小樽・余市・積丹半島を銀輪散歩して来ましたが、万葉歌は新潟県の弥彦と宮城県の多賀城で尽きて居り、北海道となると銀輪万葉という訳にも参らず、どうまとめて良いのやら戸惑って居ります(笑)。加えて、道中で撮った写真がどの辺りの写真なのかが時間の経過と共に怪しくなって、その整理にも結構の時間を要しました。
ということで、取り敢えず神威(カムイ)岬をご紹介します。積丹半島の先っぽにある神威岬や積丹岬へは小樽からバスで2時間程度の距離。スピードの出ないわがトレンクルでは些か心許なく、トンネルも多い道なので、バスと併用ということにしました。
トレンクルとはトレイン・アンド・バイシクルの略であるから、列車との併用を想定した自転車である。バスとの併用も勿論OKであるが、バス・アンド・バイシクルなら「バサンクル」と改名しなくてはなりませんかな。しかし、小生が乗る場合は、バアサンではなくジイサンなんだから、ジサンクルと言うべきか。小生の連れが乗るのがバサンクルということになる(笑)。
朝、小樽を発ってバスで神威岬へ。道中のトンネルの状態などをバスの車窓から確認し、帰途の自転車走行の参考にしようという次第。
(シリパ岬)
バスの車窓から積丹の海や岬の景色を楽しみつつ、神威岬へと向かう。
積丹岬を過ぎると前方に神威岬とその先にある神威岩が見えて来た。
神威岬への坂を上ると眺望が開け、遠くに積丹岬、手前にワリシリ岬が見える。
(神威岬への坂道からワリシリ岬を望む。遠くに見えるのは積丹岬)
(駐車場。正面奥が展望台。神威岬は左側へ。右の建物はカム
イ屋。土産物店とレストランになっている。)
遊歩道の眼下には積丹ブルーと言われる青い海。波が砕けて烏瓜の花が咲いたように白く泡立つ。烏瓜は別名玉梓 (たまづさ) とも呼ばれるから、この白波は玉梓の花の波でもある。
玉梓の 花にも咲くや 積丹の 岬の岩に かなし波散る (偐家持)
岬の突端から展望台へと引き返しましょう。途中には電磁台跡がありました。
左手に見えている岩が立岩。別名、蛸岩である。駐車場の向かいに立岩の伝説を紹介した石碑がある。其処から眺めたのが下の写真。
立岩伝説。積丹では「鶴の恩返し」ではなく「蛸の恩返し」であるようだ。
本日は此処までとします。( つづく )
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