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愛護センターには、譲渡猫のお部屋には居ないバックヤードの猫達がたくさんいますが、コクシやカビ等の治療が終われば、何の問題なく譲渡猫に行ける子達が多いです。やはり難しいのは・・・ハンデのある猫や、病気や怪我が重傷な子。この子は、成猫です。顎を骨折して、首からチューブで流動食ですが、見た感じ状態は良くなっているようなので、そろそろ口から食べれるのでは?と思います。性格の可愛い子でした。この仔も・・・先日レスキューしたポンとドンと同じ症状の子…ポンとドンは、状態がもっと悪かったので、眼球摘出しましたが、この子はまだそこまで酷くはないと思います。摘出しなくても良いのかもしれませんが…まだ子猫です。この子は、右手が麻痺していました。ですが、リハビリで感覚が戻る事もあるかもしれません。全身麻痺だった保護家の亀ちゃんが、今は四本足で歩けるようにまで快復したので、希望はゼロではないと思います。ビビりさんでしたが、抱っこするとビビりながらもゴロゴロと喉を鳴らしてくれました。この子もまだ子猫です。この子は、下半身の皮膚が開いた状態で保護され、後足が麻痺しているようでした。圧迫排尿が要るのか、まだ確認していません。この子も、まだ子猫でした。麻痺の仔も多いですが・・・先月レスキューしたイチゴも、骨折した場所があまり良くなくて、歩行も上手に出来ず、圧迫排尿が必要な子でしたが、今では普通に歩き、走り、少しずつ少しずつ、おしっこも出せるようになり、補助で圧迫排尿していましたが、今ではほとんど排尿のサポートも要りません。もうしばらくしたら、自力で完全に排尿できるようになると思います。今収容されている愛護センターの負傷猫達にも、もちろん、回復する可能性もあります。リハビリによって(状態にもよりますが)、回復した子は沢山います。気にかけて下さった子が居たら、是非、会の携帯までご連絡よろしくお願い致します。いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年07月23日
「愛護センターにはなぜ犬がいないの?」「1匹しかいませんでしたよ?」多くの方からご質問受けますが、お答えとしては…「愛護センターに犬は沢山います!」みやざき愛護センターは、「保護犬室」→「経過観察室」→「譲渡犬室」という流れで、部屋の移動をしていきます。判定に受かり、「譲渡犬室」に移動出来た犬は、もう殺処分はありません。一般の方も、譲渡犬に会えますし、触れる事も出来ます。それ以外の犬達は、愛護センターのどこに居るのか…?バックヤードと言われる「保護犬室」と「経過観察室」に多くの犬達が控えています。保護期限があり、飼主のお迎えを待っている犬、判定に合格できるよう、トレーニング中の犬、そして・・・判定に合格できる確率がゼロの犬達…。この仔達は、犬舎が満杯になったときに、居場所を失います。せっかくここまで頑張ってきた仔達。この仔達がこれからも生きられるよう、望みをかけて、ブログに掲載します。皮膚病の仔。メス。20日位前に会った時と同じように、皮膚の状態は少しだけ良くなりつつありますが、まだまだ時間のかかる仔だと思います。老犬のように見えますが、まだ若い方だと思います。この仔も、皮膚病の子です。皮膚の治りは、あまり変わっていませんでした。この仔も、完治までに時間がかかるかと思います。中型で長毛の人慣れしている子です。皮膚病さえなければ、問題なく譲渡犬に回れる子なのですが…とても厳しい状態です。この子は、一度は判定に受かり、譲渡犬室に移動する事が決まったと思ったのですが…てんかんのようなひきつけを起こすようになり、譲渡犬室にまわる事はなくなったそうです。穏やかな老犬で、性格が凄く良い子だと、職員皆さんがそうおっしゃっていました。この仔(オス)は、背中に皮膚病がありましたが、感染の心配はないような皮膚でした。老犬ですが、耳はまだ良いようです。声をかけると愛らしい表情で振り返ってくれました。この仔も、譲渡犬室に行くのは厳しい…との事でした。人慣れしている可愛いオジイちゃん犬です。この子は、人慣れしていない体の大きい成猫です。衰弱していたところでセンターに保護され、治療をしてここまで元気になったそうなのですが…人に馴れていないため、譲渡猫にはいけないと思います。同じ部屋で生活して、安心できるこの仔だけの場所があって、時間をかけていけば、必ず慣れると思うのですが…センターには、まだ目の開いてない小さな小さな乳飲み子猫もいます。保護家の乳飲み子猫が、そろそろ離乳に入るので、レスキューも考えたのですが、先日、ヘルペスの子を3匹レスキューしたばかりで、感染を考えると、レスキューを躊躇してしまいました。もう少しヘルペスの子達の容体が安定するまでは…と、この仔達に背を向けてしまいました。愛護センターの入口には、バックヤードに居る子達のチラシも貼ってありますので、センターに行った際には是非、その子達のチラシを見て頂けたら助かります。バックヤードの子達も、譲渡に繋がると良いのですが…※センター収容の犬猫に関してのお問合せやご相談は、愛護センターではなく、会の携帯までお願いします。留守電になった場合には、ショートメールにて履歴を残して下さると助かります。090-4484-5165(担当・フジイ)現在、いのちのはうす保護家では、治療が必要な犬猫が増えていて、大きな医療費がかかってきています。お願い事ばかりで本当に申し訳ございません。ご支援頂けると大変助かります。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年07月03日
先日のブログにて呼びかけていた仔達…この子は、あれから左目の眼球が取れてしまいました。左目を失いましたが、本当によくここまで頑張ってくれました!この子は、右目が良くなりつつありますが、左目の瞬膜が癒着しかけているので、これ以上悪くならないよう管理しながら、不妊手術の際に一緒に目の手術もと考えています。この子も白い仔と同じ症状なので、完治は難しいかと・・・。なので、この仔達3匹をレスキューしました。左前脚切断したこの子は、ウィルス検査でエイズ陽性だったそうで、譲渡猫にまわるのはもう出来なくなったので、この仔も急遽レスキューしました。3畳のエイズ部屋が、現在すでに4匹…その狭い場所に詰め込むのはどうかと思ったので、パソコン作業部屋に避難。半身麻痺のこの仔と・・・後足に少し障害があり、粗相が多いこの仔・・・譲渡猫にまわることが出来ず、レスキューしましたが、この2匹は、大阪の有志Sさんが受入れて下さいました。いつも宮崎のハンデのある子達に目を向け、力を貸して下さり、とても感謝しています。Sさん、いつも本当にありがとうございます。愛護センターには、譲渡猫にまだまわれない猫達で、「保護室」「観察室」「治療室」各部屋のケージは、ほとんど空きがない状態です。ヘルペスなど感染症のある子が同じ空間に居ると、いずれ譲渡猫にまわれる子達にまで感染してしまいます。そうならないよう、可能な限り感染症を抱えている子をレスキューしているのですが、今回も、2匹の予定が3匹となり・・・保護家には、ヘルペス等の感染症の子達専用の部屋があるので、その1室で管理、保護しています。感染症を抱えている子、エイズの仔、ハンデのある子、譲渡猫に回らない仔達をレスキューしていますが、やはり、現実問題として医療費の負担が大きくかかってきています。ここ数ヶ月、ブログ等公の場で支援金の呼びかけをせずに来ましたが・・・今回、申し訳ございません!医療費のご支援を呼びかけさせてください!どうか、ご協力よろしくお願い致します。宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ※本日は、愛護センターにて譲渡会開催します。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年07月02日
愛護センターでは、これまで通り保護期限が過ぎると、保護情報から写真が消えます。http://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/life/pet/protection/ですが、「譲渡猫」のエリアに行けるまでは、病気や怪我の治療、心のケア等で、ずっとバックヤードに居ます。人慣れしている子、健康な仔、子猫は、チャンスは沢山残されているので、今回は掲載しません。「譲渡猫」に行ける確率がほぼゼロ%の子達のみに集中してブログにて紹介していきたいと思います。半身麻痺のこの子は、約一ヶ月になりますが、まだご縁はありません…。この子は、腰椎骨折しているため、四本足で歩く事はもう出来ません。排尿障害も残ります。最初はシャーシャー威嚇がありましたが、どんどん警戒心もなくなってきているように見えました。この仔も圧迫排尿が必要な子です。痛覚はあるようなので、もしかしたら排尿のコントロールも出来るようになるかもしれません。とても人慣れしている甘えん坊な子です。この子はセンターに遺棄された仔です。歩行に問題はないのですが、後足に障害があります。トイレの粗相は時々あります。性格のとても良い子です。この子(♂)は、左前脚をケガしていたのですが、かなり時間が経っていたようで、既に足は腐っていたため、切断するしかなかったそうです。最低限のご飯しか口に出来なかったようで、ガリガリにやせ細っていました…。トイレはまだ出来ないそうです。酷い疥癬から完治したこの子は、どんどん皮膚の状態も良くなってきたのですが…人間に対して警戒心も強く、シャーシャーです。そして…譲渡がとても厳しい子です…。この子はまだ子猫です。左目の眼球に異常があるようです。もしかしたら眼球摘出になるかもしれません。この子は、両目が潰れた状態で保護されました。日に日に良くはなってきているのですが、これ以上完治するのは難しいようです。治療も長くかかる仔だと思います。この子は、子猫の時の風邪が原因でしょうか…左目の眼球に異常があります。そのため、「譲渡猫」にまわす事が出来なかったのですが、17日にセンターで6匹の子猫を出産しました。本来ならば、子猫だけでも譲渡猫に…となるはずでしたが、ウィルス検査でエイズ陽性反応が出ました。急遽、レスキューして…安心して子育てできるようにと保護家の3畳間を空けて母子猫のお部屋にしました。甘えん坊のお母さんです。センターには、乳飲み子猫も4腹いました。センターの職員さん達が授乳を頑張って下さっている中全匹でなくて申し訳ないと思いながら…目の空いてない一番小さな乳飲み子1匹だけレスキューしてきました。骨折が原因で自分で排尿できないこの子は、圧迫排尿が出来る方でないと譲渡が出来ないため…急遽、この仔もレスキューしました。カビとコクシを持っていたので、現在は保護家で隔離してカビの治療中です。左後ろ足が切断された仔…写真では分かりにくいのですが、途中から足が切断されています。トラバサミの罠にかかったような痛々しい痕でした。この仔もレスキューしましたが…口内炎が酷く、今後の治療法を考えていきたいと思います。♂ 推定15キロ位 この子は、判定に落ちました。愛護センターでは、一回目判定だけでは殺処分にはなりません。何度か受け直すチャンスはありますが、「絶対に殺処分はない」とは言い切れません。判定に落ちた理由は、後日確認したいと思います。尻尾を振って甘えるタイプの仔ではありませんが、慣れた人にはまた違うかもしれません。♀ 推定10キロ位この子は、皮膚病のようです。人懐っこい子です。性別未確認。推定16キロ位長毛の可愛い子です。この仔も、皮膚病でした。皮膚病にも色々あり、直ぐに治るものもあれば、時間のかかる仔もいますし、アレルギー性の皮膚炎の仔もいます。それをご理解して頂ける方とのご縁があれば…と思います。どうか、よろしくお願いいたします。※センター収容の犬猫に関してのお問合せやご相談は、愛護センターではなく、会の携帯までお願いします。留守電になった場合には、ショートメールにて履歴を残して下さると助かります。090-4484-5165(担当・フジイ)いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年06月20日
今、愛護センターのバックヤードに居る子達です。この子♀は、後足の骨折だそうです。捕獲当初はシャーシャーだったらしいのですが、今ではこんなにゴロゴロの甘えん坊さんになったようです。保護期限が切れるのは、5/30です。この子は、酷い疥癬でしばらく隔離して治療をしていたそうです。あとは、毛が生えそろうのを待つのみです。保護期限は切れています。捕獲当初は、シャーシャー威嚇も激しく、飛びかかって抵抗してたと聞いてましたが、今は落ち着いているようにも見えました。以前より呼びかけている半身麻痺の子達…残念ながら、お問い合わせはゼロ件です。↑この子は、半身麻痺は完治する事はありませんが、↓この子は、痛覚があるので完治するかもしれません。ただ、圧迫排尿は今後も必要かと思います。日に日に甘え方も積極的になってきました。この仔達は、宮崎市管轄の保護犬達です。推定12キロ位 オスお洋服を着て捕獲されています。保護期限は今日(5/29)までです。飼主さんが探し方を知らないのでしょうか…保護期限が切れたら、判定→観察室→譲渡犬という流れになります。とても穏やかそうな子なので、判定には合格すると思いますが…小型犬も2頭いましたが、ブログに掲載しなくても子犬、小型犬は、順番待ちになる位、譲渡希望者が殺到するので、掲載は控えたいと思います。愛護センターには、子猫達も「譲渡猫待ち」の子達が沢山いますが、ワクチン接種前や病気治療中の子達の方が多いのかもしれません。先にレスキューした子達です。6匹兄弟です。まだミルクですが、そろそろ離乳食開始する子達です。この子は、まだまだ授乳が続きます。こう見えて三毛ちゃんです。この仔達は、トラックの荷台に遺棄されてた兄弟です。この仔達は、先日ワクチン接種を終えました。保護家には、まだまだ離乳した子猫達が居ます。この仔達の譲渡先が決まれば、またセンターの訳ありの子達をレスキューするキャパが出来ます。「いのちのはうす保護家」は、平日でも事前にご連絡いただければ、面談は可能です。ぜひ、施設の方にも子猫達(もちろん犬も成猫も)に会いに来てくださいm(__)m※センター収容の犬猫に関してのお問合せやご相談は、愛護センターではなく、会の携帯までお願いします。留守電になった場合には、ショートメールにて履歴を残して下さると助かります。090-4484-5165(担当・フジイ)いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年05月29日
都城で活動している「咲桃虎」かおりさんよりSOSがあり、急遽、レスキューしてきました。10歳位の老犬「ケンジ」ケンジは、2月から管理所に収容されていたそうです。かおりさんは、ずっと希望を捨てずに、行く度に頭を下げ、殺処分の延期をお願いしてきてたのでしょう…その葛藤が痛いほど現場から伝わりました。檻の前に立つと、ケンジは全身で「今」を伝えてきました。「あれ?この仔、ここから出れる事が分かってる!」職員さんがそうおっしゃってました。かおりさんとケンジの三ヶ月は、とても長かっただろうな…と思います。苦しかっただろうな…と思います。かおりさんとケンジの頑張りがあったからこそ、こうしてケンジは、今、生きています!二人にはただただ感謝の気持ちでいっぱいです。今日から一週間、検疫室にて観察期間に入りました。来週には、無事、群れデビュー出来ると思います!ケンジレスキュー後、某現場に向かいました。虐待犬のレスキューです。今は事情があり詳しいことは書けませんが、3頭のうち1頭が骨折してかもしれない。立てなくなっていると聞いたので、この仔だけ緊急レスキューしました。↓後足↓前脚赤丸の部分が骨折している箇所です。獣医師さんの話では、鉄パイプのような硬いものじゃないとこんな骨折はしないとの事でした。「まさかここまでする飼い主が居るのか?何らかの事故じゃないのか?」と、獣医師さんも信じられない様子でしたが、骨折は確実に、人間の手によるものです。私が迎えに行ったとき、この子は私の事を誰かと間違えていました。飼主?飼い主の身内?唸ったり怒ったり怖がるのではなく、目を細め、明らかに喜んでいたのです…。私だと気付いたときの落胆した表情に、期待させてごめんねという気持ちと、あまりの健気さに胸を締め付けられる思いがしました。こんなに酷いことをされ続けていたのにね…保護する場所がもうどこにもないので、ひとまず保護家の台所をこの仔のお部屋にしました。一般家庭の中で温かく見守って下さる飼主さんか保護主さんを募集します。穏やかで優しい子ですが、抱っこすると怖がってパニックになります。そのときだけは、抵抗して咬もうとしますが、しばらく抵抗していくうちに観念するのか諦めて抱っこさせてくれます。実は・・・まだこの仔の兄妹とお父さんが取り残されているのです。お父さんは8~10歳位かもしれません。兄弟は5歳位です。お父さんは人慣れしていますが、皮膚病のようでした。兄弟はこの仔より小柄(この子は12キロ)で、一番虐待を受けて来てた仔らしいので、人間に対して強い恐怖心を持っていました。激しさはありませんでしたが、心のケアに凄く時間が必要です。お父さんと兄弟の写真は、某所からオッケーが出たら後日掲載して、飼主さんか保護主さんを募集したいと思います。お父さんと兄弟も柴犬です。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年05月27日
みやざき愛護センターに「キュウリ」という成犬が居ます。キュウリは約2年前に「旧・動物保護管理所」の厳しい判定に合格し、「旧・ひまわりの家」に入所出来たのですが、ご縁が無く、ひまわりの家閉鎖後、愛護センターに戻された形になりました。もちろん、委託を受けていた愛護団体が残された仔達を引き継ぐことも出来たのですが、その愛護団体は、委託事業終了と同時に解散されたようなので、仕方のない選択だったのかもしれませんね…。成犬、中型犬、雑種…譲渡はとても厳しいです。その中でも、キュウリは特に譲渡が厳しいのです。愛護センターの開所式でキュウリに会った時、キュウリの眼球に違和感を感じました。保護家に居る全盲の「ジロ」と、同じ眼球をしていた事と、両目だったので、網膜変性かな…と思いました。ただ、この時はまだ視力は少し残っているようでした。これからどんどん視力を失い、全盲になってしまう。目が見えているうちに、新しい環境に行き、人と場所を把握できれば…と、願っていましたが、キュウリは、バックヤードから出れない仔…譲渡犬エリアにまわせないので、一般の方に会ってもらえるチャンスがないのです。少しでも目が見えるうちに!目が見えるうちに…ですが・・・5/21久しぶりに会った時のキュウリは…すでに全盲になっていました…。匂いと音を手繰りながら歩くキュウリ。私の体にメス犬の匂いが沢山ついているので、強く反応がありました。あえて気配を消してみると、嗅覚を頼りに必死に探すキュウリ。目の前に居る私の姿に全く気付かない…。少し音を出してあげると、「ここだっ!」嬉しそうに、私にドーンっと勢いよく頭からぶつかってきた。全盲になってまだ間もないのかもしれません。見えない事に慣れてきたら、ぶつかる事もなくなります。旧・ひまわりの家では、積極的に不妊去勢手術を行っていなかったので、発情のメスが居る事も多々ありました。もちろん、判定合格後入所して直ぐに発情が来てしまいタイミングで不妊手術出来なかった場合もあったと思います。旧・ひまわりの家は場所が狭く、お散歩以外は柵に係留するしか方法がなかったので、オス同士のケンカもあり、私も止めに入った記憶があります。発情のメスが目の前に居るのに、交尾が出来ない…そのストレス環境の中に、キュウリは約2年もいました。そして、キュウリ自身も、去勢手術されないままセンターに戻ってきていました。センターには、もちろんメス犬も入ってきます。全盲になった今、常に嗅覚を頼りにするようになったキュウリにとって、目の見えるオス犬よりもそのストレスは多大なものなのです。本来ならば、バックヤードに居る子達は、不妊去勢手術の対象外となる子達です。キュウリの場合、去勢をした方が面談の時に性格も少し落ち着きが出て譲渡に繋がりやすくなるかもと、無理を承知でキュウリの去勢手術の検討を愛護センターにお願いしてみましたが、そこは飼主さんとなる方に責任もって手術して頂きたいとのご返答があり、センターでの去勢手術は出来ないそうです。キュウリは、バックヤードに居る子なので、お散歩することが出来ません。壁に囲まれたこの小さなコンクリートの上、壁の間から見える小さな空が、今のキュウリにとって全ての世界です。愛護センターのふかふかな芝生を歩く事も、木々の匂いを嗅ぐことも、触れる事も…キュウリには出来ないのです…。でも、今のキュウリは、決して不幸ではないと思います。旧ひまわりの家のボランティアさん達が、センターに訪問してくれている時間が、キュウリの喜びです。職員さんと、中庭でトレーニングしている時間が、キュウリの喜びです。だって、こんなに明るい表情をしてるから!でも・・・それが本当の幸せでしょうか・・・?うちの施設、いのちのはうす保護家に居る子達にも、常々言っている言葉があります。「あんたは、上の生活を知らないだけだよ。こんな所よりも、もっともっと楽しい世界があるんだよ。今の幸せより、もっともっと大きな幸せの世界があるんだよ。外の世界は、もっともっと広くて無限大なんだよ。」キュウリ、貴方もだよ!キュウリに本当の喜び、楽しさ、嬉しさ、心地良さを教えて下さる飼主さんとの出会いを待っています。この小さな世界、愛護センターから出してあげたい…センターの職員さん、旧ひまわりの家ボランティアさん、みんなが同じ気持ちで、キュウリの幸せを願っています。まだ目が見えるうちにと…結果間に合わず、キュウリは全盲になってしまったけど、新しい環境に移ったとときに、最初はぶつかったり、壁や段を覚える時間は必要ですが、そう時間はかかりません。キュウリはとても賢い子ですから。もちろん、お散歩も喜んで行けると思います。キュウリはバックヤードに居る子なので、センター職員さんにキュウリに会いたい旨をお伝えすれば、中庭まで連れてきてくれると思います。ただ、興味本位での面会のみはご遠慮下さいm(__)m遠方の方の場合、出来る限りのサポートはさせて頂きますので、キュウリの事を、どうか、どうか、よろしくお願い致します。キュウリのお問合せは、会の携帯までお願いします。留守電になった場合には、ショートメールにて履歴を残して下さると助かります。090-4484-5165(担当・フジイ)いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年05月23日
みやざき愛護センターに収容中の半身麻痺の成猫達…この子は、腰椎骨折しているため、下半身の痛覚も失われました。四本足で歩く事はもう出来ません。排尿障害も残ります。最初はシャーシャーでしたが、今では普通に触れる事はできるまでになったそうです。ただ、圧迫排尿の時は怒るそうです。でも、咬みついたりまではないそうです。この仔も下半身麻痺ですが、痛覚はあります。今は、圧迫排尿で人間の手が必要ですが、リハビリ次第では、歩いたりトイレも自分でできるまでに回復する可能性もあると思います。穏やかで、人には馴れている子です。この仔達は、「譲渡猫」スペースには行くことが出来ませんが、譲渡希望者がいらっしゃれば、譲渡は可能だそうです。私達も出来る限りのサポートはさせて頂きますので、どうか、この子達にも目を向けて頂けたらと…。お問合せやご相談は、会の携帯までお願いします。留守電になった場合には、ショートメールにて履歴を残して下さると助かります。090-4484-5165(担当・フジイ)いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年05月20日
以前、用事があり『高鍋保健所』に行った際、飼主持込みの成猫3匹がいました。このまま殺処分になってしまうのでは…?と心配になり、高鍋保健所に確認したところ、愛護センターに連れて行きますとおっしゃって下さいました。数日後、愛護センター(県)に問い合わせたところ、あまり健康状態も良くなく、エイズ陽性の可能性も高い。高齢という事もあり、譲渡猫には難しいとの事でした。私達も・・・正直、キャパは超えています。でも、たまたま行った高鍋保健所で、たまたま出会ったこの子達…人慣れしてない様子でしたが、この子は、何度も何度も私の目を見ながら、キャリーの中から声あげました。生きなきゃいけない仔達だと…この仔達に背を向けたらいけないと…そう感じました。黒い子は、左目の眼球が衰退し、右目も見えていないようでした。シャーシャーと威嚇はありましたが、目が見えなくて、怖くて威嚇しているだけでした。他の子達も、職員さんにお世話されてるうちに、最初に会った時よりも、落ち着いてるように思いました。有志の協力があり、この子達を無事レスキューすることが出来ました。そして・・・今、愛護センター(県管轄)に居る子猫。(生後4~5ヶ月位?)保護当時、目やにで目が潰れ、ここまで快復したとの事ですが…今後、目が見えないままの事もあります。身体中ノミだらけだったとの事でした。人間の手を感じると、ゴロゴロと言ってくれます。気になる方は、会の携帯までご連絡ください。この子は、交通事故?で脊髄損傷した成猫です。愛護センター(宮崎市管轄)。多分、半身不随だと思います。後足の痛覚はありませんでした。まだ収容されたばかりなので、性格は全然分かりません。この仔も、気になる場合には会の携帯にご連絡ください。先月レスキューした「トランプ」。先日、去勢手術も終わり、エイズ部屋にお引越ししました。さすが優しいトランプ…エイズ部屋のキー、ニコ、かおりも、直ぐに受け入れてくれました。人間には、少々人見知りはありますが、数時間一緒に居たら、ゴロゴロコロンと甘えてくる仔です。愛護センターには、臨月の子が居ました。いつ産まれてもおかしくない位の大きなお腹…安心して出産、授乳できるようにと、急いでレスキューしました。ハウンド系の、人間大好きな子。命名・バルーンこれまで妊婦犬は、室内でお産の準備をしていたのですが…この仔の場合、それが逆にストレスになると感じたので、あえての屋外。ここは、元々咬傷犬の仔が生活するスペースで、事故が起きないよう、このエリアに入るのは、私一人だけと決めています。広さ的には12畳位ですが、真ん中を区切り、6畳ほどの広さがバルーンのスペースですが・・・子犬たちが目が開いて動き回るようになったら、もう少し広い場所に移動させたいと思います。その場所は・・・数年前に、人慣れしていない仔を保護していたスペース。今は使ってないので、かなりボロボロになっていますが、基盤はしっかりした造りなので、ここをリフォームしてバルーン親子のお部屋に使いたいなと思っています。材料費などは、もちろん負担させて頂きますので、DIYが得意な方…お願いできないでしょうか?電話かメールにて、ご連絡頂けると助かりますm(__)m保護家の場所は、国富町です。気になる子が居たら、会の携帯にお電話かショートメールにてご相談ください。よろしくお願い致します。090-4484-5165(担当・フジイ)※愛護センターには、絶対にお電話されないでください。本の発送が遅れております。大変申し訳ございません。現在、ご入金確認取れている皆様には、順次発送しておりますm(__)mA5サイズ、72P、1,600円(送料無料)↓ご注文はこちらです↓http://freepapermofmof.cart.fc2.com/携帯アドレスの方は、自動ご案内メールが届かない事があります。このアドレスを「★」を「@」に変えて↓受信可能に設定して下さい↓hogoya777★icloud.comいのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年05月13日
愛護センターのシステムは、捕獲→保護室→観察室→譲渡犬猫室へという流れで、犬猫達が部屋を移動していきます。一般の人が見学できるのは、「譲渡犬猫室」のみです。中庭では、気になる子とのマッチングは出来ますが、病気や怪我の子は、中庭には移動できませんし、移動できたとしても、本来の姿を見ることが出来ません。持込の犬猫は、存在すら一切知る事も出来ません。判定に合格して譲渡犬猫になった仔達は、殺処分になる事はありません。多くの人の目に触れ、身体の触れ合いもあり、命の保証が出来た子達です。私がやるべき事は、「譲渡室」に行く前の子達…譲渡室に見届ける事だと思い、ここ一ヶ月、ずっと交渉を続けてきました。バックヤードの子達に何も出来ない日々に、何度も何度も悔し涙を流しました。凄く凄く苦しい期間でもありましたが、・・・今日!バックヤード入室許可が下りました。バックヤードとは、赤い線中の部分です。職員からの反対意見も多かったでしょうに、宮崎県にも感謝の気持ちでいっぱいです。許可を下さり、本当にありがとうございました。早速ですが・・・保護犬室に居たハウンド系の仔。オス。多分、猟犬だったのかもしれませんが、まだ2歳位だと思います。人が凄く大好きな子です。犬舎に居る時には、よく吠える子です。身体も大きく、23キロ位はあるかもしれません。これから観察室に移動して、トレーニングが始まると思います。性格は凄く良い子です。ジャックラッセルテリア。メス。9日に捕獲されてます。棄てられた子ではないと思います。飼主さんが探している子だと思います。愛護センターが出来た事で、返還率も高くなっているので、この仔も無事にお家に帰れたら良いのですが…この仔も人間が大好きな子です。この子は、4/16からセンターに居る子です。もう一ヶ月位なりますが、飼主さんは未だ探し出してくれません。四国犬、メスです。センターに来た当初は、ガウガウだったらしいのですが、今では落ち着いています。ただ、四国犬なので、日本犬の飼育経験のある等、経験のある方でないと、厳しいと思います…。この仔を理解して下さる方と出逢えれば…長毛のこの子は…実は、センターが出来る前に管理所で会った仔でした。目の奥の深さを感じた子でした。とても頭の良い子です。人の心の中を物凄く見ていますが…我の強さがある子です。嫌いな事は嫌い…それがハッキリしています。写真を撮ったときに、凄く怒られました。それはごもっともです。信頼関係も出来ていない人間から、いきなり写真を撮られたのですから…信頼関係が築け、ダメなものはダメだとこの仔が納得できるような方法で、言い聞かせることが出来る方…身体も大きいので(推定17キロ位)、小型犬のみの飼育経験や、初めて犬を飼う方には、とても難しい子です。長毛でとてもきれいな子です。現在、トレーニング中です。この子は、センターが出来る前から、宮崎市保健所に居た子です。なかなか人間に馴れてくれません…もしかしたら、半身麻痺かもしれません。トイレでは出来ずに、そのまま垂れ流している状態だそうです。この子は、もうすぐ保護期限が切れますが、性格がまだはっきり分かりません。ただ、人間が怖くてずっと「あっちに行って!」と、鳴いていました。この子は、ケガ治療中です。痛い消毒も毎日健気に頑張ってくれているそうです。この子は、最近保護されたばかりです。詳しいことはまだ分かりません。この子は、センターに遺棄されてた仔です。一番卑怯なやり方…人慣れしてて、ずっとゴロゴロしながら一緒に遊んでくれます。すごくすごく、性格の良い子です。譲渡猫にまわると思っていたのに…後足に少し障害があり(骨には異常なし)上手に歩くことが出来ません。そのせいか、トイレの失敗も多いようです。だから・・・棄てたのでしょうか?殺処分が無いと勘違いして、棄てたのでしょうか?この仔が譲渡猫にまわる事はありません…。気になる子が居たら、会の携帯にお電話かショートメールにてご相談ください。よろしくお願い致します。090-4484-5165(担当・フジイ)※愛護センターには、絶対にお電話されないでください。本の発送が遅れております。大変申し訳ございません。現在、ご入金確認取れている皆様には、順次発送しておりますm(__)mA5サイズ、72P、1,600円(送料無料)↓ご注文はこちらです↓http://freepapermofmof.cart.fc2.com/携帯アドレスの方は、自動ご案内メールが届かない事があります。このアドレスを「★」を「@」に変えて↓受信可能に設定して下さい↓hogoya777★icloud.comいのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年05月11日
私達がレスキューするのは、譲渡犬猫にまわれた仔達ではなく、何らかの理由で、判定には通らない仔達、バックヤードに居る子達のみです。ブログやSNSで呼びかけていきたいのも、バックヤードの子達なのですが、残念ながら、まだまだ入室許可は下りてくれません。頼みの綱は、宮崎市からの情報のみ…。保護時の状況、現在の状況等、口頭で聞く事しか出来ません。私には、自分の中でのルールがあり、自分の手で触れ、接し、目の前の命を感じる事。それで、レスキューするかどうかの判断を出します。私には、きっと愛護精神が欠けているのだと思う。愛護活動をされている皆さんには、申し訳ない位、私には、優しさが欠けているのだと思う。バックヤードへの入室禁止されている今、可能な子は、中庭に出して頂き、触れ合わせて頂きました。この仔達は、エイズ陽性で判定には通らないとの事でした。この日は・・・エイズ陽性の成猫2匹と、その子猫の2匹と、生後3週間くらいの子猫3匹をレスキューしました。愛護センターが出来る前は、このような子達と接する事も出来ていたので、ブログ等で、呼びかけることが出来ていました。そのことにより、私が抱える頭数も抑える事が出来ていました。これまで全国の皆さんから、どれだけの猫達が助けられたか…バックヤード入室禁止されている今、全ての子達を、私自身がレスキューするしかありません。エイズ、白血病、ケガや病気のある子…譲渡への道が、厳しい子達ばかりなので、抱える一方なんです…この仔達は、生後1ヶ月の子猫。お母さんがAIDSだったこともあり、後日検査予定です。保護したお母さん猫が、妊娠している事に気付かず、ワクチン接種して、母猫の外科手術をするために、何度か母猫に麻酔をかけたそうです。1匹は死産、そしてこの子達も足の力が弱く、動きも通常の子猫達と違って弱いので、しばらく保護家で様子を見たいと思います。何事もなく、譲渡の道が閉ざされなければ良いのですが…高鍋保健所からも、ようやく成猫3匹、成犬2頭が、愛護センターに行けたそうです。判定がどうなるのかは分かりませんが、連休明けに動きがあるかと思います。本の発送が遅れております。大変申し訳ございません。現在、ご入金確認取れている皆様には、順次発送しておりますm(__)mA5サイズ、72P、1,600円(送料無料)↓ご注文はこちらです↓http://freepapermofmof.cart.fc2.com/携帯アドレスの方は、自動ご案内メールが届かない事があります。このアドレスを「★」を「@」に変えて↓受信可能に設定して下さい↓hogoya777★icloud.comいのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年05月01日
センター開所式の日から気になってた猫達が居ました。シャーシャーの母猫は、白血病陽性だったそうです。シャーシャー母猫の子猫達も、陽性反応が出る確率も高いため、一般譲渡も出来ないとの事でした。母猫と離してまだ一週間なので、しばらく経ってから、ウィルス検査をしたいと思います。シャーシャー母ちゃんは、「ゆず」。白血病専門の預かりスタッフの自宅で保護となりました。ゆずの子供たちは、保護家に居ますが、ウィルス検査出来る日まで、私の作業部屋に置く事になりました。愛護センターには、乳飲み子猫もどんどん増えてしまいました。以前からブログに書いているように、宮崎市の独断では、これまで通り(センターが出来る前)に私達に協力を求める事すら出来ません。全ては、宮崎県の判断を待つしかありません。兄弟1匹は、レスキューした翌朝に息を引き取りました…。お花が大きく見える位、生きれたのはわずか10日程でした。この子は呼吸が荒く、状態が悪くなってきているとの事で、緊急レスキューとなりました。この仔をレスキューしてくれたのは、保護家とタッグを組んでいる仲間、ペットショップるんるんの岡オーナー。横隔膜ヘルニアで、緊急手術となりました。よくこの状態で生きて来たと、獣医師さんも驚いてたそうです。そのくらい、危険な手術でしたが…無事、手術は成功しました!命名「もみちゃん」もみちゃんの命を繋いでくれていた宮崎市の職員さんが、付けた名前だそうです。今回、なんとか愛護センターのバックヤードに居る子達を、9匹レスキューすることが出来ましたが…今後はどうなるのでしょうか…この日、宮崎県側から、レスキューに関して指摘を受けました。「宮崎市は良くても、宮崎県側は、まだ一般人をバックヤードに入れるか入れないかのルールが決まってないから、山下さんを中に入れられません」はい・・・確かにご指摘通りですね。でも、この日レスキューしなければ、確実に「もみちゃん」は死んでいたでしょう。乳飲み子猫二匹の命も時間の問題だったかもしれません。バックヤードに入れないというのは、助かる命も助からない「無駄死」こういう事です。まだまだ、情報を発信しなきゃいけない仔達が、バックヤードには沢山収容されているんです。私だけではレスキューするにも限界があります。一般の人を全員バックヤードに通せとは言っていません。むしろ、感染症等色んな面で危険なので、一般の方を立入禁止する事に関しては、私も賛成です。ですが、これまで譲渡に厳しい仔達をレスキュー続けて来た「いのちのはうす保護家」「Animalbond」「動物のいのちを守る会」私達の団体登録を認めて欲しい。私達にレスキューさせて欲しい。そのためには、対面する事が必要不可欠なんです…。願いはただそれだけです…。バックヤードから判定合格した「譲渡犬」達は、続々と増え続けています。譲渡犬達は、もちろん一般の方も見れますし、触れ合う事も、写真に撮ってSNS等に載せる事も可能のようですが、私のブログでは、その子達の掲載は控えたいと思います。いいえ、「控える」のではなく、バッグヤードの子達、センターにすら入れなくなった子達に集中していかなきゃいけないので、これまで通りの活動と発信になります。宮崎県の「譲渡犬」スペースは、満杯になる事はありません。そのからくりは、後日宮崎県とお話してから、返答次第ではブログにて全部書きたいと思います。1匹でも多くの犬達を守るためには、ブログを読んで共感してくださった全国の皆様のお力も必要となってくるので…開所式の日にレスキューした全身麻痺のカメちゃんは、リハビリの効果もあり、左手以外は完全に動くようになりました。トイレも出来るようになりました。ご飯も介助なしで食べれるようになりました。もちろん、体位交換も自分で普通に出来るようになりました。栄養不足で剥げていた毛も、どんどん生えてきました。ですが、ツルは・・・栄養を吸収する力が無く、皮膚がどんどん剝がれてきました。一時は回復していたものの…口から食べることが出来なくなったので、鼻から胃に管を通しました。もう・・・「頑張れ」とは言えなかった。ツルは、もうじゅうぶん頑張ってきたから…カメは、いつもツルを労わってくれていた。一緒に生き延びた子だから…かな?僅かな可能性に賭けるのは、もうこれで最後にしなきゃ…ツルを、ツルのいのちを尊重したいから。~ご支援のお願い~お願い事ばかりで申し訳ございません。現在、成猫フードと成犬フードの在庫が少なくなってしまいました。多頭飼育の為、カナガン、アーテミス、オリジン、ロイヤルカナン、ヒルズ、アカナ、カナガン、ピュリナワン等、高栄養のフードになってしまいますが、どうか、ご支援をよろしくお願い致します。各猫部屋や半身不随の子達の部屋掃除にウエットタイプのクイックルワイパーシートを毎日多く消費しております。どうか、ご支援よろしくお願い致します。A5サイズ、72P、1,600円(送料無料)↓ご注文はこちらです↓http://freepapermofmof.cart.fc2.com/携帯アドレスの方は、自動ご案内メールが届かない事があります。このアドレスを「★」を「@」に変えて↓受信可能に設定して下さい↓hogoya777★icloud.comいのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年04月23日
本日、宮崎県のNHKニュース内にて、「みやざき愛護センター」の現状が放送されました。京都の愛護センターも、府と市のセンターですが、先日、訪問した際にこの現状をお伝えしたところ、「え?わける意味が分かりません」京都愛護センター所長に笑われましたよ、宮崎県!公益財団法人動物環境・福祉協会Eva代表杉本彩さんと事務局の方からも、「何やってんの?宮崎県は!」メモを取りながら、怒りながら、一生懸命お話を聞いて下さいました。そして、更に悪い状況は続きます・・・。これまで殺処分頭数が減ったのはなぜでしょうか?これが、新しくできた愛護センターでは、こうなるわけです。愛護センターでは、これまでの判定基準はゆるくなります。飛びつき、吠え、引きの強い子、高齢、病気や怪我の子は、判定に落ちてきましたが、今後は、トレーニングをして、病気や怪我を治し、高齢の子も寝たきりでない場合、判定にも受かるそうです。ですが、犬舎数には限りがあります。今の現状では「殺処分ゼロ」はあり得ません。県民の意識がまだまだ低いのですから。出る(譲渡)頭数よりも、入る(収容)頭数の方が多いのですから。「殺処分ゼロ」とは・・・軽い気持ちで動物を飼う人間、避妊去勢手術を怠る人間 迷子になっても探せない人間、「いのち」を簡単に捨てる人間、その様な人間をゼロに出来た時が、本当の意味での「殺処分ゼロ」なのに・・・。愛護センターが出来て、早速猫が遺棄されてました。これが、宮崎県民の現状です。とにかく犬舎を空けなきゃ!今、保護犬猫室と経過観察犬猫室の子達の存在を、情報発信しなきゃ!可能な子はレスキューしなきゃ!宮崎県側の回答は以下の通りです。センターが出来るのは、数年前から分かっていた事。ちなみに、京都の愛護センターは、開所する2年前から準備に取り掛かり、センター開所の時には全ての事が終わっていたそうです。一方宮崎県では・・・主役であるはずの犬猫達の仕事には、まだ手が回らずに事務仕事優先しなきゃいけない状態だそうです。これは・・・誰が悪いのでしょうか・・・?財政課ですか?宮崎県議員達ですか?知事ですか?誰ですか?何なんですか?一体誰の責任なんですか?以下は、宮崎市側のお話です。この宮崎市所長(所長は宮崎市と宮崎県の二名)は、自費出版で販売中の「尊厳死・王子と生きた時間」に出てくる床擦れの手当てをしていた職員さんです。宮崎市が許可しても、県の許可が下りないと、宮崎市の独断で私を禁止エリアに入れることが出来ないのです。(※ここでは職員さん達にご迷惑にならないようぼかしを入れさせて頂きました)ここは、うちの施設「いのちのはうす保護家」です。ここの犬猫は、みんな判定に落ちた子達ですが、穏やかに過ごしています。この子は、人慣れしていないからと判定に落ちましたが、檻越しにこの子がどんな仔なのか、一般の方でも、ケアが出来る子なのか、自分の中でオッケーが出せたので、ブログで呼びかけたところ、飼主さんが決まりました。判定前の犬猫に会えないという事は・・・このような子達が、人知れず殺処分になるという事です。開所式でレスキューした全身麻痺で威嚇の激しかった「亀」は、性格も穏やかになり、リハビリを続けた結果、首が動くようになり、指先に力が入れられるようになり、手をギュッと握り返せるようになり、立ち上がり、歩けるようになったんです!犬猫は、人間には信じられない程の、医学的には証明できない事も、やってのけるのです!可能性は無限大なのです!このような子達にも、生きるチャンスを与えたい・・・ダメかダメじゃないかは、会わなければ分からないんです!~第三段 再入荷しました~(4/14現在の在庫2冊です)A5サイズ、72P、1,600円(送料無料)↓ご注文はこちらです↓http://freepapermofmof.cart.fc2.com/携帯アドレスの方は、自動ご案内メールが届かない事があります。このアドレスを「★」を「@」に変えて↓受信可能に設定して下さい↓hogoya777★icloud.comいのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年04月14日
このエリアは、一般の方の立入は禁止されています。感染症の犬猫が出たら、その施設に居る全員の子への二次感染。これは、どこのセンターでも一番恐れている事。「かわいそう」「興味本位」「誤った怒りの矛先」そんな方々から、現場の職員さん達を、お上の方々が守らなきゃいけない。そのために、入室者制限をかけないといけない事も承知しています。それでも・・・誰かが情報発信をしなければいけない。誰かが手を差し伸べなきゃいけない。「山下さんだけ入室許可すると、なんで山下さんだけ?そんなクレームの電話が一番困るんですよ。日常業務の妨害をして欲しくないんです。ただでさえ、開所したばかりでやるべき事が沢山あるのに。なぜ、山下だけは良いのか、説明できるものがあれば…」との事でしたので、これまで、ブログ発信でどれだけの頭数を全国の皆さんから助けて頂いたか、保護家でどれだけの子達をレスキューしたか…過去の実績(数字)を出してセンターに持って行きました。2017年4月に愛護センターが出来る事は数年前から分かっていたのに、ソフト面は何一つ決まっていなかったわけですが、この問題は県だけではなく、事細かに県に確認していなかった、しつこく言い続けなかった私自身にも責任はあります。ひまわりの家の犬達は、譲渡犬にまわると思っていたのに、譲渡犬にはまわせる状態ではない。判定のやり直し。これも想定外の事でした。県に確認したところ、ひまわりの家の犬達は、判定に落ちても殺処分する事はないと言って下さいました。それは・・・ひまわりの家のボランティアだった皆さんが、懸命に動いて下さっているからだと感じました。ですが・・・その裏では、「そのために犠牲になる犬も出て来る」という事にもなります。「保護犬室」には、限界があります。開所してまだ一週間なのに、保護犬室はひまわりの家の子達だけで、ほぼ満杯です。隣の「譲渡経過観察室」まで満杯になってしまったら、もう犬舎はありません。という事は・・・判定が行われ、「犬舎が空いたら日向や都城の犬達を連れて来れる」という県側の思いも、全て断ち切られてしまうのです。生きれるはずだった「いのち」が、生きられなくなる・・・そのために、早急に今収容されている子達の情報を発信しなければいけないのですが…このエリアの立ち入りのお返事はまだ頂けていない状態です。収容犬猫が全く見えない状態…何のための愛護センターなんだろう…「こんな愛護センターなら、出来なきゃよかった」毎日そう思いながら、泣けてました。県側も、色んな案を出されましたが、その案には全く意味がないとお断りしました。これが、現場とデスクワークの違いだと感じました。県と対立しているわけではありません。先日も、愛護センターでAnimalbondさん保護猫と、いのちのはうす保護家の保護犬の譲渡会の場所として愛護センターをお借りしました。「愛護センター」は、私達県民の施設でもあります。そして、「愛護センター」は、犬猫のための施設。決して、そこで働く職員さん達だけの施設ではありません。私達にも、収容されている犬猫にも、権利はあるのです。私が感じたのは・・・県側は犬猫よりも職員さん達を一番に優先し、私は、職員さん達よりも犬猫を一番に優先している。お互いの価値観の違い・・・どちらも間違いではない。どちらも見方によっては「正義」でもあり、どちらも味方によっては「悪」でもあります。ここの問題だと思います。ひまわりの家の子達は、日に日に本来の姿を取り戻してきているそうです。現場の職員さんには、頭が下がる思いです。そして、一生懸命動いて下さっているひまわりの家のボランティアさんたちが、同時進行で飼主さん探しを頑張っています。現場の職員さん、ひまわりのボランティアさん達の力で、1頭譲渡が決まり、更にもう1頭予約が入ったそうです。もうセンターは動き出している!今週中にお返事を頂けなかった場合、次の手法に向けての準備に取り掛かっております。絶対に諦めません!~第三段 再入荷しました~A5サイズ、72P、1,600円(送料無料)↓ご注文はこちらです↓http://freepapermofmof.cart.fc2.com/携帯アドレスの方は、自動ご案内メールが届かない事があります。このアドレスを「★」を「@」に変えて↓受信可能に設定して下さい↓hogoya777★icloud.com 今回の発送は、4/10以降になります。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年04月12日
4/1、「みやざき愛護センター」の開所式に出席してきました。河野知事が「ひまわりと子犬の7日間」の事をお話下さった様に、「ひまわり」という犬がきっかけで、ひとつひとつゆっくりではありましたが、このような素晴らしい愛護センターが出来たのだと思います。この開所式というシーンを、この11年間、何度も何度も頭に描きながら活動してきました。今、嘆き歩んでいる道は、決して無駄にはならないと信じ、殺処分になった仔達の無念の思いを、毎週毎週ひとつふたつとこの11年間背負い続けてきました。各テレビ局、新聞社、メディアの方々も沢山来てくださいました。そして、この愛護センターが実現したのには、鈴木一成市議、戸敷市長。このお二人が居なければ、実現はまだまだ先になっていたと思います。鈴木一成議員は、宮崎県に動物愛護センターをと、13年前からずっと頑張って下さっていた唯一信頼できる議員さんです。戸敷市長は、犬猫の命も守っていかなければと、愛護センターに向けて一生懸命動いて下さった方です。宮崎市在住の私にとっても、自慢の市長です。センターの内部は、先日のブログでも掲載したので今回は省きますが・・・驚いたのは、ひまわりの家から戻された犬が全て「譲渡犬」として出せないという現状を知った事。不妊去勢手術をしていない犬もいたり、判定に合格してひまわりの家に行ったはずの犬達が、性格が崩されて戻ってきていたのです・・・これまでもブログに書いてきましたが、管理所での判定基準は、とても厳しいものでした。「吠え」「飛びつき」「威嚇」が無いのはもちろんの事、管理所ではアイコンタクトの取れてた仔達も、落ち着いてた仔達も、人間を信頼してた仔達も、センターに戻ってきた時点で、私が管理所で接してきた私の知っている子達の姿はもうありませんでした。ひまわりの家に居た子達は現在、センターの職員さん達が、毎日一生懸命、トレーニングをやり直してくれています。力で抑えつける「躾」ではなく、信頼関係を築く事から再開しています。元々はみんな厳しい判定に合格した子達です。本来持っている性格を取り戻すためのトレーニングなので、センターの職員さん達ならば、絶対に戻れます。絶対に「譲渡犬」として再出発します。決して、ひまわりの家のボランティアさんを批判しているのではありません。施設長の指示を信じ、その通りに動く事しか出来なかったのですから…これまで多くのボランティアさんの訴えや涙を受止めてきましたが、くい止める事は出来ませんでした。ひまわりの家に携わったボランティアさん達、どんな気持ちで、センターに戻される仔達を見送ったのか…本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。私が施設長だった頃にスタッフとして来て頂いてた「はまさき」さん。はまさきさんは、その後体調を崩してボランティアになりましたが、7年間、ひまわりの家の子達のために、暑い日も寒い日も雨の日も、ずっと続けてきてくださいました。私が管理所に行くと、いつも「ゆみちゃ~ん」とフェンス越しに声をかけてきてくれて、バカ話をして笑い合ったり、行き場のない怒りや悲しみをぶつけ合ったり・・・辛いことも多々あったと思いますが、いつも「この子達の為やから」と、一生懸命ひまわりの家を守ってくれて来た人です。はまさきさんこそが、私を含め歴代の施設長よりも、ひまわりの家の真の施設長に値する方だと思います。「はまさきさん、今までひまわりの家の子達のためにありがとう」そして・・・開所式での内覧会で、センターに居たこの子達。全身麻痺で、首は大きく傾いたまま固まり、手足も全く動かせません。寝たきりの状態でした。この子は、全盲で下半身麻痺との事でしたが、前脚の麻痺もあり、立つ事も歩く事もできません。保護期限が切れていたので、レスキューしました。命名「亀」 ♂ 成齢 エイズ白血病陰性命名「鶴」♂ 1歳未満 エイズ白血病陰性直ぐにかかりつけの病院に行きましたが、完治する確率は、ゼロに等しいとの事でした。亀も鶴も、一生麻痺を抱えて立つ事もできないまま…亀と鶴にとってそれは幸せなのだろうか…特に亀は、首一つ動かすことが出来ません。亀は、警戒心が強くシャーシャーです。後ろで音がしても、それを見て確認することも出来ません。怖くて攻撃したいときも、猫パンチもガブッと咬むことも、何も出来ないんです。ただただ、ずっとこの体勢のまま・・・「安楽死」それがこの子達にとって良いのでは・・・?そう獣医師さんに相談した時に、こうおっしゃってくれました。「今すぐ判断しなくても良いよ。それは明日考えようか?そして、明日になったときにまた更に明日考えればよい。だって、奇跡が起きるかもしんないよ?その明日には立つかもしれない。走るかもしれない。希望を持っていけば良いよ」その言葉を聞いて、涙が止まらなくなりました。きっと、保護期限が切れてもこの子達をずっと生かしてくれてた宮崎市保健所職員さん達も、その気持ちだったかもしれない・・・「今日はご縁が無かったけど、明日はあるかもしれない」1日1日その希望をもって、この子達の生を諦めなかったんだなと…だから、今、亀も鶴も、こうして生きている!「この状態の仔をどうして保護期限が切れても・・・?」今日、あらためて職員さんに聞いたときに、「だってね、食べてたんですよ。食べるという事は、この仔達自身が生きる事を望んでいるんだろうな~って思ったんです。」その答えを聞いて、ホッとしました。亀も鶴も生きたいという気持ちが強いんだと、だから、保護家に来たんだと!「亀」「鶴」という名前は、「1日でも長く生きれますように」という願いを込めてスタッフが命名してくれた子達です。「みやざき動物愛護センター」の譲渡第一号となった「亀」と「鶴」。これは凄いことだと思いました。全国で素晴らしいレベルの愛護センターでも、ウィルス検査でプラスが出た子は、譲渡に回せず、安楽死というところもありましたが、みやざきの愛護センターでは、ハンデのある仔でも、病気や怪我を抱えている子でも、譲渡犬猫として生きて行ける道がある!その道を切り開いてくれたのが「亀」「鶴」になったと思います。そう喜んでいた矢先の事・・・実は、大きな壁が出て来てしまいました。「亀」と「鶴」のような事情のある子のレスキューは、もう出来なくなるかもしれないのです。収容犬猫に会ってブログに掲載、レスキューといった私がこれまで11年間続けて来た活動自体が、宮崎県から禁止されるかもしれないのです。宮崎市側は、是非これまで通り活動を続けて欲しいと言って頂けたのですが、宮崎市が許可を出して下さっても、宮崎県が反対した場合、これまでの活動は続けられないのです。愛護センターは、県と市が合同で運営しているセンターですから、頭では理解はしているのですが…後日、詳しくその内容ご報告を致します。~第三段 再入荷しました~A5サイズ、72P、1,600円(送料無料)↓ご注文はこちらです↓http://freepapermofmof.cart.fc2.com/携帯アドレスの方は、自動ご案内メールが届かない事があります。 このアドレスを「★」を「@」に変えて↓受信可能に設定して下さい↓hogoya777★icloud.com 今回の発送は、4/10以降になります。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年04月04日
オープン前の「みやざき動物愛護センター」見学に行きました。工事も引っ越しも間に合うの?と、勝手に心配してたけど、無事間に合ったようです。ギリギリだったのか、職員さん達は引っ越し作業にバタバタで、見てて気の毒でした。嬉しい・・・ここまでの道のりは本当に長かった。「愛護センターさえあれば」何度悔し涙を流してきたか…それはもちろん私だけではない。この愛護センターは、その悔しさがバネとなり出来上がったものだと思います。悔し涙は、決して無駄にはならない。無駄にしないために必死で頑張ってきた現場の職員さん達の結果だと思いました。宮崎市と宮崎県は、判定基準等もそうですが、保護する部屋も完全に分けられています。「保護犬室」今でいう管理所の部分になります。この部屋にて、1週間~飼い主のお迎えを待つ期間があります。水はけの良い床、冷暖房付き。一定期間置いても、飼主さんのお迎えが無かった犬は、「譲渡犬観察室」に移動します。ここは、今まで管理所になかった「検疫」です。ワクチン接種等をして、更に一定期間ここに置いて観察します。このように運動できる中庭もあります。もちろんこの期間は、他の犬との接触はありません。ここは、保護猫室。猫の場合、「捕獲」は無いので、ココに来る猫のほとんどの子が、がケガや病気で衰弱しているところを「保護」という形で愛護センターに来ます。母子猫が収容される事も多いので、そのためのケージも用意されていました。消毒しやすいように、ステンレスの錆びないケージですが、譲渡室には、保健所の係長の案で少しでも快適に過ごせるよう、工夫を凝らしたケージになっています。ここは入口から入って直ぐの「多目的ホール」。奥に見える大きな窓の中は、もうひとつの「譲渡猫部屋」になります。これ↓が、部屋の中から見える風景。猫達にストレスがかからないよう、ロールスクリーンで目隠しも出来るようになっています。キャットタワーもあります。実は、この部屋に入れる猫をどうしようかとまだ考え中だそうです。エイズの子にも譲渡のチャンスを積極的に与えたいと、エイズの猫専用にの案も出ているそうです。個人的に私はその案が通れば良いな…と願っています。ここは、判定に合格した「譲渡犬」スペースです。このスペースには、一般の見学者の方も入れるようです。ここもまた、宮崎市と宮崎県の犬舎は別々になっています。各保健所14部屋あります。個室になっていて、小さいですがパドックもありました。この部屋が常に空きがあれば、県北西の管理所で判定合格した犬達も、愛護センターに移動することが出来ます。この「譲渡犬」の部屋を、満杯にしない事、常に空きがある状態にする事、これが、私達県民に出来る大事な役目だと思いました。「譲渡犬」スペースには、トリミング室もありました。嘱託でトリマーさんを探しているとの事でしたが、なかなか難しいようでした・・・。ボランティアでトリミングに来て下さるトリマーさんを募集しているそうです。ただ、ボランティアといえど、そこには「責任」も出て来るので、お約束した日時に必ず行けます!という覚悟をもってボランティアに来て下さる方…どうかよろしくお願い致します。レントゲン室、手術室・・・これまで、管理所や保健所で不可能だったことが、愛護センターでは出来るようになりました。前に、宮崎市の獣医師さんがボソッと言われていた言葉…「殺すために獣医師になったわけではない」あまりに過酷で辛い現実に、一時期7人もの獣医師さんが保健所を去った事もありました。このとき、全国から叩かれました。「逃げるのか」と・・・。なぜ、責められなければいいけないの…?保健所の獣医師さん達の苦悩や葛藤を知っていた私は、獣医師さん達に申し訳ない気持ちになったあの時の悔しさ、悲しいという感情を今でも心がはっきりと覚えています。宮崎市保健所は、こんな小さなスペースで限界まで頑張ってきてくださいました。設備も整ってない中で、出来る限りの治療…愛護センターを見たときに、犬猫もそうですが、「職員さん達本当に良かった」真っ先にそう思いました。それだけ、宮崎市保健所の職員さん達は、全力で頑張っていたから…ひとつ誤解のないよう言いたいのは…「愛護センターにはガス室はありませんし、殺処分もありません」はい。確かにその通りです。でも、他の場所に移動して殺処分は行われます。都城管理所には、ガス室があります。そこに移動して殺処分になるのです。ただ、殺処分の場所が変わるだけ。私達は、これを伝えるために、フリーペーパー「もふもふ」の特別号発行を決めました。来週は、京都と神戸、取材に向かいます。急がなきゃ・・・嬉しいのが・・・「パルボ」に感染している子でも、殺処分はしないとの事でした。感染症の子達の隔離室は外側にありました。私自身、レスキューした子がパルボだった事は何度もありましたが、パルボを一切外に出さなかった事、施設で二次感染を起こした事もなかった事、そして何よりも、パルボから生還した子の方がはるかに多いんです。お世話する側に知識と経験があれば、生き延びる子もいます。そういう子達にも、生きるチャンスを与えてくれる…その判断をした宮崎市保健所の職員皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。さぁっ!!いよいよ4/1が開所式です!A5サイズ、72P、1,600円(送料無料)↓ご注文はこちらです↓http://freepapermofmof.cart.fc2.com/ありがとうございます。今回も完売とになりましたが、「再入荷のお知らせ」を選択して頂けますと、再入荷した際にメールにてお知らせする機能を追加しました。7日後にご入金がご確認出来なかった場合、キャンセル処理された本が再度upとなります。いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年03月25日
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