アロマ【目的別入浴法】
１．お風呂の効果
１）温熱効果：お湯で体が温まると、血行促進、新陳代謝も活発になり、体内の老廃物の排出が促進されます。
２）静水圧：体全体に圧力がかかり、手足の血液が押し戻されます。血液やリンパ液の循環が良くなり疲労物質も排泄さえれます。
３）浮力：浮力で体重が1/10位になります。筋肉等にかかる負担が減少、緊張が取れリラックスします。
２．お湯の温度
ぬるめ：３８～４０℃
副交感神経が優位になりリラックスします。
２０分以上つかると、体の芯から温まります。
熱 め：４０℃以上
交感神経が優位になり新陳代謝も良くなります。
３．入浴法
全身浴：肩までお湯につかる。
心臓に負担がかかるので長湯になりすぎない事。
半身浴：みぞおちから下だけお湯につかる。
心臓に負担がかからずゆっくりつかれる。
寒い時期は、体が冷えるので注意。
手浴・足浴：洗面器やバケツに少し熱めのお湯を入れ
ます。エッセンシャルオイルを１～３滴入れ良くかき混ぜます。
ぬるくなったら足し湯します。風邪等のときおすすめです。
◎おすすめ入浴法
「全身浴と半身浴を交互に繰り返す」
または、
「長めの湯船の時は、寝湯」がおすすめ！！
３．目的・症状別入浴法とおすすめエッセンシャルオイル
エッセンシャルオイルは、お風呂に垂らしよくかき混ぜてお入りください。
（量は５滴までにして下さい。お好きな香りにブレンドする場合でも合わせて５滴です。）
１）疲労・冷え性：ややぬるめ（湯温）ゆっくり（時間）
毎日就寝前に入浴します。
おすすめエッセンシャルオイル：ラベンダー、ジュニパー、マージョラム
２）腰痛・肩こり：ややぬるめ（湯温）ゆっくり（時間）
ぬるめのお風呂でジワーッと汗がかくまで入浴します
入浴しながらゆっくり肩や首をまわします。
おすすめエッセンシャルオイル：ラベンダー、カモミールローマン、ベルガモット
３）足のむくみ：ややぬるめ（湯温）ゆっくり（時間）
お風呂の中で、足首を曲げたりふくらはぎを揉んだりします。
足浴もおすすめです（特にサイプレス）。
おすすめエッセンシャルオイル：ジュニパー、グレープフルーツ
４）低血圧：熱め ２～３分くらい
２～３回繰り返します。長時間続けない。
５）高血圧：ややぬるめ ゆっくり
微温浴にするのを週間づけます。
６）眠れない・イライラ：ぬるめ ゆっくり
ぬるめのお湯にゆっくりつかります。
体の緊張がとれ、神経は鎮静化します。
おすすめエッセンシャルオイル：ラベンダー、カモミールローマン、クラリセージ
７）やる気のないとき：熱め ３～１０分
神経を刺激しやる気が出ます。
おすすめエッセンシャルオイル：レモン、レモングラス、グレープフルーツ
８）ストレス解消：ぬるめ ゆっくり
ぬるい湯は、心身を鎮静化する作用があります。
おすすめエッセンシャルオイル：ラベンダー、レモン、スイートオレンジ
９）目が疲れているとき：ぬるめ 適宜
胸下までつかり、お湯か冷水につけたタオルを目に乗せて温・冷湿布をします。気持ちよい方でします。
おすすめエッセンシャルオイル：ラベンダー、カモミールローマン
10）シャキッとしたい時：熱め さっと入る
熱い湯は交感神経を刺激し、新陳代謝が活発になります。
おすすめエッセンシャルオイル：レモン、グレープフルーツ
11）リラックスしたいとき：ぬるめ ゆっくり
肩まで沈め30分位つかります。
ぬるめのお湯は副交感神経を活発にし、心身をリラックスさせます。
おすすめエッセンシャルオイル：ラベンダー、カモミールローマン、ベルガモット
12）肌を美しくしたい時：ややぬるめ 適宜
熱いお湯は、皮膚を乾燥させ老化を早めやすいので熱く湯の長風呂は注意して下さい。
おすすめエッセンシャルオイル：ローズマリー、カモミールローマン、ベルガモット
13）ダイエット：熱め さっと入る
2分間の休息をはさんで3階繰り返します。
ハードな為、週３回までにします。
おすすめエッセンシャルオイル：グレープフルーツ
14）便秘のとき：ぬるめ ゆっくり
甘い香りを嗅ぎながら、ぬるめのお風呂にゆっくりつかります。
おすすめエッセンシャルオイル：
スイートオレンジ、カモミールローマン、ゼラニュウム、ローズウッド
15）二日酔いのとき：少し熱め 短時間
汗をかくようにします。
おすすめエッセンシャルオイル：ローズマリー、ジュニパー
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