C&Aコンサート99


99年6月12日(土) 午後6時開演
CHAGE&ASKA 20TH ANNIVERSARY Premium Live
–Supported by NEC–

大阪市中央体育館


セットリスト

SAY YES
めぐり逢い
LOVE SONG
THE RIVER
VISION
HEART
群れ
Reason
NとLの野球帽
BROTHER
Tomorrow
no no darlin’
(アンコール)
安息の日々
トウキョータワー
PRIDE



このコンサートは、「MTV program Live in 赤坂BLITZ」というアンプラグド形式のライブの番組を収録し放送することになったのですが、それをファンクラブ会員にも披露しようということで日本武道館と大阪中央体育館の2ヶ所で行われたコンサートです。
3年ぶりのC&Aのコンサートの幕開けはこのコンサートであった。当時、就職活動中の私は、朝から東京で面接を済ませて、面接が終るとすぐに新幹線に飛び乗って帰宅し、スーツから私服に着替えるとすぐにコンサート会場に向かうというハードなスケジュールをこなしました。

会場はこれまでずっと大阪城ホールだったので、大阪中央体育館は私にとってとても新鮮な場所でした。ただずっと疑問がありました。座席がアリーナだったのですが、アリーナの前に「西」という文字が付いていたことです。西があると言うことは東も南も北もあるということなので、今回のステージはセンターステージしかないの?と考えながら会場に入ると、やはり丸いセンターステージがドンとあって、その四方を椅子が取り囲んでいました。「これって、運が悪かったら後ろ姿しか見えないってこと?」と不安になっていきました。

やがて会場が暗くなり、二人が登場。「さぁ、これから始まるぞー!」と客は総立ち。しかし、ASKAさんの「みんな座ろう」との呼びかけでみんな着席。そこで、聞いたことのないメロディーが流れました。なんだろうと思って聞くと「SAY YES」でした。アコースティックライブは曲がアレンジされているので、前奏を聞いただけで何を歌うのかが分からないところが面白いですね。それと驚いたことに、曲が始まったとたんステージがくるくると回り始めたではないですか!なるほど、これならどの方向からでも顔がしっかりと見えます。しかし、自分の正面に顔が向いたと思ったらすぐに回転して別の方に顔が向いてしまって、少しずつしか自分の正面を向いてくれないのはなんとも消化不良な感じでした(ここだけ不満を言わせてもらおう)。ただ、本人達は四方から見られていてよかったらしい。
「THE RIVER」では、96年に行われた「MTV Unplugged live」と同じように英語の歌詞で歌われました(日本語版は「river」)。日本語版はもちろん、英語版も結構好きな曲です。あとは、「HEART」が落ち着いた感じで演奏されていたのには驚きました。原曲のイメージががらっと変わっていた曲でした。
話はちょっと変わりますが、MCで「この会場は初めて使うけど結構いいね」という話と、「先日の武道館で1日2回ライブをしてジャニーズみたいでしょ?」という話をしていました。その他はアンコールでのMCだったかな?ASKAさんをリーダー、CHAGEさんをキャプテンと呼び合っていました。話は曲に戻って、アンコール前のラスト曲の「no no darlin’」では、ギター、ピアノ、コーラスなどのソロが披露されました。
曲が終わり、一度メンバーがステージから出て行きました。今回はライブの始めに言われていたとおりアンコールがありました。再びメンバーが戻ってきて、ある曲が流れ始めました。しかし、前奏を聞いても歌に入っても私には何の曲を歌っているのかさっぱりわかりませんでした。そして、歌が終るまで私の頭の中にはハテナマークがついていました。その曲は「安息の日々」で、82年に発売されたアルバム「黄昏の騎士」に収録されている曲でした。一応このアルバムは持っていますが、ほとんど聞くことがなかったので、記憶に残っていませんでした。これを機に初期のアルバムも真剣に聞こうと思いました。今ではとても好きな曲となっています。次に歌われたのはチャゲソロ曲の「トウキョータワー」でした。ソロ曲をふたりのハーモニーで聴くことができ、とても感激しました。アンコールのラストは「PRIDE」で感動に包まれたまま幕を閉じました。

コンサートが終って駅まで向かって歩いていると、ツアーガイドさんの「○○から来られたバスツアーのみなさーん、もうすぐ出発しまーす」との声。今回のコンサートは東京と大阪の2ヶ所だったので、遠征で来ていた人たちも多かったようです。今回は座って落ち着いて見るコンサートでしたが、いつかまたこんな形式のアコースティックライブをやってほしいと思っています。



99年8月28日(土) 午後5時開演
CHAGE&ASKA CONCERT TOUR 電光石火
Supported by NEC
~TUG OF C&A PRESENTS PREVIEW in 幕張メッセ~

幕張メッセイベントホールにて


セットリスト

~Openning movie~
no doubt
the corner
青春の鼓動
もうすぐ僕らはふたつの時代を超える恋になる
higher ground
終章(エピローグ)
好きになる
two of us
僕がここに来る前に
群れ
swear
もうすぐだ
Sea of Gray
この愛のために
NO PAIN NO GAIN
(アンコール)
流恋情歌
SAY YES
恋人はワイン色
WALK



コンサートツアーが始まる直前に、予行演習のようなもの(と思っている)としてファンクラブ会員に披露されるこのプレビューコンサート。2日間あったうちの初日に行きました。実質、コンサートツアーの初日のようなものです。このコンサートで始めての遠征も経験しました。青春18きっぷを握り締めて、普通電車の乗り継ぎで東京に向かいました。東京に向かう間、2日前に発売されたばかりのアルバム「no doubt」をずっと聞いてコンサートに備えていました。その日は友人の家で宿泊し、次の日に友達と買い物に出かけ、そのまま友達と別れてコンサート会場に向かいました。着くとすでに会場前は長蛇の列。友達同士で並んでいる人たちも多く、ひとりで参加している私はちっちゃ~くなって並んでいました。会員証とチケットを見せて会場の中へ。コンサートグッズはまだ売られていなかったようで、開演の時間までおとなしく待っていました。

コンサートはいつものように映画から始まりました。雷の場面とともにこれまでの20年間のコンサートの名場面が映し出されます。いつものストーリー仕立てではないようです。そして、デビュー曲である「ひとり咲き」のジャケット写真(21歳ころ?若い!)が映り、CGでぐぐぐい~っと現在の2人の顔になりました。これには思わず「おおっ~!」と声をあげてしまいました。
そこで、スクリーンが上がり二人が登場。「no doubt」から始まりました。この曲は初めて聴いたときにすぐに好きになった曲で、いきなりこの曲なんだぁと感激。
この日は新しいアルバムが出たばっかりだったのですが、このアルバムからの選曲が多く、やはり何度も聴いておいてよかったなと思いました。青春の鼓動では、スクリーンに歌詞が映り、掛け合いのように繰り返す部分を一緒に歌っていました。「群れ」については、当時この歌はファンを突き放す歌のように噂されていたので、MCで、「自分達のことと思っているひとがいるようですがそれは違います。」ときっぱり否定していました、そして、「でも、愛の歌はあなた達のものです。」と私達を喜ばせる発言もありました。私も「キャー」と言ってしまったのはいうまでもありません。そのほかに私が覚えている範囲でのMCの内容は、当時放送されたテレビの話でしたが、一つ目は「LOVE LOVE あいしてる」に出たときにコンサートに来るファッションで好きなファッションは?という質問で、CHAGEさんから「裸にエプロン」という答えが出ていて、ここではやっぱり裸にエプロンはいないなあという話と、収録の後に吉田拓郎さんに焼肉屋さんに連れて行ってもらったが、とてもまずくて、当の本人の吉田拓郎さんが全然食べていなかったという話しでした。次に、前日に放送された「FUN」をホテルで二人で見ていたという話でした。「CODE NAME 2 SISTER MOON」の曲もたくさん披露されました。「Sea of Gray」では、スクリーンに映る映像が不思議な感じでスクリーンと二人を交互に見ながら聞いていました。アンコール前のエンディング曲の「NO PAIN NO GAIN」ではエンディングにぴったりでとても感動しました。
アンコールはセンターステージで行われました(あれ?アンコールの2曲目からだっけ?ちょっと忘れました)。ふたりがステージからセンターステージの方に歩いてくるのですが、だんだん自分の座席に近づいてくるのです!そのとき初めてセンターステージと自分の座席が近いことに気がつきました。こんなに近いとは思っていなかったので思わず興奮!私はセンターステージの右側にいたので、ASKAさんがほんの数メートル前にいるのです!途中でASKAさんと目があったような気もしました。アンコール1曲目が「流恋情歌」。80年発売のシングル2枚目の曲です。こんな曲も歌ってくれるんだーと感動。2曲目の「SAY YES」に続いて3曲目は「恋人はワイン色」。しかし、やってくれましたASKAさん。歌詞を忘れてしまったのです!本人もかなり動揺したようでした。これだけ派手に歌詞を忘れるのを見たのは初めてでした。最後は「WALK」で終了。ここでまた感動。
「YAH YAH YAH」「僕はこの瞳で嘘をつく」「ロマンシングヤード」といったおなじみの曲が少なく、セットもそんなに派手なものがなくて、自分達が今歌いたい曲を歌って、セットに頼らずに歌だけで勝負!という感じがしました。そのころは、C&Aといえば豪華なセットで歌うというイメージがインプットされていたので、もっとセットを使って縦横無尽に動き回るようなライブを予想していたのですが、その予想は見事に覆されました。今までのコンサートよりも少しおとなしめだったかも。




99年10月30日(土) 午後5時開演
CHAGE&ASKA CONCERT TOUR 電光石火
–Supported by NEC–

大阪城ホールにて


セットリスト

~Openning movie~
WALK
HOTEL
higher ground
swear
終章(エピローグ)
好きになる
two of us
SAY YES
もうすぐ僕らはふたつの時代を超える恋になる
no doubt
青春の鼓動
NとLの野球帽
もうすぐだ
群れ
Sea of Gray
この愛のために
NO PAIN NO GAIN
(アンコール)
流恋情歌
恋人はワイン色
no no darlin’



友人と3人で見に行きました。今回の座席はステージの真横のスタンド席。センターステージがよく見える。「ああ、センターステージってこんな感じだったんだ。」と改めて確認。
しかし、前方のステージは横からしか見えません。「アリーナの後方よりは近いし、スタンドだから前の人の頭と頭の間から覗かなくてすむけど、やっぱり正面から見たかったなぁ。でも、こういう見方もたまにはあり??幕張メッセのプレビューコンサートでもアリーナから楽しんだし。」などなどと考えてしまいました。
しかし、今回1回限りの友人には悪いなぁと思って謝っていたら「まぁ近いし、いいやん」となぐさめられてしまいました。

いよいよコンサートスタート。前回のプレビューと同じ映像が流れます。「そうそう、こんな映像だった。」と思い出しながら見ていました。最後に現れる映像のデビュー曲のジャケット写真から現在の顔に変わるところで友人も「おおっ!」と驚きの声をあげていて、その様子を見た私は、映像の製作者のように「しめしめ」と思っていました。で、オープニングは「no doubt」で…と思っていたら、聞こえてくる曲はなんと「WALK」ではありませんか!あれ?この曲はたしかアンコールのエンディングだったはず?うーん、何だか曲順ががらっと変わっていそうな予感…。2曲目も前回と違う曲が演奏されました。しかも何の曲だかわからない!しばらく歌を聴いていてその曲は「HOTEL」だということが分かりました。ロック調にアレンジされていて原曲とは全く違うかっこいい感じになっていました。

では、MCの話でも。99年はC&Aのコンサートが3年ぶりに行われ、8月25日にデビュー20周年を迎える年ということで、3と20の数字は今年のキーワードとなったという話でした。8月25日にはもう20周年の話は飽きたそうです。それで、今年はテレビにもよく出演し、スマスマに出たら親戚が喜んでいたとか、LOVE LOVEあいしてるでは、ユースケサンタマリアさんが「勝手にシンドバット」を歌っていて、「こんな歌でもいいんだ」ということで、「また逢う日まで」を歌うことにしたなどの話をしていました。で、CHAGEさんの「でも、ライブが一番!」という発言でオチがつきました。
次に、「SAY YES」の話。21世紀に残したい歌によくこの曲が入っているという。CHAGEさんいわく、「阪神百貨店のイカ焼きの隣にある21世紀に残したい歌実行委員会(笑)」が選んでいるらしい。CHAGEさんが、その曲を50世紀の人が20世紀にはやった歌として聞くんだねといいつつ、ASKAさんは「50世紀は紀元後5万年だっけ?あれ?1世紀は100年だから紀元後5000年か!」なんて天然ボケをかましていました。そして、CHAGEさんは、「5000年ですか。中国は4000年ですけど(笑)。50世紀には地球語があって『SAY YES』も『?%@#&*(地球語?)』って言われるんでしょうね。」のような感じのことを言ってました。
次はカウントダウンコンサートの話。福岡ドームでの1999年から2000年へのカウントダウンコンサートが2ヵ月後に迫っていました。CHAGEソロ、ASKAソロ、C&Aソロの3部構成で行われるということで、どんな内容になるか話していました。まず、1部はCHAGEソロ、2部はASKAソロ、で、3部は「鳥人間コンテスト」。なんだそりゃ??5万人がいっせいに飛び降りるそうです(笑)。「僕はやりませんよー」とASKAさん。この3部ネタは日によって違ったようです。「徹子の部屋」とか…
このツアーでは、北京、上海、台北とアジアツアーも組み込まれていたのですが、ちょうど台湾の大地震で台北のコンサートが中止になってしまいました。そのことについてのコメントもありました。私もコンサートが中止になってとても残念です。でも、いつか実現すると思います。そのときは私も参加するぞー!

歌に戻って。「NとLの野球帽」は前回のプレビューではセットリストに入っていなかった曲です。聞いたとき、定番曲になりそうな予感がしました。今ではすっかり定番曲になっています。相変わらず「NO PAIN NO GAIN」ではジーンとさせられました。
アンコールでは、センターステージに登場!そこでびっくり!ASKAさんがダイエーのユニフォームを着てる!そういえば、ダイエーも優勝したし、カウントダウンコンサートが行われる福岡ドームってダイエーの本拠地だったなぁなんて考えていると、CHAGEさんが酒屋さんの前掛け(紺色のやつ、市場のおじさんもつけてるアレです)をつけているではありませんか!これには大笑い!今考えると、あれは何だったのだろうか…??当時のネタの「裸にエプロン」に引っ掛けて、「衣装にエプロン」とのこと。
アンコール1曲目はプレビューコンサートと同じく、「流恋情歌」から始まりました。次は「恋人はワイン色」だぁと思っていたら、「ジャッ、ジャッ、ジャジャージャジャン!」とどこかで聞いたことのある伴奏が!「LOVE LOVEあいしてる」で歌っていた「また逢う日まで」をいかりや長介さんのモノマネまじりで披露してくれました。次は「恋人はワイン色」。確かこの日もASKAさん歌詞を忘れていたような…?最後は「no no darlin’」でした。Premiumコンサートでも最後でしたね。私もこの曲は大好きですが、C&Aの二人も好きとみました。友達は「最後になんでこの曲なん?」と聞いていましたが。私としてはとても満足なエンディングでした。次は2ヵ月後のカウントダウンコンサートだ!

カウントダウンコンサートに続く…




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