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Uo・ェ・oUくりんだよぉ~ん。爺じぃだよぉ~ん。
030~040
どじ丸物語(其の31)春・桜の花が舞っている
桜の季節が終わろうとしています。
大きな、大きな桜のトンネル、
その中に入るとまるで雪のように上から花びらが降っていました。
「どじさん、きれいだねぇ~。」
人の話を聞く気は全くと言ってないようです。
下に落ちている花びらに、鼻を押し付け、
クンクン匂いを嗅いでいます。
クッシュ~ン
「きったねぇ~なぁ。鼻にまだついてるよ。(笑)」
どじ丸の鼻の頭にピンクの花びらが・・・・・・・。
「ちょっと待って、とってやるよ!!」
「上向いて、そうそう・・・」
どじ丸の顔が・・いや、目が舞い落ちる花びらを狙っています。
パクパクッパク
落ちてくる花びらをくわえようと飛び跳ねています。
「無理だよ・・取れる訳ないよ。食べてもまずいよ・・・。」
一つ二つ口の中に入りました。
クチャクチャしたかと思ったら、急に首を振り出して
べっべっ、、、、クチャクチャ
どうやら苦かったのでしょう。
口に入った花びらを出そうと一生懸命です。
「あ~んしな!!取ってあげるから。」
「あ~ん!!」
どじ丸の口を開いて取って上げました。
その後も味が残っているらしくクチャクチャしています。
「どじさん!桜の花は見るもの。もう食べちゃだめだからね・。」
言ってるそばから、また口に入れてます。
でも今度はそのまま出していました。
利口なんだか馬鹿なんだか?
どじ丸の背中にはピンクの花びらがいっぱい。
百一匹わんちゃんのピンクバージョンだぁ~~~~~~~!!
どじ丸物語(其の32)春・田んぼに水が入りました
どじ丸が一生涯どうしてもはまってしまう事が一つだけありました。
それは田んぼに水が入った頃の事。
今まで畦道から田んぼに入り遊んでいた習慣が抜けきらずに、
足を踏み入れてしまうんです。
「駄目だよ・・水が入っているんだから。」
と言ってもお構いなしで、
ズボズボっと前足を入れたとおもうと後ろ足まで・・。
とうとう身体全体を泥どろの田んぼの中に。
その後一生懸命歩こうとするんですが足が抜けない、
顔がこっちを向いて“助けてくれ!!!”と、目で訴えています。
いくら男の私でも23キロもあるどじ丸を抱えることは至難の技、
前足だけでも畦道に出してくれれば・・・。
「もうちょっと、こっちへおいで!!」
「・・・・・」
胸まで浸かった身体を一生懸命に動かして、
やっとのことで近くまで来ました。
「わぁ~泥どろじゃないかよぉ~」
「痛いけど我慢して!!!」
どじ丸を抱えたら私まで泥だらけになってしまいます、
それだけは避けようと前足だけを持って持ち上げます。
目をまん丸にして痛がっている様子、でも吠える事はありません。
自分が主人の言う事を聞かなかったという自責の念があるんでしょう。
持ち上げたどじ丸の身体は両足の付け根を境に白と茶色のツートンに、
「プルプルするなよ・・。」と言うが先か始まってしまいました。
ぷるっぷるっぷるぷる
「勘弁してよォ~馬鹿たれがぁ~・・」
二人して泥だらけの散歩が始まります。
周りの人は状況を知ってか“田んぼに入ったな!!”という顔で見ています。
毎年この時期は散歩から帰るのが怖い・・・・。
どじ丸には優しいのに、
原因はどじ丸なのに、
泥んこのことで怒られるのは私だけだったんです。
どじ丸物語(其の33)梅雨明け・雷が怖い
どじ丸の苦手なものの一つに雷がありました。
稲光はそれほどでもないのですが、
ゴロゴロ・バリーンという雷独特の音がとても嫌だったようです。
雷が鳴り始めると雨が降っていてもハウスに入ろうとしません。
その上びしょびしょになっても“ぷるぷる”もせず私達をじっと見るんです。
毎年梅雨が明ける時期になると呼んでもいないのに、
やって来る雷と雨、
迷惑なうえにどじ丸の世話がまた一つ増える事で大迷惑。
「どじさん、びしょびしょじゃないか・・今拭いてあげるから待ってて・・・。」
傘をさしてバスタオルを持ってどじ丸のところへ。
「早くハウスに入りなさい!!」
身体を私にぴたりと付けて、ブルブル震えています。
「ハウスの中で拭かないとまた濡れちゃうからね、ハウスだよ。」
バスタオルがびっしょりになるほどの濡れようで、
絞るとビシャビシャと水が滴り落ちます。
2枚のバスタオルを使ってやっとどじ丸の濡れた身体を拭き終わりました。
そして、家の中に・・・・・。
「また外に出てるよ。」
「どうする?・・」
「家に入れてあげる????」
「ちょっとだけね・・」
玄関を開け中に入れてあげました。
「どじさんはここまでだからね!!入ってきちゃ駄目なんだよ。」
「ここでプルプルしないでよ!!」
ぷるぷるっぷるぷるっ
「やっちゃ駄目だって言ったでしょ!!」
靴も鏡もどじ丸のプルプルでびしょびしょ、
一生懸命拭いている私達を無視して毛繕いをしています。
約一時間ほど中に入れてやった後でハウスに
「鍵をかけて、“おんも”に出れないようにするからね!我慢するんだよ!わかった!!!」
この一言が“あだ”になり、毎年この時期が来ると同じ光景が展開されました。
私達が落とす雷にも、もう少し反応してくれれば良いのにと思う出来事でした。
どじ丸物語(其の34)夏・川を渡る
今日はおとうちゃんがお休みの日・・・。
ちょっと暑いけど散歩いっぱいしちゃお~
わぁ~川の土手は涼しいな・・・
「どじ丸!!川入ろうか?」
川ってあんなに水が流れているのに・・いやだよ
「今日は水も少ないし、おとうちゃん半ズボンだから・・いこ。」
わっわっわっわっ・・・すべるよぉ~
ちっちゃい時海に連れて行かれて・・水好きじゃないんだよぉ~
「おいで、こんなに浅いよ・・おいで。」
前足をっと・・・冷たっっっ
やっぱり嫌だな、でもおとうちゃんは中に入っちゃったし行ってみようかな。
そろ~りそろ~り
ばしゃ~ん
ウッヒャ~気持ちいいじゃん
がぶがぶっ
わ~おぉぉぉ・・・・どんどん流れて来るぞぉ~
飲んでも飲んでも減らないよ
がぶがぶっ
おとうちゃん大丈夫、もう真ん中まで来ちゃったよ
あっ・・深いヨォ~どうしよぉ
おとうちゃん助けてくれェ~~~~~~
「どじさん、あと少しで向こう岸だぞ。がんばれ・・」
助けてって言ったのにぃ、
おっ浅くなったぞ
よかった
“よいしょ”っと・・お腹まで濡れちゃったけど気持ちよかったな
まってまって、もしかしてこの土手登るの????
“うんこらせっ”“どっこいしょ”っと
「いっぱいプルプルしないと乾かないからね。プルプルだよ。」
ぷるっぷるっぷるっ
「帰りは川に入らないでグルっと廻って帰ろ・・」
いいよ、また今度川で遊んでくれるんなら我慢してあげるよ。
ただいまぁ~・・ねぇねぇおかあちゃん、今日ね川に入ったんだよ
ほら、びしょびしょでしょ!!
それでね・それでね、ずっとずっと遠くまで歩いたんだよ!!!
「そぉ~良かったねぇ。じゃ、おやつ上げるよ。」
ねぇ、おとうちゃんまた後で散歩してくれる?
そしたらねお願いがあるんだけど・・・・・
また、川に連れて行ってくれる?
どじ丸物語(其の35)夏・鯉を捕まえた
休日になると川遊びをせがむようになったどじ丸。
今日もどじ丸に引っ張られて水遊びです。
「どじさん・・今日は一人で遊んでおいで!!」
たまにはいいかなって、リードを外してあげました。
どっどっどっどっ・・・・・
川に向かって一目散に走って行きました。
バシャバシャバシャ
“おいおい、鯉を追いかけるつもりか???”
近くを流れる川には体長50センチもの大きな鯉がいっぱい泳いでいます。
釣りをしていた人達も向こう岸で散歩をしていた人もどじ丸を見ています。
それはそうです、
どでかいわんこが川に入って鯉を追いかけているんですから、
ビックリするのもうなづけます。
その姿は北海道のヒグマそのものです。
鯉の泳ぐのを懸命に追いかけるのですが、
泳ぎの名人にわんこが勝てるはずがありません。
20分ほど追いかけたのですがつかまりません・・・・・。
諦めたのか一人で川をウロウロ・・
どじ丸の足元を一匹の鯉が・・
バシャバシャバシャ
うっそ~・・・・捕まえちゃったよ~
「どじ!!!食べちゃ駄目だよ!!!」
捕まえた鯉を上に持ち上げて“どうだ!!”って顔をしています。
「駄目だよ!!逃がしてあげナ!!」
パックっと鯉を離しました。
“よかった、言う事を聞いてくれた”と思った瞬間です。
バシャバシャバシャ
また追いかけ始めて、捕まえては逃がし捕まえては逃がしして遊んでいます。
「どじさん!!もういいから戻っておいで!!」
その間1時間ほど、釣り場は荒らすしどじ丸の独壇場。
水遊びなんか覚えさせなければ良かった・・
悔やんでも後の祭り、楽しい事をしていると時間を忘れてしまうのは、
人間も動物も一緒なんですね。
どじ丸物語(其の36)夏・深みにはまって
すっかり水遊びを覚えてしまったどじさん、
今日も裏の川へ出掛けました。
もう、付き合っていられないのでリードを外してほっぽらかし。
運良く鯉も泳いでいないし1時間も付き合わなくて済みそうです。
どじ丸は浅瀬を探し川の中へ・・・
“ありゃ~向こう岸までいっちゃったよ”
「どじ!!!戻っておいで!!一人でいっちゃぁ駄目だよ!!」
全然聞いてはくれません。
「バイバイ・・。」
この言葉を聞いたどじは私の方を振り向くと、一目散に川を渡って来ました。
なぜ“バイバイ”がこれほど効くかと言うと、
散歩中に悪い事をするとすぐさまリードを、
ガードレールやフェンスなどに結んでスタスタ行ってしまうんです。
その時に“バイバイ”と言って脅かすと、
最初は何だろうと言う顔をしているんですが、
置いて行かれるなって分かると“ワンワン”吠え出して呼んです。
ゆっくりゆっくり側に行って言い聞かせてから散歩の続き。
こんなことを続けていた事でどじ丸にとって、
“バイバイ”は“置いてきぼり”の代名詞になった訳なんです。
話は元に戻って・・・・・、
その時のどじ丸の位置は川に入ったところから10メートルほど離れた所。
途中深い所があったらしく犬掻きでスイスイ泳いでいます。
一度も泳いだ事がないのに本能なんでしょうか、
生まれ持ったわんこの遺伝なんでしょうか、上手に泳いでいます。
私は浅い所に誘導してあげようと呼んだのですが、
初めての経験からか岸に上がる事ばかりを考えているようです。
「そっちは深いからこっちへおいで!!」
岸に前足を掛けました。
ずるっっ
目が、目が、目が、助けを呼んでいます。
もう犬掻きも何もあったものではありません。溺れています・・・・・。
走って側に行き首輪を掴むと、一気に持ち上げました。
「何だ!この重さは・・・ちゃんと足を着きなさい!!!」
気が動転しているどじ丸は、全てを私に託したようです。
岸に上がるや否や“ダッダッダッダッ”と土手に駈け上がり、
プルプルっと・・・、
その後はよほど疲れたんでしょう草の上に寝転んで日向ぼっこを始めました。
「どじさん、良かったね。おとうちゃんが助けてあげなかったら溺れてたんだよ・・。」
私の顔をべろ~んべろ~ん
「わかったよ!!乾かしながら散歩して帰ろ・・・」
家に帰って妻に報告。
犬掻きが出来た事を誉められたどじ丸はしっぽをプリプリ、
その後の行動が漫才です溺れた事を叱られるかもしれないと感じたのか、
妻の顔も、べろ~んべろ~ん
・・ったくぅ・・要領のいい奴だ!!!
どじ丸物語(其の37)夏・そーめんにきざみキュウリ
どじ丸はそーめんが大好き・・・。
そばつゆは10倍位に超薄め、
きざみキュウリとぶっかき氷が入っていれば言う事なしです。
どじ丸のそーめんの食べ方は・・・。
先ずはそばつゆをピチャピチャと飲んでしまいます。
それからおもむろにきゅうりをパリパリと食べ始め、
それが食べ終わると大好物のそーめんに口がいきます。
細長いそーめんをパクッパクッと・・・・、
人間のようにツルッツルッとは食べれないようで、
くわえては首を下に振って口の中へ入れていきます。
餌入れの回りはそーめんだらけ、ぼろぼろと散らばっています。
かりっぽりっかりっぽりっ
最後に氷を食べ始めました。
よほど冷たいのか、噛んではボロボロと餌入れに落としています。
舌でコロコロと氷を転がしながら美味しそうに・・・・。
そうめんを食べ終わると、いつものドッグフードをせがんで
ひと吠えわん!!
「そーめん食べたんだから少しね・・。」
“うっひゃ~満腹だぁ~ご馳走さまぁ”
どじ丸物語(其の38)夏・ロケット花火
ピューン・・パァァ~ンピューン・・パァン
わん・わん・わんんん
ピューン・・パァ~ン
「うるさい!!!静かにしなさい!!!」
ロケット花火の音は聞こえませんでした。
どじ丸の吠える声だけが闇夜に響いています。
わん・わん・わんんん
部屋の中から怒るんですが、なかなか鳴きやもうとはしません。
「うるさいよ!!周りの人がビックリしちゃうから静かにしなさい!!
さっきから何で吠えてるの??!!」
窓を開けてスリッパをどじ丸目掛けて投げようとした時・・・
ピューン・・パァ~ン
「花火がうるさいの?」
どじ丸は“どうにかしてくれ”とばかりに私を見てウロウロしています。
「散歩行くか??花火・・怒りに行こう!!」
玄関を出た途端、しっぽはプリプリ身体はクネクネ喜んでいます。
「また中坊のガキどもがやってるんだよ・・やだね花火・・」
「・・・・・」
「川へ行ったら“わんわん”って怒ってやりなさい!!」
プロパン屋さんの庭を横切って裏の川へ行きました。
案の定3・4人のガキどもがロケット花火とねずみ花火をやっていました。
「お前等うるさいんだよ!!こんな遅くじゃ迷惑だゾ・・」
よくよく見るとほとんどが顔見知りの子供達。
近所では名の通った与太郎爺なので、
以外に私の言葉を脅威に感じたようです。
その日の花火は私の一言で終了しました。
「さっ、どじさん家へ帰ろうか?・・」
一度散歩に出た以上帰らないぞって言う雰囲気 “やばっ”
一時間・・・いつも通りの散歩
「得したね、どじさん!!」
次の夜 わん・わん・わん
「また、花火かなァ~?外に出て来るよ。」
「うるさいから見てきて・・・」
かすかに聞こえてきます。
耳をダンボにしてよーく聞かないと分からないほどですが、
どじ丸には聞こえるんでしょう。
まさか昨日の夜の散歩に味を占めて、おねだり?????
「ちょっとだけ川に見に行こう。」
やっていました。
今日は200メートルほど離れた橋の向こうで光が見えます。
風の向きで音はそんなに聞こえないものの、
次々にロケット花火が夜空に打ち上げられていました。
「どじさん、遠くの方だから大丈夫でしょ・・今日は帰ろ。」
良かった・・・川の往復で済みました。
花火大会?は週2回ほど開催?されます。
その度に川に連れて行かれて見たいテレビも中途半端、
とうとうスリッパの登場です。
花火のあった日の翌朝は、スリッパの回収から始まります。
「どじ丸!!散歩行くぞ!!」
どじ丸物語(其の39)夏・シャンプーでひと騒動
「おい!!今日はお風呂に入るぞ!!」
シャンプーの時は、
“どじさ~ん”なんて優しい言葉では馬鹿にされるので、
最初から脅迫じみた口調で話しかけます。
首輪を外し後ろから羽交い締め。
「玄関あけてぇ~」
「はいはい、チョット待って・・」
「お風呂場のドアも!!!!」
「分かってるよぉ~(怒)」
どじ丸は4っつの足をめいっぱい広げて入るのを拒んでいます。
「海水パンツは?」
「そこにあるよ!!」
「ちょっと、どじ丸頼むね・・」
これからが大変でした。
ぬるま湯のシャワーで身体全体を濡らして、先ずは1回目のシャンプー。
泡がたちません???ドロドロの水ばかり流れてきます。
番犬として外で飼っているためか白い毛は茶色に変色、
足元は茶色を通り越して真っ黒け。
どう考えても一度や二度のシャンプーでは落ちるはずはありません。
最初のシャンプーで嫌になったのか、
外に出ようとドアをカリカリ引っ掻いています。
「ガラスが割れちゃうよ!!もう一回洗うんだから静かにしてなさい!!」
「動かないの!!」
お風呂場でどじ丸と喧嘩です。
多分近所に聞こえているんだろうと思いながらも今日は勝負です、
“必ず白くしてやるんだ”と妻に言ってしまった以上、
中途半端は出来ないところまで追い込まれているんです。
後悔・・後悔(泣)
2度目のシャンプーでやっと泡が出始めました。
どじ丸は始終プルプルをしています。お風呂場は茶色の泡だらけ。
もう限界・・・どじ丸が暴れ始めました。
「待ってなさい!!石鹸流したら終わりだから、動かない!!」
「おぉ~い、どじのバスタオル持って来てぇ・・」
「はいはいはい・・はいはい。」
「“はい”ばっかり聞こえるんだけど、遅いよぉ~。
拭いてそっちへ上げるからそこにいてよ。」
「はいはい・・」
どじ丸は終始無言。
バスタオル2枚を使って身体全体を綺麗に拭いてあげました。
「わぁ~・・まだ汚れてる。いいか?もう。」
「そうだね。」
身体を拭いてもらってどじ丸は居間の方へ。
私はというと、今度はお風呂場の掃除です。
ヘトヘトになって居間に行くとどじ丸はおやつを貰って満足げ。
床に寝そべって動こうとしません。
「ジュースちょうだい!!」
「どじ丸とお話してるから自分でやって・・」
わ~お・・・いったい私は何なんでしょう????
どじ丸物語(其の40)夏・せっかく綺麗になったのに
一時間ほど居間で遊んでいたどじ丸が急にそわそわし始めました。
ドアを開けてあげると、
フローリングの床でツルツルと足を滑らせながら玄関のほうへ歩いて行きます。
「ねぇ、おしっこじゃなぁい・・」
「かもね?・・いいよ、散歩に行って来る。ちょっと早いけど。」
「どじさん、散歩行こうか??」
どじ丸はいつもの喜びのダンスを始めています。
しっぽプリプリ、身体クネクネ、もう顔は笑っています。
「首輪持ってくるから、ちょっと待っててね。」
玄関を開けた途端どじ丸が飛び出しました。
「こらっ!!!またんかい!!」
どうにか呼び戻し、首輪とリードを付けて散歩に出かけました。
「どじちゃん綺麗になったねぇ~」
「どじくん、真っ白だねぇ~」
会う人会う人に誉められて撫でられて上機嫌のどじ丸。
散歩もマーキングのおしっこをあちらこちらにしながらも、
スムーズに進んでいます。
誉められた事に有頂天になっているんでしょうか、
いつものどじ丸とはちょっと違う・・・・。
「速かったじゃない、今日は・・・」
「どのみち夕方もう一回行くようだよ・・う〇ちしてないし。」
「じゃ、ご飯もまだいらないね・・」
「うん。」
外に繋がれたどじ丸は、
散歩が終わってもそのまま家に入れると思っていたようで不満顔。
その後の行動にあ・あ・あ・ぜ・ん
先ずは、鼻を。次に耳の後ろから首にかけて。
そして、とうとう身体全体を土でこすり始めました。
「せっかく洗ったのに何をしてるの!!!!」
怒っても止まりません。
挙句の果てにはカシカシと穴を掘り始めました。
「止めんかい!!!」
カシカシッ・カシカシ
「止めろって言ってるのが、聞こえないのか!!!」
カシカシッ・カシカシ
もう、身体中は真っ黒け。
「勝手にしろ!!・・・」
せっかく綺麗になったのに、
その日の夕方の散歩はいつものどじ丸に戻ってしまいました。
こんな時って運悪く会ってしまうんですね。
「どじくん、せっかく洗ってもらったのにもう真っ黒なの?」
恥ずかしくてたまりませんでした。
このことがあってから夏のシャンプーは外でする事になりました。
勿論、少し遅くなってから・・
シャンプーが終わって散歩して、夕ご飯を食べさせる頃に暗くなるように。
そうすれば満腹のどじさんはハウスでゆっくりするだろうと・・・
思う壺でした。“ 成功・・・・大成功 ”
「やっぱり、おとうちゃんのほうが頭いいだろ~」
“怒られるのが嫌なだけだよ~~~~~だ”
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