日常あるいは乗馬な日々♪

日常あるいは乗馬な日々♪

乗馬を始めたきっかけ。


それは,まだ私が学生だったころまでさかのぼります。

当時の友人に,毎週末必ず場外馬券場か競馬場に足を運ぶという熱心な競馬ファ
ンがおりました。
その彼に影響されて,競馬に興味を持ったのが最初です。
(もっと正確にいうと,某競走馬育成ゲームにどっぷり浸かり,それから現実の
馬に目を向けるようになったんですが。)

その当時活躍していたのが三冠馬ナリタブライアン。
テレビの競馬中継で,ブライアンが菊花賞を勝った瞬間を見ていたにもかかわら
ず,「あ,勝った。強ぇーなー,この馬」くらいにしか思いませんでした。
実にもったいない。
まぁ,競馬に興味を持ち始めたばかりの私に,三冠馬の意味を理解しろと言われ
ても,それは無理というもので。

私はギャンブルが嫌いなので,競馬に興味はあったといっても,勝ち負けにつ
いては別にどうでもよかったのです。
むしろ,馬が走っている姿がとても格好よくて,それを見ていたのでした。



実際に馬に乗ったのは,それから数年後のことです。

思いつきで北海道に旅行したときに,ノーザンホースパーク(今もまだあるの
かな)に立ち寄りました。
飛行機で行ったところ,新千歳空港からパークまでバスが出ていたので,「馬
見たい!」という単純な理由で行ったのでした。

パーク内をのほほんと見物していたところ,「体験乗馬」の看板発見。
「お♪」と速攻で食いつきましたよ。
わずか25分の,それもビギナーサークルの中でくるくる常歩して,ラストに
ほんの少し軽速歩をしただけでしたが,私の中では相当衝撃的な体験でした。

でも。

たしか,そのころすでにウチのクラブは営業を開始していたと思うのですが,
すぐに乗馬を始めようとは思いませんでした。
なぜって,お金かかるから。
当時は車を買うために必死でお金を貯めている最中だったので,とてもほかの
ことをやる余裕はなかったのです。



それから転勤を繰り返し,仕事に忙殺される日々が続くうち,あっという間に
年月が過ぎました。

そして昨年。
加齢による体力の衰えも目立ち始めたこと,体重計に乗るのが怖くなってきた
ことなどなど,何かしら運動をしないといかん状態になっていました。
そこへ,東京から茨城への転勤。
幸いなことに,車を使えば通える距離に住むことになったので,「やるなら今
しかない!」と思い,クラブへ行ってみたわけです。

北海道で体験乗馬をしてから,実に7年が経っていました。



クラブに飛び込んで,その日のうちに申し込みを済ませ会員となってから早や
1年。
やはり,思い切って始めてみてよかったと思います。

馬がかわいい,かっこいいというのもありますが,誘導を覚え,駈歩を覚え,
ライセンスを取り,障碍を跳ぶようになり,徐々に徐々にステップアップしな
がら,少しずつ"馬に乗れるようになってきた"のが嬉しい。
常に目の前にハードルも用意されてますし。
もっともっと乗って,さらに上を目指さにゃぁ。



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