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MY JOURNEY@イギリス
ギリシャ2 ミコノス編♪
夕食に楽しみにしていた日本食レストランへ行きました。
そりゃシーフードの美味しい国に来たんですから!
(日本から旅行に来てたら行きませんけどね)
日本のようにネタは色々ありませんでしたが、
とっても美味しくお寿司をいただきました。
まだまだ咽喉がものを飲み込むと涙が出るほど痛くて
食事が楽しめないのが本当に残念です・・・
帰り際のお店の方の一言、
「明日、ストがあるのはご存知ですか?」
え・・・・
そして明日空港に行ってフライト予定の私の
長い長い夜はまだまだ続くのでした。。。
(体調悪いのに・・・夜中まで色々調べなきゃいけなくて
飛行機が飛ばなかった場合の代替案も
考えなきゃでなきそうでした・・・)
3日め ミコノスへ!
大掛かりなギリシャのストにあい、
朝は空港までタクシー。。
今日エーゲ海クルーズだったら・・という感じの晴天で
気温も少し上がって寒さから解放?
空港に着いて、
オリンピックグッズのショップやフォリフォリを見たりして
フライト。AEGAN航空という、
この先に度と乗ることもない(かも)であろう
ギリシャのドメスティックラインであっという間にミコノス島へ。
そのあっという間っぷりは、飛行機に乗ってる感じじゃなかった。
小さい飛行機だったし、ぐわっとあがってぐわっと下がった。
乗ったことないけどヘリコプターみたいな感じ?
ミコノスはアテネの南東95キロにあり、飛行機では約40分。
でもこれが船だと5時間半もかかる。さすがギリシャ・・・
予想通りここには高速船とかあまりなさそうだから。
最初はまた飛行機に乗ってミコノスに行くことは
面倒かと思ったけどあまりに気軽なフライトなので、
またぜひ行きたいと思いました。
(飛行機もそれなりに揺れたけどね・・・
でも空から見た海はきれいだった!)
ミコノスはエーゲ海の宝石と呼ばれる代名詞的な島で
とにかくその美しさも人気も随一。
ガイドブックによりますと、
古きよきギリシャの風習と、真っ青な空、
そして真っ白な家が
ロマンティックに旅人達を迎え入れてくれる・・とあります。
このギリシャの風習って
旅人を暖かく迎え入れてくれることだそう。
確かにギリシャ独特のこの旅人に親切にするという
習わしは素晴らしい。
アテネでは全くどころか逆にすら感じたけどミコノスでは
その素晴らしい風習をこころゆくまで堪能できました。
とにかく、真っ青な海に真っ白な石の家、という
絵葉書やカレンダーのような二色の世界(+そこにネコ)
というのがギリシャの定番イメージ。
アテネではそれが見られないのはわかっていたので
ミコノスに行くことはとてもとても楽しみにしていました。
そして、この二日間は島での~んびりしたいと思っています。
ミコノスの美しさはとても有名ですし
写真などでさんざん見てはきゃーとか
ため息をついたりしていましたが、
実際、その地に降り立ってみて思ったのは
「本当にこんなにきれいな場所ってまだ世界にはあるんだ・・・」
ということです。
ローテンブルクとかベニスとかスイスでも思ったけど、
なんか嘘っぽい?騙されてる?って思ってしまうほど
完璧にきれい・・・
空港まで絵になりそうに真っ白で真っ青な窓枠のギリシャ風。
テーマパークに入ったように、ミコノスは現世から離れた別世界!
タクシーで空港からミコノスタウンに向かいましたが
本当に感激の声を上げ続けてしまったほど、
その景色の素晴らしさといったら。。。
本当に目の前に真っ青な空と真っ青な海が広がって、
ほどなくして無数の真っ白な建物がぷわ~っと視界に広がって
とにかく、島中が全部真っ白。
だから目に入って来る色が青と白の二色だけなの!
その事実がもう信じられなかった。
その雰囲気、そして古びた風車などを見て
もうこれぞギリシャ!最高!って思いましたね。
絶対この島好きになる!と到着10分で痛感しました。
早く荷物を置いてあの白い小さな町の小道を歩きたい~
って思いました。
数日前の日記に書きましたが、
ホテル探しには本当に苦労しました。
ミコノスの観光は夏に集中していて
ホテルやレストランはみなクローズ。
そもそもそういう観光客相手の商売人自体、
夏しか住んでいないんでしょう。
HPやメールを通じて全てのホテルを当たり
お陰でまたもミコノスのホテルにも詳しくなりました・・(--)
(ちなみにミコノスタウン内で
この時期可能だったのは4件くらいでした)
どうしても泊まりたい
一目ぼれしたホテルがあったのですが結局取れず、
別のホテルで一番自分の好みだったところを何とか取ったのですが
とにかくミコノスのホテルはどれもこれも素敵すぎて
少ない選択肢でも選ぶのに困りました。
ホテル到着。昔乍らのギリシャ風の建物を生かしていて
半地下っぽくなってところどころ階段、
その段差を生かしたソファ。。
あぁ、これよこれギリシャの家って感じ・・・
(好きですね、そういうの)
静かで暗くて風通しがいい。
スペインやギリシャの家って落ち着きます。。
そりゃ、イギリスの家もいいんですが、
家中、台所もトイレもお風呂も全部カーペットが
敷き詰められたイギリスはどうもなんか不衛生・・・
(汚い靴で歩き回って一体何億のダニを飼っているのか・・)
そんなことはいいんですが、フレンドリーな
ホテルの奥さんが部屋に案内してくれました。
ミコノスのホテルはどこも大体同じ作りなのですが
中庭にプールとバーがあって、そこを囲むように客室があります。
このホテルは私がこだわった!客室が独立した棟になっていて
私の部屋も3階建て!\(@0@)/キャー!
(って実はHPでこの部屋に一目ぼれして
何度もメールでお願いしてたんです)
やっぱり、こういう閑散とした時期にしか
できないことってあるんです、
夏なんてベッド自体確保するのが至難の技のミコノスで。
とにかくインテリアもかわいらしくて石造りの雰囲気満載で、
入口がある2階にマスターベッドルーム、
1階のプールをのぞむリビングルーム、
半地下にもう1つベッドルーム。
バスルームも2つ!クローゼットは数え切れない!
4~6人は泊まるんでしょう、オンシーズンには。最高!
(でも半地下ベッドルームはきれいに掃除したままにしておき、
ベッドの上のチョコすら動かしませんでした~貧乏性?)
もうずっと3階建ての我が城にこもっていたいほど素敵でしたが
せっかく来たので早速ミコノス散策へ。
「白い迷路」といわれるだけあって、
真っ白な小道が無数にあって
何がいいかってかわいいお店に事欠かない。
ホテルのすぐ傍に古そうな
小さな野外円形劇場(最近の遺跡?)があり、
その劇場を横断して町へ向かいます。なんだか素敵。。
すぐそのそばで学校帰りの地元の子供たちが遊んでいました。
なんだか「こどもが遊んでいる」って風景を見るのは久しぶり・・
イギリスは学校からこどもだけで帰るのは法律で禁止されているし
そのせいか、こどもたちが公園や道で遊んでいるってことは
まずありえません。
(それだけ小児性愛者や児童虐待が多く
事件が絶えない国だからです)
なんかその・・日本で言えば、自分の子供時代、
昭和の古き良き平和な空気とまったく同じ空気が
天国のようにきれいなミコノスの街角で流れていて
本当に心が癒され涙がでそうな感じに陥りました。
この島は景色だけじゃなく、喧騒とか雰囲気とか
後で知りましたが島民の人の態度までが本当に暖かく素敵で・・
人を疑うとかそういうものは
この島にないんじゃないかなーと思います。
どこの民家もあけっぱなし、
お店の人もどっかに行っちゃってるわ、
こどもはカバンや自転車を道路におきっぱなしで遊んでいて、
とにかくいい!平和、のんびり、あったかい、
南の島の良いところ満載。
「ちょっとお茶ください」なんて
私のような東洋人が民家に入り込んでいっても
追い出されることはなさそうな、なんか町に入っただけで
その景色の美しさと同じくらいこの雰囲気に惚れました。
町のハイストリート(?)の細く小さな道を散策し、
お土産屋さんのおじいさんは
私が入っていったら店内の電気を点ける。。
そんな時が本当に止まっているような
のんびりミコノスを楽しんでランチへ。
ガイドブックに出ていたシーフードスパゲティの
美味しいというお店へ。
レストランもだーれもいません。ほんとすべてがそんな感じ。
後からもう一組お客さんが来ましたが。
シーフード満載のメニューに感動で迷いましたが、
タコの前菜とスパゲティを注文。
タコもさすがに名物だけあって絶品、
そしてスパゲティは船盛!(船形の器に山盛り!)
え!と思ったんですが、一口で、「!」
めちゃめちゃ美味しい。もうそこから無口でした・・・
やっと、ギリシャで体調を壊してから初めて食欲が生まれ
食事を楽しめました。
一生忘れられないほんとに美味しい美味しいスパゲティでした!
イタリアンの店ではなく、
あくまでもギリシャのローカルなレストランで、
とにかく最高に美味でした~。(明日も来たいと思ったほどです)
美味しいランチに感動した後は、
ミコノス名物の6つの風車を見学に行きました。
島の高台にあって町からも見えるのですが
近くで見るのは大迫力です。
海岸線を歩いていったのですが、見たこともない花が咲き乱れ、
海は本当に聞いていた通り透明で海底までくっきり見え、
とにかく冷たい強風さえ吹いてなければ最高です。
風車にたどり着きましたが
もう自分が風車になるかというほどの強風で
立っていることもできず早々に退散・・・
夕方になっていくにつれ日が弱くなり
とにかく寒いのです・・私の非防寒薄着クローズでは。。
小さな島に何百という数え切れない教会があり、
風車と教会とペリカンさえ見れば
名所はもう・・って感じのミコノス。
お店は沢山ありますがそれでも町自体小さいので
島名物のレンタルバイクなどを借りて
島周遊などできない私にはあまりすることがない・・・
まさに島です。
それでも、飽きることないほど美しい町並み、海・・・
写真ばかり撮ってます。
景色と同じくらい興味深いのは
その街角にいっぱいいるギリシャネコや
町の重要な働き手であるロバとおばあさんたち、
そして全身黒ずくめでコック帽のようなのをかぶった
髭が長い長い教会のおじいさん神父様などなど。
お土産屋さんやレストランの地元の人たちとの会話も楽しい。
ブランドショップから世界チェーンのお店、
ひなびたお土産やさんまでが
ひとつの通りに混在しているのですが、
シエスタ中は本当に静か。。
フォリフォリなんて入っていって何分たっても
店員さんは出てこないからまじで持ってけ泥棒状態!
(体に毒・・)
歩きつかれて唯一と思われるあいてたカフェでお茶をして
ホテルに戻り、なんと私もシエスタしてしまい・・
(まぁ体調のせいもあります)
とにかく寒かったし、シエスタ中はどこのお店も開いてないし。
夕方復活!やはり春なので日は長いです。
また無数の教会をめぐったり、お店を見て歩いて、
のーんびりと地元のネコやいぬやおじさんおばさんたちと戯れつつ
ミコノスのベニスタウンと呼ばれる
夕夜景がとってもきれいなビーチへ。
きゃー!!!
とうとう発見!
ミコノスの名物ペリカン!
やっと、やっと会えました・・・
も~かわいくって感激!!!
冬だからかやる気がなくって
なぜか宝石屋の入口のドアに向かって待っている。
ミコノスのシンボルといわれるこのペリカン達、
現在3代目で2匹(ペトロスとイリミ)って書いてあるけど
3匹いました。
ペリカンも寒そうに毛を立てて首を体にしまってました。
このペリカンのペリカンらしい写真を撮るのには苦労しましたよ、
なかなか首を立ててくれないから。
再会を約束し、夕食にはまだ早いなぁと思いながら
ふと音楽に誘われとあるお店へ。
そこはメキシカンなバーレストランでカウンターで
おじいさんが飲んでいました。
私もそこでカクテルをほんの少しエンジョイ。
なぜって店員さんがめちゃめちゃかっこい~お兄さんだったし♪
ダイニングに移って食事に、と思っていたら
そのお兄さんが「カウンターでもいいんだよ」と。
ウェイトレスのお姉さんは「私と一緒に来てよ~」
お兄さんは「僕と一緒にいなよ~」と
目の前で笑いながら争奪戦。
アルコールがいい感じに周り始めた私は
とんでもないこと言ったような(^^:
「お兄さんが素敵だからここにいたいけど、
食事だから(カウンターはタバコ吸って飲んでる人も増えて来て)テーブルでするわ~」
ちなみにお酒も食事も
(まだのどの痛みであまり食べられなかったけど・・)
すごく美味しかったです。
あぁ、せっかく来ているのに体調が悪くて本当に残念。
ギリシャの名物ウゾも飲んでみたかったけど
とてもお酒はまだなめる程度しか飲めません。。残念(><)
ミコノスの楽しい夜を満喫し、ホテルに戻ったら
明日から4月だからか、プールに水が入っていて
素敵な色に輝いていました。リゾートムード!寒くなければ!
町の夜景も本当にきれいでした。
そして、帰り道の円形劇場で見上げた星空は一生忘れません。。
ミコノス2日め。
のんびり朝食をいただき(どうもグリークヨーグルトだけはパスです・・)
ハイストリートを散歩しながら、ビーチへ向かいました。
昨日の散歩(教会めぐりなど)で
近くの遺跡が満載のディロス島への船が出ているのを
見たので行ってみたのですが
最終が11時台で間に合わず残念・・・
(ミコノスとは対称的に遺跡で溢れかえっていて
宿泊が禁止されているこの島に次回は行ってみたいです)
ペリカンをまたビーチで発見して少し戯れ、
ミコノスのビーチでのんびりしてから考古学博物館へ。
ここには黒とオレンジのいかにもギリシャチックな彩色の古い壷や石器などが
ずらりと並んでいて小さいながらも圧巻でした。
(フラッシュ撮影と展示物with人物撮影は禁止っていう後者がよく理解できませ
ん。。)
お土産屋さんでオリンピックについて聞かれました。
「イギリスから来たの?なんて報道されてる?」
「BBCとかは工事は相当~遅れてるって騒いでますよ」
って答えたら
「やっぱりね~!そんなこと全然ないんだよ!90%終わってる!」
ってどちらの報道が正しいかは微妙ですが、
アテネのあの女性市長さんがテレビでお馴染みになりつつあります。
ランチにはホテルの奥さんが薦めてくれたレストランへ。
とても小規模な一軒家レストランで雰囲気は私の好み。。
おしゃれなだけじゃなく味も良かった。ただもう体調のせいで
満足にいただけないのが申し訳なかったです・・・
ランチを終えたら街はもう静まり返っています、シエスタで。
んー。。。
とりあえず、やっぱりせっかくだからとミコノスタウン以外の
島内のビーチをめぐることにしました。
どこも特徴的で良さそうだけどどこがいいのか・・・
タクシーのおじさんと相談してオルノスビーチへ向かいました。
こんな寒い季節にビーチに行くの?みたいな
予想してたリアクションはされましたが仕方ないわ(^^:)
タウンを出ても真っ白な家並みは変わらずとってもきれい・・
残念ながらビーチについた時は雨が降っていて
早々に退散・・・
他のビーチに行くのはあきらめて街へ戻り、
シエスタでどこも開いていないのでホテルへ戻り、
ロビーのバーで紅茶を飲んでホテルの奥さんとチェスに興じ、
その後はまた・・・私もシエスタ・・・(--)zzz
すっかりギリシャ人化したような。
いや、体調のせいと(体感)時差3時間のせいよ!
ミコノスタウンのビーチ。美しさを伝えきれられず残念ですが・・・
夕方になってまた街へ繰り出し、
あまりにかわいかったので、
念願(?)のペリカンTシャツなどを買って
今日はベニスタウンの一軒で「イカを食べたい!」
ギリシャに来てから街角でイカリングの写真を見かけていて
タコと同様気になっていました。
イカもタコもイギリスでは滅多に食べれないからねぇ~
まだ雨が降っていてとにかく寒かったのでどこかに入らないと。。と思ってたら
お店の奥からすごくフレンドリーなお兄さんが出て来て客引き。。
あやしい~と思いながらもなんだかすごく素朴なミコノスっぽい誘い方で
後でわかりましたが、ほんとにフレンドリーなだけだった。
お兄さんの言う通り名物のスブラキを食べたかったけど
(お兄さんいわく「メニューはこれだけど、何でも作るからなんでも言って!」と
とてもアバウト。。)
とてもそこまですごいメニューを食べる体力はなかったので
念願のイカフライとシーフードのリゾットをオーダー。
イカフライがめちゃ美味しかった!!!
リゾットはあまり食べきれなかったけどイカを満喫できてミコノスに来て良かった。
ミコノスの最後の夜はどんどん更けていきます・・・
お兄さんは食後に強いリキュールをサービスしてくれ、
出口では固い固い握手。
ミコノスのホスピタリティーはほんとにすごい。
夏だと24時間眠らない街になるそうですが、
この季節はとても静か。
かすかに音楽が聞こえて来る店が数軒あるだけです。
その中でも一番雰囲気の良い、お姉さん1人でやってるカフェバーに入り、
食後の、ミコノス最後の夜を締めくくる紅茶をいただきました。
(紅茶だけはほんとコンチネンタルはまずい!!)
暗いアンティークチックなバーで、いい感じに音楽が流れ・・・
ほどなくしてまたもなんだかリキュールが運ばれてきました・・
お隣の方からのサービスですって。
ローカル風なおじいさんと中年ご夫婦の3人組。
目と目で会話して、グラスを挙げて乾杯。
こういう時って話したがりの人が奢ってくれて
それに少しお付き合いってのが1人旅でよくあるパターンなんですが・・。
またも、なんかミコノスの大人のホスピタリティーを感じてちょっと新鮮な気分。
ほろ酔いで月を眺めながらホテルへ帰りました。
あぁ~今日も寒かった!(><)けど、
ミコノスはほんと昼も夜も楽園でした。。。
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