やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2017/05/04
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カテゴリ: 登山
コース:片貝第四発電所-東又谷-平杭乗越

時刻の後の標高表示は、スント(ALTIMAX)/
プロトレック(PRG-600-1JF)の順
(表示は5m単位と1m単位) 

4:30 会館起床。前泊での飲酒をいつもより
控えめにしたので、頭痛はない。

5:02 J君の車で会館を出発する。


5:32 片貝第四発電所。車は10台以上停まっている。


5:43 480/480 出発。メンバーは、準会員の
J君とKのさん。林道は何箇所もデブリで埋まって
いる。自動車が通れるようになるのはいつのことに
なるか。


6:36 700/703 片貝山荘に到着。J君が休憩中
に行動食を橋の基部に落とすヒヤリがあった
(無事回収できた)。


6:53 同地発。ここからは林道側面からの落石を
想定してヘルメットを装着する。

何気なく法面を見ると、小グマが山菜を食んでいる
ではないか!親クマが近くにいるかもしれない
ので、刺激せずにそっと通過する。


7:18 770/770 北又谷出合い。駒ケ岳に詰める
笠谷のスキールートが気になるところだ。


7:48 825/828 広川原。林道が雪の下に隠れた
のでアイゼンを装着。日差しの中、日焼け止めは
たっぷりと塗る。UVカットのリップクリームを
用意できなかったので、唇にも塗り込む。


桜と若葉の競演。


取入口の橋は架け替え工事中。

8:35 940/941 取入口にて休憩。快晴微風。


最終堰堤の上で、水の流れは雪渓下に消える。緩い
斜面にスキートレースが一筋残る。


9:32 1150/1146 三階棚滝。雪の下に完全に
埋まっている。高巻きしなくて済んだので、時間の
節約となった。

三階棚滝の全天球写真


9:55 1245/1235 作乃丞谷出合い。近々ここ
から、サンナビキ山や滝倉山のピークを目指して
みたい。


正面の鞍部が、平杭乗越。小さく見える。右の
ピークが、西谷の頭。


振り返れば、駒ケ岳の稜線が見えてきた。


10:43 1410/1401 大清水谷出合い。
いつかのスキーヤーは、この谷を下ってきた。


毛勝山の雪の頂が、日差しに照らされ白く輝く。

当初の計画では地形図上の1434m地点を幕営地と
していた。まだ時刻が早いことと三日目に雨が予想
されることから、行動を前倒しすることにした。


東又谷を詰める。


平杭乗越を見上げると、こんなに小さな谷だった
か?と感じる。しかしそれは目の錯覚であり、登っ
ても登っても斜面が続くのだ。ここは堪えた。


振り返れば、駒がいる。


J君がガシガシ登っていくのに付いていけない。
斜度が緩んでも、なかなか鞍部にたどり着かない。


11:51 1750/1744 平杭乗越。はい、ウドの頭
ドーン。相変わらずの迫力だ。

スントとプロトレックの標高勝負は、引き分け。
どちらもほぼ実際の標高を表示している。


ウド尾根の向こうには、後立山連峰が打ち並ぶ。
西谷側に雪庇が張り出しており、谷の中を覗くこと
はできない。

持参した1Lの水を飲み干した。グッタリ。


行動可能な時間はまだまだあるが、もうこれ以上
動きたくない。西谷の頭側に30mほど登った凹地
を整地して初日の幕営地とする(写真の雪壁下)。


13:08 テント設営完了。暑い、とにかく暑い!
ウィスキーを雪で割って、喉を潤す。てきめんに
効いて、マット上で昼寝。


Kのさんは、外で水作り。J君は上部偵察。


ここは展望が良い。駒ケ岳ドーン。こんなのを見て
いると、水割りが進みます。


マットに寝転がりながら白馬三山を眺められる
なんて、最高の環境ですなぁー。


14:41 幕営地からはウドの頭を一望できる。六名
ほどの登山者がウドの頭の斜面に現れた。彼らの
行動は平杭乗越までだろう。ウドの頭の西谷側で、
豪快な雪崩の音。


15:09 馬場島から毛勝三山を経由してきた登山者
二名がやってきた。我々のすぐ隣でテントを設営
する。

広いのだからもっと離れてくれてもいいのに。

15:41 ウドの頭からは、結局八名が降りてきた。
二名、二名、四名の個別パーティのようだ。


水作りが終了して時間を持て余している我々は、
テント脇の雪壁を使って懸垂下降の練習を始めた。
二日目、三日目で使うことが予想されるからだ。
土嚢袋をアンカーにして雪に埋設、しっかりと
利いた。


駒をバックに懸垂下降ちゃ、絵になるね。

平杭乗越周辺は、テント五張の賑わいとなる。


17:27 夕食。α米(ワカメ追加)、ふりかけ、
味噌汁。軽量化のためおかずはなし(J君は個人的
に持参)。自分としては、ふりかけ飯でも十分満足
できる。

テント生活の全天球写真


18時過ぎ、撮影タイムがやってきた!
MX-1をつかんでテントを飛び出す。


ウドの頭が色づく。露出と構図を様々に駆使して
ばしばし撮っていく。

ウドの頭夕照の全天球写真


色が落ち着いた駒ケ岳。空のグラデーションが
素敵だ。


白馬三山は、淡い紫色に染め上がった。


ダケカンバの細い枝に、雪山の静けさが宿る。

19:03 就寝。とても疲れた。ぐだぐだに酔っ払う
まで飲むことを理性で止め、持参したウィスキーを
半分で留めたのは珍しい。

夕方の写真撮影でテントシューズを濡らしてしま
った。替えの靴下の重ね履きで対応する。





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Last updated  2017/05/10 06:07:49 AM


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