300130
Gauguin - Voyage de Tahiti(ゴーギャン タヒチ、楽園への旅) @ Bunkamura ル・シネマ1 主演: Vincent Cassel
(ゴーギャンのタヒチ行きを、てっきり能天気な快楽旅行とばかり思っていたが、その真逆。フランスで行き詰った末の、食い詰め者のなれの果てだった。言われてみれば、そうだったに違いない。)
300123
Willkommen bei den Hartmanns(はじめてのおもてなし) @ シネスイッチ銀座2 監督: Simon Verhoeven 出演: Senta Berger, Heiner Lauterbach, Eric Kabongo
(ドイツ語作品。ドイツで平28年に400万人が観て興行収入1位になった作品。ホームドラマふうでいて、世相批判あり、文化間・世代間のギャップを語る。ナイジェリア難民のディアロ役のカボンゴさんがいい。)
300520
国のない男 (日本放送出版協会、平成19年刊) Kurt Vonnegut 著、金原瑞人 (かねはら・みずひと)
訳 (原著A Man Without a Country. 「アラブ人がバカと思うなら、桁数の多い割り算をローマ数字でやってみろ」ってとこ、サイコー。ヴォネガット氏の本領たる SF 作品も読んでみないとね。マーク・トウェインとトクヴィルを読めと言ってるね。)
300427
西洋音楽史 「クラシック」の黄昏 (中公新書、平成17年刊) 岡田暁生 (あけお)
著 (実作品をあるていど聴き込んでいるおかげで、いちいち腑に落ちる。音楽構成の発展過程もわかりやすいし、国民性とからめた解説も納得。おっつけ、聴くべき CD の指南役として古本を買うつもり。)
300420
死体は嘘をつかない 全米トップ検死医が語る死と真実 (東京創元社、平成30年刊) Dr. Vincent di Maio & Ron Franscell 著、満園真木 (みつぞの・まき)
訳 (毎章が良質のテレビ番組のように読ませる。テレビではヒーローの検死医だが、じつは給与水準が相対的に低く、なり手が足りないらしい。)
300207
記憶の海辺 一つの同時代史 (青土社、平成29年刊) 池内 紀 (おさむ)
著 (媚びることの少ない人であり、人生。反骨ではあるが、かといって自らの反骨に陶酔するわけでもない。ドイツ語圏の時空感が伝わる。時代に媚び、自分史を塗り替えては自らを誇った高橋健二を批判しているのは正当。Karl Kraus のレーゼドラマDie letzten Tage der Menschheitを読んでみたい。)
291001
ドイツ語おもしろ翻訳教室 (NHK出版、平成19年刊) 太田達也 著
(よくできた実践中級文法。「名詞を立てる機能動詞」の項に、今後の学習の指針を得た。etw in Gang setzen とか in Kraft treten のような。ausdruecken とともに zum Ausdruck bringen を覚えよう。)
290516
Max Bruch: String Quintet in E flat major, String Quintet in A minor, String Octet in B flat major (Hyperion Records 平成29年刊)
(英国の The Nash Ensemble が平28年4月にロンドンの教会堂で演奏したもの。作品は 1918/20年作。)
290516
Joseph Haydn: String Quartets "The Lark" "Emperor." W.A. Mozart: String Quartet "The Hunt" (Deutche Grammophon 原盤 昭和39・49年、CD 平成24年刊)
(演奏は、英国で昭和23年結成・昭和62年解散の Amadeus 弦楽四重奏団。)
290509
DAVID BOWIE [FIVE YEARS 1969 - 1973] (Parlophone Records 平成27年刊)
(デヴィッド・ボウイの初期アルバム8つと、新編集の RE:CALL 1 という2枚組アルバム、あわせて11枚のCDが小冊子とセットに。)
290502
Renée Fleming|Distant Light (Decca Music 平成29年刊)
(Samuel Barber "Knoxville: Summer of 1915" ; Anders Hillborg "The Strand Settings" ; Björk Guðmundsdóttir [ˈpjœr̥k ˈkvʏðmʏntsˌtoʊhtɪr]
"Virus," "Joga," "All Is Full of Love" 演奏は Royal Stockholm Philharmonic Orchestra.)
290502
Sol Gabetta|Edward Elgar・Bohuslav Martinu チェロ協奏曲 ベルリンフィル ライブ (Sony Classical 平成29年刊)
(劇的な音楽。平26ライブ録音。指揮は Sir Simon Rattle. )
290502
寺下真理子|ロマンス (King Records 平成29年刊)
(バイオリンの甘美さと透明さが際立つ選曲。須関裕子さんのピアノとともに。すてきなジャズ トランペット。5人奏のニューオリンズ録音。)
290502
高澤 綾|Crescent City Connection (King Records 平成29年刊)
(すてきなジャズ トランペット。5人奏のニューオリンズ録音。)
290410
LA LA LAND (Interscope Records 平成28年刊)
(映画「ラ・ラ・ランド」を観た TOHO シネマズシャンテで購入。)
290408
★ (= "Black Star") (ISO Records 平成28年刊)
(デヴィッド・ボウイ69歳の遺作となったアルバム。「デヴィッド・ボウイ展」で購入。)
290408
Lazarus (Jones Tintoretto Entertainment 平成28年刊)
(メロディアスな魅力に満ちている。)