よぴさんのつぶやき

よぴさんのつぶやき

伝説★その1~6



うちでは朝、私が先に起きて旦那を起こすことになっている。
私の朝は忙しい。お弁当を作ったり、子どもの世話もある。
だから何回起こしてもおきないと、出勤時間を過ぎても普通にほっておかれる。

結婚当初はだんなを遅刻させてはいけないと一生懸命起こしたものだが、今となってはそんなことどうでもいい。
当時「遅刻させたら、お義母さんになんて言われるかわからない!」と思っていた私は現在、「遅刻するのは起こしても起きないお宅の息子が悪いんだよ。」と思っている。


★その2

昼のお弁当、玉子焼きが入っていればほとんど文句を言わない(言えない?)旦那。
昨晩の残り物は当たり前、おかずはというと2日に1回は徳用の12個100円で売っているシュウマイを、4個(33円?)。モヤシが特売なら1週間ほとんどモヤシの炒め物。

よく文句を言わないなと思うけど(しつこいようだけど言えない?)、冷凍食品じゃなくて手作りだから、愛はあるのよ、愛は。

ちなみにこのお弁当、旦那が昨晩お米をとぎ忘れると作らない。うちではお米とぎは旦那の仕事。私がとぐより旦那がといだほうがおいしいのだ。ありがたいうちの七不思議。

旦那はよっぽどのことがない限り、お弁当を残さない(残せない)。


★その3

ご飯を作るのは基本的に私、なので「もうすぐ食べるよ~」と私が声をかけたら、旦那も娘も、即座にテレビを消して席につく用意をしなければならない。
作る人は温かいご飯をみんなに食べさせてあげようと頭の中できちんとプログラムして、計算して夕飯の時間を設定するので、この声かけの時間は重要だ。
ありがたいお言葉と思って受け止めてほしいのだ。

娘はトイレへ、旦那は箸やご飯茶碗を用意し、よそっていなければならない。
ちなみに旦那は席に座る前までに息子のオムツも交換し、息子も席に座らせてなければならない。

私がおかずのすべてを出し終わるまでにこの作業が終わっていないと、私はかなり切れる。
何かひとつでも忘れて席につこうものなら、「なに座ってんの?」とめちゃくちゃ不機嫌モードに入る。


★その4

ご飯を作る人は多分一番偉い。
家族の健康を考え、一生懸命作っている。
だから「食べたくない」とか、「これ嫌い」「おいしくない」なんて言おうものなら、「じゃあ、食べなくていい」と食器を片付けられ、「もう二度とつくらない」と、私にすねられてしまう。

「私が一生懸命考えて作ったのに、それを嫌いって言ったら私もかわいそうだし(ここが一番のポイント)、食事もかわいそうでしょ?」と説教が始まる(&きれる)。
旦那はこれを知っているので、絶対に私の作った料理に文句は言わない(正しくは「言えない」)。

嫌いな野菜系が食卓に出たとき、旦那は「おえっ」とか小声で言いながら、一生懸命涙目で食べていた。


★その5

旦那は仕事でいくら疲れていたとしても、私が干した洗濯物を取り込んできて旦那の隣においたら、文句を言わずそれをたたまないといけないという暗黙のルールがある。

テレビを見る元気があるなら、洗濯物をたためというものだ。


★その6

旦那は職人なので、汚れた作業着が洗濯物として出る。
作業着は普段の服と別に洗濯機をまわすのだが、「今日、洗濯してもらっていい?」と旦那は私に頼むように言う。

あまりにもしないとだんなは自分で洗濯機を回す。
つい普段の洗濯物を優先させるから、忘れちゃうんだよね。

しかも、作業着は汚れがすごいので洗濯機ぐらいじゃ汚れが落ちてないことのほうが多い。
なのに指摘された私は「あ、ほんとだね。」で済ましちゃう。

また着て作業して、洗濯機に入れればいいじゃんって感じ。そのうち落ちるよ、きっと。


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