220513
赤瀬ミフサ展 I LOVE EARTH 光と色に溢れる地球が大好き
@ ノエビア銀座本社ビルギャラリー (銀座七丁目)
(昭和56年、愛媛県伯方島生まれ。モチーフは童画のような動物と花だし、色数すくない面構成はオモチャの彩色のようだけど、線のキレと躍動感が一点一点を藝術にしている。京都嵯峨藝術大で陶藝を学び、伯方島にアトリエを構える。I LOVE EARTH と題した画集も。)
220507
Tokyo Story in Hongo @ トーキョーワンダーサイト本郷 (本郷二丁目)
(村上華子さんの 「澤田家の火事」 は、大衆食堂を営んだ実家の火災の燃え残りが置かれ、村上さんが展示の経緯を語るビデオが流れ続ける。山本高之さんの 「どんなじごくへいくのかな」 は、小学生たちに各自それぞれの地獄を工作で作らせ、作品を語らせたビデオ。いずれも、そう来たか! の世界だが、この都の施設は東京のド中心の辺鄙な場所だ。)
220502
小滝雅道展 シリーズ Neither a point nor a line
@ 春風洞画廊 (日本橋三丁目)
(ひらがなが分解・散乱して さまざまな背景色と饗宴する。かな文字の1画のなかで墨と金色がにじみ合っているのは、たらし込みの技法なのだと作家に教えていただいた。小滝雅道さんは昭和36年生まれ、東京藝大で日本画を修めた。)
220422
黒木重雄展 @ art space kimura ASK? (京橋三丁目)
(ハイパーリアリズムで幻視する作家は昭和37年、宮崎県生まれ。案内葉書のリカちゃん人形はとうぜん立体だと思って画廊に入ったら、高さ2.3メートルのアクリル画だった。別の人形の乳房も、だまし絵のような恐るべき立体感。水に浮かぶ段ボール箱に寄り集まる蛍光灯の群れを描いたり、同じく水に浮かぶ環形蛍光灯に寄り集まる蛾の群れを描いたり。)
220416
平野俊一個展 In The Garden Spring @ 柴田悦子画廊 (銀座一丁目)
(桜がワイルドだ。いのちが燃え、揺らめき、ためらうさまを、思い切った色使いでとらえた。日本画だが、様式美の対極に身を置いて、印象の記憶から絵を紡ぎだす作家にお会いした。案内葉書の桜の絵は、写実とぼかしの配合が絶妙で、離れて見るとその立体感に吸い込まれそうになる。)