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IT用語


外部ネットワークからの要求を一元的に管理し、同等の機能を持つ複数のサーバに要求を転送する装置。
なるべく多くのサーバに要求を分散して送信し、各サーバが快適な応答速度を保つことを目的としている。
 単純なサービスを運用する分には各サーバに要求を均等に配分する負荷分散装置があれば十分だが、
サーバの能力にばらつきがある場合は、
各サーバの反応速度に応じて要求を転送するなど、高度な機能を持つ負荷分散装置が必要になる。
 また、一連のトランザクションを行なうために1つのサーバと複数回通信する必要がある場合は、
同じクライアントからの通信を常に同じサーバに転送するという機能も必要となる。
サーバに専用のアプリケーションを導入することで、そのサーバを負荷分散装置として使用することもできる。

・スケーラビリティ
コンピュータシステムの持つ拡張性。システムの利用者や負荷の増大に応じて、柔軟に性能や機能を向上させられることを意味する。
また、同じソフトウェアで小規模なシステムから大規模なシステムまで同じように構築できることを言うこともある。

・ビジネスロジック
データベースとユーザーインタフェース間の情報のやりとりを制御するアルゴリズムを指す(技術的でない)用語。
どんなプログラミング言語の仕様を見ても、APIを見てもビジネスロジックという用語は出てこないし、学術研究でも出てこない用語である。
この用語は、主にプログラムが3層構造となるWebアプリケーション開発で使われる。
ビジネスロジックは3層の中の中間層(アプリケーションサーバ)に相当する。
いずれにしても、ビジネスロジックという用語は明確な定義がなく、人によって意味が異なる可能性がある。

・クラスタリング
複数のコンピュータを相互に接続し、ユーザや他のコンピュータに対して全体で1台のコンピュータであるかのように振舞わせる技術。
複数のコンピュータを1台のコンピュータを扱うように管理することができる。
1台が停止してもシステム全体が止まることはなく、処理を続行したまま修理や交換が行える。
この間、外部からはシステムの性能が落ちたようにしか見えない。
また、接続するコンピュータの台数を増やすだけで性能の向上をはかることができる。

・レプリケーション
データベース管理システムが持つ負荷分散機能の一つ。
あるデータベースとまったく同じ内容のを複製(レプリカ)をネットワーク上に複数配置し、
通信回線や1台1台のコンピュータにかかる負荷を軽減する仕組みのこと。
マスターデータベースとレプリカは、ネットワークを通じて互いにデータを交換しあい、常に内容が一致するようにできているため、
一ヶ所でデータを更新すると、マスターとすべてのレプリカに自動的に更新内容が伝播する

・フェイルオーバー
サーバに障害が発生した場合に、代替サーバが処理やデータを引き継ぐ機能。
平時には二つ以上のサーバが、相互に状態を監視しながらデータの同期をとって動作している。
そして障害が発生した場合には、その処理とデータが直ちに代替サーバに引き継がれるので、
利用者は障害による影響を意識せずに済むようになっている。
なお、二つ目以降のサーバに障害が起こった場合にも次々と引き継いでいく「カスケード・フェイルオーバー」という機能も存在し、
最近ではこちらの機能を持つソフトウェアも増えつつある。

・JMS
Javaプログラムにネットワークを介してデータを送受信させるためのAPI。
J2EE 1.3プラットフォームに標準で含まれている。
データを1つずつバラバラに扱うのではなく、メッセージと呼ばれる塊にまとめて送信する、メッセージング機能が使えるようになる。
また、一対一の同期通信の他、複数の宛先に同じメッセージを送信したり、メッセージを非同期に通信したりすることもできる。

・JDBC
JavaプログラムからリレーショナルデータベースにアクセスするためのAPI。
SQL言語による命令を発行してデータベースの操作を行なうことができる。
データベースの種類によらない汎用性の高いプログラムを開発することが可能だが、
実際に稼動させるためには個々のデータベースに対応したドライバ(JDBCドライバ)を導入する必要がある。


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