人にやさしい住まいとは?田舎で国産の「自然塗料・接着剤」をつくる大奮闘記

人にやさしい住まいとは?田舎で国産の「自然塗料・接着剤」をつくる大奮闘記

シオンの天然接着剤の解説


昔から膠は接着剤として使われてきました。
しかし、膠は水に入れてこれを暖め、ドロドロの状態にしないと使うことができず、また冷えてくると固まるので非常に使い勝手が悪いという特性がありました。
この膠の厄介な特性を最初に取り払ったのが、現在建築基準法で使用が制限されている揮発物質ホルムアルデヒドの液体であるホルマリンであったと言われています。
膠にホルマリンを混ぜることで膠の接着剤として活用されてきましたが、その後化学系の接着剤が到来するや、膠の接着剤は姿を消していきました。
現在でも楽器、絵画など特殊な施工を要する場面以外では余り多く使われておりませんでした。
しかし、2003年に建築基準法においてシックハウスに関する規制が強化されました。
現在、市販されている接着剤のすべてが化学物質を含んでいるものです。
これはJISのルールで「指定された化学物質にて製造されている接着剤をJISは認容している」としているので、化学物質以外でできている接着剤は接着剤と呼ばないということになるのだそうです。

さて、昨年来よりこの接着剤において、今の建築基準法の規制だけでいいのかと疑問をもつ工務店、ビルダーが増え始めました。
大手のビルダーほどこういうことへの意識は希薄ですが、小さいながらも知恵とコンセプトでいい家を提供している地域密着型の工務店の中には、化学系の接着剤を一切使わないという方針を打ち出すところも出て来ました。

シオンの接着剤は、膠、木酢液、青森ひば油、亜麻仁油、紅花油等の植物オイル、木質セルロース等厳選された自然素材100%のみで製造されております。
但し、化学物質を一切入れていない以上、気温が低いときに硬化する傾向があるため、冬場の施工には多少煩わしさが残ります。
この点を嫌う大工職人もいるかと思いますが、本来何を最優先で家を建てるのかが大事であると思います。「お客様の安心、安全」を優先するのか、「大工の都合」を優先するのか。
今日の家造りの現場ではほとんど「お客様の安心・安全」より作り手の都合が優先されてきました。

私たちは、本来あるべきお客様優先の家造りに貢献できるよう製品の改良、開発を進めて参ります。


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