飼主さんが保健所に電話した日曜日・・・本当ならば、木曜日に殺処分になっていた運命でした。あの日、判定に行ってて良かった・・・月曜日まで延長をお願いして良かった・・・「もしも・・・」と、思い返すと恐ろしいけど老犬には、全部わかっていたのかもしれませんね。不安な目を向ければ向ける程、あの仔から感じていたあの毅然とした姿、「信じる」という本当の意味を、教えてもらった気がしました。色んな愛情の形があるのだという事も、その愛情が、その仔にとって「信頼」という形になるんだという事も…この仔は、東京に行く事が決まりました。安心して託せる新しい飼主さんです。本当に良かった・・・全国の皆様、本当に、本当に、ありがとうございました。ですが・・・また「判定」の日はやってきます。今週乗り切っても、来週がある・・・その繰り返しなのです。明日、10日(木)の午前中に判定を受ける三頭です。推定14~15キロ位の女の子です。まだ若いような気がします。最初はあまり人慣れしていない風でビクビクでしたが、直ぐに甘えられるようになりました。まだ少しだけ怖いようですが、静かに甘えてきます。まだ吠えた声を聞いたことがありません。他の犬とも、上手に付き合って行けそうな仔に見えました。凄く優しくてきれいな目をした仔です。推定13~14キロ位の男の子。猟犬だったのかもしれません…そんなに年齢もいってないような気がします。目がクリクリとして、幼さも残っているような…とても、人慣れしています。とても、人間を信頼しています。顔も性格も、愛らしい仔です…。推定15~16キロの女の子。この仔は、私の判断ですが、事情があり、詳しく書くのは控えたいと思います。とても人慣れしてて、甘えん坊な仔です。とにかく人間が大好きなんです。もし、この仔を家族に…という方は、会の携帯までご相談ください。絶対に、管理所や保健所にはお電話されないでください。県外の場合、代理引出しもさせて頂きますが、お届けするのに少しお時間を頂く事になるかもしれません。性格には何の問題もありません。お願いしておきながら、大変心苦しいのですが、会の携帯へのお電話は、希望下さっているご本人様だけに限らせて下さい。時間的に対応がとても追いつかないのです…ごめんなさい。保健所や管理所には、ご自身で引き取る場合以外は絶対にお電話されないでください。代理引出しは可能ですが、「いのち」を抱える事は、 覚悟と責任と生涯の愛情・・・どれかひとつでも欠けてしまっては、ご自身も、その犬も、決して幸せではありません。 「生きる」事以上に、何年先もお互いが「幸せ」であるか…なので、お電話での対応時に、副代表から色々とお話させて頂きますが、どうかご理解下さい。 当会の電話には、毎日のように全国から「保護したから引き取ってくれ」 「かわいそうな猫がいるから保護しに行ってくれ」等、 理不尽な電話もあり、その対応を副代表一人が背負っております。 副代表の精神面でもとても重労働で、 出られない場合にはこちらからかけ直す事も あまりできません。 電話が繋がらない場合は、一言で構いませんので、ショートメールにて履歴を残して頂けると助かります。どうか・・・どうか、よろしくお願いします。090-4484-5165 担当・フジイ保護家ブログ皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 ↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ
2015年09月08日
一年前に居なくなった家の仔かもしれないと、保健所にお問合せがありました。判定前日に御確認に来られるとの事でしたが、顔に特徴のある仔だったので、その仔に間違いないだろう…そう思い込んでいましたが…違いました…。中型の老犬ですが、まだまだ動き回る元気はあります。人間に対しての警戒心もなく、犬に対しての激しさもなく・・・長い期間、同じ景色の中で、ただ時間が流れていくのを体で感じる事しかできなかった仔です。何の楽しみもありませんでした…何の喜びもありませんでした…悲しみや怒りも、全てが「無」でした。そんな中で、ただ生きて行く事しかできなかったお爺ちゃんです。それでもこの仔は、飼主を信じていました。お迎えに来てくれると…「同情」…管理所では絶対に抱いてはいけない感情。「大丈夫!絶対出れるよ」と、この子達に向けなきゃいけない感情。この子達と一緒になって信じなきゃいけないのに…私は、この仔に前向きな感情で接する事は出来なかった。犬には伝わります…この仔に、不安な目を向ければ向ける程、この仔は「いやいや、大丈夫だよ」と、檻の中を歩き回る…。ですが・・・この仔は、木曜日の「判定」で不合格になりました。推定15キロ位の中型犬、オス。この仔は多分まだ若いと思います。とても元気の良い仔で、それなりの愛情を受けて育った仔だと思います。自分の感情を真っ直ぐに、ストレートに出せる天真爛漫な仔です。それ故に、嬉しさがMaxになると我が道をいってしまうので、人間の「声」が届きにくい所があります。凄く人慣つっこい仔で、犬に対しても激しさはみられませんでしたが…この仔も・・・「判定」に落ちました。自分が「判定」を受けている事等、この仔には分かりません。ただ、判定の日、人間がいっぱい居る事が嬉しくて嬉しくて…この仔は、ついつい興奮しすぎてしまい、何も見えなくなってしまったんです。ですが、安心できる環境に行けば、呼び戻しも問題なくできる仔です。管理所・・・ここに収容されたら、1週間~10日間、猶予が与えられます。飼主のお迎えが来るんじゃないか、新しい飼主がみつかるんじゃないか、それでもだめだったら、殺処分前に「判定」があります。行政も出来るだけ生かす方向で、約7年前から最後のチャンス「判定」を取り入れて下さいましたが、そこで落ちた仔をケアする場所も予算も人員も、愛護センターが出来るまでは無理なんです…。最後のチャンス「判定」に落ちた仔は・・・真っ直ぐガス室へ運ばれて行きます。木曜日…判定が終了。この子達がガス室へ向かう時・・・職員さんに、殺処分の延期をお願いしました。「ネットで呼びかけてみますから、月曜日の午前中まで待ってください」何のあてもありませんでした。この子達の行き場は、どこにもありませんでした。でも、「判定」の次のチャンスを、もう一度この子達に持ってほしかったんです。出来る限りのお手伝いはさせて頂きます。どうか、どうか…お願いします…考えもあても何も無しに、ストップをかけてしまった自分の無謀さ…先が見えない事への怖さ…だけど、今日、今、この瞬間、この子達が死ななくて良かった…安堵感なのか、怖さなのか、自分でもよくわかりませんが、管理所から出た瞬間、ボロボロ涙が出てきました。この門を出てきてほしい・・・この門をくぐらせてあげたい・・・どうか・・・この子達の命を繋ぐお手伝いを、ご協力を、お願いします。殺処分延期は、月曜日の午前中です。保健所や管理所には、ご自身で引き取る場合以外は絶対にお電話されないでください。代理引出しは可能ですが、「いのち」を抱える事は、 覚悟と責任と生涯の愛情・・・どれかひとつでも欠けてしまっては、ご自身も、その犬も、決して幸せではありません。 「生きる」事以上に、何年先もお互いが「幸せ」であるか…なので、お電話での対応時に、副代表から色々とお話させて頂きますが、どうかご理解下さい。 当会の電話には、毎日のように全国から「保護したから引き取ってくれ」 「かわいそうな猫がいるから保護しに行ってくれ」等、 理不尽な電話もあり、その対応を副代表一人が背負っております。 副代表の精神面でもとても重労働で、 出られない場合にはこちらからかけ直す事も あまりできません。 電話が繋がらない場合は、一言で構いませんので、ショートメールにて履歴を残して頂けると助かります。どうか・・・どうか、よろしくお願いします。090-4484-5165 担当・フジイ保護家ブログ皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 ↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ
2015年09月04日
全6件 (6件中 1-6件目)
1