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だいぶ暖かくなりましたね。4年以上お世話になりましたこの楽天ブログですがブログ引越しいたします。どんぶらこと流れてくる未来、そろそろこのページにも飽きてしまいました。いつも新鮮でいたいので引越しします。(2009年2月7日、内田勘太郎のギターを聴きながら更新)新しいブログは「梁瀬一郎のロマンティック・アイロニ~!」とりあえず、1年分インポートしただけですので、あしからず。ちょっと気分転換。やはり引越しはカタルシス。皆様、よい週末を!よろしかったら、時々逢いましょう。 長いことこのページに来てくださった皆様、ありがとうございました。
2009.02.07
1/31北九州芸術劇場小劇場にて観劇。ラッパ屋の舞台はいつも期待度高くて、その期待をさらっと上回る面白さ。《ブラジル》は、大学の軽音楽部(ボサノバサークル)OB達が12年ぶりに世代を越えて集まる千葉の海辺のペンションでのOB会がシチュエーション。そこに訪れる人々の抱えるややこしい問題が交差して・・・。ほろりとさせつつ笑い満載の《鈴木聡》ワールドが冴えまくってます。相変わらず役者が良い、おかやまはじめさんとか飛ばしまくって、足引きずってた。この前キャラメルボックスに客演してた土屋裕一さんが、冴えないミュージシャン役で出てた、これが味わい深い苦悩っぷり。大絶賛です。人間って素敵すぎます。追記今月印象的だった本。気になって仕方がなかったキヨハラ本を読みました。《男道、清原和博》ドラフトの場面、西武ライオンズが優勝した時のファーストベースでのあの涙桑田との因縁、仰木監督の言葉、ダイヤのピアス、野茂との対決、長渕剛などなどお馴染みのエピソードが、ついに本人から語られた。なるほど、そういうことでそういうわけだったのか・・・。とにかく泣ける。男くさいの嫌いですが、泣けるんだこれが。ジュンク堂で立ち読みしながら涙を拭う(恥ずかしかった)キヨハラは僕等の世代(いわゆる団塊Jr.)にとっては間違いなく《共有記憶》の具合が濃厚なヒーローだこの話題だけで酒が飲める、おつまみ的人物とも言える。巨人に移籍して、いつの間にかトリックスターになって個人的にはあんまり好きじゃなかったんだけど、こういう本読むと、俄然味方になる、そういうもんなんです。この本、女性読者の感想とか聞きたい。それにしても幻冬舎、この表紙のインパクトはスゴイ。
2009.01.31
一月最終週は、月曜日から金曜日まで自宅晩御飯でした。 ビールと玄米とサラダと納豆とみそ汁+α これをベースになかなか健康的な週となりましたよ。 ただしナイトキャップで 白ワインもかなり空けたけど。 ワインを飲む量がここ数ヶ月増えている (空き瓶が増える増える) 安くて美味いワインが多いのですもの、いい時代になったものだ。 そんなわけで おかげさまで《早寝》は しましたが《早起き》はやや守れずの一週間。 夜の一人家ごはんを これだけ毎日(といっても四日間ですが)繰り返したのは ここ数年初めてかもしれない。 いい調子、来週は《早朝の使い方》が課題。 追記 人生二度目の、玄米自炊生活についての基本スタンス。 前回は、いつの間にか白米、気がつけばほぼ外食生活へと戻ったものです。 ここのところ、自分の生活を見直す機会をもらえるイベントが多く、その勢いで玄米入手。 都度都度炊くのは面倒なんで 週末炊いて冷凍保存、外せない会食以外は これをベースに、先週から質素に家メシやってます。 質素でも時には、使う金はバリっと使いたい。 消費が冷え込んでも、気に入ったご飯屋さんやBarには、少なくてもお金を使い続けたい。 外食を控えるというわけではなく、コンサートや旅行を控えることもなく ハードに仕事もしたい。 それでいてしなやかな身体と精神と魂が欲しい。 何を《無駄金》と捕らえるかでライフスタイルは変わってくるのだと思います。 そこらを勘案して出たアクションの一つが《週末玄米》なんですね。
2009.01.30
今朝書くはずのblogは、浅い眠りのまま夢の中で更新。1時間ほどの朝のあれこれを、またもやショートカットして事務所へ。昨日よりは少し暖かい。体調もいい。数日前のランランの日記を、いろんな関係者の方が見ていた(?)らしく企画者のKさんにお知らせがいったのかな?嬉しい電話をいただいた、ありがたいです。その前の週、1/16に見た「東京バレエ団」の上野水香のボレロについては感情にも、自分の身体性にも影響を及ぼすくらい衝撃があったので後日ちらほら記録を残そうと思っています。さて、沖縄のことを常にどこかで考える脳の部位があるらしく、2月は行けるかなとか3月はコレがポイントだな・・・とか、手帳にスケジュールを書き込む度にそれをメタな感じで見ている自分の視線があることに気づいた。そうは言っても、まだ進化している沖縄脳。今日、沖縄のタウン情報誌の0氏が「梁瀬さ~ん、次はいつ来るの?今、沖縄は桜が咲いてるよ~」とたまたま受話器越しに発した言葉にハッとした。沖縄は、日本で一番早く花見ができるのだ。寒緋桜(カンヒザクラ)が今、色づいている。しばらく寒い中にいるとそ自分の状態が世界のスタンダードになって沖縄のことをテキスト情報でしか捉えられなくなる。0氏の言葉は、テキスト情報に、色と匂いと温もりを感じさせるに充分な効果があった。2月は、プロ野球のキャンプシーズン。沖縄には今年、日本から9つ、韓国から3つのプロ野球チームがキャンプに訪れる。その風景をイメージする。違った沖縄の顔が見える。一度はこの時期に行きたい。来月は無理かなあ・・・再来月はさらに面白いトピックがある。3月に、沖縄で国際映画祭が新しく立ち上がるのだ。主幹は吉本興業、いわずとしれた大阪の。「沖縄国際映画祭」 場所は北谷、美浜のアメリカンビレッジの辺り。かなり規模は大きい。これは、なかなか素敵な話題だ。コンセプトにこうある・・・・・・・・・・・・・・・“Laugh&Peace”で「笑い」、「楽しい」、「平和」な気分になっていただきたい。これらは、国境や人種を越える、万国共通のキーワードです。沖縄国際映画祭は、“Laugh&Peace”をコンセプトに、映画・映像を通して万人のこころが通じ合う、新しい映画&映像祭を実現したいと考えています。特に、沖縄国際映画祭では“Laugh&Peace”コンペティション部門、CMコンペティションでは、全世界共通の“笑い”を追求して参ります。 私たちは、映画祭の会場にふさわしい場所として、芸能のふるさと沖縄を選びました。・・・・・・・・・・・・・・・ああ、絡みたい、絡ませてください、僕をこのプロジェクトに。いい仕事しますよ。
2009.01.27
空港降りたらこの冬1番の寒さの福岡 雪が降っていたことにア然とするのは、北海道から来た長谷川さん 日曜日、ここ数年ごぶさたな《天神ホルモン》で、昔懐かしい男の子飲み。 2002年の日韓ワールドカップサッカーで 一緒に、激しく仕事した長谷川さんが 約六年ぶりに北海道から来福したのだ。 あの熱い飲みも経験した戦友だ。 (僕等の中では伝説の、大分での寿司屋まるごと貸し切りのオールナイト打ち上げ) 今やそれぞれの生活や立場が変化しましたが 《強烈な仕事》で出会った人だけに こうやってまた会えると感激もひとしお この夜約束したこと 今年の夏、札幌で合流して酒を飲む。 近日、大分で合流してあの寿司屋で酒を飲み 湯布院で温泉に入り、ヤフードームで 日ハムとソフトバンクの試合を見る。 そんな楽しげな約束の、ディテールまで細かく妄想して言葉にしてみる 移動ルートとか、見える景色とか匂いとか 温泉の感触とか寿司のシズル感とか 秋山監督の気合いの表情とか ダルビッシュの球筋とか どうでもいい話し満載で酒を飲むのって楽しげだ。 締めのラーメンにて数年ぶりに《だるまラーメン》へ深夜出没。 空腹時にはこのギトギトが幸せだったが 焼肉の後のコレは堪えた。 昔はいつ何時でも平気だったのに・・・。 (しばらくは脂ものは見たくない)
2009.01.25
1/24土曜日、寒さ深まる。昨夜の吹雪は朝方収まっていた たまった洗濯物を干し、昼から博多駅方面へたまに行く近場の温泉施設《万葉の湯》で ビールを飲み、焼きカレーを食べた。 雪が降り始め車は渋滞し、時間は白で覆われる。 午後からだんだん強度を増す中雪を見ながら《万葉の湯》で、檜の露天風呂に入った。 湯布院の湯の効能に 達筆で『ねばり、うらみ、しぐさ』と書いてあるではないか!? なんと風流な効能。 よく読めば『こわばり、うちみ、くじき』だったんですけどね・・・。 吹雪が激しくなるほどに、湯に入ってる状態が贅沢。着替えのロッカーで、声変わり前の小学生の男の子達が 『ああ、200グラム太ったぜオレ』とか 『温泉入ると、疲れがでるよね』とか なかなかシブめの会話をしていた。 天神に戻り、傘を持ってないので雪を直に感じながら歩いた。足裏の感触が柔らかい。白ワイン飲みながら、ソファーに包まりDVD。スガシカオが出てた《情熱大陸》それから、竹中直人が監督した《サヨナラColor》、今から見ます。 やや夜更かしになるか、たぶんもう外は真っ白だ。
2009.01.24
1/20『ランラン』ピアノリサイタルをアクロス福岡シンフォニーホールにて見た。以下は、10月の読んだ本の感想(抜粋)・・・・・・・・・・・・・・・ゆっくり色を塗り替える風景、移り行く風の強度巨大な鯉と鮒を眺めながらパラパラとページをめくる赤坂の裁判所から大濠公園に抜ける歩道に自転車専用レーンが出来ていた。無茶苦茶に自転車のマナーが悪くて、この街にうんざりしたこともあったけど福岡の街も進化したものだと嬉しくなった。時々ここに走りに来ようと思う。北京五輪の開会式で演奏を披露してずっと気になっていた若き中国人ピアニスト《ラン・ラン》の自伝が楽天ブックスより届いたので読む。文化大革命に翻弄された世代の子供達一人っ子政策で生まれた彼らは、少しでも才能を見出だされると親の実現出来なかった芸術家への期待を、一身に背負い育てられる。映画《北京ヴァイオリン》の世界のイメージがそのまま蘇る。映画と違うのはあの優しい父親が《スパルタ》に変わっているところか?これこそが現実なのだから驚かされる。26歳で圧倒的な成功を手にした若き天才ピアニストまだ自伝など早いと思うなかれ誰よりも速く、誰よりも犠牲をいとわずただ《ナンバーワン》だけを目指した中国の文化的、国家的背景を知るほどに《ラン・ラン》の運命とそれをゲームのように楽しみながらサバイブしてきた彼の生きるスタンスに唸らせられる。来年の一月には福岡シンフォニーホールでリサイタルもある。興味があるかたは一読をオススメしたい。今の中国の凄まじいまでの芸術的研鑽を垣間見ることができますし第二、第三のラン・ランも中国は軽く輩出しそうな予感に満ちています。・・・・・・・・・・・・・・・さて、今夜はリサイタル見終わって飲んだ酒の美味さが物語る充実した感触。肉感的で強度に満ちたピアノ演奏タフな指使い。それでいてうっとりさせてくれるこの振り幅の大きさよ。Liveの良さは、その息遣いと表情をリアルに体感できるところにある。これから、さらに伝説を創るであろう若きアーティストの《今の瞬間》を見る幸せ。だからLiveはやめられないのだ。
2009.01.20
PC(ユーチューブみたいなやつ)で『天地人』を見た。 二話目で、感動で酒が進む。 寺に出された五歳の与六(後の直江兼継)と 悩める坊ちゃん喜平次(後の上杉景勝)を 寝床からもシニカルに叱咤する和尚の存在が素敵過ぎる。 阿部寛の上杉謙信と、吉川晃二の織田信長も個人的に好きなキャスティング。 もちろん、北村一輝と妻夫木聡のコンビも。 すでに三話までアップされていたのでまとめて見る。 三話ではお能のシーンが、さすがNHKさん、ディテール細やか。 かなり好きなテイストのドラマだけに 掘り下げて学ぶ意欲が湧いて来た。 追記 あんまりタイムラグなく見られるのだな、テレビなくても。
2009.01.19
1/18 今日は博多の森で、ラグビー キューデンヴォルテクスの試合があっております。 それを思いながら、事務所缶詰で仕事中。 (結局キューデン勝利で、入れ替え戦に。これで降格は免れそう) 昨夜の酒がまだ抜けない。 何気にmixiを見た。 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1xxx-xxx-xxxxx&owner_id=8217 mixiプレミアムを退会した2008年の1月以降は このblogへのリンクでお茶を濁していましたが ふと設定を「mixi日記」に戻したら なんと2006年7月からのログが全部残っていた! 1テーマメモ帳みたいに、画像記録していたものが だいたい平均15本×18ヶ月分、次々発掘された 270コンテンツ。すっかり忘れていた記録(消滅したと思っていたヤツ・・・)を見つけてしまい 懐かしいやら嬉しいやら mixiは、有料会員以外でも 60日以前の過去ログを ちゃんと保護してくれているということだったらしい。 一 ということで、またしばらく(飽きるまで) mixi日記も利用することにします。 以前のような感じで、画像+一言記録メモ・携帯から送信のみで運用予定 それに伴い、こちらのblogは (今はまだ携帯更新が多いですが) よりコラム的に、PCからの更新へと運用を変更しようかと思います。
2009.01.18
たいてい、夜はへとへとに疲れて、本など読む気力なんてないのだけれど「忙しいとき、悲しいとき、疲れているときそんなときですら読書のチャンスはある」と松岡正剛氏の言ったこの言葉に肩の力が抜けたような気になっている。「ときには食事やコーヒーや、ワインのように読んだりお風呂に入るように読めばいい」なるほど、とすると「ビールを飲むように、湯たんぽを抱くように、ヒゲを剃るように」読んでもいいわけだ。幸い、シーン毎に、本を手に取ることのできる雑然とした部屋(つまりとても狭い)のため。集中の対極にある下記のシーンでも気張らず読めるようになったソファーにうずくまってホッとしながら読む雑誌(マガジンハウス系もろもろ)フロに浸りながら読む金融関係、投資関係の本(新書が多い)そして、寝る直前に読む本ソファー・リーディングとかバス・リーディングそして“ピロー・リーディング”または“寝返り・リーディング”という言葉があるかどうかは知りませんが(たぶん、無い)弛緩した状態の読書は、結構楽しい(緊張は翌朝でOKである)ここ数日、ベッドの脇にあるのが嵐山光三郎本「文人悪食」を毎夜一項目(一文人)だけ読んで、「へぇ~っ」と思って眠る。昨夜は三島由紀夫、今夜は永井荷風・・・という具合。「何か喰いたい」臨終の漱石は訴え、葡萄酒一匙を口に、亡くなった。鴎外はご飯に饅頭を乗せ、煎茶をかけて食べるのが好きだった。鏡花は病的な潔癖症で大根おろしも煮て食べたし谷崎は鰻や天ぷらなど、こってりした食事を愉しんだ。そして、中也は酒を食らって狂暴になり、誰彼構わず絡んでいた。(BOOKデータベースより)この手の本が閨(ねや、寝屋)に相応しい感じがして、最近寝る瞬間がぐっと濃厚。
2009.01.15
ミュージカル《ミス・サイゴン』を見た 博多座の2階A列 全体が俯瞰できて、生オケの頭までが見える ベストポジション 2時間半が長く感じないスピード感。 舞台装置のすさまじさ テンポの速さとリズム感が 男性に受ける要因だと思われる。 ストーリーはプッチーニのオペラ「蝶々夫人」を ベトナム戦争の時代に置き換えた ベトナム版《マダムバタフライ》ですな。 ストーリーの分かりやすさ 背景の解りやすさも男性的な感じで好ましい。 それから、 アジアなので、翻訳モノにありがちな 違和感が少ない エンジニア役という狂言回し的存在は 「ストーリーの進行に重要な役割」で 重苦しくなりがちなテーマを軽いタッチで明るくしてくれる。 今夜のエンジニア役の《筧さん》が秀逸だった。 シンプルな演出 8ビートの 目まぐるしく変わる豪華な舞台装置。 時間が縦に流れる 2幕のサイゴン陥落(ヘリのシーン)と後数場面に時間軸が戻るだけ。 王道を行く演出にも好感度。 帝国劇場で1ヶ月半も工事に費やした (それを想定して、博多座は設計段階からサイゴン仕様) 話題の実物大ヘリコプターは うーむ、映画的迫力だ。 でも目の前の舞台なんだなこれが。 せっかく福岡に住んでいるのなら このミュージカルを見ない手はない。 自信を持って、男性にお勧めしたい。
2009.01.14
1/13火曜日。 ベッドから出るのがきつい寒さ。 久々に《起きて、準備している夢》を見た。 《部屋を出る瞬間、ドアを開けた場面》で ハッと眼を覚ました。 びっくりしたな久々に。 締切書類が満載だったため 朝のもろもろの 自分の儀式(コーヒーとか読書とか)をショートカットし 昼飯抜いて仕事だけした一日。 フリーペーパー用のコラムを書いていて ネタ探しに 2009年年明けの福岡の街について思い巡らす そういえば、福岡シティ劇場の 劇団四季《ライオンキング》は一周年を迎えて さらにロングランで上演を続けている。 シティ劇場のあるキャナルシティから 川端商店街(画像)の 博多弁番付を見上げながら歩けば じきに、博多リバレインが見えてくる そこにある《博多座》では 開幕したばかりの『ミス・サイゴン』が 3月までのロングランで公演中だ。 世界的にスタンダードな演目のミュージカル公演が 毎日二つの劇場で行われている街というのは いい感触ではないか。 しかも、事務所からも家からも 歩いて行ける距離だぞと、あらためて認識。 先日、北九州芸術劇場で《ラ・カージュ・オ・フォール》も上演されたし ハタと気付いた。 福岡は今、ちょっとしたミュージカル・タウンじゃないか! 福岡シティ劇場は1996年に 博多座は1999年 北九州芸術劇場は2003年にオープン。 この10年ちょいで福岡には これだけ本格的にミュージカルが上演される 《体制》ができたわけです。 明日1/14に、博多座『ミス・サイゴン』を見る予定なんですが 日本でこの演目が上演されるのは 帝国劇場(東京)以外では初めてであり 博多座での3ヶ月ロングランというのは もちろん初めての試み なにしろ博多座は (舞台にヘリコプターまで飛ばし、キャデラックまで飛び出す特殊な装置の) 『ミス・サイゴン』を上演することを想定して 設計された劇場なんですもの 10年にして悲願の演目なわけです。 明日キャスティングされている クリス役の《井上芳雄》は 福岡で育ち、1990年の劇団四季キャッツの、テント芝居 (シーサイド百道のキャッツシアター)を見て衝撃を受け ミュージカル役者を志す。 夢を現実にした彼は 今や、ミュージカル界のプリンスだ。 《市村正親》は劇団四季を1990年に退団した後 『ミス・サイゴン』日本初演の1992年から キーマンであるエンジニア役を演じ 先月は北九州芸術劇場で《ラ・カージュ・オ・フォール》の主演をこなし この2月からは博多座『ミス・サイゴン』にも 再び堂々参戦する。 その辺りまで調べていくと あらゆるアナザーストーリーがあって面白い。 『ミス・サイゴン』について 開幕から10日余りで、すでに 知人の男性三人程が見る機会を得て、感想を聞いた。 (福岡でミュージカルというジャンルからすると それだけでも驚異) 三人とも、だいだい40歳前後のビジネスマンなのですが 揃いも揃って《大絶賛》なのである。 ミュージカルというジャンルからすると それもたいへん興味深いので 《男性が支持する》という観点と 自分なりの仮説を持って観劇することにした。 感想は明日以降に続きます。
2009.01.13
雪はちらついたぐらいで、積もりはしませんでした ひんやりしていい感じの1/12の気候。 成人の日のイメージはなんとなく桃色なんです。 すでに自分のそれから 16年も経っていることに驚きを隠せませんが 薄い桃色のダブルのソフトスーツという 今では考えられない 凄まじきセンスの出で立ちで参加した成人式 思い出すだけで恥ずかしさ満載。 何であんなスーツを買ったのか 今となっては別人の仕業というか それが時代の空気だったとしか 言いようがない つまり、若さというのは恥ずかしさと仲良しなのだ。 ああ恥ずかしい。 恥ずかしさでいっぱいなので 街を賑わしている成人男子を見るたびに 何故か自分のように勝手に恥ずかしい気持ちになる。 あくまで自分の未熟さから言いますと 二十歳というのは頭の中も桃色で 三十歳でようやく精神的には成人したようなものなので 新成人からは、たかだか6つ上くらいの年上目線で 街を歩いたのでした。 追記 西鉄ホールで《山田広野の活弁天国》を見た。 演劇のライブ感と、映像の奥行きの深さの良いとこ取り 活弁って、ある意味新しい可能性に満ちているなとか そんなことを考えた自分が アホに思えるバカバカしい内容。 なにも得るものがなさそうに思える時間 それが裏返るところにあるおもしろさ 成人の日だけに《桃色活弁》 結局、そういうの大好きなんだけどね。 帰り際 無性に明太子が食べたくなって 白ワインと共に購入 年明けてから まともに朝早く起きられたためしがない。 もうそろそろ日常モードに戻しますか。
2009.01.12
画像の《えびす銭》は言わば《種銭》なんですね。来年の同じ時期にえびす様へ何倍もお返しできますように。1/11夢見心地で夢見ゴチる。キーワードだけ羅列《プロント》《ロフト》《四色ボールペン》《ファミマ》《DVD》《北京バイオリン》《M1》《のだめ》《ビール》《親不孝通りNightWalker》《ボレロのリズム》《腹巻》これでこの日の記憶は、いつになってもだいたい呼び起こしできるかなあ。追記昨年から《読書会》をスタートしました。それと同時に、共催者の寺田さんがサイトをシコシコと構築してくれまして読書会のポータルサイトが出来上がりました。意外なことに、読書会ってこういったWEBサイトがなかったようでこれを見て新規で参加してくれる方も増えてきました今日この頃。先日寺田さんと、今後やりたいイベントの話などをランチミーティングをした際「そういえば、何かコラム書いてね」と言われましたので初寄稿。タイトルは『読書は演劇であり、読書会は劇場である』です。さわりだけ転記僕は個人的に、芝居を見に行くのが好きでそれを取り巻く様々な要素がとても好きなんですねそれで、「読書」と「読書会」を取り巻くテイストがその好きな要素に似ていることにハタと気づいたんです。読書は極めて「演劇的」で、読書会というものは極めて「劇場的」だな・・・と思います。演劇とは「主として生身の俳優による演技を通し、何らかのストーリーやテーマなどを、同じ場にいる観客に対しリアルタイムに提示する表現活動を言う。(Wikipedia)』「演劇」というのは、舞台と客席のライブによるコミュニケーションといえますね。本を読むという行為はといえば、「自分が読んでいる瞬間」こそがライブなんです。そして、著者と読者である自分の内面によるコミュニケーション、ともいえますよね。本というテキストを媒介にして、自分の頭の中だけでオリジナルな展開として進行していく芝居のようなもの。読み手の中に「演者」であり「観客」でもあるという特殊な・・・続きはコチラ
2009.01.11
雪が降りそうな寒さあふれる土曜日 明後日の《成人式》の日には綺麗に積もるかもですね。 たっぷり眠った。 (たぶん11時間くらい・・・) おかげさまで身体の重しが取れて ものすごくスッキリした気分。 ヒンヤリして天気も良い。 地下鉄の一日フリーパスが 500円だったので購入 せっかくなんで回遊。 あらためて地下鉄の《機動性》を楽しむ。 夕方 十日恵比須神社へ。 沿道の露店の 昔から変わらない ベタでアナログな空気が素敵だ。 参拝の列は長く、約二時間待ちらしい 断念して、400ぐらいあるらしい露店を冷やかしながら境内に。 神社の持つ根源的なものが大事な存在感を示す時代。 これって悪いことじゃないよね。 そういうことを思い出させるために 世の中は不況になったのかもしれない。 (今年はたくさん巡ってる) 恵比須銭を購入して、また地下鉄に乗る。 この地下鉄のフリーパスがなかなか使えるので なにやらイベント企画やりたい 以前上手くやれなかった《回遊型イベント》を思い立ち がりがりとメモ。 ゑびすサマ、どうぞよろしくお願いします。
2009.01.10
昨年のこの時期には、少し寒さが和らいでいたようなんですが 今年はだいぶ寒いです。 昨年の同じ日(1/9)に書いてるネタを振り返る。 ・・・・・・ 風とロックの箭内道彦氏が 「インプレッション(印象)」+「アンプリファイ(拡大)」で "アンインプレッション"という言葉を提唱している。 「赤いリンゴを見たら その赤さを1.5倍にして伝える」 同じモノを見ても伝え方は皆違う コミュニケーションのオモシロさってその辺りにあって こういうちょっとしたExerciseが 自分の毎日を楽しくしてる気がしている。 だからやっぱり今年は もっと膨らまして記録しときますか ・・・・・・ そんな記録のために、 画像の《デカイ手帳》を今年は導入。 何気に周りから不評な今年のカズン(赤)。 カズンそのものが不評なのではなく 梁瀬が持っている赤のイメージがどうにも不評。 ですが、個人的には《大好評》 モバイルアナログ記録メディアである手帳を どんな風味にするか 結局、自分を知るためには 《主観》だけでなく《客観》が必要だ。 だから《他人からの指摘》が時に大事なわけですが それを知るツールが《blog》と《手帳》だ。 《記録》が《記憶》と融合して化学変化を起こしてくれる。 カズンはデカくなったぶん余白が多くて その分自由度が高い。 毎日のちょっとしたことが書き込まれると 身体は軽くなり、また新しいことが見えてくる その循環でますます自由になれる。
2009.01.09
昨年の引きこもり仕事の鬱憤をはらすべく(しつこいね) 本年はだいぶフットワーク軽いんです。 外に出られるうれしさを噛み締める。 1/8 今夜は、とある業界の新年会に中洲へと出没。 そこで《クラウザー!?》さんと出合う。 こういう《おバカ》な場ってかなり大事です。 このコスプレで どれだけの人が 明るい気持ちになったかっちゅうコトですよ。 思わず握手&ハグですよ。 新年会終わって、彼が ひっそりと化粧を落としてる姿を想像するだけで よし オレももっと頑張るゾって思うわけですよ。 大事ですよね《ライブ》。 今夜の《クラウザー》は DレコーズのTさんでした ありがとうございます。
2009.01.08
またもやコンタクトつけたままベッドに沈む。 新年から疲れを残す眠りについてる 計画通りに起きられず 少しだけ自己嫌悪と反省モード そんな中、起きて西日本新聞を読む。 本日1/7で通算45000号の発刊だというコト 続ける力って凄いね。 何事も試行錯誤しながら《続ける》ために どうしたらよいか? 一つのモノ事を何度も何度も《咀嚼》して 自分の身体に染み込ませるイメージ。 今年は丑年だけに《反芻》のメカニズムを取り入れましょう。 反芻(はんすう、rumination)は 牛などを始めとする ある種の哺乳類が行う食物の摂取方法。 まず食物(通常は植物)を口で咀嚼し 胃に送って部分的に消化した後 再び口に戻して咀嚼する という過程を繰り返すことで食物を消化する。 うん《反芻》ですよ。 追記 画像は、昨夜の《バリカタ》とんこつラーメン。
2009.01.07
1/6今日も快晴。 去年の引きこもり仕事の鬱憤をはらすかのように 時間がとれたら どこかで誰かに会うための場所に行ってみる。 仕事でもプライベートでもよいから ひとまず動く(そうできるコトを意識しながら) そこでは、予想しないようなちょっとした嬉しいコトが起きる。 いわゆる《偶有性》ってやつか。 やっぱり《人》と逢わんといかんですね。 《人見知り》だけど、《人》と逢いたい。 今夜それを強く感じた。 今日起きた出来事の大部分は、初○○づくし。 明日も起きる出来事が初○○づくしになるように 自分のイメージでもって行動を決める。 誰から指図されたわけでもなく 自分の意志で《ホーム》と《アウェー》を行ったりきたり。 それはとても刺激的なことです。 追記 画像は今年初 世界一旨い《モスコミュール》 奥のグラスは、おとそがわりの 《ポールジローのスパークリング葡萄ジュース》 素敵すぎる。 先程参加した《博多経友会》では たくさん旧知の方に会えて嬉しかった。 そこで会ったKさんとTさんが 西中洲のスナックで飲んでいたので 合流して新年会 歌って踊った。 今年初のオールディーズダンス (最初で最後かもしれないが) それから、今泉の《ナンバーワン》で 今年初の《とんこつラーメン》 バリカタでベタ生で 美味かった。 2009年、どこもかしこも 熱いテイストで大好きだ。
2009.01.06
いい正月だったなあ 今年はいつになく。時間の流れるままに徒然にヒゲがいい感じに伸びてきた。それを剃る瞬間の気持ちよさ。(昨夜、風呂に入りながらゆっくりと剃る)明けては4日までで、なんと酒を二日間抜いているではないか。区切りの力というのはすごい。■大吉のおみくじドライブがてら朝から行った「志賀海神社」でひいた今年のおみくじは《大吉》願望「調う。世話人を中に入れて事を運ぶをよしとする。仕事も愛情も時間をかけて醸成せよ。即成には風味なし。」→「かなう」ではなく「調う(ととのう)」という表現にグッとくるではないか。失物「何かの中に包み込まれていることがある。」→ロマンチックです。このあたりの言葉を喰って、始動しようかと思います。追記本日から仕事はじめこのblogですが、今年からは《起きぬけ》に書くことにしております。(できれば)5時半にはいそいそとベッドから起きだしPCの電源を入れる。コンタクトをつけて顔を洗いお湯を沸かす準備をしてから、このページを15分ほどで更新し髭を剃って、コーヒーを飲みながらRSSをチェックする。時計を見ると6時半軽く別の書き物してから6時55分には部屋を出ます。15分程iPod聴きながら徒歩で北天神まで歩く、途中で新聞を入手し7時10分ごろにスタバ(またはベローチェ、モス、マック、ドトール)に到着新聞と、本1冊で約1時間使う。スケジュールチェックして8時30分に事務所に出勤さあ本日も爽やかに仕事を始めます、、っていう朝が理想なのです、はい。初日からややギャップはありますが・・・。
2009.01.05
この年末年始は快晴続きで、ホントに嬉しきことです。 1/4日曜日、快晴。 昨日の《大吉》な時間のことを思い出し、心が温かい 太陽の光りで身体もポカポカである。 本を二冊小脇に抱え、途中で新聞を購入し 地下鉄で福岡空港へ そこから無料のシャトルバスを乗り継ぎ 旧《博多の森球技場》= 現《レベルファイブスタジアム》へ昼前に到着。 キューデンファンクラブのテントでチケットを引き換える。 ジャパンラグビートップリーグの第11節 お目当ての対戦カードは 『キューデンヴォルテクスVS近鉄ライナーズ』である。 ラグビーに精通してる博多弁のオジさま方 九電の社員らしき人々 関西弁の女性応援団(相手チームですね) ちびっこラガーマン 次の試合を控える『コカコーラウエストレッドスパークス』の選手 家族連れ、女性ひとり客 男性ふたり客、カップル 妊婦さん、松葉杖のラガーマン などなど 観客席には色とりどりの景色がある それを感じるるのもスタジアムの楽しみ 12時KICKOFF ボールが中空高く上がり 飛行機のシルエットと交差する。 肉体がぶつかり合う音、気合いの叫び これはライブでしか味わえない迫力。 興奮度がマックスに近づき 気温はだんだん下がってくる ミルクティーで身体を温めながら 《らしい》感じになってきた。 残念ながら《キューデン》惨敗 下部リーグに落ちてしまうことだけは避けてほしい。 (アビスパの悲劇を見て来ただけに) あと二試合、気合いです。 福岡には野球もサッカーも ラグビーもバスケもプロチームがある。 ラグビーに至っては トップリーグ入りしているチームが福岡に三つもある (九電、コカコーラウエスト、サニックス) それは 《プロスポーツ》という 圧倒的にシビアな世界で生きている人がそこにいて 間近に感じられることを意味する。 それがなんと素敵な環境なのかをあらためて認識する。 スタジアムが誘惑してくるから ラグビーもサッカーも今年はリアルに見に行こうと思います。 さて ぼんやりと考えていた 2009年の極私的キャッチを決めた。 《見えるモノはシンプルに、見えないコトは懸命に》 シンプル化は2008年からの引き続きのテーマ 所有からの解放、持たない化をさらに推し進めます。 一方、懸命に積み上げるべき内面的なもの 外側はシンプルなれど内側では カオスが加速度的に深さを増していくような そんなイメージで今年を過ごします。
2009.01.04
《嵐の後には凪が来る》というのは イギリスの諺かな? 《雨降って地固まる》みたいなモノだろうけど イメージの広がりが美しいのは 《嵐の後には凪が来る》の方かなあ。 1/3 夢みたいな《べた凪》の景色を見た。 幻想的な一日だった。 この日 早起きして、ドライブ兼ねて 志賀の島へ。 人の多そうな神社はスルーして 志賀海神社(しかうみじんじゃ)へいざゆかん。 これが大正解。 鏡のような海面を見渡す境内 静かで穏やかな《べた凪》な海を遠くに見つめ ふと目の前では 神官は装束に身を包み、なにやら謡が ライブで執り行われていているではないか 五感を刺激する景色に溢れていた。 この神社は日本の神話でも有名な 海をつかさどる全国の綿津見神社の総本宮。 《綿津見神》はこんなふうな生まれを持つ。 イザナギは黄泉の国に行ったけがれを落とすため 水の中底で全身を禊した際 ソコツワタツミ(底津綿津見神) ナカツワタツミ(中津綿津見神) ウワツワタツミ(上津綿津見神)の三神が生まれた。 この三神を総称して綿津見神と呼んでいる (古事記) 万葉15 「わたつみの沖つ白浪立ち来らし」 その後 幾つかの禊の最後に左目を洗うと 天照大御神 (アマテラスオオミカミ)が成り 右目を洗うと月読の命 (ツクヨミのミコト)と成った。 鼻を洗うと 建速須佐男の命 (タケハヤスサノヲノミコト)が成った。 アマテラスには天を ツクヨミには夜を司るように言いつけた。 今年を占う御神籤(おみくじ)は《大吉》。 《嵐》と《凪》をいったりきたりする生き方をしたい。 それが生きていくダイナミズムだ(たぶん、おそらく)。
2009.01.03
昨夜は夕方に再び実家に戻り、母お手製の雑煮を食す。あごだし、ぶり、もち、しいたけ、かまぼこ、かつお菜 これが最高に美味いんだ。このスープで作る茶碗蒸しも、昔よく食べたのを思い出した。母は相変わらず元気で、正月も休みなしだと、凄い人だと思う。つけっぱなしのTVにやや退屈する。雪の影響で都市高速が通行止めになっているらしいニュース聞いて降り積もる前に、母と姉に声をかけ家を出る。21時頃、車でがらんとした道路を走ると気持ちがよい我が部屋に戻り、冷え冷えした部屋でコーヒー沸かしている最中ああこんな夜はココアとかもあるといいなと思う。温かく甘いものって、寒さが和らぐ気がしませんか?近日、飲み物のストック増やそうと思う(コーヒーの他に現在は、ビール、こぶ茶はあります)昼夜逆転で、全く眠たくない。あんんまり寒くてついに、エアコンに手を出したが、音はせども動かず、笛吹けど踊らず。対談本2冊読む「小川洋子対話集」佐野元春との対談の項、スタジオで雷が鳴ってそれを録音したという話題より小川:雷が鳴った後、稲妻が轟いた後、というのは、山ではキノコが一斉に生えるそうです。 雷のエネルギーというのは大地に何かしらの作用を及ぼすらしいので、たぶん、 スタジオのなかにも何か目に見えないエネルギーが降り注いだのかもしれないですね。「瀬戸内寂聴・美輪明宏・平野啓一郎/日本人なら「気品」を身につけなさい」美輪明宏が、瀬戸内寂聴に最初に会ったときのくだり美輪:いやあ、あの「仇な年増を誰が知ろ。 ジャズで踊って」ってああいう感じでしたよ。 そう。リキュルで更けて 明けりゃダンサーの涙雨」って 「東京行進曲」じゃないけれど。湯たんぽのお湯を何度か変え、暖かい状態をキープし昆布茶すすりながらソファーにうずくまる朝5時にようやく眠たくなった。起きたらお昼、起きしなにこの日記を書く。今日は、マリノアシティの初売りに出かける予定。例年の経験から、良い品がとんでもなく安く手に入ったりしますからね初売り。
2009.01.02
ちらちらと雪が舞う新しい年の始め。 かなり気分よく朝を迎える。 昨夜は《紅白》を、きちんと見ることができましたし 今朝は教育テレビで《Major》っていう 野球のアニメやっており しみじみ楽しんで見た。 NHKの正月番組は、なかなか素敵ですね。 そんなに正月気分ではないのですけど 人のものすごく少ない天神に出て スタバで年賀状を書きながら ほぼ日手帳を、自分仕様に言葉で埋める作業をやっておりました。 勉強したいジャンルがありまして 決意が緩まないうちに、書籍をAmazonでまとめ買い。 今年は 《すぐヤル一年》 《やり切る一年》 そして 《気負わない一年》にしたいですぞ。 できないことは無理しません やりたいことは、やり切ろう。 恒例の漢字二文字は (昨年は《泰然》でした) 2009は《懸命》に決めます。 今夜は《雑煮》食べます。 うわ、こんな正月仕様な過ごし方何年ぶりかな でも《懸命》に、今夜は酒を抜きまして いろいろと考える時間にいたします。
2009.01.01
夜中、恐ろしい夢(現実かも)と金縛りに遭遇。でかいナメクジみたいな人間の親指みたいな化け物に首を締められて、息が出来ない。一年のストレスを全て吐き出したかのような悪夢。汗が冷たくなって目を覚ます。寒い、分かりやすく寒い最後の一日。一年の感謝を込めて《締め詣で》神様ありがとう。今夜はクラブで踊ろうかとも思いましたが結局、実家にて家族団欒。数年ぶりに過ごす温かい年末。すっかり酔いがまわって昔のアルバムを肴に大笑いしながら深く深く飲む《大晦日》 しめましてありがとう2008!!
2008.12.31
ここ数日の日記は、酩酊状態のまま携帯から書いておるため だいぶ支離滅裂ですね。 その空気感も含め、日記ですから訂正せずに置きます。 今年は格段にラフに更新したこのblog 来年はさらに《シンプルでラフ》に テキストと携帯画像のみの日記として運営予定です。 今年のトピック 《引越した》 《テレビを捨てた》 《複雑な生活を捨てた》 《捨てることで自由を手に入れた》 《素敵な出会いがあった》 《大切なことにもあらためて気付いた》 《沖縄がさらに好きになった》 《昨日よりも自分を好きになった》 《シンプルな生き方を手に入れた》 《未来は楽しいと思えるようになった》 36歳、年男 最高に楽しい一年でした。 ありがたい一年だったなぁ。
2008.12.30
昨夜だいぶ遅くまで飲んでしまい コンタクト付けたまま、少し寝た 胃もたれを抱え12/29を迎えた。 とても平和な一日で 無事仕事を終える。 こんなに平和に年末を過ごせるとは 昨年末には予想できなかった。 しみじみ静かに落ち着いた気持ちで事務所を出て 今年最後の忘年会へと向かう。 倉庫から、ワゴン車のおじさんが《眠る屋台》を運ぶ出す。 静から動へ 眠から醒へ この光景に出合うと得した気分になる。 ここ数日は、手帳とblogで自分の一年を振り返る 真っ只中にいるときは 緊張状態なので気付かないものですが 仕事においては、正直苦しい一年でした。 いつもクールなふりをしつつも 水面下でバタバタもがいてみたり あっちこち迷走した一年だったと思われます。 でもその分楽しかったことも事実。 これから10年先の仕事と自分の関係について ビールを飲みながら モツ鍋を突きながら ひとりごち 目の前には 服を颯爽と脱ぎ捨てて フンドシ仁王立ちになった新入りTが マジック片手に、社長の眼前に立ちはだかり 股ぐらを突き出し、来年の目標記入をせがんでいた。 仕事は気合いなのである。
2008.12.29
12/28日曜日、朝からパスタを茹でる 冷蔵庫に玉ねぎしかなかったため 摺りおろして、パスタの具にみるが これが見事にマズすぎるお味に仕上がった。 さて この日の夜は 高校生時代の友達と 《同窓忘年会》を実施。 今でも会えばあの頃に戻れる仲間がいる それは嬉しいことですね。 何年も会わなくても 喧嘩できる しかも《殴り合》の喧嘩さ。 36歳だぜオレら でも18年前に一瞬にして戻る。 知能指数は低かったけど 豊かで濃密な時間。 大人に成っても無茶苦茶やれる友達は 最高なんです。 久々にアホっぽい夜を過ごした。 そんな夜は とても《豊か》である。 だから明日も楽しく過ごせる。 Viva20008!!
2008.12.28
葉が落ちた木の枝の形状が綺麗 寒いね、でも気持ちがよい。 自然の寒さが癖になると 入る店の暖房が邪魔になって仕方がない。 外の冷たさが嬉しい。 近くのマンションで玄関に門松が待機している。 一年の端境期である。 赤坂の図書館で年末用に9冊本を借りた。 TSUTAYAが半額なので、年末用にDVDを10本借りた。 昨年末は全く休めなかったけど 今年は休めそうなので 少し過剰なくらいな引きこもりで 一年を振り返りつつ 拡散と収縮を味わおう。 端境期はいつも特別な気持ちになりますね。
2008.12.27
さらに冷え込んだ空気に 湯たんぽの越冬は厳しいかなぁと やや弱腰に恐る恐る目覚める 2008年最後の金曜日。 朝、スタバでばったり顔を合わせた人 2008年を象徴するような瞬間 だけど残念ながら今年いただいたたくさんに対して 感謝の十分の一も伝えられなかった。 伝わらなかったら存在していないものと同じコト そんなことは百も承知 言葉にすると消えてなくなる 言葉にしたくないコトがある 分からなくてもいいや 開き直りと強がりが自分の中に無くなったら それは楽しくない。 後味なんか悪いほうがきっといい いつだって自分を好きでいられるように 自意識を操る。 今年最後のあまのじゃく。 今日で仕事おさめの人が 街にはたくさんいて 紙袋片手ににこやかに歩いている。 昼も夜も気温上がらず。 今年の忘年会では 趣向を凝らした集まりをたくさん経験した。 今夜は『カレーパーティー』 今年出合った仲間で 男の子の遊び心を刺激するチームE その拠点の事務所に深夜訪問。 36歳ネズミ年 まだまだ楽しいコトは 水面下に眠っているらしいことを確信した。 2008年、ホントににありがとね!
2008.12.26
昨年末はぶっ続けで仕事していたので お誘いをほぼ断っていた 今年はようやく《人間》らしい年末を迎えたので。 二年分飲んでやる! O氏とその愉快な仲間達の プライベート忘年会。 僕は自分で 『納豆と味噌汁の法則』というもの さらに 『納豆と味噌汁の第二法則』を立ち上げた訳ですけど 今夜会った《竹内君》は 『コーヒーとサンドイッチの法則』なる本を 出版した。 27歳 昔から知っている若者。 しばらく見ないうちに すっかり成長していたね。 翌日の彼からのメール 『さまざまなことをなさっていて 今、僕がリサーチしていることに 近い内容でしたので、非常に興味深かったです。 また、著書を購入いただき ドッグイヤー《※》をたくさんしていただき、 ありがとうございます!!うれしかったです!』 知性のある若い男子は好物です。 ドッグイヤーにドッグイアするドクドクな夜 ※ドックイア (犬の耳が垂れた状態に似ているところから) 本や雑誌のページの隅が折れた状態。 また、ページの隅を折ること。ページのマーキングに使う。 (ドッグイアー)ドッグイヤーの書き間違い。 →keyword:ドッグイヤー 【dog year】 犬は人間の約7倍の速さで成長し老いていくことから 特にIT業界などの、時代の移り変わりの速さを言う。 ドッグイアの書き間違い。→keyword:ドッグイア
2008.12.25
やっぱり純粋な日本人としては クリスマスデコレーションも日本アレンジで。 ねじりはちまきの大将のいる焼鳥屋のカウンターで 演歌聴きながら過ごす僕らのイブな夜。 焼きおにぎりにデコレーションの《ウニ》で 法被ぃ目利居繰り澄ます。
2008.12.24
12/23火曜日祝日一冊の本を買って読み始めたらすこぶる面白い。最近の日本の社会学、カルチャー分析な観点においても物凄く秀逸なテキストだと思う。先日の日記に書いた《クラブカルチャー!》の著者である湯山玲子の最新刊《女装する女》である。女装する女時代の空気を、よくもここまでわかりやすく言葉にしてくれたものだと歓心した。『「女が女装する」ということに対してほとんどの女性が「あるある」と膝を打つ。が、男性にとってこの事実は簡単には理解できないらしい。(中略)この問題は誤解されやすいのだがこれはやはり「男性が女性の服装で装う=女装」と同義なのである女性がおしゃれの照準針をフェミニン方向にぐぐ~っ、と寄せて装うときその心はほとんど男が「女装」するがごとくの心境なのだ。』この鮮やかな切り口そこから始まるあらゆるキーワードとポップで鋭いマーケット分析をコラム的に読ませる。僕の周りにもたくさんいるのだが生きる強度に溢れつつもエレガントに軽やかなる男前な美女たち。くやしいけどそのセンスには脱帽する。身体の中に男を内包していて、感度の高い女性にかなうはずがない。日本の新しい地平を切り開くのは彼女たちで僕ら男は、仕方がないから自分の中の女性テイストを磨くことにしようそんなことを考えた。現在をリアルに生きる大人は必読の書だと極私的に大絶賛したい本なのです。
2008.12.23
そんなに仰々しいものではありませんが時々衝動的にやってくる《クラブカルチャー》への誘因。そこから始まる夜と朝に続く時間はちょっとした死と復活と再生を体感するように過ぎる。気がつくと朝まで音楽に身を委ねふらふらになりながら、倒れるようにベッドに落ちる。覚醒しているので眠れない。本を読もうとして意識を失う。時間感覚を無くしたまま目を覚ます強烈な空腹。時間の奥深くにダイブする感覚。身体が精神の三歩くらい遅れてついてくる。空腹を満たすために大鍋で《茄子と挽き肉のカレー》を作りながら徐々に生気を取り戻す身体を感じる。クラブODという特別なハコで過ごす深い夜の連続が引越し後、今年の夏以降、存在感を増している。クラブ的な感覚が、自分の身体と精神にマッチしたきっかけは何だったのか年末だからいろいろと考えることになる。自分のblogを頼りに過去の出来事をSearchした。そうだ、昨年の4/13だ。《ジュニアバスケス》というハードハウスの神様をかぶりつきで見てしまってからだ。《ドラッグクイーンとキリンの大群の映像が融合した風景》とリアルに身体に刻んだ感覚は文化的革命だったらしい。(その時はそんなに意識しなかったが)クラブカルチャー!が本棚にある。あの時の強烈な感覚を的確な言葉にしてくれた本があることを人に教えてもらい購入したものの、何故か放置していた。この日のために出合ったような本だった。奇しくも、高城剛が沢尻エリカと《快楽と寛容の島》《クラブカルチャーの聖地》である『イビサ島』で結婚したとのニュースを聞いた。二人から感じる空気感、嫌いじゃないんです。2005年の湯山玲子の言葉を借りて今年感じたクラブ活動のまとめとします。『今、クラブという場所で起こっていることは単なるリスナーとしての音楽体験ではない。そこには踊るという行為によって強力に身体が関与しその場のオーディエンスとDJの間にやりとりされる関係性のエネルギーも加わって、ある境地が出現する。クラブミュージックは時間と場、身体と精神を巻き込んで展開する全く新しい音楽芸術であり視覚、嗅覚、皮膚感覚といった感覚機能をフル動員して時間と環境をリスニングするような全体感覚がこの表現の真骨頂だ。』
2008.12.22
相変わらずひっそりと配布され 寄稿している本人ですら 存在を確認するのが困難なフリーペーパー《L&D》 その中面にひっそりと連載されている コラム『やなピーチェック』もこの12月で八回目を迎えまして 先日1月配布分も入稿を終えましたので 無事に年を越えることができそう。 広告の一切入っていないフリーペーパーにも それなりに ビジネスモデルというものが存在するわけです。 無料のビジネスの裏側にある様々な構造 その辺りも、探ってみると 楽しいフリーペーパーの世界。 さて、今月のコラムでは 『山田広野』 『ジェフベック』『モンキーマジック』をご紹介しています。 山田広野さんには、コメントもいただいたのですが 彼のキーワードに《笑い・驚き・エロス》の要素があります。 この人は絶対この不況に左右されないだろうな そんなふうに思わせてくれる発言の数々。 そこに意味はなく、ただこの笑顔の裏にある 人生の強度。 そのあたりも書いてみました。
2008.12.21
(書きかけの日記が見つかったので2009年1月25日に更新) 12/20土曜日。 いつになく高ぶった精神を操縦してみる。 朝6時に起きて、たまった洗濯物をやっつけ ピストバイクで30分程走りに行くその足で 早良区の実家に顔を出し 引越しの際に一時避難してた 溜まりに溜まった書籍類を 年末の勢いを利用して《ブックオフ》で売却。 ケチな話ではあるが 近々、少しまとまった 現金を必要とすることがありそうなので 1月まで節約モードに入ります。 軽く数日間の食費にまわせる 臨時収入となりましたとさ。 再び自転車をこいで 天神に戻り 昼食に薬院の小洒落た《イタリアン》をいただく。 今年のことを振り返り 来年以降のコトを報告するランチでした。 20時、ハンバーグ焼いて食事。酒を飲んで仮眠。 24時、クラブODで《石野卓球》のプレイで 狂ったように踊り、狂ったように酒を飲む。 28時帰宅、就寝。 三回死んで、三回生きたような濃厚な一日。
2008.12.20
昨夜は結局 二軒目のお店にしゅんサンを放置プレイして一人で帰宅。 最近は 24時過ぎたら眠たくなるんです(ごめんね) 滅多に行かないジャンルのお店だったのだけど お客さんが多くて驚きだった。 驚きと、たわいもないワイワイした感じも とても心地よい忘年時間になりました。 《飲み会のテイスト》は、個性が出て楽しい。 彼とは《音楽をやらない音楽仲間》として共鳴してる ワインのボトルを空けながら ブランデーのニューボトルを減らしながらの 言葉のやりとりはとても刺激的 来年は彼がオーナーとして始まるBarで たくさん美しき時間を過ごすからさ よろしく頼みますね。 今朝もコーヒーがほほ笑む。 だいぶ年の瀬モード。 どうしようかな、行こうかなと思っていたイベントがあって 迷っていたのだけど 飲み会続きで身体がなまっているし 《踊りたい》気持ちが湧いてきたので 明日のクラブODに行くことにして チケットを買った。 明日は《石野卓球》が来るのです。 彼の世界に身を委ね、テクノの海に溺れ 土曜の深く酩酊な夜を過ごすのだ。 追記、金曜日の苦言 この日記は《マイナス》な発言は極力使わないという 自分なりのルールで運営されています。 誰かを批判するほど成熟した人間ではないのですが これだけは思いきって年末に言いたいことがある。 この数カ月、自転車生活を復活させたので さらに確信が深まった。 声を大にして言いたい。 自転車に乗っている人へ 『自転車は《左側通行を遵守すべし》』である。 これ、車運転する時には当たり前何だけど 自転車って当たり前じゃないみたいなんです。 でも、歩行者より自転車って圧倒的に強者でして 強者と強者が狭い歩道で 歩行者(この場合の弱者)を挟んで離合するのって危なくないかい? ちょっと考えたら分かると思うのだけど なんか美しくないのです 自転車に乗っている人に美意識が感じられないのです。 あの、サドルを極端に低くした自転車のスタイルが 世の中に登場してからその傾向が加速したように思う。 チクショウ、悔しいから チャリエンジェルス(だったかな)に相談しよ。
2008.12.19
木曜日 久々に、仲良しなMEN's のしゅんサンと合流。 来年から新しくバーを立ち上げる彼と 北天神を散策。 軽く焼鳥でも食べますかね とうろうろしてたら 極上のフレンチレストランを見つけた。 男の子二人でワイン忘年会。 大人って楽しいね。
2008.12.18
水曜日、北九州演劇フェス2009の制作発表に出席した 《鹿殺し》という、素敵な名前の劇団が スミックスホールエスタで芝居やることになっており 物凄く注目している。 主宰で演出家で女優の 《菜月チョビ》という これまた少し変わったテイストの女性を目の前にして あ、デビュー当時の《椎名林檎》みたいだなと思った。 2006年に、DRUMBe-1に来ていたという事実と それが自分のアンテナに引っ掛かっていなかったことが悔やまれる。 さて 最近、ホントにワインが好きだ。 家飲みは、ビールを一缶くらいに抑えて あとは白ワイン(チリワインとか)ばかり飲んでいる。 ワイン飲むと 言葉が加速するらしい それから、最近の傾向として 掃除欲がムラムラ湧いてきて 朝 トイレ、バス周りがピカピカになっている 無意識に書いたテキストを見て、うんざりしたりもする。 最近マイiPodで やたら《電気グルーブ》が流れるんだよね。 週末、クラブODに 《石野卓球》が来るんです 行こうかな。 それから最近のお気に入り iTunesのChannelにあるラジオ番組(英語)の スピリチュアル系人生相談みたいなヤツ あんまり聞き取れてはないのだけれど 息遣いとか雰囲気で怪しさ満載な感じがしてGOOD これBGMがわりにして英語学習中。
2008.12.17
12/16「忘年読書会」場所は港の「隠れ家カフェ&バーブレス」を貸切で開催。テーマはあなたの今年の1冊《プレゼン本》&《プレゼント本》詳細、エッセンスはこのお2人のブログで伝わりますので参照を↓主宰&ファシリテーターの寺田さんのブログ参加者シゲオカさんのブログ今年もたくさんの出会いがあったわけですが4月から月イチで始まった「読書会」は2008年のとても楽しいトピックでした。「本を読むこと」は自分にとって、「音楽を聞くこと」や「演劇や映画を見ること」「仕事で遊ぶこと」、「デートをすること」や「おいしい食べ物やお酒」と同じようないや、それらを包括するような《ベース》の辺りに位置しています。「読書会」は、その体験をもう少し立体的にするという目的で「モノローグからダイアローグへ」というテーマを掲げスタートした定例イベント。参加者は毎回4名から12名くらいの少人数予想したよりもずいぶん収穫のあるイベントになったように思います。年度最終のこの日は、共通テーマがなかったからこそより個人的な「本」への姿勢みたいなものが見えて面白かったですね。僕は、今年おそらく一番重ね読みしたであろう《松岡正剛》氏の本をプレゼンしましたが言いたい事の10分の1も言えてません・・・。つまり言いたかったのはその本のエッセンスである「忙しいとき、悲しいとき、疲れているときそんなときですら読書のチャンスはある」というようなことでその本を通じて、今年の読書体験をかみしめたのですよみたいなコト。「ときには食事やコーヒーや、ワインのように読んだりお風呂に入るように読めばいい」ひとりごちな、よがったような読書もとても素敵だと思いますそして今年「読書会」で感じたのは「あ、読書は誰かと交わるともっと楽しいモノだったのだ」という発見。ようやく年末(12/31)に言えました。皆様、読書会2009も刺激的にやりましょう。
2008.12.16
月曜日 事務所近くの○バーガーは ○バーガーなのに、あまり客がいない。 (特に早朝は) その原因は なんとなく漂う《感じの悪さ》だと思うのだが それでもここのコーヒーの 味が落ちるわけではないし むしろ人が少ないのは幸いだと 最近時々出没する。 先日、開店直後の7:30に 貸し切り状態の同店で コーヒーとトーストを、食していると 中年のカップルが入って来た 『クラムチャウダーあると?』 作業衣姿の小柄な男性が 店員に唐突にでかい声で質問する。 物凄い(The博多弁な)インパクトでしたので 背中越しに様子を伺っていると クラムチャウダーを無事に注文し終えて満足げな そのカップルは 外を臨む窓に面したカウンターに座る僕の真横に座った 誰も客がいないにも関わらずである。 ああ、いやぁな予感だな と思って身構えるが こちらの存在など目に入らない様子で とても身なりのいい、お金持ちふう奥様らしき女性は 『ここのクラムチャウダー最高なの』 嬉しそうにつぶやきながら 『カウンターのこの真ん中の位置が、風水的に運気があがるのよっ』 と、さらに嬉しそうに語るのです。 その言葉にまんざらではない表情で ふむふむと頷く小柄な作業衣姿の男性も 確かに嬉しそうだった。 朝からひとつのほほえましい愛の風景を見てしまったなぁと 手帳に『風水』『クラムチャウダー』『朝のカップル』とかメモする。 その時の欲望を刺激する匂いが忘れられず 相変わらず貸し切りで 店に入っても背中を向けて掃除を続ける店員に 《おお、今日も感じ悪っ》と喜びながら (感じの悪さが癖になってる) ついに今朝『クラムチャウダー』を注文したのだ。 お、暖かくて美味い。 さて 今年引越しをした我が部屋で 初めての冬を迎える。 スペースが狭くなったこともあるが 思いのほか温かい 湯たんぽだけで越冬できそうなわたし。 ついにあと半月で今年も終わります。
2008.12.15
今年の6月から、自分を元気付けるためだけに「モバイル言葉メモlog.」を付けている。最近めっきりペースが落ちてきたものの放牧された名言らしきものを気分転換に見ていると、なんとなく融合しだした。8月3日のモブログメモより「私たちが目にするものはすべて《現象》ですがもし《本質》がその反対側にあるとすれば、それを発見するためにはすこしあまのじゃくな視点が必要なように思えます。(斎藤由多加/ゲーム作家)」言葉という現象の面白さは、それを放つ人(その人の持つ文脈)によって本質が変わるということ。このblogについて11月2日に新聞でこの言葉をメモ今でも世界一うまいと思っている「おれはあくまで現役。今でも世界一うまいと思っている。 (青木功/プロゴルファー)」11月3日にTVのコメントからメモこれからも自分が下手だと思い続けてやる「欲しい物はほとんどない。練習ではこれからも自分が下手だと思い続けてやる (石川遼/プロゴルファー)」青木功が、嬉しそうに石川遼の頭をなでたりしている姿がTVで印象的な2人。一見、真逆のスタンスのような発言に見えるのですが結局、立ち位置が違うだけで、この言葉の先に全く同じような好印象を感じる。誰かの言葉が、自分という文脈を介して、変化しだす。あとはあまのじゃくをどれだけ自分の中に持てるか・・で新しい発見がある。そういう感触を得るのは格別です。
2008.12.14
12/13土曜日『いい魚が手に入ったから遊びに来ませんか?』みたいな魅力的な誘い文句に引き寄せられた。O氏宅のホームパーティー。用事をすませ、ビールを土産に自転車に乗って大手門のマンションへ。なんでも、長浜の魚市場が、月に一回の一般への市場開放をやっておりたくさんのお魚をものすごく安く仕入れてきたとのこと。そのお魚がさばかれ、奥様Nさんの手によって色とりどりにクリエイティブされて目の前に並んだ。ご近所から遊びに来たふうかちゃん(四歳、笑顔がいいね)の頭の二倍はありそうな大きな鯛まるで鯛焼きのようですが(結婚式なんかで出てくるアレです)めでたい気持ちで表面部分を叩き割る。塩に包まれたその中にはしその葉に覆われて、素敵な白身が詰まっていました。数時間後、ワインでほろ酔い。ついにこんな姿に! 骨が太くて美しい。おぼっちゃん、お嬢さんも寝静まり、主であるO氏も寝静まった。途中乱入の東京からのお客様N氏と一緒に外に出る。不思議な出会いに感謝し、男同士で握手などして別れる。小雨の中、乗ってきた自転車に乗るととてもいい気分だった。なんだか暖かいホームパーティーをありがとうございます。
2008.12.13
何かのご褒美みたいな風景。 うわ、これは《絵》だ と、無粋なことを思ってしまうが 目の前の現実だった。 しかも早朝から、温泉入りながら 重奏的に移り変わる空の色を見た。 今日はこれだけでいい。 しばらくおかずなしで白ご飯食べられそうだ。
2008.12.12
昨夜は新スタッフ歓迎の飲み会で盛り上がり 倒れるようにベッドに入る 夜中に家で片付けるはずの 原稿をやっていないことに夢の中で気付いた。 ぞっとなって跳び起き、 朝の鹿児島行きの 九州新幹線の時間が刻一刻と迫る中 火事場の集中力が出た。 何故このモードにもっと早くならないんだろ 相変わらず年末まで 結果オーライな感じの仕事をしてしまいましたので 来年はこのモードを自在にコントロールする仕組み作りを自分に誓いながら 原稿をメールして 博多駅までダッシュ。 新幹線(リレーつばめ→九州新幹線つばめ)に乗ってしまえばこっちのもの。 移動中に、来週の読書会のプレゼン本を読む。 《今年の個人的なBest本》を各自発表ということなので 昨年から何度も読んで来た本をセレクト (詳しくは後日書きます。) 鹿児島はコートがいらない陽気。 今回の目的は夜に開催の大型のパーティーなのですが うまい具合にいくつかの企画の打ち合わせを入れられた。 前向きな話題も後ろ向きも両方ですな。 なんとか食い下がりつつ、錦江湾を臨むエリアへ移動。 夕方、与次郎ヶ浜辺りで 綺麗な月が見えた。 明後日が満月なので 今日のパーティーは《プレ満月の宴》である。 なにが良かったって、今日泊まる宿だ。 割と安いし《公立学校共済組合鹿児島宿泊所》と 施設名の前に銘打たれていましたので 青少年自然の家みたいなところをイメージしていました。 ところが、新設の小綺麗なホテル! 部屋は広いし 大型の温泉は展望浴場で 桜島がはっきり見えるスペシャルなロケーション。 海に浮かぶ船はゆっくり動き 桜島の真上に綺麗な月が光る。 温泉からその景色を独り占め 幸せ過ぎる。 こざっぱりしてから、気合いを入れてパーティー会場へ 出席者125名 ほぼスーツ族、知らない人ばかり 大きなパーティーはやはり苦手 心中はかなりおよび腰でヘタレな感じですが 笑顔は爽やかに立ち回る(たぶん、きっとできてるはず)。 抽選会で9等(洗剤セット?)が当たり ちょっとしたスピーチなどもするはめになった。 ほろ酔い。 月を見ながら海沿いを歩く さて あと2回くらい温泉入ろ。
2008.12.11
最近、このblogが 《飲み会記録》みたいになってますが、あしからず。 12/10夜 事務所近くに、物凄いコストパフォーマンスの高い飲み屋を見つけた。 小料理屋ふうだが ガラッと引き戸を開けた瞬間の はるか遠くまで奥行きのある テーブル席とカウンター カキフライなんか、300円台で食べられる驚き いちいち感動しながら飲む。 同じ会社の人と飲むことはあまりない人間なのだが この夜は特別 二人の新人スタッフを囲む会 (世相を感じながらこの店をセレクト) とてもいい飲み会になっった。 向かっているベクトルが同じで 泣き事を言わない連中だから、嬉しい。 彼らとたくさん話しをして 自分に圧倒的に見えてないものが たくさん出来ている事にハッとした。 そういう事実を直視できてよかったよ 合わなくなったコンタクトレンズを そのまま使い続けているイメージなので すぐさま、手を打った。 ほろ酔いで帰宅。 エレベーターが開く 強烈な香水の匂い。 誰かと擦れ違うことが極端に少ないエレベーター。 ただ《匂い》だけが人間の存在を感じさせる。 女性、男性、その中間 何故か人の雰囲気や状態まで、匂いは語る。 特に年末は匂いが存在を増す。 タバコの匂い 獣のにおい。 酒の匂い、吐瀉物 8階に上がるまでに、緊張の糸がゆるむ 匂いを残し、境界の向こうへ 区切りをつけるエレベーターの扉が開くのです。
2008.12.10
信号待ちしていたら ユーロビートに、ソーラン節をmixしたような歌が流れていた。 『鯛焼きSong?』 いつの間にかOpenしたらしい北天神の鯛焼き屋。 それをまんまとblogに書いてしまうオレ。 小腹が空いていると 吸い込まれそうになる開放的な店構え。 さて、今日は暖かくてマフラーいらず。 年末に、どうしても片付けたい、気掛かりな案件があった でもなにげにエアポケットに落ちた感じの案件 毎日気にはなっているけど 何故か後回しになってしまっているモノ。 思い切って取引先の担当者に電話してみる。 たまたま、別件の仕事で 同じ担当者が喜んでくれていたらしく 気になっていた案件も 『うん、分かりましたよ』と言ってくれた。 とてもうれしい言葉をいただいたからには そういう言葉に甘えてはいけない まだ信頼してくれているならば 絶対に終わらせたい。 やはり仕事は人と人の信頼でしかない。 最近は《キリリと冷えた白ワイン》ばかり家飲みしてます。 白ワインでストンと記憶が飛ぶ瞬間が素敵だ。 ぐっすり寝たら新しい一日が始まるのです。
2008.12.09
石川遼は、夜8時に寝て朝5時に起きるそうだそれも、自主的に。。日本中の大人達は当初彼を《17歳》という類型で比較してその凄さを語ったが今やその抽象度合いは高まりなんだか《人間》としてこいつは凄いと思い始めている。石川遼の話題は、いい感触ですよね。凄すぎて、嫉妬すら起きない彼の目線の高さと、躍動感がいい気がつけば応援してる。さて先日《寝耳に水》のお知らせだった我が部屋(賃貸)の差し押さえ、競売の続報。不動産屋に裏を取り裁判所の担当の方と、いろいろ話す。間違いなく、オーナーに何かやんごとないことが起きてる。関心がないと見えない情報ってありますよね。マンションを購入するとかそんな立場にたったことなかったので最初はピンと来ませんでしたがなるほどね、そうか競売にかけられる部屋に居住している《第三者》がこのオレなのですな。『ちなみにいくらくらいで売りに出されるんですかね?この部屋』裁判所のオジサマは『まぁ、ワンルームだし、○○百万くらいじゃいですかね』と教えてくれた。え、割と安いのね。現金で買えちゃうかも(やや高めの車買えるぐらいの金額)そう思ったら何故かいろいろ見えて来た。この辺りのエリアの10年後とか自分の10年後とかを、柄にもなく考えたりした。裁判所で開示される競売の情報もチェック中。また続報はお知らせします。(来年はまた引越してる可能性高いですけど)ブックオフで、懐かしい本を見つけた。『ププの生活(アジサカコウジ/プランニング秀巧社)』その昔、シティ情報フクオカで連載されてた四コママンガ佐世保出身の画家、アジサカコウジ氏の作品。当時、毎回楽しみにしてた連載。あらためてまとめて読むと、やはりすこぶる面白である。こんなにクオリティの高い四コマ漫画って貴重だよなとあらためて思った。確か今年の夏に福岡で個展されてたけど今やアートとポップの融合した凄い作品がたくさんなんですね。好きだな、この人の書く絵。
2008.12.08
ストーンズに関して語るのは、いつも躊躇する。いくらでも語る人はこの世界にたくさんいるし自分はただのミーハーに過ぎない。でもやはり、ストーンズだけは特別。ただのバンド、されどバンド13歳くらいから彼等に翻弄され続けているから彼等を語る時自分の《人生》を思わずにはいられない。きっとそんな気持ちを持つ大人がこの世の中にはたくさんいるはずだ。いや、比較ではない自分の人生の大部分に彼等の音楽があって過去ではなく、未来の存在としていまだ彼等はそこにいるのだ。まさかまさかの奇跡のような映画《シャイン・ア・ライト》。始まる前の予告の時間から、いつもと違う気持ち。意識するな、たかが映画だ。自分に言い聞かせてみても波打つ感情がいつもの数倍。ストーンズがからむといつもこうだ。そして、まだストーンズが好きな自分を結構気に入っている。今夜この映画『シャイン・ア・ライト』を見て、はっきりそれを感じたのだ。これまで都合六度、彼等のLiveを見た。熱に浮されたようにいつも『これが最後だ』と思いながら福岡ドームで2回大阪ドームで2回東京ドームで2回。僕は仕事がら、たくさんのLiveを見る。少なく見積もっても週2回月10回、年120回十年ではおそらく1200回以上の音楽や演劇のいろんな生のステージつまりLiveを見続けてきた。ストーンズに関しては出会った頃のティーンエイジのみずみずしい感覚を取り戻すことはできないことが分かっていながらその強烈なノスタルジーににしがみついているのかもしれない以前はそう思っていた。一つのバンドをここまで長きにわたり見続けるのはもちろん彼等以外はないし中学の頃彼等を好きになってから自分が36歳になっても彼等は現役でヒーローとして君臨しているなんて誰も予想できないでしょ?でも、ノスタルジーではない。あらゆるものを見てきた。少しだけ世の中や人を見る眼を磨いてきたつもり狡猾な処世術も知っている。卒業したと思っていたけどかの《マーティン・スコセッシ》が教えてくれた。やっぱり地球最強のLiveバンドはストーンズだった。いまでもそう思えるこの世の中は素敵すぎる。彼等のLiveを見て感じてたこと音楽が頂点にあり、そこに文化があってその下部(しもべ)に政治や経済がある。そのことをまた感じて心が震える。『二人とも下手くそさ、でも一緒にやると最強だ。』悪魔みたいな風貌のキース・リチャーズは言う。『ライトがケツにあたって焼けそうだ』縦ジワのミック・ジャガーは滑稽なアクションで叫ぶ。やっぱり今でもカッコいいシルエットのミック・ジャガー。いつまでも少年のロニー・ウッド不良をシニカルな微笑みで支えている感じのチャーリー・ワッツ。やっぱりこのバンドが現実なのは奇跡だ。『カメラを上に、上に』 八の字眉毛のスコセッシがいきり立つ。カメラが上空にパンし、大都会のビル群を映すさらに俯瞰、夜空に光る月がレッドタンに変化する。地球で最強のLive映像はそこでラストを迎える。
2008.12.07
笛吹けど起きられず寒さで、布団から出たのは朝11時過ぎ。昨夜は酔いが回るの早くてあらゆる場面で寝た気がする。身体が冬眠を欲しがっていますので勘弁下さい。6日土曜日、さらに気温は下がり5度くらい。夜の寒々しくも楽しげな空気を擦り抜け大名のライブハウス《ROOMS》へindigo blueを聴きに出掛けた。たいへん好みの、大人のLiveだった。ビールを片手に程よい感触のトーク無駄のないアンサンブルから繰り出される音楽をユラユラと味わう。カントリーやR&Bにポップな味付けで磨き、仕上げげられた楽曲、圧倒的なボーカル。(カバー曲もやっていたがボーカルのリナは、まさに《ノラジョーンズ》みたい)心地良すぎる。コーヒーやお酒がよく似合う雰囲気。今年、スタバでも彼等の曲はよく流されていた。 スタバだけで限定発売された《チョコレートとCD》の企画も良かったしね。なんというか、この音楽は彼等の心そのものなのが伝わる。こういう音楽を届けることのできる彼等を尊敬する。それにしても《Live》というのは人の絶妙な繋がりや、バランスの上に成り立っておりアーティストをどのような展開で届けていくかそういうのはホントに難しいなと思う。次のLiveはどこで、どんなふうにして彼等の曲を聞けるのかひとつの楽しみな未来の出来事。《indigo blue》というSmooth&Rockデュオは僕にとっても不思議な存在ここ数年、公私を越えてお付き合いしている人々が《indigo blue》というキーワードで繋がっていた夜。所属事務所は福岡拠点のS社マネジメントスタッフのMとYは今までも今後とも仲良くしたい仲間であるし彼等を紹介してくれたライフプランナーO氏とは相変わらず連夜に渡り酒を飲んでる(早朝からコーヒーも飲んでいる)その同僚U嬢とも長い付き合いだな。レコードレーベルのKちんは《下地勇》と出会ってからの付き合いで《ROOMS》のオーナーS氏はパーティーや、パーティーやパーティーで旧知。そんな彼等と同じ空間で今年、マイiPodでよく流れる曲Best10に入る《indigo blue》の初ワンマンライブを見ることができた。とても《いい距離感》だった。
2008.12.06
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