( 承前 )
神威岬の駐車場前にあるカムイ屋と表示された建物内の食堂で少し早い昼食を済ませて余市方向へと向かうのであるが、その前に神威岬で目にした花たちを紹介して置くこととします。
と言っても、花の名が殆ど分からない。ご存じの方にはご教示願いたいものであります。
まあ、ハマナスは小生でも分かるので、まず、ハマナスから。
次の花からが名が分からない。
ツリガネニンジンみたいな花を咲かせているが勿論それではない。カムイノツリガネヘンジン(神威の釣鐘変人)とでもして置きましょう。
葉はフウロのそれ。アメリカフウロのような小さな花ではなく、しっかりした大きな花である。ハマフウロでしょうか。エゾフウロでしょうか。
上はスギナみたいな茎と葉の植物。小さな黄色の4弁の花が群れ咲いている。エゾノカワラマツバと紹介されているネット記事がありましたので、一応それとして置きます。
シシウドが咲いて居ると写真に撮ったのですが、北海道にシシウドが咲くのかどうかと調べてみると、本州以南のよう。ウドと同じ仲間のエゾノヨロイグサがそれらしいので「採用」という、まあ、いい加減なことです(笑)。
そのエゾノヨロイグサの後ろに白く泡立ったように咲いている花。遊歩道のあちらこちらに咲いていましたが、近くで撮ったのが下の写真。オニシモツケでしょうか。
ヒメオドリコソウやホトケノザの雰囲気を持った出で立ちですが、草と言うより木の雰囲気の立派な葉のしつらえ。ということで、仏の座にもしたきかな、ということに。
上はクサフジですな。やっと知った花に出会えました。
下は雪割草かと思える可憐な花。真夏に雪割でもあるまいから何と名付けましょう。
上はニガナ、ノゲシみたいな花ですが何とも定め難い。エゾニガナとでもして置けばそれらしいか。
これはアザミでしょうね。白いアザミというのは余り見ないので、やはりエゾシロアザミとでも呼ばなければならないのでしょうか。
(大きなマムシグサかと思ったが上のエゾノヨロイグサのよう。)
蕗やイタドリもありましたが何れも巨大で普通に見掛けるそれの3~4倍の大きさ。そんなことで、これも巨大なマムシグサかと思いましたが、写真で見比べるとどうやら上で先に紹介したエゾノヨロイグサのようです。
野菊のような白い花ですが、これも何とは知らぬ花。エゾニガナというのは上で使ってしまったからエゾノギクとして置きますか。
トラノオも色々と種類があるようですが、これは何と言うトラノオなんでしょう。
神威岬で見掛けた蜘蛛も掲載して置きます。
見たことのない蜘蛛でしたがヤエンオニグモという蜘蛛のようです。
(神威岬の蜘蛛 ヤエンオニグモ
)
ちょっと、話が脱線しますが、第79回智麻呂絵画展に、北海道土産の「白い恋人」が登場しています。それはご近所の奥様が北海道旅行の土産にとお持ち下さったもの。大阪人は「面白い恋人」というパロディのお菓子を作ってしまう駄洒落好き人間ですが、ご当地北海道にもそのような人が居られるようで「黒い恋人」というお菓子が土産物店のカムイ屋に置いてありました。黒いヤカモチにはこちらの方が似合いと智麻呂さんへの土産に加えることとしました。尤も購入したのはカムイ岬でではなく帰りの船の中ででしたが。
大阪で「腹黒い恋人」が発売されればもっと「面白い」けれど、「腹黒い」では「鼻白む」ことにて、それはさすがに無いでしょう(笑)。
花散歩の最後が「ハナ白む」駄洒落となってしまいましたので、ひとまずここでお開き。続きは明日とします。( つづく )
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