220106
CAPITALISM: A Love Story (キャピタリズム ― マネーは踊る) @ TOHOシネマズ シャンテ (日比谷) 監督・脚本・制作: Michael Moore (マイケル・ムーア)
(資料映像を巧みに挿入編集し、エンターテインメントとしても上出来のドキュメンタリー・コラージュ。仕事への愛に悪乗りされて年収2万ドル以下で働く商用航空機のパイロット; 生活が成り立たずアルバイトで喫茶店のウェイトレスをし、ついに本業で墜落事故を起こした事例の紹介がショックだった。)
220201
The Young Victoria (ヴィクトリア女王 世紀の愛) @ Bunkamura ル・シネマ Emily Blunt, Rupert Friend, Paul Bettany
(英語原題通り、ヴィクトリア女王の即位前後の20代の日々にスポットを当てた、すがすがしい映画。「プラダを着た悪魔」 とは別のエミリー・ブラントさんを見せてくれた。芯の強さは共通している。)
読 書:
<平成210522 以前に購入の積ん読 (つんどく)
本、ようやく読了>
211118
平和の地政学 (The Geography of the Peace) (芙蓉書房出版) Nicholas John Spykman 著、奥山真司 訳
(昭和19年に米国で出版された古典。65年後の現代にそのまま使えるわけではないが、米国の戦略を読む補助線がたくさん見つかる。読んでよかった!)
211210
Latin for the Illiterati ― A Modern Guide to an Ancient Language Second Edition (Routledge 社、平成21年刊) Jon R. Stone 著
(ラテン語の単語、句、格言などのうち英語の文章に使われることのあるものを集めましたという本。ときどき眺めてラテン語に慣れようと思って購入。ペーパーバック、338ページ。それにしても八重洲ブックセンターの英書売り場が3分の1ほどに縮小されていて愕然とした。洋書はネットで買うもの、ということか。)
211224/220301
「太平洋戦争」 は無謀な戦争だったのか(ワック) James B. Wood 著、茂木弘道 (もてき・ひろみち)
訳 (出版社からのメールと、産経紙上の渡部昇一さん書評を見て、購入。実質主義を貫き陸海軍が連動して戦っていたら、大東亜戦争も別の戦になりえた。説得力あり。参考文献一覧は、和訳せず英語のままにしておくべき。)
220116/18 写真集
RUSSELL JAMES (teNeues Publishing、平成20年)
(昭和37年 オーストラリア生まれの写真家ラッセル・ジェームズ氏の写真集。青山ブックセンターで、表紙のうつくしいヌードに ほれてしまった。定価 16,640 円 + 税 だったが、その価値あり。)
220116 写真集
HELMUT NEWTON (Taschen、平成21年)
(大正9年 ドイツ生まれの写真家ヘルムート・ニュートン氏の巨編写真集 “SUMO” が平成11年に1万部限定で出版されたが、このほどその普及版が出された。定価 20,000 円 + 税 だったが、大満足だ。)
220117
Lingua Latina per se illustrata Pars I: Familia Romana (Domus Latina 刊、平成17年) Hans H. Orberg 著
(全文ラテン語のじつにみごとな初級学習読本。)
220117
The New College Latin and English Dictionary, Third Edition (Bantam Books、平成19年) John C. Traupman 編
(ラテン語の近現代語彙まで収めようとした意欲的な小事典。「コンピューター」のラテン語訳は ordinatrum という具合。この倍の判型のハードカバー本も出ればいいな。)
220124/24 写真集
Little People In The City: The street art of Slinkachu (英 Boxtree 社、平成20年刊) Slinkachu 撮影
(リリパットの世界。遊び精神に共鳴し、青山ブックセンターで購入。定価 2,160 円 + 税。読後、画家の高橋カナ子さんに差し上げました。)
220124 写真集
The Helsinki School: Young Photography by TaiK, Vol. 3 (独 Hatje Cantz 社、平成21年刊)
(ヘルシンキ美術工藝大学の院生たち18名の個性に満ちた冒険集。青山ブックセンターで購入。定価 6,930 円 + 税。)