日本語教師のヨックン。

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2011年03月27日

それじゃ、私一人で。。

(8)

テーマ：中国＆台湾(3305)

カテゴリ：学生たちはかく語りき

　慌しい週末でした。

　今日（日曜日）は朝９時に１年生が会話の練習にやって来たのを皮切りに、

　11時に３年生、午後３時に１年生、４時半に１年生、

　そして午後７時半からは、去年からずっと毎週、練習を続けている２年生と、

　ひっきりなしでした。

　今週、私の部屋に来てくれた１年生たちは14人、

　１人で来たり、２人で来たり、或いは６人で来たりと、人数はいろいろですが、

　誰もが、一生懸命に日本語を話そうとしていました。

レベルが高い学生と話す時は、私が質問して１分間答えさせたり、

　ややレベルが落ちる学生には、同じ文法を何度も使いながら、

単語と文法を定着させることを目的にして会話をしました。

　基本は、会話を楽しんでもらうこと。

　日本語をたくさん聞いてもらうこと。

ですから、私が話すのは全部、日本語で、

　１年生たちが既に勉強した単語と文法だけで話します。

　１年生がわからない単語を使ってしまった時は、

　他の単語を使って、その単語を説明しますし、

　机の上に置いている紙に書いて、目でも覚えさせます。

　中国語を使って話をすれば、意思の疎通は簡単なのですが、

　それでは学生の日本語能力は向上しません。

教師が楽をしようとすれば、学生たちのためにはなりませんし、

　学生たちも中国語を使うようになります。

　毎週、土曜日にやって来る学生たちとは、

　いつも爆笑しながらお喋りをしています。

　私の冗談には、即座に冗談で返し、仲間同士で爆笑する。

　そして帰り際、

　彼女たちはこう言いました。

「先生、また来週、一緒に遊びましょう」

　「夢で会いましょう」

　それに対して、私はこう答えました。

「いやだよ！」

　それを聞いて、こう返してきました。

「それじゃ、私一人で、先生の夢を見ます」

　そこでまた爆笑です。

　今年の１年生、すげえ！

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