修羅の道-奴殺死の地獄日記

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第二章 覚醒


腕が焼けるように痛い。
村長が言うには腕が使えなくなることはなく、安静にしていれば痛みもさほどないらしい。
・・・絶対に嘘だ。
俺は安静にしていたはずだ!
この痛みに治るまで耐えろと言うのか!
声が出そうになるものの、安静にしていないと思われてはまた雪玉が飛んでくる、抑えろ俺。
そんなことを考えていると、いつの間にか痛みが消えていた。
「腕が軽く感じる。」
好奇心で包帯を取ると傷が消えていた。
治るのには一週間はかかると思ったのにな。
まあいい、暇潰しに村長に貰ったお見舞いのサンダーベインの練習にいくか。
奴はリフトに乗って農場へ向かった。
「ふうん、あいつが奴か。まだ力に気づいていないのか、それとも・・・・・ククク。」
まだ奴は事の重大さに気づいていなかった。


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