累代表記について


私も飼育を始めた年にこの意味と価値が理解できなくて苦労しました。
ワイルド・・・野外採集された成虫
WF0 ・・・野外採集された幼虫
WF1 ・・・野外採集されたメスの持ち腹幼虫
WF2 ・・・意味分かりません(笑)
F 1 ・・・ワイルド同士の子供 
F 2 ・・・F1同士の子供 ワイルド×F1もF2
F 3 ・・・以下同じようですが、ワイルド×F2もF3!

何故こんなにややこしいのか?
生物学的にはインライン(同血統)のみ累代が進むとF1、F2と数字が増えていきアウトライン(別血統)の場合F1にもどるそうである。
(ダービースタリオンという競馬シュミレーションゲームにハマっていた私には近親交配はやってはいけないことだったので最初は驚いた)

クワガタを趣味とする人は大きく分けて標本にする人、ブリードをする人、採集する人に分かれます。
クワガタを標本にする人や採集する人はワイルドにこそ価値を見いだし、累代されたクワガタにはあまり興味が無いものだそうだ。(特に標本を楽しむ人)
標本のほうが、ブリードよりも歴史が古いため、この価値観が浸透し累代が進んだクワガタ=価値の無いものとなってしまいました。
ショップやオークションでF4、F5と表記されたクワガタが皆無だったのもこのためのようです。(現在は趣が少々変わってきています)
ちなみに犬や猫はF1、F2なんて表記しません(笑)観賞魚は表記するそうですが別血統と交配させると当然F1になります。
しかしクワガタ業界は別血統でも例えばオスF2×メスF2でも子供はF3となります。

これではF5の成虫がいてもアウトのF5かインのF5か判別できません。
ショップやオークションでは両方表記するのが、親切というものです。
誰かが統一してくれればいいのですが・・・・




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