愛されるだけでは物たりない。
愛の言葉もかけてほしい。静寂の世界は、お墓の中で十分に味わえるのだから。
ジョージ・エリオットさん(英 作家)の言葉です。
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俺は、もともと貧乏旗本の小倅だから、妻には苦労かけたよ。
妻を娶った頃は、正月が来ても、俺の家では、餅を搗く銭もなかった。
ある年の暮れ、本所の、親戚から、
餅をやるから取りに来いと言ってよこしたことがあった。
俺はそれを貰いに行って、風呂敷に包んで背負うて家に帰る途中で、
ちょうど両国橋の上であったが、どうしたことか、
風呂敷が破れて、せっかく貰った餅は、みんな地上に落ちてしまった。
道は真っ暗で、それを拾うにも拾うことができなかった。
なんとか二つ三つ拾うことができたが、あまりにも忌々しくて、己のふがいなさに腹が立ってなあ。 これも橋の上から投げ込んで、帰ってきたことがあった。
妻は、「暗い夜道を、お疲れ様でした。」と言ったきりだったけど、
そのときゃあ子供に泣かれて、本当に惨めな思いをしたものだ。
見栄なんぞ張らずに、もう一度親戚の家に行って、頭を下げて貰ってくればよかったんだ。
お前さんたちも、妙な見栄体裁なんぞ張らねえことだよ。
あるときゃあるように、無えときゃ無えように、生きていくことだよ。
日陰町で買った、一筋の帯を三年の間、妻に締めさせたこともあったが妻は、一言の文句も言わなかったよ。
俺が心置きなく仕事が出来たのは、妻の内助の功があったればこそだ。
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海舟は殊勝にこんなことを言っていますが、言葉とは裏腹なことをしています。
出世して金回りの良くなった海舟は、女遊びを始めたのです。
賢妻といわれてきた民子も、死に際しては、勝海舟の墓に入るのを拒否して、早逝した長男小鹿の横に葬ってほしいと頼んだのです。
昭和28年、子孫の夢枕に立った民子の言葉により青山墓地から、
勝の隣に改葬されたのです。
妻をないがしろにする夫には腹を据えかねるのが当然です。
勝海舟の子どもは、正室民子に、男二人、女二人(長男小鹿早逝)があり、個室(妾)に男二人、女三人がありました。
維新後に住んだ氷川邸には、二人の側室(増田糸、小西かね)が同居。
梅屋敷別邸と長崎西坂には個室(森田栄子、梶玖磨女)が住んでいたのです。
女性の数は総数12名 (本妻を含め13名)という乱脈ぶりだったのです。
☆ おかげさまで海舟の本体は、海舟のしでかしたカルマ解消のために、
猛烈な家族縁の薄さを経験させて頂くことになったのでした。
ここに至って、ようやく勝のカルマは解消されたようです。
たとえ歴史上立派な業績を残しても、ダメなものはダメ~これが天の法則なのです。
☆ 人の苦難や障害は、「先天的業」の修正と、
生まれてから身に付けた「後天的業」の修正のためにあります。
「運」が悪いなあ。。と嘆く前に、試練に「ありがとう!!」と感謝して、
その試練の意味する深いところを読み取って、以後の生活態度に活かすことです。
これこそが、自らを向上させ、ものすごいパワーを生み出す源です。
☆ 家族の笑顔が全ての幸せの根源であることを忘れないでください。
☆ 民子の写真は、現存していませんが、この方は、本当に良く似ています。
民子は、深川で、評判の美人芸者でした。客であった海舟と恋仲になったのです。
☆ 歌詞の内容も、偶然とはいえ、海舟、民子の心情をよく表しています。服装も伯爵夫人の時の民子を彷彿とさせます。
☆ 明日は、東京セミナー。行くが男の生きる道です。(爆)
☆ 笑よく業を制します。お祓いよりお笑いです。 今日もあなたの良心というナビは正常に作動していますか?
☆ 「幸せになる法則」 ★「我謳!!」 は 台湾、韓国でも翻訳発売されています。
☆ よびりん♪登場!!インターネットTVカウテレビ。音声+動く画像です♪
☆ サブ日記では連日「私の夢」を発信
しています。
☆ 先日撮影した動画です。
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